Aさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.7

もし世界中で子供が生まれなくなったら。これほど絶望的な事は無いだろう。確かにこうなるだろうなと納得できる、現実の延長のような作り込まれた世界観。
臨場感溢れる長回しのシーンはどうやって撮影しているのだ
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スーパーマン、スパイダーマン、バットマン(2011年製作の映画)

3.6

切なくて優しくて温かい。
NHKあたりがこんな短編映画を放送する番組を作ればいいのにと思う。

ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.0

前作と違う監督かなと思うぐらい中盤まで雑だった。漫画原作のため仕方ないのかもしれないが、悩みや葛藤が安っぽく感じられてしまった。終盤も折角良くなったにもかかわらず、不自然なハイタッチや、映像で十分伝わ>>続きを読む

ヒッチハイク(2011年製作の映画)

3.4

今までヒッチハイクやってみたいと思っていたが、その考えが変わりそう。こんなヒッチハイクは嫌だ。
いかにも短編らしい起承転結のはっきりした一作。

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.9

完全版公開までに紆余曲折あったらしい。僅かな衝撃で爆発するニトロを密林の油田まで運搬する危険な仕事に挑む4人の物語。
前半は4人の背景が描かれるが、顔が覚えられず眠くて理解しきれなかった部分があった。
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.3

漫画原作の邦画なんて全く見る気がしないのだが、薦められたし、特に3作目が良いらしいので、シリーズコンプリートを決意。
漫画のコマをそのまま映像化したような演技や演出は辟易するが、野村周平演じる太一が予
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ハッピー・ニュー・イヤー(2014年製作の映画)

3.8

ハッピー・ニュー・イヤーと言えど、そんなに関係ないし、強いて言えば大晦日映画だった。でも、豪華絢爛でおめでたい。
ダンスの世界大会に乗じてダイヤモンドを盗んで復讐するため、インド代表になるべく練習する
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REDリターンズ(2013年製作の映画)

3.7

敵も味方もイカれたサイコおじさんおばさんで楽しい。真面目なのか不真面目なのか分からんノリもよい。イ・ビョンホンのアクションが凄い。そんなに切望してる訳でもないけど、気が向いたら3作目もお願いします。

二人(2007年製作の映画)

3.3

11分。窶れたカンバーバッチは初めて見たと思う。そんなのも出来るとは、演技の幅が広い俳優さんである。

バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.6

西部開拓時代を舞台にした6本の短編集。陽気な凄腕賞金首、ツイてない銀行強盗、手足の無い少年と興行主、金脈を探す老探掘者、オレゴンへ向かう娘、馬車の中の5人の会話。
陽気な歌で始まって、音楽にまつわる明
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三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

4.0

ある心優しい老人がサンタクロースであることを証明する激熱法廷バトル。この論証面白いな。しかし、法廷での証明よりもさらに難しいのは、サンタを始め幻想を信じないように教え込まれた女の子への証明。
予定もな
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

ゾンビとかグロいのは苦手な類いだし、『新 感染』なんてふざけたタイトルで面白い訳ないだろうと思いながらも、評価高いし、殺伐としがちな韓国映画は怖いけど嫌いじゃないし、と見始めたらめちゃくちゃ面白かった>>続きを読む

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.5

世界を変えるとはこんなにも難しいのか。知識を身につけ、協力者を見つけ、経済的・技術的な問題もクリアし、継続・発展させていく。しかし、インドでは因習を打破することが最大の難関だった。愛する妻の為にと尽力>>続きを読む

静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.8

1989年12月に起きたモントリオール理工科大学虐殺事件を基にした作品。ある男子学生がフェミニストへの敵意を理由に女子学生を狙い銃撃した。
ただ女性よ強くあれというだけではない。子供を生むことができる
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ホーム・アローン3(1997年製作の映画)

3.6

何度見たことか。
小学生だった頃は、相棒のネズミや喋るオウム、ラジコンカーを走り回らせたり、ワクワクする3が一番好きだったんだけど、今ではマコーレー・カルキンの2作のあたたかさの方が好きだなぁ。

ホーム・アローン2(1992年製作の映画)

3.9

何度見たことか。
作戦大成功で泥棒達が半殺しにされるのももちろん楽しいのだけれど、今となっては家族の絆やホームレスのおばさんやおもちゃ屋の店長とのふれあいが堪らないんだよなぁ。あったけぇぇ。

ノン、あるいは支配の空しい栄光(1990年製作の映画)

3.4

兵隊さんたち賢いな。
1908年生まれの当時82歳の監督の歴史観。ポルトガルの発展や戦争の歴史が語られる。一時ではなくて、長い歴史を顧みて戦争の空しさを説く映画は初めて見た。
真面目なのか不真面目なの
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.8

ちょっと季節感を味わおうと鑑賞。
オムニバス形式だけど、最終的にしっかり繋がる訳ではない。どのお話も、ほんのちょっと心温まる程度。なぜあんなのが首相になれたのか、首相官邸に勤務できるのか、そんな事は考
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スターシップ9(2016年製作の映画)

