mikaramuさんの映画レビュー・感想・評価

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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.9

パート4にしてミドルエイジキラー作という評判は本当だった。衝撃だったパート1見た時は社会人1年目だったことを強く覚えてるから、この約25年をいやでも振り返ってしまう。

おもちゃに歳を取らせるという、
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天気の子(2019年製作の映画)

3.7

正直「君の名は。」よりも自分には明らかに楽しめた。現代の気候変動にだっていずれ嫌でも"情緒"は生まれる。そこをリスクを取っていち早く表現した過激な作品だと思う。ある意味「ナウシカ」への回答とも言え、宮>>続きを読む

旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

4.0

黒沢清の陽の面が現れた快作。前田敦子という存在にすべて捧げられたような作品ではあるがそれに限らず、黒沢清の新境地としてとても楽しめる。脇の男優陣も良いです。

プラン薄いまま異国に放り出されて最低限の
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.5

観た友人の間で極端に評価が分かれていたのを自分の目で確かめるべく、ようやく名画座2本立で。

冒頭から炸裂する未来の砂埃感たっぷりの都市風景、ガジェットと融合する身体など緻密なCGはスクリーンで観れて
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

遅れに遅れて我らが早稲田松竹でやっと捕捉!今更ですが前評判で高めまくってた期待値を超える素晴らしさ。確かにこれは事件だ。。。

さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.0

見終わって数日経って心に残ってるのは小松菜奈の必殺のショートカット、門脇麦の必殺のミリタリージャケット、成田凌の必殺のチャラ男感だけで、メインモチーフのはずの音楽は特に残らなかったのが残念。でもまあ上>>続きを読む

町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.9

今迄まったく見たことのなかった主人公の性格設定が衝撃的だった原作と石井裕也監督との化学反応に期待して。
結果、監督の長年の問題意識と町田くんの"普通なキリスト性"が見事マッチした秀作。監督前作「最高密
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イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語(2017年製作の映画)

3.5

リアルタイムでは全然なく後追い世代でスミス好きになった家人と観る。うん、全然悪くない!1日経ってさらに青春映画としてジワってくる作品。

モリッシーというキャラへの映画としての迫り方、再現度は凄まじい
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.7

完成度高い邦画娯楽作。原作のストーリーはほぼ尻切れトンボだったことを考えれば驚嘆のレベル。なんでもこなせるガクトも凄い。

ただ、地続きで隣り合った土地内での紛争や差別、という本来極めてデリケートな
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がんばれ!ベアーズ(1976年製作の映画)

5.0

子供の時テレビシリーズ何回も再放送で見て大好きだった作品。超久々にCSの録画で映画版を。

大人になって見たら監督たち大人組の描写も味わい深い。そして少女ナックルボーラー、アマンダ役のテイタム・オニー
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勝手にしやがれ(1959年製作の映画)

5.0

超久しぶりに再見。こんなにずっと音楽鳴ってたんだなー。「男と女」とまた違う意味でMVの原点感ある。
にしてもこの無茶苦茶だけど異様な全編のグルーヴ感、2019年でも全然イケまくっててびっくり。スマホネ
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.5

「ボヘミアン・ラプソディ」ももちろん良かったですが、自らの名前にクイーンの楽曲名を引用するガガ主演の本作が同時期劇場公開となってることには偶然を超えた意味があると思えた。
シナリオがやや都合良い感じな
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THE COLLECTORS~さらば青春の新宿 JAM~(2018年製作の映画)

4.5

大ヒットなしで30年間続いてるロックバンドのドキュメント。日本モッズシーンの先駆けだが、30年も経つともはや先鋭性や新奇さなど関係なく、「男はどうやって歳をとるべきか」という普遍的なテーマを迷いながら>>続きを読む

アウト&アウト(2018年製作の映画)

3.2

いわゆる「探偵物語」モノ〜東映セントラル系世界を期待し今時貴重な試みへの応援の意味も込めて劇場にて。

要所要所で匂い立つ、「訳あり野郎達の美学とユーモア、説明の少なさ」はやはり自分の大好物だと再確認
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

最後まで展開読めずミステリとして十分楽しめた。

ただ、PC画面内で全編展開という点では14年の「アンフレンデッド」の方が個人的には内容との必然性が高くかつ尖ってて好み。本作はドラマとしての完成度高い
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ユナイテッド93(2006年製作の映画)

-

気になっていた録画をようやく観了。ポール・グリーングラスの「ボーン」シリーズのあの語り方の前に本作があることを確認したかった。どこまで事実なのか当然自分などには判断できませんが、映画作品としていえば題>>続きを読む

