michipさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

michip

michip

映画(232)
ドラマ(0)
アニメ(0)

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

妻を愛していなかった、
喪失のかなしみを(愛はなかった)と包んで丸め、どこかへ押し込む。それを、ねじが外れたような方法で少しずつ壊していく、時に豪快に、時に丁寧に。
そして、そこに確かにあった愛に気づ
>>続きを読む

フォー・ウェディング(1994年製作の映画)

3.3

思ったよりはまらなかった。ヒュー・グラントぽい役柄だったが、過去も含め相手役の女性陣に魅力を感じなかったからか?反面、主人公とその仲のいいグループのメンバーや耳の悪い弟がとても素敵。

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.6

まだ大人になりきれない少女漫画のような話。主人公は、様々な人の愛に包まれているのに、受け取ってはいけないと、不幸を演出していて、しかしそれをゆっくり外していく。

ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.8

元気が出なくて、
この映画を見たとき、歌とアニーの素直な心に、少し救われ、少し元気をもらえた

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.2

歌やアカペラが、明るい映画。登場人物の描写が少なく、ちょっと物足りない。

レッスン!(2006年製作の映画)

4.0

よくある不良の更生物語の1つかもしれませんが、更生して良くなったというストーリーよりも、ダンスを通した心の通い合いとか、ダンスの良さを伝えてくれる映画でした。
それぞれの言葉がとてもよくて、心に響きま
>>続きを読む

シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.2

それぞれ悩みを抱えた中年男性が、たまたま集まり、シンクロナイズドスイミング(今はアーティスティックスイミング?)を通して、自信やエネルギーを取り戻していく。特別な人たちではなく、身近に、すぐ隣で起こり>>続きを読む

パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

3.4

嘘をつくことが当たり前で、本当のことを言うのが怖い主人公。たくましく真実と向き合いつつも、愛や恋は諦めている女性。嘘つきにはもやもやしつつも、ほんわかする映画でした。

ブロンド・ライフ(2002年製作の映画)

3.1

仕事か恋か、でも何もないのも良いというメッセージが込められながらも、
ただ結局全てうまくいく、、、
伝えたかったことがぼやっとしていたが、軽い気持ちで眺めるにはちょうどよい映画でしょうか

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.8

子育て、ワンオペ育児、産後鬱、孤立、ベビーシッター、どれもリアルに描かれ、誰もが主人公のような状態になる可能性がある。

幸せのちから(2006年製作の映画)

4.0

つらい、苦しい、かなしい、そこから這い上がるにはどうすればいいのか。ちからをもらえる作品。

コール・ミー・クレイジー 5つの処方箋(2013年製作の映画)

3.7

精神疾患について、当事者以外にもどのような症状なのかわかりやすく表現されていました。理解することは難しいのかもしれませんが、少しでも寄り添う考え方ができるようになりたいと感じました。

真実(2019年製作の映画)

4.0

真実
真実とは何か、この作品の中で真実について考えさせられます。自伝に書いた内容が真実ではなくても、それを読む人にとっては真実になり、また脚本や台本が私生活に織り交ぜられている俳優にとって果たして真実
>>続きを読む

ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.8

愛する人との別れ。
「どうしても、まだもっと一緒に居たかった」思いがどちらからも伝わってきて、切なく苦しい作品。

インターンシップ(2013年製作の映画)

4.0

インターネット初心者がGoogleにインターンシップ。良いテンポの痛快コメディ。

素敵なウソの恋まじない(2014年製作の映画)

3.3

恋をして、一緒にいたいと思う気持ちが、こんなに素直に表されている。亀ののんびりさと2人のペースにほんわかした。

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.8

何かちょっとでもわだかまっているのであれば、解決するべきだと感じました。1日を明るく生きる理由があるはず。

ピザ!(2014年製作の映画)

4.0

ピザを食べてみたい、兄弟の話ですが、インドの社会問題や資本主義社会が伝わってきた。お金に対してオープンなイメージのインド。素直な弟と事実を見る兄。

ロケットマン(2019年製作の映画)

4.2

エルトンジョンの半生を見ようとつけ、あれ、よくあるミュージカル調のサクセスストーリーかなと少しがっかりしたが、違った。誰もが聞いたことのある音楽と、よく分かっていなかった歌詞と人生が絡み合って、私の心>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

3.6

やっぱり、女性はいつまで経ってもただ無心に愛してくれる人を受け入れたくなってしまうのだろうか。

光をくれた人(2016年製作の映画)

4.3

美しい情景に自然と心が揺さぶられた。終始響く波や風の音、静かな人々の、見えない心の中のよう。どうしてこんなにも、辛いのだろうか。

私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.7

"ナニー"という、ある家族に立ち入った第三者が、少しお節介に踏み入ってしまう。それでもどこか冷めていたのは、あくまで観察対象だったからなのだろうか。最後の手紙で身が軽くなっていた主人公。そんな程度のも>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

人の顔より何かの液晶画面を眺める時間の方が長い今。こんな風に、諦めずに、愛を持って、年を重ねることができるだろうか。
一人ひとりの眼差しが特徴的な作品。

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

この社会から物理的に離れた人々。教育とは何だろうか。ただ、あまり難しく考えずに、愛に身を任せて見るべきかもしれない。

ムーンライト(2016年製作の映画)

4.3

暗く、つらく、心に潜む影。それでもどうにか生きていく人たち。ほんの少ししか映らない登場人物たちも、なぜだか気になる。それぞれの数だけ人生がある。激しさの中に、穏やかでたっぷりとした愛に包まれた作品。

プレシャス(2009年製作の映画)

4.1

心が揺らされる作品でした。主人公の細かな心の描写が苦しくも前を向いているようで、寄り添いたくなるものでした。

わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.0

時折入る、スローモーションのシーンは、ああ人生って芸術かもしれないと思わせてくれる。2人の葛藤が、苦しい。愛とは。家族とは。

マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞後に偶然調べていた、ボードレール。
エディプスコンプレックスという言葉を見て、しっくりきた。見ていて違和感を感じるほどの愛と憎悪のギャップ。そして同性愛に目覚めている自分、ライバル心、冷静に分析し
>>続きを読む

僕のボーガス(1996年製作の映画)

4.3

『ほら、私が居るから、』
誰にだっていつかどこかで必要とする声に支えられる。
年齢は関係なく、信じるとか、思いとか、大切なものを探している。いつどこで出会うかわからない。
この不安が世界を漂う今、愛を
>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.4

よろこびやかなしみ、美しさ、醜さ。仕事や家族。愛そして偏見。複数の感情が心も頭も埋め尽くし、観終わると体の内側が揉みくちゃにされたようで、言葉にならない。

さざなみ(2015年製作の映画)

4.3

45年、どこか別のところに(場所も心も)あるのに、しかもそれから離れられないでいるのに、一体どうやって過ごしてきたのか。パーティで、結婚した時を思い出し、過ぎた時に虚しさと嫉妬が重なる様子。