Lifelogさんの映画レビュー・感想・評価

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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.0

悪魔の、一瞬救いに見せて、の意地の悪さ(当たり前だけど)がいい。
エクソシストも勿論完璧な人間な訳は無く、ただ、罪を認め、自分の弱さを受け入れ、全てを神に赦して貰ったという、信仰という名の信頼が強さに
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

「それ」はまさかの廉価プレデター+寄生獣
どうせなら、造形も飛行船もプレデター位格好良くして欲しかった。
円形じゃなきゃならないならサイヤ人のポッドでも。

SFに擬似ホラーとジュブナイルをプラスして
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ダイジンの最期がご都合〜ってなってしまった。神様の不条理感だしてたのに最期で献身ってどうなん? SAでのサダイジンの登場も、いきなり感というかすずめと環さんのやりとり出す為の都合?に思えてしまったのが>>続きを読む

モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.5

中盤以降、モンスターをハントし始めてから面白くなった感。
逆に言えばもっとモンスターを狩るシーンが欲しかった。
こんがり肉とかアイルーとか、モンハン好きには堪らない小ネタ満載で楽しめた。

バブル(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

人魚姫パロ。
バブルとは何か、には回答はない。映像表現に泡を使いたかったのか、人魚姫の声の表現としてのあぶくか。
絵柄が何となく古くさい。やたら少女漫画的にきらきら気合い入った作画と、そうじゃない時の
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プロメア(2019年製作の映画)

3.5

色使いが独特。
炎の生々しさをマイルドにして、
集中力をそらさないようにしているのか。

物語は軽妙なバディもの。
ただ、結末後の未来が明るく楽しいばかりじゃないな、というのが、
前半のバーニッシュに
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.5

じんわり心に沁みる、優しいお話
作中の、海と水のお話がよかった
夢は、叶った瞬間に日常になる
つまり日常は、願った夢が集まったもの
そう考えるとありふれた毎日そのものがきらめき

ムーラン(2020年製作の映画)

3.5

アニメ未視聴での鑑賞
抑圧と解放の物語
誰の生き方も間違ってない
価値観を他人に強要するのが間違っているだけ
ラスト、周囲の価値観に惑わされず、自分にとって大切なもの、を選ぶのがよかった

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

テレビアニメの時から、
キャラが内面や状況をいちいちセリフで説明する部分がうっとうしいと思っていたが、
それが、アニメ特有の表現・記号を知らない、理解できない層にもリーチしたのだろうか。

ストーリー
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来る(2018年製作の映画)

3.5

ホラー苦手なので、
予想より怖くなくてほっとしました
大集結する後半は格好いいし、
むしろ「こども」という存在を中心に
色々抉ってくる感じで面白かったです
ただ前半の法事の部分が
「うへぇ〜」って感じ
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

この作品を映画館で観られる日がくるなんて!

やはり音が素晴らしかった。
特に、ナウシカがオームの抜け殻を駆け上る澄んだ足音に、
こんな音してたんだ、と背筋が震えた。
海から風の谷を越えて砂漠へと吹い
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.5

しょっぱなから次々と、
目で追いきれない、怒涛のアクションがすごい。
心の痛みを抱えながら進むボンドと
似た心の苦しみを抱えたボンドガールの
同志感がよかった

カジノロワイヤルで登場したキャラが
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愛は、365の日々で(2020年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ヒロインが苦手なタイプでしょんぼり
こういうシンデレラ系は服をやたら買うのが伝統芸だけど、女性は装飾が好きってジェンダー観は今時じゃない気が
男性の、セックスシーンの顔がちょっと私には合わなかった
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.5

007シリーズ初鑑賞

勝手な想像で、
ボンドはクールで非の打ち所がない
完璧なスパイだと思い込んでいたので、
自分の怒りを制御できなかったり、
間が抜けていたりしてるのに、
ちょっと驚いてしまったん
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

4.5

ミス・ペレグリンは気高く、奇妙なこどもたちは魅力的。
素敵なボーイミーツガール。「本当の自分」は、勇気を出して一歩踏み出す、その決意に宿る。

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

4.0

自分のあり方に素直で純粋な存在が、欲と哀しみに囚われて歪んでしまった人間を変えていく。
タイトル通り、アリータは天使。

アリータの普段の表情や仕草が、十代の子らしいなと思わせてくれる。変にひねてない
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メメント(2000年製作の映画)

3.8

評価の高さから、ずっと観たいと思っていた映画

構成上同じシーンが繰り返されることが多いのだけれど、それぞれ意味や理由が変わってくるのが観る人を惹きつける
登場人物が、自分大事な哀しきクズばっかりなの
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.5

