michiさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

michi

michi

映画(484)
ドラマ(1)
アニメ(0)

オペラハット(1936年製作の映画)

-

ゲイリー・クーパーが美しい。何をしても様になる。階段じゃなくて手すりを滑り降りるところとかお茶目で素敵。故郷で盛大に見送られて…と思いきや、ちゃっかり自分もバンドに混ざってチューバ吹いてるも可愛らしい>>続きを読む

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

-

情報過多で消化しきれない!
映画音楽の作り方を垣間見ることができたのと、見えないところでたくさんの才能が関わり合って映画が完成することを知れた。それから、出てくる人たちが次々と音楽を自分の言葉で言い表
>>続きを読む

勇者のみ(1951年製作の映画)

-

いつおもしろくなるのかな。。。と思っていたら終わった。8人で砦を守ろうとする話だけど、誰が誰だか半分くらいしか見分けられないし、そうこうしていたら次々やられて、正直最後までよく分かりませんでした。全員>>続きを読む

廃墟の群盗(1948年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

7人の強盗団が、銀行強盗の末に砂漠を越えて廃れた街に行き着いて、金や女をめぐって仲間割れしたりなんだりする話。西部劇だけど、かなりノワールタッチ。
強盗たちも、廃墟にいた娘と爺も、それぞれの目論みが絡
>>続きを読む

素晴らしき休日(1938年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ケーリー・グラントとキャサリン・ヘップバーンのコメディだけど、はじめ出てきた婚約者はキャサリンじゃなかった!ストーリー的には、おいおいそれでいいのかー!?という感じ。ラストの次は『フィラデルフィア物語>>続きを読む

相撲取りブルーノ(2000年製作の映画)

-

大相撲大好きな私は、おすすめビデオに表示される本作が気になって仕方がなかった!しかしドイツのマイナー映画ということで迷った末…大変に失礼ながら、1時間半を無駄にする覚悟で鑑賞。

仕事も人間関係もうま
>>続きを読む

哀愁(1940年製作の映画)

-

ヴィヴィアン・リーのマイラがかわいいんだ。笑顔が本当に綺麗で。なのに、ストーリーはどんどん悪い方に進んで、哀しくて、どうしてこうなっちゃったんだろうって考えた。あの新聞の誤報さえ見なければ良かったんだ>>続きを読む

決斗!一対三(1952年製作の映画)

-

ジョン・ウェス・ハーディンも実在のガンマンらしく、本当に服役中に自伝を書いていたらしい。途中に出てくるワイルド・ビル・ヒコックとの絡みも本当にあったらしい!
出所して、その自伝を振り返る話だから、大半
>>続きを読む

桃色の店/街角 桃色の店(1940年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ほのぼの暖かの、かわいいお話だった。すごく気に入った!ブダペストの人気雑貨屋さんが舞台で、忙しいお店の裏側や「ペンゴ」なんて聞きなれない単位が出てくるのもおもしろい。

心惹かれる文通相手が、実は身近
>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

-

子どもの頃に観て、すごく悲しい話という印象だけが残り、トラウマ気味で避けていた作品。今観ても、やはり最も苦手なタイプの映画だった。一つ一つのエピソードに心をえぐられ、気持ちが不安定になる。最近のヒュー>>続きを読む

リディアと四人の恋人(1941年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

これはリディアが奔放すぎるから好き嫌いが分かれそうだけど、私は、ジョセフ・コットンがかっこいいのを差し引いても大好き。ラストの展開が気に入った。

リディアと4人の恋人のうち3人がひょんなことから同窓
>>続きを読む

羊と鋼の森(2018年製作の映画)

-

この小説が大変に気に入った祖母を連れて映画館で観た。あまり知ることのなかった調律師さんの深い世界に触れ、こだわりを持って音を作ってくださることに感謝を感じる。

原作では、演奏の場面で音楽の描写が丁寧
>>続きを読む

七日間の休暇(1930年製作の映画)

-

若かりしゲイリー・クーパー演じるケネスは、運命的に出会った初老の女性にとにかく優しい。母親であることに病的なまで憧れを持っていた彼女を、喜ばせ、悲しませないように気遣う姿が愛おしい。これは、夫人への思>>続きを読む

シマロン(1931年製作の映画)

-

西部開拓時代も終盤の1889年から40年ほどを描いた大作で、結構好みの作品だった。南西部の大河物語で、女性が力を持つようになるとか、反対を押し切って息子がマイノリティと結婚するとか、油田とか…ずっと『>>続きを読む

グレン・ミラー物語(1954年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

アマプラさんにやたらおすすめされるから何気なく観たところ、意外にも感動してしまった!
タイトルのとおり、あのグラン・ミラーの半生を描いた作品で、名曲の演奏シーンがたくさん。史実からはだいぶ脚色があるよ
>>続きを読む

カラミティ・ジェーン(1953年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

実際のカラミティ・ジェーンの妄想話をベースにしたようなストーリー。『平原児』でもツンデレな感じで描かれていたように、今回もキャラの振れ幅が大きい。序盤はだらだらしていたものの、後半は『マイ・フェア・レ>>続きを読む

80日間世界一周(1956年製作の映画)

-

若いころから観たいと思っていた作品をやっと全部観られた!80日で世界一周できるかどうかの賭けをして、いろんな手段を使いこなして旅行する話。主人公のフォッグは謎の大富豪の設定だから、ピンチの時は金のパワ>>続きを読む

怒りの葡萄(1940年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・スタインベックは『エデンの東』ですっかり虜になり、これも読んだ。長編をとおして、頭の中ではすっかり親しい存在になった登場人物たちやボロいトラック、オクラホマの家やキャンプの様子が可視化され、ク>>続きを読む

ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

-

昔のマスコミの話は解せないな。『市民ケーン』然り、『群衆』然り、新聞の作り方がひどすぎる。オープニング曰く「記事のために記者は殺人以外なら何でもした時代の話」だってさ。まぁ、今もそういうところがあるの>>続きを読む

戦艦バウンティ号の叛乱(1935年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ブライ船長のゴキブリのような生命力が本当に頭にくる。エゴでできた憎悪を力に生きてやがる。いや、でもあれはスキルがあっての結果。悔しい!!チャールズ・ロートンはほんと嫌なやつが似合う。『巌窟の野獣』と並>>続きを読む

ラ・ボエーム(2008年製作の映画)

-

率直な感想は、「これって映画にする意味あるのかな…??」全編オペラの映画で、セットだけ映画になった感じで、違和感があった。
ラ・ボエーム自体は大好きだけど、こういう形なら普通にオペラ観た方がいいなと思
>>続きを読む

縛り首の木(1959年製作の映画)

-

不穏なタイトルながら、ご機嫌なメロディーのテーマソングでスタート。ひたすら縛り首の木のことを歌ってるけど。この冒頭でフィーチャーされた「縛り首の木」は終盤まで出番がなく、本筋にはあまり関係なかった。>>続きを読む

山猫(1963年製作の映画)

4.5

名作、大作。イタリア統一戦争で貴族の時代が終わろうとしている時の、シチリアの名家の話。イタリアの歴史や貴族システムが分からなくて、いろいろ調べながらじっくり一週間かけて観ました。

完全修復版というこ
>>続きを読む

オズの魔法使(1939年製作の映画)

-

制作裏話的なのはさておき、名作。
未だに、天気が荒れた日には”It’s a twister!”と家が飛ばされるシーンを思い出し、「オズの魔法使いみたいにならなきゃいいな」と思う。それくらい強烈に印象に
>>続きを読む

ヒトラーに屈しなかった国王(2016年製作の映画)

-

日本で公開当初、ノルウェーでは7人に1人が観たとか言われてた。その後もっとたくさんの人が観たと思う。私にとっても縁ある国の話なのでぜひ観ておきたかった。

ホーコン7世はもともとノルウェー人ではないに
>>続きを読む

チキ・チキ・バン・バン(1968年製作の映画)

5.0

これまで観たミュージカル映画ではトップを争うお気に入り度!夢いっぱいで、本当に本当に楽しいお話。きっとこれからも何度も観ると思う。
子ども思いでとんでもないものを次々作る発明家のお父さん(メリーポピン
>>続きを読む

太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

起承転結がはっきりした作品を好んで見ているから、たまにこういうのに出会うとどう捉えていいか分からなくて戸惑う。でも嫌いじゃないからたまに観たくなる。

株を売買していたら突然暴落したりと、やたらリアリ
>>続きを読む

恋の十日間 I'll be Seeing You/戀の十日間(1944年製作の映画)

-

10日間の仮出所をしたメアリーと、仮退院をした戦争で精神を病んだザックが出会う話。
事情を偽っていたものの、一方は秘密を明かし、もう一方は最後まで隠し通そうとする。そんな10日間。湖のシーンで、身の上
>>続きを読む

真昼の決闘(1952年製作の映画)

-

保安官退任寸前で、敵が仲間と復讐に来ると分かり、対峙するための仲間集めをする話。

逃げる道がありながら、勝ち目がないと分かっていても闘うか、触らぬ神に祟りなしか。保安官は実績があって信頼されている様
>>続きを読む

艦長ホレーショ(1951年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

絶対的な使命感を持って、バリバリ船を仕切るホーンブロワー艦長。ストイックすぎて反感を買いながらも、ちゃんと実績を上げて、結果として乗組員たちに慕われる、所謂できる男。なのに、ひょんなことからお嬢さんが>>続きを読む

泥棒成金(1954年製作の映画)

-

失礼ながらストーリーは特におもしろくないので、大スターの共演とリビエラの優雅な雰囲気を楽しむ感じ。
ケーリー・グラントが出てれば間違いないとは思うけど、元大泥棒と言われるとなんか共感できなかった。ヒッ
>>続きを読む

ラブ・レター(1945年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ああああ…ずっと観たかった作品。
アランは友達の手紙の代筆をとおして文通相手を好きになり、相手はそうとは知らずに送り主を好きになったと思い込んで結婚して、破綻して、なんだかんだでゴーストライターのアラ
>>続きを読む

荒野の決闘(1946年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ワイアット・アープのO.K.牧場の決闘を元にした話。ザ・西部劇でした。家族や仲間が突然殺されるってのは、たとえ敵側のことであってもいたたまれない気持ちになる。なぜか、主人公がやられるより衝撃が残る。>>続きを読む

平原児(1936年製作の映画)

-

土地を侵攻されるインディアン側も描かれていて、交渉の様子は興味深いシーンの一つ。
実際のビル・ヒコックとカラミティ・ジェーンの関係は定かでないことが多いようだけど、だからこそ伝説化するのも分かる。ジー
>>続きを読む

楽聖ショパン(1945年製作の映画)

-

ステイホーム期間中、ショパンにハマってたくさん聴いたり弾いたり読んだりしていて、短いのに波瀾万丈のショパンの半生がどう描かれているか興味があったこの作品。コンサートの会場のピアノとか、お金持ちが着飾っ>>続きを読む

ニノチカ(1939年製作の映画)

-

39年の名作コメディ。
ソ連をいじりまくって共産主義を笑い飛ばす、アメリカっぽい話。

全権特命大使としてソ連からパリに派遣されたニノチカ。自国の人民のためになることにしか興味がないニノチカの振る舞い
>>続きを読む