Aさんの映画レビュー・感想・評価

A

A

年齢層高めの劇場にも馴染める老け顔大学生。娯楽といえば専ら映画。ホラーとグロは苦手だけど。

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負け犬の美学(2017年製作の映画)

4.5

タイトルマッチをする訳でもなく、劇的な展開の試合が用意されている訳でもない。主人公は才能もなければ、トレーニングで覚醒もしない。それでも立派なボクシング映画でありヒューマンドラマであり、ある意味人生讃>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.2

市井の人々の葛藤と決断と勇気のバトンが繋がって軍事独裁政権を打倒、民主化を勝ち取った。彼らの勇気ある行動が結実したラストには鳥肌がたつほどの感動が一気に押し寄せた。人が人を信じ、良心に従うことが大きな>>続きを読む

007/ドクター・ノオ(1962年製作の映画)

2.6

半世紀以上続くシリーズの原点。007シリーズはダニエル・クレイグの4作品しか見たことはないけれども、いろいろ受け継がれてるんだなと感じた。
ただ、最新のスタイリッシュで寡黙でカッコいいボンドを見ている
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マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

3.8

午前十時の映画祭。
冷たそうな空気と陽の光の温かさを感じさせる映像で、世界の冷たく残酷な側面と人情味溢れる温かな側面を描く。そして個人的には、心に刺さり過ぎない絶妙な感じがまたいい。以前見た『サイダー
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

素直に驚きたかったけれど、割と早めに気づいてしまった。衝撃のラスト、『メメント』っぽい、曲が、銃が...などなど、もはや「伏線」の2文字ですらこの類いの映画ではネタバレではと思ってしまう。でも、それだ>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ジャケットの能天気そうなタクシー運転手と韓国の民主化運動は合わなそうな組み合わせに思えたが、エンターテイメント作品でありながら国家による市民の虐殺が行われた光州事件という悲惨な出来事を重くしっかり伝え>>続きを読む

プチ・ニコラの夏休み(2014年製作の映画)

2.7

可愛さが詰め込まれた前作『プチ・ニコラ』から、ニコラ役が変更、妹も愉快な仲間たちも綺麗な担任の先生も登場しない。しかもニコラよりパパの方が目立つ始末。パパじゃかわいくない...こともないけれども。やっ>>続きを読む

いま、輝くときに(2013年製作の映画)

2.0

マイルズ・テラーはいわゆるイケてる側の人間には見えない。この物語では優しい奴にすら見えない。
僕は日本にプロムがなくてよかったと思うほどにspectacularな青春からはほど遠い人間だから、共感の余
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トゥモローランド(2015年製作の映画)

3.0

都市伝説など面白そうな裏話もあるそうだが、子供向けディズニー映画だし、特に深く考えずにボーっと見た。
小学校高学年ぐらいの時に見ていたら、秘密や謎に近づいていくストーリー、トゥモローランドのビジュアル
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ジャケットからイメージしていた嫌悪感すら抱くキラキララブストーリーとはちょっと違った。前半こそ、そんな感じはあるものの、実はタイムトラベルものであった。狭い世界の中で小さく地味にタイムトラベルを繰り返>>続きを読む

U・ボート(1981年製作の映画)

4.0

208分のディレクターズカット版を鑑賞。
張りつめた緊迫感の中、計器やパイプ・バルブなどが所狭しと備え付けられた狭い潜水艦内を大急ぎで移動する乗組員を、手持ちカメラで追うカット。死と直面する煙たい密室
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.5

今までこんなに長い映画は見たことがない。236分。
難しいってことはないけれど、登場人物が多くストーリーが淡々と進んでいくため、長時間集中力を維持してついていくのがさすがにしんどい。正直、高評価は鑑賞
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悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

3.5

両親を失なった幼い子供の心の機微が丁寧に描かれる。おそらく、理解出来ないが確かに抱いている本人にとっては正体不明の感情にフリダは対峙していたのでは。記憶には無いけれど、自分にもかつてそんな時期があった>>続きを読む

DRAGON ドラゴン(2015年製作の映画)

3.6

このジャケットで中身はラブストーリー。でも、ジャケットが嘘であるかと言われれば、そうでもない。
『美女と野獣』よりもファンタジーで純愛であった。よくこんな物語を思いつくもんだ。
映像もメインふたりも綺
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ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

言葉を失なったはずの自閉症の息子と、ディズニーキャラクターの人形を介して数年ぶりに突如として会話することができた父親の心情とは。その嬉しさと感動を抑えてまで、会話の為にキャラクターを演じた父親の愛の深>>続きを読む

ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

4.2

どのシーンを切り取っても芸術的な美しさ。優しい音楽も心地よい。
『ブレンダンとケルズの秘密』と同様、テーマも美術も音楽も文化や伝統に根差し、物語ることや継承することの大切さを思わせるシーンもあり、この
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スパルタンX(1984年製作の映画)

3.7

古き良きジャッキー映画にしては、大怪我覚悟のスタント控えめ。でも、古き良きジャッキー映画にしては、ヒロインが綺麗で、ストーリーもそれなりに面白かった。

2018/9/23 第22回同期と映画鑑賞会

レスラー(2008年製作の映画)

3.9

私生活はダメダメなグズ人間なんだけど、ファンに囲まれたリングの上だけではどれだけ傷付こうとも目が輝いていた。ミッキー・ローク凄い。
でも演技だけじゃなくて、パート先のスーパーの裏側がリングへの花道に見
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トップガン(1986年製作の映画)

