MiyachiKazuyaさんの映画レビュー・感想・評価

MiyachiKazuya

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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.3

全体的に映像に見惚れてしまう〜。
ハイテクな建造物やインテリア、伝統的な意匠、鮮やかな原色。
ワカンダには本来あるべきだったアフリカが投影されていた。

冒頭は「92年?これは誰?」という感じだったけ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.0

ソーを軸にしかMCUを観ていなかった私にとっては、今作のアントマンの立場は有難い。まるで代弁者。
ちょっと置いてかれるんだけど、外側から少し客観的な視点を提供してくれた。

作品全体は敗北したチームが
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.0

アスガルドの民を騙る私は「シヴィル・ウォー」を観ておらず。
しかしラグナロク後のショッキングな出来事から始まる作品で、ミッドガルドで起こったこともなんとなく分かりました。

それにしてもサノス、おっか
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.5

アヴェンジャーズの各メンバーに焦点を当てるための作品だと思った。そこで浮き上がるの各自の個性は「シヴィル・ウォー」への火種となり、それがメインテーマ。

トニーのエゴから生まれた、ある程度計算が立つヴ
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.5

前作から愉快なタッチと神話らしさを受け継いでいる。扱うテーマが「建国(負の側面を含む)」に続いて「力」「信仰」なので楽しく突飛な話でないと!

力を得た弱者(ゴア、ジェーン)の躊躇無さに対して、強者た
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.5

思春期のスーパーパワー!
これは成長の証?
恥であり、自信にもなり、暴走したりもするとても難しい存在。
上の世代は世の中へアジャストする引き換えに閉じ込めてきていたものかも。
しかし、そんな扱いにくい
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.0

息子と新作を観に行く前に、前作を確認。
「ハルクはなんでココにいるの?」とか聞きながら観ていました。

アスガルドの過去を暴き復活させるヘラの恐ろしいこと。過去の横暴の正当化しているように見えて、現代
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.0

主要メンバーが言い争いになるシーンで「これがアヴェンジャーズの醍醐味か!」と感銘。これ、色んな職場でありそうな出来事。ゆえにアヴェンジャーズって「キングダム」とかと同じビジネス需要がありそう。(「アヴ>>続きを読む

マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

2.5

一作目に比べると特に思うこと無く…。
けど、映像の迫力には疑いの余地が無く、唸りました。

エリックの脱衣癖が気になり「アヴェンジャーズ」を観ようと決めた。

マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.0

神話に出てくるロキのパーソナリティを少しだけ知っており、家族の関係にうまく落とし込んであった。ロキ、君のことをもう少し気にかけてあげられれば良かった…。

魔法と科学の交差についても会話されていて、こ
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.5

労働を通して人が成長するさまを見る。
情熱的でもなければ、役割も無い、物語の主人公として心もとない状態からスタート。働くことでアイデンティティを形成し、なすべきことを自覚する。
労働と紐づかない金銭を
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.8

現実と演じることが入り混じる様子は「トロピック・サンダー」を観て以来、好きなテーマだ。
複数の登場人物が口にした「満足している。今が幸せだ」というセリフが心に残る。自分が演じてきた人物は設定上では現状
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イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

3.5

ギフトショップを通らないと出口は無い。
ここは必ずショップがある場所、ギャラリーや美術館といったところか。
ストリートアートにそのような場所は不似合いな気がする。しかし、公衆に晒されるべき存在の価値が
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ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

4.0

デヴィッド・バーンがひとりでステージに登場し、曲を重ねるごとにメンバーが増えていく。
ステージの人数が増えるたびに熱量が上がる。
最後の曲(”Remain in the light”の二曲目!)では、
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ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

3.8

意外とイギーについて知らなかった。
バンドが最初から野生味あふれるスタイルでなくアヴァンギャルドから始まったとか、とにかく民主的に運営されているとか。
何よりも、音楽やバンド活動を、金銭を得る手段とし
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ワン・プラス・ワン(1968年製作の映画)

2.8

レコーディングの合間に挟まれる「いかにも実験映画」という映像たち。理解できるような、できないような。ストーンズと関係有るような、無いような。
ただ、「白人を殲滅せよ」というアジテーションの横で、白人女
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

疲れた夜にお酒を飲みながら観ていたら、体がとろけそうになる。キューバ音楽さいこ〜。

ではあるが、スペイン統治時代に建てられたと思われる教会で子供たちの体操教室が行われている点が気になった。
過去を否
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

3.0

ライヴシーンが最高。
デトロイト公演以降がどんよりしてしまい、楽しかった頃に戻れないまま終わってしまう。
言葉、ビート、本物感が3人に分かれながらも一体となっていた瞬間は世界的にも貴重な瞬間だったのか
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8 Mile(2002年製作の映画)

2.5

自己開示は、自己を乗り越えるために有る。
演じることよりもリアルであることが評価される場においては、嘘偽りなく自己を提示することになる。劣等感を感じる時の自己開示はなかなかできない。
主人公はビンゴを
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SR サイタマノラッパー(2008年製作の映画)

2.2

「ダサい」という言葉が効果的だった。
主人公のラップに対する愛と、周囲との噛み合わせの悪さが印象深い。
舞台となる地方都市は居心地の悪いぬるま湯で、そこで大きい顔もできなければ、表現に対する理解も得ら
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.3

ゾンビがお店に行っちゃうなあ、と思っていたけど最後に本作のゾンビのコンセプトについて説明が有りました。
興醒めっていえば興醒めだけど、鑑賞者への答え合わせなのかしら…。

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.3

真田丸から流れて観る。2009年にはこういう世界観が有ったと思うと感心。

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.0

オープニングのボクシンググローブをはめて踊る映像でわかったことがある。合衆国は理念でできていて、決して民族を理由にして成り立っている国ではない。だから、誰もが異議申し立てをして、リングに立って戦うこと>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

冒頭のKKKを代弁するようなスピーチで胸糞悪くなり、ブラックパワーを訴える演説に目頭熱くなり、”too late to turn back”で踊るバーのシーンに心洗われる。
最後のドアノックは現実の世
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