Aさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.4

IMAXで鑑賞。ネタバレ無しの範囲で完全予習して臨みました。何より映画としての質が最上級の作品でした。
きっと天才の彼には、彼にしか見えない幾つもの世界が、原爆を使う前から見えていたんだと思います。粒
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22番VS人間の世界(2021年製作の映画)

3.3

Anonymous
Provocateurs and
Other
Culprits that are
Against
Leaving
Your friends to go to
Pathe
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.1

"What A Wonderful World"
達観したテーマも相まって、コロナで劇場公開を見送られたこの世界と、コロナ禍でも劇場でこの作品を見れた世界があったとしたら、きっと後者の方がいい人生だっ
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夢追いウサギ(2020年製作の映画)

3.6

ピクサーというよりジブリっぽい。音楽はピクサーらしい。
とてもとてもかわいい。平和だ。
徐々に画面を大きくしてなんだかんだで3回も見ている。お気に入りである。

初鑑賞:2022年8月11日

雪山の絆(2023年製作の映画)

4.4

1993年の『生きてこそ』は鑑賞済みだが、技術の進歩とカメラワークとバヨナ監督の腕で、過酷な環境がより生々しく再現され、克明に刻まれていた。
いっぱい朝ごはんを食べても、13時過ぎたらあれほどお腹が減
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.7

目を使わずにものを見る男から、能力の身に付け方を聴いた医師が記した記録を読んで、透視能力を身につけたヘンリー・シュガー(仮名)の人生を記録した作家が物語る。
セットすごい。マジですごい。たぶんCGじゃ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.9

真実は如何にというより揺らぎを楽しむ姿勢が吉。裁判沙汰自体が災いのようにも見えながら、どうしてそんな言動・行動をとっちゃうのよと黒にも見える絶妙な脚本と演技。ただ、つまるところ小説家が夫を殺したと考え>>続きを読む

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.7

実話に着想を得たフィクションとは言え、こんな堂々とした殺人犯が宗教的、政治的理由で捕まることなく野放しとは。恐ろしい信仰の力。
絞殺の様子が生々しく見ていて苦しい描写が多い。そして一番最後、そういえば
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.9

IMAXにエグゼクティブシート課金して万全の準備で臨む。跳ね上げた期待値を軽々飛び越えてきた。
今まで感じたことのない迫力と圧倒的な映像で、陰謀渦巻く砂漠の惑星にトリップ。
何時間でも没入していたいと
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Single8(2023年製作の映画)

3.9

オープニングから心を鷲掴みにされてしまった。そしてエンドロールの引用作品を見て、溢れんばかりの映画愛を感じた。最初から最後まで楽しそうで、見ているこっちも楽しかった。
あの時代に生きて、映画に受けた衝
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

"What's Heaven?"
"It's a peaceful place in the sky."
"Are you going to Heaven?"
"No. You gotta be a
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.7

みんななかなかにcrazyでstupidだった。終盤のハチャメチャアッセンブル脚本は見事な限り。
婚活アドバイザーの植草美幸がイケてない理系男子にこれを見ろと勧めてた。
面白かったけど、貫禄ある父親を
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血の抗争 Part2(2012年製作の映画)

3.2

Part2になってようやく活躍の3代目。
冷酷ながらも不毛な争いを終わりにしたいという本心にこの物語の魅力を感じるも、あまりにも長すぎた。
Part1から仕事終わりに320分一気見して、200分あたり
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血の抗争(2012年製作の映画)

3.1

IMDbのTOP250に入っていたため気になっていた作品。
冒頭とラストだけ心を捕まれたが、終始どの顔が誰でどの勢力かなかなか分からず。
Part2に期待するも......

告発(1995年製作の映画)

4.3

ヤングの慟哭に胸を締め付けられ、スタンフィルの主張に心を打たれ、二人の正義感に痺れた。
痩せ細った曲がった体、引きずる足、虚ろな表情。ブラック研究室で赤い明かりだけの部屋に1ヵ月閉じこもっただけで、み
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ジュリア(s)(2022年製作の映画)

3.6

きっと音楽に限らず、これといって秀でた才能のない凡人の人生でも、苦しみと悲しみと喜びがあるんでしょうね。そして、何かを犠牲にしなければ別の何かを手に入れることもできないんでしょう。これほどドラマチック>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

悼む姿勢と明るい未来への願いと期待が感じられたラスト。僕もそう願いたい。芹澤くんのドライブプレイリストが自分のと酷似していたのも気持ちよかった。音楽の使い方も控えめで『君の名は。』よりも好き。
でもつ
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