3.7

午前十時の映画祭。
まあ、言ってしまえば自分が生まれる10年以上前のスターがカッコいいってだけの映画。恋愛パートはちょっと見ていてしんどいし。でも、もしトム・クルーズが現在20代だったとしても、彼はス
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東京物語(1953年製作の映画)

4.1

今まで見てきた映画の中で最も日本的。でも、海外での評価も高いということはこの映画が描く家族の姿は日本に限らない普遍的なものなのだろう。
一人暮らしの大学生としてはもっと親孝行せねばと思わされるのだけれ
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ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)

3.8

ゴラムやスノーク、猿の役といったモーションキャプチャーのイメージが強いのに加え、顔が出る場合も悪役が多い気がするアンディ・サーキスの初監督作。彼自身の今までの役柄からは想像できない、爽やかで優しく温か>>続きを読む

マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

4.0

今まで見てきたインド映画の中で最も世間のインド映画のイメージに近い作品。必要性が分からないがクセになるダンスシーンがやたら長い。ストーリーも演出も濃くて派手。しかし嫌いじゃないみたい。さてはインド映画>>続きを読む

スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.5

ギャングとかヤクザとかマフィアとか、そのボスの風貌をカッコいいと思わないこともないけれど、その生き様に憧れたり、カッコいいと思ったりすることは微塵もない。
ただ、最初の暗殺の場面の背景で暴れまわるエキ
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ジャズ大名(1986年製作の映画)

4.0

頭空っぽにして楽しめる素敵な映画。
黒人4人組の吹替の訛りが強く、度々挿入される字幕は秀逸。斜め上をゆくシュールな笑いが結構ツボ。
かつてサックス吹いてジャズに憧れてた時期もあったから、後半のみんな入
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ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)

2.1

安っぽい。
音楽はビル・コンティのカムバックにより前作よりずっと良くなり、ロッキーのボクシング論などグッとくる場面もいくつかあった。
ただ、リングで闘わなければただのケンカであり、ロッキーシリーズの魅
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フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

3.6

盛大なズル休み。
みんなバカみたいな面してるけど、フェリスは果たしてバカなのか賢いのか。ヤク中の野郎が一番まともにみえる始末。
映画として見てる分には爽快だけど、現実にあんな奴らいたらぶん殴りたいわな
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オーメン(1976年製作の映画)

3.0

ホラーは苦手だけど、Mark!666回ともなれば、こういうこともしたくなる。
音楽が不気味さを助長して怖かった。
でも、幽霊や殺人ピエロが出てくる訳でもなく、見た目は可愛い悪魔。それゆえ、映画を見ると
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(2017年製作の映画)

4.3

徐々に視力を失っていく描写に息が詰まる。光を失う恐怖と悲しみがひしひしと伝わってきた。さらには相手を理解することや映画そのものについても問う素晴らしい作品。
光を美しく切り取り、繊細に言葉を紡ぐ、上質
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別離(2011年製作の映画)

3.5

イランという我々日本人がよく知らない文化圏での物語だけれど、描かれているのは普遍的な人間の本質。自分の考えを曲げなかったり、保身に走ったりしたが為に、仕方なかったあんな事やこんな事が絡まって詰んでしま>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.7

大きくなったり小さくなったりするアクションはやっぱりユニークで見ていて楽しい。ダメ親父とインテリの対比や間の抜けた家族や元泥棒仲間との微笑ましいやり取りなどは笑えた。
しかし、MCUのヴィランのビジュ
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モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル(1975年製作の映画)

3.1

クレジットに不備がある映画は始めて見た。
笑ったシーンもあったけれど、ちょっとシュールにふざけ過ぎて自分には合わなかった。この映画を100%楽しむにはイギリス文化に精通する必要がある。
聖なる手榴弾、
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ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

3.4

アメリカvsソ連の構図を強調し過ぎてやや安っぽい印象に。でも、何だかんだトレーニングシーンとファイトシーンを見たら満足してしまう。
ただ、"Fly Gonna Now"が流れなかったのは残念。一番求め
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プチ・ニコラ(2009年製作の映画)

4.1

訳あって、弟が生まれて自分は森に捨てられると勘違いした男の子ニコラは、それを全力で阻止しようと友達と作戦を練り実行に移す。もう、あらすじだけで可愛い。
彼らが考えた作戦や、その失敗の仕方、各々のキャラ
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恐怖分子(1986年製作の映画)

3.6

第78回アカデミー賞作品賞の『クラッシュ』のような、関係の無さそうな人々のストーリーが繋がっていくつくり。
淡々とした物語や光と影を印象的に撮るエドワード・ヤンの作風はあまり僕の感性とは合わないようだ
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最後の追跡(2016年製作の映画)

3.6

強盗兄弟の逃走を軸にアメリカの闇を描いた社会派現代西部劇。『スリー・ビルボード』に近いものを感じた。序盤は正直退屈だったけど、終盤はおもしろい展開に。
アメリカンドリームのようなキラキラとした姿とは対
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.2

スタイリッシュな映像、二転三転するストーリー、圧倒的なアクションなどなどスパイ映画っぽさは前作同様大満足。ベンジーやイルサの一言もおもしろかった。
とにかくトム・クルーズのノンスタントアクションが凄ま
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