ミカさんの映画レビュー・感想・評価

ミカ

ミカ

映画(120)
ドラマ(1)

17歳の肖像(2009年製作の映画)

4.0

何よりも可愛さと強さを兼ね備えたキャリーマリガンの魅力、!
歳上のディビッドに惹かれ、大人になる痛みを味わって、英文学科での充実したキャンパス生活を謳歌する。
背伸びをして夢中になっている彼女はキラキ
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

4.1

モノクロ映像が美しい、詐欺の名コンビによる丁寧なロードムービー。
観終わった後も心温まり、度胸たっぷりのアディにペテン師の才能も感じます。本物の親子愛とふとした瞬間の子どもらしさにこの子はわずか9歳の
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

私なら身を引いてしまいそう、アイナーの選択を支持し続けたゲルダの愛の深さは衝撃的だった。
リリーの目の輝きや女性を超える女性らしい仕草は、全てを理解してくれる彼女の存在あってこそ。男性との浮気現場を目
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.8

続く曇り空にサリー機長の静かで強い精神力、そして極寒ニューヨークでの出来事。淡々と描く作品に全てがリンクしていたように思います。
2009年の知識を入れた上で鑑賞、乗客は助かっているのになぜ?委員会と
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.4

デミムーア泣きの演技が多いなと思っていたら、涙のコントロールが大の得意だったそう。
成仏出来なかった彼が街を彷徨うホラー要素と、ウーピーゴールドバーグ圧巻のコメディ要素がこの恋愛映画を引き立たせたのだ
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メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

3.5

奥深いメットガラの裏側、豪華すぎました。
オフィスそのものや打ち合わせからプラダを着た悪魔を感じる雰囲気、その繋がりがますます面白くて。アンハサウェイにブラッドリークーパーの出席に一人で沸いていました
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アビエイター(2004年製作の映画)

3.2

三時間近くあったので、ハワード・ヒューズの最期まで描くものだと思っていました。ここまでの長尺必要だったかな..

潔癖症で神経質すぎる彼でも多くの人に支持されたのは、自ら機体を操り大怪我をしても飛行機
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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.6

三ツ星を取ること以上のものを掴んだような瞬間が伝わって、淡々と料理と向き合うアダムが格好良かったです。
カチョエペペでエレーヌを見抜いた洞察力に対して難ありな性格、厨房から伝わる緊張感、手際に無駄のな
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.0

映画が好きで撮る事が好きでたまらない彼があっさり美雪を選んでしまうストーリー、彼の成長が観れると思っていただけに拍子抜けしました。
劇場の壁やドレスや小道具はどれもビビッドで、色で魅了する演出は良かっ
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あさがくるまえに(2016年製作の映画)

3.4

深い海の底にいるような静かな100分間でした。
シモンが運び込まれた時点で病院側はドナーとしか見ていないようで。確かに臓器移植を通じて救える命も多いけど、脳死状態でも心臓は動いている。
終末期医療、ど
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.5

結婚記念日にプレゼントを待つケイトの感情表現可愛らしいすぎませんか!
娘のアニーとパパのシーンも素敵でした。
" きらめきは永遠には続かない "
もしもストーリーに心温まり、全てを持っていると豪語した
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パターソン(2016年製作の映画)

3.4

ニュージャージー州パターソン
街ネタの知識を入れた上でもう一度観たら面白いだろうな〜。

平凡な日常に "詩" が響く
人生はもっとシンプルでいいんだと
身の回りの無駄な情報に振り回されず、本当に必要
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赤い靴(1948年製作の映画)

3.3

" 不確かな愛に頼る踊り子に大成は望めない "
芸術と愛の両立は不可能だと苦悩の末の彼女の死、強く訴える葛藤と芸術。
まるで舞台で踊っているかのようなスポットライトが赤い靴の始まり、、
幻想的なバレエ
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海街diary(2015年製作の映画)

3.7

分かりやすい変化はないけれど
ゆっくり時が流れて美しくて、それがいい。
四姉妹の日常に心が浄化されます。
世間の大変な時ですが穏やかに過ごしたいですね。とっても癒されました

ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.9

娘を芸術的に育てたい愛がエスカートし、親子関係に究極にスポットを当てるとこうなるのだと。
愛憎が渦巻くリアルな葛藤が妙に共感出来ます。
華やかで不気味な雰囲気と、ヴィオレッタの飛び抜けた可愛さが見もの
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

オペラとバラードとロックの融合
Queenを語れるほど詳しくない私ですが、かえって先入観がなくてよかったのかも。
圧巻のLIVE AIDを観て、彼ら世代の温度感をリアルタイムで知りたかったと思うばか
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マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年(2016年製作の映画)

3.8

ヒールの木型を自ら削る職人としての顔は、ひっそりとしているようでどこか華やか。
さらに綺麗な花の咲く庭園を愛す彼のライフスタイルそのものが靴なのだと。芸術溢れる休日になりました、

"とっておきの靴を
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プラネタリウム(2016年製作の映画)

3.0

ナタリーポートマンをただただ眺めてうっとり。
抑揚のないストーリーに星3つかな、というところ。タイトルの "プラネタリウム" にも突っ込みを入れたいけれど、女優として演じたローラの生き方が当てはまるの
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親愛なるきみへ(2010年製作の映画)