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.8

絶好調の石橋静河!ほぼ顔だけで世界観出す染谷君も凄い。

何度も描かれる朝帰りの感覚とかいろいろ良くできた好作ですが、「あみこ」を観た後だと、ひとつ前の青春映画って感じがしなくもない。

あと本作に限
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.8

最後まで先の読めない展開でハラハラできた。監督の前作が物凄くアート作ぽくついていけず不安でしたが今作はアート感と通俗ドラマが絶妙のバランス。
劇中空間に自分が入って立ち会ってるような瞬間が何回かあった
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.7

とにかく門脇麦が輝いている。そして井浦新が若松孝二とクリソツなのは目を疑うレベルで凄い。元の造型全然違うはずなのに…
「素敵なダイナマイトスキャンダル」と並べて見たい1本だが、眩しすぎて、カルチャーに
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.8

「芥川賞と直木賞を15歳でW受賞」という究極の絵空事、しかし出版業界が本音ではガチで待望してそうなスター誕生譚。新潮45休刊と同時期に公開されてる今見るのも一興。

原作同様、響がエキセントリックでも
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あみこ(2017年製作の映画)

3.9

前評判でむしろよくある新星若手ハイプかとも危惧したが、これは快作でした。
物語はいわゆる青春焦燥系だが、コメディではないのにどっか根本的に「明るい」のが新しい気がする。音楽の使い方もね。
作り手たちの
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.0

車のために設計された街に敷き詰められたアスファルトの上を、ひたすら徒歩か走りで移動する登場人物たち。盗んだショッピングカートが数少ない乗り物。
安モーテルを徹底して映画的空間として撮ろうとする執念に「
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.9

本作「ウインド・リバー」しかり、数年前の「フローズン・リバー」しかり、さらに前のイーストウッド「ミスティック・リバー」しかり、、、いずれもテーマと苦い着地が驚くほど共通している。そしてどれも観て損はな>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.8

たまにはプレッシャーのない映画を観たくて。程よいエンタメで程よく満足 !
男設定が強固な枠組みを、そのまま女設定に変換しちゃう企画が基本好物なんです。
次のヤマについてお茶しながら話し合い、フォークに
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.9

作った方々の現実もこの作品のストーリーと重なるとこあるんだろうな、と想像させるピュアな作品。現象化したことでこの時代にもまだ奇跡は起きる、と思わせてくれる意義は大きい。

個人的には「ブレアウィッチプ
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

3.9

動くボールドウィンをたくさん観れた。何度か繰り返される、「黒人問題」ではないのだ、というメッセージを抽象化して自分が生まれ暮らす現在日本に置いてみる。キーワードは「黒人」ではなく「奴隷」なのだろう。>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.8

ああ…大評判ですがあまりノレないまま終わってしまいました…オープニングの高層トレーラーハウス群のビジュアルは凄いし、ハリウッド娯楽映画としては何の問題もないのでしょうが、、。

具体物ノスタルジー刺激
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.5

「スポットライト」好きなら堪らない、70年代アメリカのブン屋たちの格好良さ。

トランプ政権への対抗としてスピルバーグが特急で作ったらしいが、あくまで人間ドラマとして堅牢に練られており、それゆえ新聞に
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

評判にたがわぬ見事な作品でした。
「もう誰もあてにならない」という誰もが一度は思い当たるだろう修羅の感情を最初から完璧に現しつづける主人公の表情の演技が凄い。

怒りと赦しがきわめて複雑に入り混じる緻
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.9

冒頭からレイド+ハードコアな閉鎖空間臨場感に興奮、中盤のバイク・ソードアクションとラストのバス襲撃シーンのエクストリームさに呆気にとられ、コリアンアクション最前線を堪能。

それだけで十分収穫ありまし
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.4

アフリカンなビジュアル、意匠をこれだけ徹底したヒーロー物は確かにある種の"夢の実現"で、コスチュームデザインだけで見る価値あり。特に女性陣のブラックビューティー感は凄い。
ただストーリー運びや現実政治
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

あらすじからはあまり期待してなかったがロングランしてて好評なのが気になったのと、ジャームッシュはやはり応援したいので名画座2本立にてようやく捕捉。いざ見てみたら観劇後もジワジワくる良作。
"物語の筋と
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

2.5

期待してて飯田橋ギンレイホールでようやく捕捉。結果、正直ノレず。。。
アクション画面にジャストリズムなロック音楽って情報過剰だと学んだ。銃声と同期するドラムって意外と興が醒めるんだな。。。
「ラ・ラ・
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デトロイト(2017年製作の映画)

3.9

冒頭から、"臨場感の鬼"ビグロー監督の映像世界に没入。これは3Dや4Dでは代替できない映画の賜物。暴動のささいな「はじまり」もきわめてリアルに描かれる。
モータウン好きとしては長年、当時の現地であの明
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ビジランテ(2017年製作の映画)

3.9

入江監督の久々のオリジナル脚本という興味から。レビュー評価があまり高くなく不安も大きかったが結果、観てよかった。
事実上のサイタマノラッパー4と言っていい出来で、特にSR3とはほぼ直結していると感じら
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