3.0

前半は結構引き込まれた。けれど、安っぽさと既視感のためか、後半からちょっとどうでもよくなっちゃった。
ただ、ストーリーは久々にこれぞSFだと思うものだった。

旅立ちの時(1988年製作の映画)

3.9

かなり特殊な青春だった。
自分には明るい未来が無いと悟っているからこそ主人公がとる行動が切ない。儚さともどかしさがぎっちりと詰まった映画だった。
束の間の幸せに流れる"Fire and Rain"、良
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.6

字幕版が配信されていなかったため吹替版を鑑賞。
『生きる』も『ソーシャル・ネットワーク』も『レディ・プレイヤー1』も『市民ケーン』だった。
今では普通になってしまった当時では画期的な演出の数々。これ程
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.3

レイトショーだったら爆睡してしまいそうだった。幸いほぼ起きてた。ただ、眠たかったのは退屈というより心地よさが要因だと思う。
革の座席が少し擦れる音さえノイズになるほどの静寂とゆーくっりとしたテンポと長
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光をくれた人(2016年製作の映画)

4.1

そりゃ、こんな演技してたら惚れますわ。別に会わなくても人を落とせるルックスなのに。この共演を期に結ばれた2人。顔面偏差値の和の偏差値は100を越えるだろう。映画でもカップルがイチャイチャしてるのを見る>>続きを読む

ホーム・アローン(1990年製作の映画)

4.0

もう何度見たことか。
これに勝るクリスマスコメディは存在しない。ケビンかわいいし、笑って感動もしちゃう。家族でクリスマスってあったけぇぇ。とか思っちやってさと言わんばかりの閉め方も好き。
そして、ジョ
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特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

4.0

このシリーズ、コンプリートしよう。今回も重厚。北欧らしい冷たく重苦しいサスペンス。
元警部の依頼と自殺、不気味な通報と行方不明の女、陰惨な事件などなどサスペンスとしては魅力的なピースの数々。真相はそれ
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いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

3.9

1作目が大ウケして2,3作目をまとめて製作、1作目も伏線として使って楽しくきれいに纏めちゃうあたり、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のようなつくり。
脱獄のシーンは笑ったし、終盤は思いがけず緊張感も
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

3.7

Life is back!
I will kill you!
耳もとの虫の羽音は本当に嫌だけど、それを嫌がっている人を見るのがこれほどまでに楽しいとは。
もっとコメディだと思ってたが、予想以上に殺意に
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密偵(2016年製作の映画)

3.8

列車のシーンの緊迫感はなかなか。緊張しすぎて喉乾いた。スパイものの醍醐味でもある徐々に物語の全貌が明らかになっていく作りも良かった。さすが韓国映画。ただグロい表現が苦手な僕としてはもう少しマイルドな描>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

IMAXで鑑賞。

クイーンについてはほとんど知らないし、ロックもそんなに好きではない。それでも、IMAXの爆音も相まってクイーンの楽曲の魅力はしっかり伝わった。たぶんしばらく聴き続けることになる。
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バーシャ!踊る夕陽のビッグボス(1994年製作の映画)

3.7

スーパースター・ラジニ。別にイケメンって訳でも筋肉ムキムキって訳でもない中年オジさんなのに、この讃えられっぷり、愛されぶりは正真正銘のスーパースターの証。それが分かる冒頭のダンスシーンは最高。カッコい>>続きを読む

いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

3.8

前作よりも笑えるポイントが多かった。特に古代ローマ遺跡でチェイスとコンテナ追跡の一連のシーンは面白かった。知的で高度だけど生産性のない学者たちの議論はずっと見ていられそうなぐらい楽しい。
解釈論的記号
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.4

ただ笑って後に何も残らない、くだらない映画。素晴らしい!
犬の声はロビン・ウィリアムズ。
俺も全能の力ちょっとほしい。

(2000年製作の映画)

3.3

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の初期作。
この監督の脚本は、思いもよらぬ方向へ進みながらもきれいに纏まる。
ただ、音楽をあえて場違いなものにしたり、ナレーターをグロい魚にしたりと、かなりクセが強かった。

いまを生きる(1989年製作の映画)

3.9

青春映画を見ると、描かれる青春の輝きに自分の中の妬み嫉みが上回る程にコンプ持ちだが、うまく行かないしイケてないしキラキラもしていないけれど憧れるこの感じ堪んねぇな。
通っていた高校が、共学ではあったも
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.2

魔法といっても、ほとんど杖の先から波動みたいなものを出して、人をふっ飛ばしたり、殺したり、シールドみたいなもの出すだけ。そんな魔法の世界には個人的にあまり魅力を感じられない。前作のきらびやかなニューヨ>>続きを読む

100メートル(2016年製作の映画)

3.9

実話ベースで多発性硬化症とトライアスロンと偏屈な義父ときたらどんなお話か容易に想像がつく。それでもやっぱりいいお話はグッとくるんだよな。
ちゃんと映画的なシーンもあり。スクリーンを使ったシーンは『ニュ
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