安定の作品
映像の素晴らしさは言うまでもなく
ただ、アニメ版にない今作だからこそ、の何かは感じられず

DRAGON ドラゴン(2015年製作の映画)

5.0

好みど真ん中の映画。
ヒロインが無邪気ながらも聡明、青年は美しく紳士。物語の最初と最後で、ヒロインの表情が全く違っているのが素敵だった。
脇で言葉なく語られるもう一つの恋も、物語に深みを与えている。
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.0

アクションと爆発を楽しむ映画。
海底世界や生き物の造形は秀逸。
物語に関しては、私には合わなかった、という感じ。キャラが全員紋切り型でストーリーもパターンを踏襲してるだけ、みたいに感じた。
何も考えず
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.5

子供向けというのは、相手が子供だからと手を抜いて作られたものではなく、大人に向けた物語を子供にも分かりやすく伝えるものだと、どこかで読んだことがある。この作品はまさしくそれ。
チャーリーは終始一貫して
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

途中でオチに気づいてしまって、そこから全部フラグに見えて、辛かった。
「あなたを知らなければ私は完璧だったのに」
自分に足りないものを自覚しつつも、充実した仕事と、欲しいものを手に入れられる金銭的余裕
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.9

とにかく主人公が好きなタイプ!人間とはなかなか目を合わせないのに、魔法動物にはすごく優しい。社会性に難ありで生きにくい天才が自分の生きる道を見つけたんだな、という感じ。
ヒロイン?に苛々させられた。最
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.5

動物が酷い目に遭うのが一番きつく感じるので、島に取り残された子とか、しんどくてたまらなかった。というように、ジュラワシリーズは、ブルーはじめ恐竜の側にも感情移入するようなつくりが顕著。好きです。
古い
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.5

構成が素晴らしい。
ありきたりな要素を絶妙に組み合わせて、最後までぐいぐい引っ張っていく。吹き替えの歌も素晴らしかった。
評判やレビューで言われている程に、泣けるという感じではなかったのが残念。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.0

物語には主人公がいて、主人公によって、物語の世界は語られる。
スターウォーズシリーズの主人公はジェダイだ。
しかし、現実世界がそうであるように、スポットライトが当たらない登場人物にも、それぞれに物語が
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.5

切なくも、優しく背中を押してくれるような物語。
愛情は、色々な形となって表れる。分かりやすいものもあれば、恐ろしい怪物の形をしている場合もある。
そういう視点で見れば、登場人物が、皆、様々な形で、その
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.5

最後まで観て、サブタイトルの意味にしみじみする。
アクションシーン、迫力と勢いがあってとても格好いい。
キャラの掛け合いも楽しい。
ただ、展開が早い。早い、と感じてしまう話運びが残念。
最後も微妙。綺
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

最高だった……!
お話の展開はご都合なところもあったけれど、細かいことはいいんだこういうの好きだろ俺も好きなんだ!とスピルバーグに照れながらサムズアップされてるみたいな、爽快感と清々しさを感じました。
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

4.0

原作を十年以上前に読んでいた私は、鑑賞途中で犯人とトリックを思い出して、ポアロと犯人の攻防を楽しみ、一緒に観た原作未読の家族は、犯人とトリック推理を楽しんだ。
私の中で、デビット・スーシェ氏の少し神経
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.8

ネットで目にした評判がどれも高かったので、ハードルを上げすぎてしまった。
勿論面白かったし楽しめたけれど、私のツボからは少し外れてた。父バーフバリが余りに完全無欠だったからかな。
とにかくイケメン風が
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.0

バーフバリの突き抜けた超人ぶりに、いい意味で笑いがでてくる。
バーフバリ!バーフバリ!
つい、きも! と思ってしまったシーンもあったけれど、インドではあれがスマートな求愛なのなら、それはそれで……。
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.5

つまりはラスボスを倒して解決、なお話ではあるけれど、主人公の葛藤に対する、スティーブの言葉が重く響いた。悪は誰か一人によってのみ育まれるのではないんだなあ。
そして、選ぶ事と同じ位、選ばない事も大事。
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赤ずきん(2011年製作の映画)

3.5

煤けた灰色の村に降り注ぐ白い雪に、赤いずきんを着たアマンダが映えること!綺麗、と何度も見惚れてしまった。
物語は、少しグロいけど、若い娘さん向けかな、という感じ。狼の正体には驚いたけれど。

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