charoさんの映画レビュー・感想・評価

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神のゆらぎ(2014年製作の映画)

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言葉にならない気持ち。
率直な感想としてまず第一に。


なんとも言えないこの感覚。
本当に一言では表せない複雑さ。


絶妙に絡み合う人々と運命。
少しでも何かが違っていたらとも思うけど、
必然だっ
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アスファルト(2015年製作の映画)

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出会いは突然に。
うまく行かない時こそ、何かが生まれる。


これだから一瞬の、一回きりと思う出会いも、
大切にして生きていきたいなと思ってしまう。


淡々と、時にぶつかり合い、
お互いの人生に影響
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桜桃の味(1997年製作の映画)

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“全ては土に還る“
生きること、死ぬこと。


まさに人生の旅。
出会う人々との、会話を聞いていると、
瞑想したり、悟りを開かれている感覚になる。


“どんな悩みにも解決法はある。
だが黙っていられ
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話の話(1979年製作の映画)

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人間の表情のクローズアップにドキッ。


人々を照らす戦争の光。空からの通知。
最後の最後までなんだか切ない…
プロパガンダ作品の一つなのかな。


ダークな雰囲気も、やさしい雰囲気も、
作り出せるユ
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霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

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霧がかかった部分との距離感、
見える見えないの演出にドキドキ。


光が当たった時の美しさ、
この世界での圧迫感、
水の上でのゆっくりとした時間の流れ、
様々なギャップが効いてる作品だった。


忘れ
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アオサギとツル(1974年製作の映画)

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線画のタッチも素敵だ…
本当に透明のセルに描いてる!


行ったり来たりしてる鳥たち。
ここで終わりなのかと思ったけど、
これの方が2人にとっては幸せなのかな。


絵が魅力的すぎて永遠に見
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キツネとウサギ(1973年製作の映画)

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終始素敵な世界観。


背景の草木の模様までもが最高です。


追い出す様子を見てるみんなという構成も良い。


小さい時にこういうアニメに出会いたかった…


追い出されたウサギの表情がなんとも言え
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ケルジェネツの戦い(1971年製作の映画)

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また立体感がすごい!  


だけど壁画らしい美しさもあり、
平面と立体の中間のような感覚…


一つ一つのディテールにこだわりを感じる、
色味も、質感も、勢いも、とにかくすごい…


どうやってるの
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25日・最初の日(1968年製作の映画)

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平面の中で、紙の質感を活かして、
立体を感じさせたり、スピードや色味も独特。


レイヤーが重なって奥行きがあるのに、
透けている表現も使っていて不思議な感覚になった。


赤、黒、白、クリーム、色の
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パラドクス(2014年製作の映画)

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自分が何をしてたか突然わからなくなる瞬間がある。
そんな時は時間のループにはまっているのかもしれない…


壁にかけてあるエッシャーの絵。
同じところを走り続けるネズミ。
まっすぐの道は永遠だ…って話
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

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純粋に面白くて、最高に楽しかった。
演出、アクション、曲、テンション爆上げ!!!


子供のために頑張る父!
秘めていたもう1人の自分現れ…
最後は大人版ホーム・アローンで最高でした。


小道具とか
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

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ファンタジーとリアリティが融合する世界観。
豪華キャストに加え、迫力満点のアクション、
映像美、とにかく見応え抜群で、大満足…


明治大正レトロな雰囲気を彷彿とさせる、
日本建築や、家屋の装飾が、と
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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スピルバーグが幼少期の全てを曝け出した。


今まで彼の作品が見れてきたことも、
今この作品が見れていることも、
過去の出来事があってこその今なわけで、
“全てのことには意味がある“


人生は映画の
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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斬新で、衝撃で、心から楽しかった。
今まで見た映画の中で、1番狂ってた。


もうしばらく他の見なくていいかなって、
思っちゃうくらい、1つの作品で、
こんなにも充実というか満腹感がすごい…


“こ
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

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ソニピク謎試写にて!
(ストームちゃんが出てるので楽しみにしてた)


最後まで何が起こるか分からないドキドキ。
全編、画面を通して見るという視点の面白さ。


猛スピードすぎて瞬きしたら、見逃しそう
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

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暗闇の中を照らす光。


この作品を劇場で見れてよかった。
そして劇場の真ん中の席で見れてよかった。
大きいスクリーンで1人だったら尚更浸れる…


人生は心の在り方。考え方の豊かさ。


映画の方向
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ハニーレモンソーダ(2021年製作の映画)

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2人して空飛べるの最高!
観覧車近くの天使の羽もいいね…!


