ミアさんの映画レビュー・感想・評価

ミア

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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

4.3

裏ズートピア、アンチズートピア、などなどと言い表せそう。

もしくは、ズートピアをタランティーノが撮ったら、とも言えるかもしれない。
音楽の使い方、西部劇風なところ、よく喋るキャラクターたち、きりりと
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

復讐のために闘ったクリードは負け、自分のために闘ったクリードは勝った。
誰かや何かのために闘うだけでは、弱いままなのかもしれない。

生まれたばかりの娘をうまくあやせず、困ったクリードはジムにくる。
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ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

3.6

クリード鑑賞のために予習。
アポロ=かつての繁栄がソ連によって打ち砕かれるが、決してその復讐ではなく友好のために闘うというストーリーがスタローンの人間性を表しているように思えた。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.8

ララランドもそうだが、唐突に始まる歌唱シーンとかにどれだけ違和感を持たず受け入れられるかが、ミュージカル映画のポイントだとつくづく思う。
その点、個人的には苦手である。

話の流れとしてはSINGっぽ
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.7

ジョージ・リッツァという社会学者が作り出した用語に「マクドナルド化」というものがある。
マクドナルドがもつ生産・提供システムが世界中に拡大する状況を表し、グローバリゼーションと併せて論じられることが多
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.7

テーマにこだわりすぎて前作の良かった部分を全部ぶち壊していた。

前作は最新ゲームのキャラと触れ合った結果、古いアーケードゲームでも腐らずやってればいいことあるよ、という話だったが、
今作では完全にラ
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.7

賢い女性は生きるのしんどい、という映画
周りの人間を全部バカにして、自分の思い通りにして、自分の行為を全て正当化したくなる、というのは賢い人間特有のメンタルだと思う
それはある種賢さという名のスティグ
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.6

原作のストーリーをなんとなくウィキペディアで調べてから観たが、そんな作業必要なかった。
もう設定だけが同じの全く別のお話。

じゃあそれが面白いかと言うと、まあ悪くはないんだが、主に編集や演出的な部分
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

泣きました。
そりゃ泣くでしょ。

でも、ボロボロ泣きながら、こんなの納得できないっ…!!!と苛立ちを感じる自分もいるわけです。

ジャックがやらかした失態は、間違いなくアリーのキャリアに傷をつけるも
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グッバイ・クリストファー・ロビン(2017年製作の映画)

3.8

『プーと大人になった僕』がプーさんの正統な続編だとするなら、こちらはプーさん裏歴史とでも言うような作品。

『プーと』と決定的に違うのは、戦後イギリス国内および帰還兵の描写。

本作ではミルンが帰国後
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ヒア アフター(2010年製作の映画)

3.9

しみじみと、良い映画だった

料理教室のシーンとか、ラストのカフェのシーンとか、日常の中のロマンチックな描写が素晴らしい

死後の世界と繋がる能力を、呪いと思う男と、とことん突き詰めようとする女性
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.6

秒速を観た時、こんなに会えない彼らもきっとそのうちFacebookで、友達かもにレコメンドされるんだろうなと思った

君の名は。は、そのようなSNS時代だからこそ生まれるツッコミを、名前を忘れてしまう
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.8

人がいかに適当に映画を観ているかを逆手に取った演出

特に堤監督作品、東宝配給、前田敦子主演、なんてもう鑑賞者の8割方真面目に映画観てない層なわけで、
対象がそういうミーハー層だとわかってるからこそで
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.2

スカイウォーカー家の呪いから、そしてルーカスの呪いから解放された8作目

フォースは限られた人だけのものではなく、もちろんジェダイだけのものでもない
誰もがフォースに開かれていて、誰もがジェダイになり
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天空の蜂(2015年製作の映画)

3.8

堤監督の映画作品はあまり好みではないのだが、これは好意的に観れた

アバンタイトルは、カメラが揺れる堤監督っぽい撮り方が嫌だなあとか(不穏さを表現しているのだろうが)、子供が機内に取り残される経緯が強
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.8

