Aさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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激戦 ハート・オブ・ファイト(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

テンポはいいが、戦う理由と作風がちょっと軽いかな。十分に熱いけど、もっと重くてバチバチしてる方が見ているこっちも気合いが入る。
コーチが闘うのは以外だった。師匠vs弟子みたいな構図ちょっと期待した。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

そんなにメッセージ性強くない気がしたけれど、『メッセージ』や『インターステラー』っぽさを感じた。
鬱屈とした少年が不思議な世界に足を踏み入れて、ボロボロになって、一回り成長して帰ってくるお話。
冒頭の
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

3.9

73歳アルヴィンは、時速8kmのトラクターで旅に出た。兄と一緒に星空を見るために。
73歳にしてはだいぶ老け込んでいるように感じたが、そんなことはさておき、ウルウルのおじいちゃんの瞳に、こちらもウルウ
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

3.6

怒りと暴力という手段を選んだ時点で破滅。
人類は進化していると思う。宗教戦争や奴隷制度、帝国主義を(ほぼ)脱し、次に乗り越えなければならないフェーズが本作で描かれている事柄。この怒りと暴力を発露させる
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スピリッツ・オブ・ジ・エア(1988年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

想像以上にキテレツ。
夢への情熱と、それが叶う一歩手前の興奮と、叶った後の満足感とも空虚とも言える空気の描写が見事。
空の青の深さと鮮やかな黄色い砂とともに、絵に描いたような白い雲も鮮烈な印象を残す。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.8

字幕版の上映がなかったため、吹替版で鑑賞。子供たちでちょっとザワついた劇場も、それはそれで活気があっていいですね。
エレメントシティやや民度低めな気がしますが、ピクサーの世界観はかわいらしいのはもちろ
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カールじいさんのデート(2023年製作の映画)

3.0

パラダイスの滝への冒険に、四肢の運動機能の改善効果が確認されました。

父を探して(2013年製作の映画)

3.7

音や思い出や楽しさが色とりどりの淡いドットで表現されているのが面白い。
映像が与えるかわいらしい印象の一方で、闇も感じるブラジルの高度経済成長の歩み。ブラジルの近現代史に疎くとも、言葉はなくとも、何と
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.1

IMAXで鑑賞。
還暦過ぎのおじさんの動きではない。息つく暇もないアクションの連続。命懸けてる。見せ場のダイブだけでなくカーチェイスも楽しかった。
ミッションの全貌を明らかにするところからミッションと
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名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

3.9

俺が今までの人生で出会った中で最も善良な人物である、研究室の博士課程の先輩だった、韓国出身のイム・シワン風高身長トリリンガルイケメンにオススメされた作品。めちゃめちゃ優しいのにゴリゴリの韓国ノワールが>>続きを読む

君たちはまだ長いトンネルの中(2022年製作の映画)

3.6

この手の主張にしては割とニュートラルな方だと思う。
かなり安っぽさはあるが、映像教材として見ればとても面白い。高校の政治経済の授業で見せるとか。先生の眠たくなる話2コマ聴くよりよっぽどいい。
授業中の
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ランガスタラム(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

難聴の青年が持ち前の明るさで悪政蔓延る村をハッピーにしていく物語かと思いきや、選挙ムービーからの殺し合いに至る。
多分主人公が一番人殺してる。
「殺す準備が整った」は名言。いい奴の体の主人公の言葉とは
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バックドラフト(1991年製作の映画)

4.2

午前十時の映画祭にて再鑑賞。

母の教え(要約)
一、『スピード』のキアヌが世界で一番かっこいい
一、へなちょこが一人前になる『バックドラフト』が次点

君が生きた証(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

きっと、分からないんだろうな。分かりたいけど、ずっとずっと分からないんだろうな。

仇討(1964年製作の映画)

3.8

眼力!
このジャケットのデザイン好きすぎる。
時代劇リテラシー足らずに3割ぐらい理解できていない気がするけど、それでも楽しめた。ラストの殺陣は圧巻。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

IMAXで鑑賞。エンドロール、あのテーマを爆音で聴けただけで感無量です。
単純なワクワクドキドキで墓泥棒に憧れちゃう。
あの帽子、70年近くずっと愛用してるのかな。ちょっと臭そう。

クライング・フィスト(2005年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ボクシングシーンすごい。特にライバルとのスパーリング。バテ具合がリアルだった。というかほんとにバテてると思う。
2人ともクズでバカで憐れ。でも己の惨めさと対峙する勇気と覚悟に胸をうたれた。もう一度、何
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.6

かわいいおじさんたち。
久しぶりに劇場でニコケイの姿を見た。
終盤のすれ違いは面白かった。
俺にもナショナル・トレジャーからニコケイ作品を追ってた時期があったな。中学上がりたてぐらい。ラストにがっかり
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.7

