michiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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若者のすべて(1960年製作の映画)

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途中、重すぎて最後まで観られないかと思った。
アラン・ドロンかっこいいとか言ってられない。
少しだけ出てくるCCはセーフティーゾーンにいる奥様のせいか、美しさを放っているのだけど。

イタリア南部の極
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ツーリスト(2010年製作の映画)

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ヴェネツィアは素敵な街です。
目的地に向かう途中で数時間ぶらついたことしかありませんが、狭い中に運河、水路に迷路のような歩道がぎっしり詰まった、どことも似つかない街並みに圧倒されたものです。オーバーツ
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フランケンシュタインの花嫁(1935年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

図らずも不倫ストーリーの作品が続いたので、確実にそんなことしないのを観ました。
思った以上にしっかり『フランケンシュタイン』の続編だった。でも、「フランケンシュタインの花嫁」じゃなくてフランケンシュタ
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花様年華(2000年製作の映画)

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私は煮え切らない恋愛にイライラしてしまう未熟な思考しか持ち合わせていないようです。
「女は顔を伏せ近づく機会を男に与えるが 男には勇気がなく女は去る」ですって。チャンとチャウの関係を簡潔に表していると
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ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ずっと前に祖母におススメされたものの、長いので後回しにしていた作品。時間ができたので観ました。
大作ものはたいてい大好きですが、正直な感想は、ただただ長い!!

両親を失い、親族に引き取られたユーリは
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逢びき(1945年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

不倫は断固反対ですが、だからこそ自分は絶対経験することがないであろう心情や境遇を味わうのがおもしろいのです。
そして、これは「不倫映画」と決めて敬遠するのは勿体ない!人生の機微を味わえる深い作品でした
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ステイ・フレンズ(2011年製作の映画)

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とても心に響くラブストーリーを観た後だったせいか、薄っぺらくてつまらないなーと思ってしまった。
体と関係だけと割り切ることを誓ったりするから逆に面倒なことになってるんじゃない?先に関係を持つことに後ろ
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

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全部が良かった…
ブダペストからパリに向かうセリーヌとウィーンで降りるジェシーが車内で偶然出会ってから、途中下車して過ごすウィーンでの一晩の物語。
たまたまの出会いであんな幸せな時間が過ごせるなんて、
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いつも心に太陽を(1967年製作の映画)

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ポワチエのお上品さは堪能できますが、正直期待したほど感動もなかった。30年代とか40年代の作品より、こういうその当時の価値観をストレートに示す作品の方が「古くさい映画だな」と強く感じます。
「今」を経
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悪魔をやっつけろ(1953年製作の映画)

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たまに出会う、なんじゃこりゃ?な映画でした。
コメディーとはなっていますが、馬鹿らしいこと言いながらもそんな笑える笑いどころもないし、悪党たちがごちゃごちゃやってる裏で2組の夫婦が互いに不倫してる謎ス
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心の旅路(1942年製作の映画)

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ふわっと心が暖かくなるラストに、また素敵な作品に出会えた幸せを感じました。
「チップス先生〜」のグリア・ガースンと「失われた地平線」のロナルド・コールマンは、どちらもジェームズ・ヒルトン作品でかなり印
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

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珍しく、話題作を話題のうちに鑑賞

セクシャリティ云々よりも、英国ロイヤル✖️ホワイトハウスっていう設定がかなりムリがある気がして、最初のケーキ事件まではすごく冷めた目で観ていたのですが、話が進むにつ
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サムライ(1967年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アラン・ドロンは孤高の殺し屋で、表情ひとつ変えずにやるべきことを淡々と成していくのですが、その姿がものすごくかっこよく撮られているのです。
ハットにトレンチのポーカーフェイス。機敏な動きとよく利く機転
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ピアニスト(2001年製作の映画)

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痛々しい話だった。
嫉妬心から生徒のコートにガラス片を入れちゃうところが一番狂気を感じて怖かったよ。ピアニストなら手の大切さ、舞台の大切さ、伴奏者の大切さが分かっているだろうに。分かった上でそうするこ
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錨を上げて(1945年製作の映画)

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海軍の休暇ものだとやはり『踊る大紐育』に適うものはないなと思いました。
本作は、一人の女性をめぐる男二人の恋の行方と、歌手志望スーザンの夢が叶うかどうか、そしてアニメーションとのコラボやらピアノ演奏の
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桑港(サンフランシスコ)(1936年製作の映画)

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内容を知らず観たら、結構衝撃作だった。
正直、前半は一人の女性を巡って男二人が馬鹿げた争いをする、あまりおもしろくもない話。何せ、女が相手のちょっとした一言であっちと婚約したりこっちに翻ったり、は?と
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マグノリア(1999年製作の映画)

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ここまでの3時間は何だったの…と思ってしまうよう結末。「そういうことも起こり得る」ということなんでしょうね。世の中で起こること全ては偶然なのかもしれないです。たまたま意味がありそうなタイミングで偶然が>>続きを読む

ショウ・ボート(1951年製作の映画)

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ボートの色が映えて、最初からわくわく。この時代の原色が主張してくるようなテクニカラーにそそられます。
人種も階級も関係なく、仕事中でも歓談中でもみんなショウ・ボートに駆け出していく様子が「古き良き時代
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