3.6

マルセルかわいいし、返答がときどき小気味良い。
グリーンスクリーンっぽさ感じなかったけど、ストップモーションアニメと実写をどのように組み合わせたんだろう。メイキングが気になる。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.0

現実世界でもチンピラが苦手なので、どうもこのテンションにノリきれないと感じていたし、登場人物多すぎるし、正直期待していたほど面白くないなと思っていた。前半までは。
終盤の盛り上がりと収束は見事な限り。
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

貴船で美味い雑炊を食べたい。ずっと食べていたい。その上最高のホスピタリティー。風呂に入って2分間ループしてても気づかないんじゃないかと思ったら、シャンプー中で笑った。コメディとしても、お仕事ムービーと>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

Feeling Good.
とても心地よい時間が流れる映画で、妻は隣で気持ち良さそうに寝てました。
誰にも干渉されることなく、自分の好きなものだけに囲まれた不足ない生活。少しばかり羨ましく感じる一方、
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バービー(2023年製作の映画)

3.7

なぬ?!このスベり倒しそうなビジュアルとテンションで、全部ギリギリのところでスベってない。すごい。
フェミニズムや男社会といった問題を飛び越えて、もはやポリコレなんぞ忘れて、極めてニュートラルな視点で
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

初R-18鑑賞。
キテレツ過ぎるのちょっと苦手。悪者にヒツジ?の脳を移植って、まともな人間が作ったとは思えない(褒めてる)。
監督独特の嫌ーな感じ、心地悪さは中盤影を潜める。この嫌な感じを何だかんだ期
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レッド・ブロンクス(1995年製作の映画)

3.4

ハチャメチャだった。ちょっと胸焼けするぐらい。
やっぱりNGシーンが楽しい。
イッテQで見たジャッキーのあのアクション、この映画だったのね。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.8

冒頭5分で見始めなければ良かったと思うほどに苦しかった。ただ甘かったとはいえ、こちらもある程度の覚悟を決めて最後まで鑑賞した。
そうなるよう仕向けられた側面はあるとしても、若者たちは自ら進んで意気揚々
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.8

IMAXで見たかったなぁ。
迫力のある映像とエンジン音、想像以上に重い展開もアリ。
恵まれた育ちの良いお坊っちゃまレーサーたちを、ゲーム用のシートやハンドルを一式揃えるだけでも精一杯な一介のゲーマーが
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.2

有休万歳。
プーさん、可愛らしいから許されているけど、イライラポイントをなかなかクリティカルに突いてくる。ずっとともだちの呪縛。
童心に返ることはときに必要だと思うし、家族も大切だと思う。けれど、同じ
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.9

俺も3週間ぐらい繰り返して生産性500%向上させたい。そして、あのプレゼンやりたい。
馬鹿ハードな1週間をループするのだが、ちょっと楽しそうに見えなくもない。
味噌汁炭酸タブレットとか絶対いらん。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

夏は暑く、冬は寒い。台風や地震に襲われ、税金と社会保険料は重い。民間の底力みたいなものも、もうそこまで信じられない日本。
フィクションなのだから、いっそもっと奈落の底まで落としてもいい。でも、ほほう、
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.7

とてもかわいらしくて、ほどほどに笑えて、情報過多でちょっと疲れる。いつものウェス・アンダーソンの世界。ストーリーはもうどうでもいい。
思っていたより天才が天才だったし、作曲の天才キッドも紛れてた。

怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

3.4

俺もミニオン侍らせたい。足元に大量に集めてワーワー言わせたい。

PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

4.0

IMAXで鑑賞。通常のフォーマットでよかったのに。劇中曲やパンチの音で耳おかしくなりそうなぐらい、アクションか踊ってるかだった。
スパイ映画らしい二転三転するストーリーも、荒唐無稽なアクションも面白い
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

石になるまで超絶つまらなかった。見てるのちょっと苦痛レベルだった。
でも、そこからはなかなか面白い。人間はちっぽけで愚かで愛に溢れていると。
それでも個人的には愛らしくないおばさんがキツかった。俺が映
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.5

演技は見事で何が起こるか分からない感じも面白く、名作らしさは感じられた。チーフと仲良くしてるところなんて最高だ。
ただ、生き生きとしてはいるが、はっちゃけるばかりが生きることでもないと思っちゃったんだ
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ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

3.2

もっと「夏っ!」みたいなの期待してたら、今年のお盆のようなどんよりとした夏休みの雰囲気だった。
インチキ精神科医に薬漬けにされて搾取されるとは。
"Wouldn't It Be Nice"炸裂。

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