この内容で1時間50も分あるのと思ったけど、
主演2人の透明感すごくて見てられる。
まさか自分もこの系統の映画を見る日が来るとは…
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

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かなりカオスな世界観。


不思議な生物がたくさん出て来て、
量子世界のCGに慣れるまで時間がかかった。


SWやSTを思い出すキャラデザ。
大量のスコットの中に31は流石に笑った。


今作はキャ
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向かい風(2022年製作の映画)

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実際に抗議する女性と、警察官の写真を見て、
この映画が生まれたと思うと、とても考え深い。


2人が全くの無関係な人じゃなくて、
“夫婦“という関係性だったのも面白くて…


こんなふうにお互いのこと
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ジョーイ(2020年製作の映画)

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わお…すごく良い…


アプローチの仕方とても良い。


映画にはこういう伝え方もあるのか…


やさしい世界。こういう気持ち大切。


この短編もこの気持ちも広まってほしい。

ちひろさん(2023年製作の映画)

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世界に必要な優しさ。


謝る時はちゃんと相手の目を見て言わなきゃ。
その人がどういう人かは目を見れば分かるよ。


もがかなければ浮かぶ。ジタバタするから沈む。


同じ星の人だって思える人に出会え
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風が吹くまま(1999年製作の映画)

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ポスターに惹かれて鑑賞。
そしてこのシーンがだいすきだった…
見ての通り自然豊かなイランの風景に心癒さる…


傲慢な主人公と、素直な少年の対比、
世の中はそう簡単にいかないという、
生きていく上での
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ラフィキ:ふたりの夢(2018年製作の映画)

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色彩と表情に引き込まれた…


映像、撮影、音楽、最高に好み。


政治、宗教、文化、性別、職、様々なものが
絡み合う中で、彼女たちが強く生きていく姿。


最後の瞬間、ぎゅってなった。


(202
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必殺! 恐竜神父(2018年製作の映画)

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真面目なのかネタなのかのせめぎ合い。


多分人生で二度は見ないかな…


でもこういう作品もたまにはいいよね。


映画というジャンルはやっぱり自由だなと思った。


これがアマプラで見れるのも面白
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ラブ・ハード(2021年製作の映画)

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ラブ・アクチュアリー×ダイ・ハード


物語の結末はなんとなく想像ついてしまうけど、
あの方法で伝えることは想像してなかったので…
めちゃくちゃ嬉しかった〜!!!


日曜の新聞を一緒に読む人より、
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

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ものづくり目指してる人間が、
普通なんて目指してるんじゃない。


満たされた人間っていうのはものの考え方が浅くなる。
幸福は想像の敵。クリエイターとしての資格はなし。
現実から逃げた人間は心の中に自
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Sleepless(2021年製作の映画)

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初日に監督トークショー付きで鑑賞!


寝付けない夜に見たくなる映画。


彼女たちの淡々とした語り、心の声、
美しい映像、心地よい音楽に癒されながら、
疲れた日の終わりにこの気分に浸りたい…


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米国音楽(2022年製作の映画)

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監督トークショー付きで初日に鑑賞!


ドキュメンタリーのようなインタビューで始まり、
その後、失踪した彼の話になり、
最後は、Thursdayの現在へと繋がっていく…


バンドメンバーたちは知らな
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

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公開初日ユホ監督トークショー付きで鑑賞!


最高ロードムービーだった…
道中での出会いは、喜びが全てじゃないけど、
まさにそれが“人生“って感じがして…


生きてる中で1人でも、彼のような人と、
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

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“純粋に信じてる人にだけ訪れる魔法“


序盤からザクザク殺していくのかなと思ったけど、
展開ゆっくりめで、だけど、ためたからこそ、
終盤にかけて、ドカン!と勢いがすごくて、
血まみれホーム・アローン
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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

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ブレット・モーゲン監督トークショー付き
先行上映で鑑賞してきました!!!


もう頭の中が爆発しまくり…
体ごと宇宙の旅へ放り出された気分…


鮮やかすぎるほどの色彩と、
ボウイの歌声を全身に浴びた
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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ちょっとしたケンカが、思ってもない状況へと進み、
大きな戦争へと勃発して、大切なものを失う…


映画内でも映されていたアイルランドの内戦事情を、
まるで、主人公2人が、体現してるかのような作品。
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ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年製作の映画)

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純粋に心温まるストーリーに癒された。
そしてアナログ感がとても愛おしい。


こういう宇宙生物や、ロボットっぽいけど、
感情をちゃんと感じられる生き物だいすき。
ガラクタを集めて生まれた子どもたちも可
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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“どんなに心から心配して見せたって、そんなもんじゃ、
どうにもならないところに、あの子はいたんだよね。“


2人が夢だった場所へ、遺骨と旅をする。
灰になっても、キラキラして、
風に流されて、重力に
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ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

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“一見かわいい見た目のピンクの雲。
けれどその雲に触れたら10秒で死ぬ。“


ピンク・クラウド出現後、ロックダウン生活を、
余儀なくされた人々。突然、襲いかかる脅威により、
日常が一変していく様子は
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すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

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ポスターの雰囲気に騙された気分。
予告も、情報もなしに、ポスターだけで、
鑑賞することを決めたので、作品の雰囲気と、
重厚感に、かなり衝撃を受けた…!


フランソワ・オゾン監督は、
『Summer
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