IMAXで鑑賞。楽しいね。映像の凄さも、小気味いいジョークも、?!となるストーリーも。ドキドキハラハラキュンキュンムズムズした。
前作はコミックを斬新な3D表現に落とし込んでいたけれど、こちらはストッ
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アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭にて再鑑賞。インターバル込みで240分。家のテレビじゃよくわからなかった蜃気楼の向こうの小さな人影も、スクリーンだと認識できる。
砂漠の基地や行軍の様子などやたらとスケールがでかい。特
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.9

町山&藤谷のアメTubeの予習編のおかげでとても楽しめた。映画史のお話と。
その他様々なオタク要素やエンタメ業界のメタファーが散りばめられているが、それらに気づいても気づかなくても、どう転ぶか分からず
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ブラフマーストラ(2022年製作の映画)

3.6

『RRR』よりアーリアー・バットを見れる。リアルカップルの甘々な様子をたっぷり見れる。見せられる。
後半のFIREとWATERの構図はやっぱり鉄板であがるし、ビカビカギラギラカラフルで楽しい。その他ス
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おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

3.2

あの年の子のおばあちゃんにしてはおばあちゃん過ぎやしないか。なかなかのクソガキで、母親もろくでもない。無償の愛とは言うものの、育て方間違ったんじゃないかと思ってしまう。クソガキの思いやりも、どうせ一時>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.1

かっくいいぃぃぃぃっ。
ギャングとかマフィアの映画を見ても、所詮チンピラと思ってしまって、世間の評価と比べるといまいちノリきれないことが多いんですが、追いかける側の物語だったんですね。知りませんでした
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

世代的にはクウガ~555辺りだそうだが、それらを見た記憶は無く、なぜか藤岡弘、を見ていた記憶がある。記憶があると言っても本作を見て懐かしく思うほど残ってない。
やっぱりゴジラ≫ウルトラマン>仮面ライダ
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

4.2

午前十時の映画祭にて再鑑賞。もう何度目だろうか。映画館で見ることができて良かった。
小学校低学年のころ、木に引っ掛かった翼の折れたセスナとスピノサウルスを自由帳に描いていた。同じクラスに古生物学者にな
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭にて再鑑賞。
映画史に燦然と輝く第1作と比べてしまうと、登場人物の行動が腑に落ちない箇所が散見されたり、ラストにサンディエゴに上陸したT-レックスはジャングルにいる時より映えなかったり
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.6

午前十時の映画祭。
劇場の大きなスクリーンに映し出される恐竜たちを見上げ、極上の音響であのファンファーレとT-レックスの咆哮を聴く。
それだけでもう、感無量です。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

小さい頃からジュラシック・パークを数えきれないくらい見てたけど、本格的に映画にハマっていったのはインディペンデンス・デイがきっかけだったな。破壊とか衝突とかには一定数の男の子に呪い、ではなくて魔法をか>>続きを読む

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

3.7

真摯に向き合っていれば、親が思うよりずっと、子供は理解できるし受け入れることもできるんだと思います。
でも、そうとは思えず際限なく我が子を案じてしまうのが親心なのだろうと。それはいつかの僕にも分かるの
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

既に2回見ているが、このたび午前十時の映画祭にて再鑑賞。わざわざ劇場へ足を運んだ甲斐があった。
この映画には史上最高のダンスシーンがある。ポーラの優しさとレナードの切ない思いに溢れている。
時間を与え
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

Dolby Atmosで鑑賞。
俺はかつてジャズに魅了されバリトンサックスを演奏していたが、体育会系へ転身した。大とは逆パターン。原作を読んで幾度となく感涙した。ジャズに打たれちゃってジャズを真っ直ぐ
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フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

3.7

午前十時の映画祭。
ジェフ・ブリッジス髭たくわえてるイメージしかなかった。
二人をくっつけようとワイワイしてるシーンで何を見ているんだろうと思ったが、最後にはキテレツでありながら愛をテーマとしたいいお
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バビロン(2021年製作の映画)

4.3

社会人となった今、かつて嗜んでいたバリトンサックスをもう一度この手に。
闇属性の『雨に唄えば』だった。
懐古主義のようであり懐古主義でないのがよい。選ばれし人々が手にした儚い夢の煌めき。そしてそのひと
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バンバン!(2014年製作の映画)

3.9

ダンスシーン寒くない?
リティクの瞳と三角筋と上腕二頭筋に魅了された。宣伝文句の「あなたの日常に冒険とロマンスを!」はその通りだけど「地味めOL」はだいぶ語弊がある気がする。
『ナイト&デイ』見てなか
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