3.5

ティムと、サヴァンナと、ジョン
恋愛の苦しい部分の描写が多くて心が締めつけられるよう。
電話で声を聞けば決心が鈍るからと涙ながらに訴えたシーン、現実的でグッときます。
二人の合言葉 "すぐに会おうね"
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

出演していたなんて!レアセドゥ
お人形のような可愛らしい全体のコーティングと毒々しさと、絶妙なバランスがばっちり。
何よりウェスアンダーソンの中毒性ある世界観と美学に惚れ惚れ。チェイスシーン大好きです
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イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

3.2

実話に基づく演出..やりすぎ?と思ってしまいました。
物語も気球のように上昇して、空の映像美にはうっとり。ただフィクションのようなガス抜きや着陸の仕方、甘く見てはいけない自然の脅威。期待して観ただけに
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.3

ジョンはもちろん、集団で生活しているはずの学園内でも強く感じる孤独感。
タイトル "Beguiled" を調べると "騙す,魅了する"
確かに彼は保身の為に嘘を重ねて下心を持ち、足を失った事で暴力的に
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キアラ・フェラー二 ~アンポステッド~(2019年製作の映画)

3.5

ファッションルールである鮮やかな色遣いは妻になり母になり社長になっても上手く扱っていて。
自分の魅せ方をよく理解している女性は素敵だなと思いました。
トップインフルエンサー "美" には痛みを伴う。

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.3

私は幸せだからと、誰かの為に四つ葉のクローバーを残す心優しい女の子なだけに、この想いは何日も引きずってしまいそう。
そして物語の山場は狂気ではなく母親として当たり前の感情であったと。
何より外に出た瑞
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光をくれた人(2016年製作の映画)

4.2

" ただ一度だけ赦せばいい "
普通であれば罪を犯した夫婦に向ける感情ではないだけにフランクのメッセージが確実にハナへ響いて価値あるものに、素晴らしかったです。
ヤヌス島の灯台、タイトルにもある通り光
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.0

クリスマス映画といえば!コレです
" love actually is all around "

僕がここに住むか、君が英国に来ればいい。
相手の尊重が見えて素敵なプロポーズ
クリスマスに向けて加速
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.6

ジーンケリーが大雨の中で歌い踊る名場面、アメリカンなノリと音楽で単純に元気を貰えます。
裏切らなくてクリーンすぎるミュージカル映画に物足りなさを感じてしまう今日この頃。いや、良かったです。

空気人形(2009年製作の映画)

3.4

人形と人間の対比は綺麗だけど切なくて、どこか壊れている。
初めて心を持ち、恋をして嘘をつく。
代用品でも愛されたいと空気入れのポンプを処分する選択をしたシーンが印象的で、台詞を多く語らない文学的な趣が
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ラブ・アフェア 年下の彼(2012年製作の映画)

3.6

評価は低めだけど私は好きでした。
イタリアの風情にジェーンがイヤホンで聞く祖母の言葉と、ビオラ弾きのレオナルドに合わせたクラシック調の心地良い音楽。
ただケイレブに会う時もレオナルドとの日常も、彼女の
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アサイラム/閉鎖病棟(2005年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

精神科医妻の恵まれた生活と
その患者である彫刻家との生活。
彼を選んだ事で自らも心の安定を失い、家庭崩壊。遠足でチャーリーが誤って湖に落ちても心ここにあらず。年に一度の舞踏会で会えると待ち望んだエドガ
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.9

日本とは異なるアメリカの強い女性像。
タイトルでもある " アメリカンビューティー " は薔薇の品種だという。
キャロリンが庭で育てていた薔薇も同品種。
レスターの妄想の中で散る官能な花びらの演出も印
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ラブストーリーズ エリナーの愛情(2014年製作の映画)

3.2

エリナーの愛情 / コナーの涙
両作のラストは夜のニューヨーク。
フランス留学から帰ってきたエリナーがコナーに声を掛け安堵。夫婦という単位として、長年の記憶が曖昧になったとしても相手に自分を愛していて
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タロットカード殺人事件(2006年製作の映画)

3.8

キレのあるオープニングそのままに、テンポの良いお喋りで観てる方がドキドキするお決まりの展開が楽しい。

ヨハンソンの美貌がとっておきのスクープ!惚れました。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.6

人生の節目に観たいと何度も鑑賞し、初レビュー。
物腰柔らかで紳士なベン、彼の豊かな人間性は完璧で現実味がないというか...そこが良いですね。
みんなに必要としてもらえる人間になる事、頑張りすぎない事。

マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.5

偽りから砂漠で本当に結ばれた愛の強さが壮大なスケールを生む。
ヨーロッパでの空襲シーンを描く作品は私が知る限り数少ない。
愛する人の全てを受け入れられるだろうか。
" これが本当の私よ "

ドリーマーズ(2003年製作の映画)

3.9

お洒落で美しいです。
ただ一つ理解に苦しむのはイザベルとテオ、双子の愛情表現。
狂気的なだけで終わらず、青春を感じさせる後味の良い描写が好きでした。

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