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ジャック・レモンとトニー・カーティスの女装物語。さすがにバレるでしょっていうおふざけ姿を貫きます。二人だけ見ればなんとなく綺麗に化けてる気もしたけど、女子バンドに混ざって演奏したりパーティしたりすると>>続きを読む

痴人の愛(1934年製作の映画)

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思い切った展開がおもしろいサマセット・モームの映画化作品。なんともブラックなハッピーエンド、結構好きでした。
今となっては、谷崎潤一郎っぽい邦題がへんてこに感じますが、当時の戦略なんでしょうね。

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プライドと偏見(2005年製作の映画)

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きれいな作品でした。
序盤の舞踏会なんて、みんなキラキラして楽しそうで、憧れのシーンです。

原作を読んでいるし、長尺のBBC版でかなり満足していたので、これはきっと物足りなく感じる覚悟でしたが、すっ
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茶碗の中の嵐(1937年製作の映画)

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タイトルとU-NEXTの紹介「そして、犬、犬、犬の大騒動!」が気になって観ましたが…まぁつまらない!!
30年代の映画って、これまで観たものは大抵期待以上のおもしろいものだっただけに、残念。いろんな作
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

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久しぶりに観ました。学生の時は、どこかで聴いた劇中の歌が気になって観たのですが、最後がショッキングすぎた以外は何も残らず。
大人になったから何か感じるものがあるかなと期待したけれど、今回も相変わらずわ
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植物図鑑 運命の恋、ひろいました(2016年製作の映画)

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昔、小説が面白かったので見ようかと思った時、母が「岩ちゃんが大根すぎて観ていられなかった」と漏らしたことから敬遠していた。流行りに疎くて、岩ちゃんって知らなかったのですが、EXILEとかで活躍しながら>>続きを読む

砂塵(1939年製作の映画)

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勧善懲悪、しかもウエスタンで最高!と、思いながら観ていました。途中まではほんと面白かった。どこまでもやりたい放題の悪い奴らに対して、皮肉なくらいザ・善人でしかも実は銃の腕前がスゴいってジェームズ・スチ>>続きを読む

めぐり逢い(1994年製作の映画)

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今回のは、最初いい歳した男女が飛行機であーだこーだ言ってるのがつまらなくて、リメイク失敗したんじゃ?と思ったけど、ラストはほろっときちゃった。
しかしお互い婚約してから運命の人に出会うっていうのは、な
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ラブソングができるまで(2007年製作の映画)

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ちょっと期待外れ。
稀に見るダサいオープニング&エンディングはよくできていて強烈な印象で好きだ。ここだけ何回も観たい。
その後も終始ノリノリのヒュー・グラントは落ち目の歌手にしか見えなかったわ。歌上手
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カヴァルケード(1933年製作の映画)

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今となっては不人気なオスカー作品とみなされているらしいです。確かにおもしろいことはないですが、昔の大作は熱を感じるし、時の流れに焦点を当てたスケールの大きさにも惹かれます。1899年から1932年まで>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

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BBC版の『高慢と偏見』を観た流れで、こっちのダーシーも拝見。改めて観ると、あのダーシーそのままのコリン・ファースでした。

またマークvsダニエルの殴り合いの戦いがあったのが良かった!無様な格好で「
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打撃王(1942年製作の映画)

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スポーツものかと思って敬遠していましたが、ルー・ゲーリックの優しいお人柄と家族愛の物語でした。
ゲーリックが亡くなった翌年の公開ということで、選手としての大活躍は周知の事実だったでしょうし、彼のキャラ
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グッド・ドクター 禁断のカルテ(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

今のところ、病気で病院にかかる機会はそれほどないのですが、こんな医者が病院に紛れてるなら本当に恐ろしいこと。きっと薬品管理はあんなザルではないだろうから、さすがに好き勝手にできないと思いますが…。素人>>続きを読む

踊る大紐育(ニューヨーク)(1949年製作の映画)

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昔観ていて、ニューヨークでの一日をバタバタと過ごす明るく元気な作品だったと記憶していたので、楽しみアマプラで再生。ところが見始めて、1分ちょっとで「?」なことに気づきました。モノクロなのに「color>>続きを読む

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

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入院は長引くばかり、薬も効くまで時間がかかる割に副作用ばかり出てくるしで、精神疾患って本当に先が見えない辛さがあるんだと思う。見守る家族も辛いでしょう。でも、しっかり元気になるために、医師の言うことを>>続きを読む

フレンチ・カンカン(1954年製作の映画)

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随所で見られるショーは素晴らしい!踊り子も観衆も盛り上がって最高潮の雰囲気に包まれるムーラン・ルージュ。フレンチカンカンは個人的には品がない踊りに見えますが、圧巻なことは間違いない。何もかも忘れて心の>>続きを読む

そして誰もいなくなった(1945年製作の映画)

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ほんと不気味な話ですよね。
孤島に招待されたのに招待した張本人は現れず、恐ろしいなぞらえて一人一人殺されていく。その都度人形が一つずつ減っていく。
本作は荒い画質で不気味さがさらに際立ちました。

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私は殺される(1948年製作の映画)

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病気で寝ているレオナは、帰りが遅い旦那を心配して電話をかけたら、混線して殺人計画を聞いちゃって右往左往する話。
病気と言っても、都合が悪くなると発作を起こすようなタイプのものということが明かされるので
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