公開された当時に映画館で観ていたら、「ガリバー痛がするから学校休む」とか言ってたんだろうなと思う

アレックスの中の悪が蘇る瞬間が、イン・アウトしてるところというのがとても本質的で、要は、殺人や強盗よ
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怒り(2016年製作の映画)

3.6

映像は美しい
場面転換も、直前の場面の感情やトーンを引き継いだまま次の場面に流れるように変わるので、3つのストーリーが入り乱れるようで気持ち良い混乱を感じる

ただ、やや中途半端な印象も受ける
社会か
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.0

今までで最高のソー

シェイクスピア的な重厚な世界観が若干MCUの中で浮きはじめたかなというところで、この思い切った方向転換はばっちりハマってる

ストレンジ的、GotG的世界観を同居させることができ
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.0

冒頭の、済州島の青と白、夜の繁華街の黒と紫のコントラストでぐっと引き込まれた

色や物、人の配置、映し方について、今回、これまで以上にかなり計算されている感があった

各キャラクターの行動も計算されて
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

宣伝を観る限りではあまり感じなかったが、改めて観ると主役2人の設定はなかなか痛い。
女優志望とミュージシャン志望。
それだけ聞くとただの地雷でしかない。

この映画は、ただ夢を観ることの素晴らしさを伝
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.0

ここ最近のプリンセスもの(という括りが本当は適切ではないが)で一番いい

ラプンツェルあたりから始まった、プリンセスをメタ的に捉え返す潮流にのっとって、本作でも従来の「プリンセスならこうする」的振る舞
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.6

最大限強い女性を最大限かっこよく描いた映画

ジャスティスの誕生の時もワンダーウーマンのアクションだけ異様にかっこよかったが、今回はそれをたっぷり見せてくれるので飽きない
しかもそれはガル・ドットの身
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ピートと秘密の友達(2016年製作の映画)

3.5

エリオットのビジュアルが壊滅的にかわいくない
アメリカ人的にはあの見た目に愛着を持てるのだろうか…
ただ、完全に犬な感じで描かれるので段々かわいく見えてくるのが救い

物語としてはいたって無難というか
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.5

何かが惜しい!

まず主人公に全く愛着が持てない。
冒頭のイラクのシーンでダメなやつだけど憎めない的なキャラに描いてくれればいいのに、それが足りないまま地下のシーンになってあの行動をされるので、お前の
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スパイダーマン ホームカミング(2017年製作の映画)

4.5

The 最高 of 最高


何から書けばいいかわからないくらい最高

まずOPでいつものマーベルのロゴが映される時にかかるあの音楽だけでこの映画最高だなってわかるし、
ピーターのビデオで彼がシビルウ
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.7

前回よりもアクションシーンのFPS度が上がっていて、まるでゲームみたいだった
銃の音もずっしり響く感じで、これは映画館で観て正解

ストーリー的には復讐の続きなわけだが、
あまり説得力がないというか、
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アサシン クリード(2016年製作の映画)

3.3

パルクール的動きを早回しで見せるアクションシーンは、とてもゲームっぽくてかっこいい

ゲームを知らないのでストーリーがよく理解できなかったが、
ゲームをプレイ済みでもあの内容は理解できるものなのか疑問
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白い

序盤のソウルでの脱走劇はコミカルで、観ていてわくわくさせられるし、
ALFの「ダメなやつらの集まり」感も好感が持てる

途中の虐待シーンは目を背けたくなるが、しかし現実に同様のこ
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心のカルテ(2017年製作の映画)

3.5

途中まで良かったが、終盤微妙

摂食障害は社会全般で蔓延る過度な女性へのまなざしを女性自身が内面化したことで起こるという主張を冒頭で匂わせながら、
その克服が母親との関係性に集約されてしまうのは、個人
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カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

予告映像からなんとなくおしはかることができたとはいえ、前作とは全く毛色の違う作品になっていて驚いた。

マックィーンの老いが描かれることは承知していても、まさかその老いを乗り越えるのではなく、
後継し
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ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)

4.0

かなり1を意識した演出、展開

フィラデルフィアという街でどん詰まり感を抱えながら生きる人々の希望を象徴するロッキーの姿が描かれており、
ロッキーってそういう話だったよねというのを思い出させてくれる
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