mikaramuさんの映画レビュー・感想・評価

mikaramu

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火花(2017年製作の映画)

3.9

小説もドラマ版も未見、菅田将暉のリアル関西弁を味わうためだけに見ました。今回も手を抜かない菅田将暉、やはり凄い。
演出で特別目新しいことはなかったと思うが、確かに板尾監督の言う通りこれは本物の芸人が撮
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.0

前作のまさに続きでテンション落ちてない良作。まるで寺山みたい、と思ったがシュールレアリズムとしてはそもそもこっちが元なわけで、リアルタイムで寺山ぽい世界を新鮮に見せてくれる貴重さを堪能したい。
こうい
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

3.9

この設定をアン・ハサウェイでやる、というだけで見たくなった。いろいろ隙あるし評判いまいちのようですが個人的には期待裏切られなかった佳作。
「トレマーズ」の心地よい牧歌感(サバイバルものなのに)を思い出
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

泣く黒人顔面アップの宣伝ビジュアルと人種問題の扱い方への前評判に期待値大で観る。
不穏な予感漂いまくりの前半の展開はまさにトランプ後のアメリカ感あり、これを今のアメリカで観ることの現地の緊張感を想像で
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

5.0

いやー、本当に面白い!!プロットの時点で膨らみまくってた期待を裏切らない快作!!
ゾンビ映画史に新たな傑作誕生、は誇張ではなかった!! しかもパロディや変化球ではなく先達への真摯なリスペクトに溢れた形
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しあわせな人生の選択(2015年製作の映画)

4.0

前知識ゼロで見て大収穫だった秀作。すべてのシーンが何気ないが、すべてのシーンが見所といいたい。
4日間の話で主要登場人物も4人くらいというこじんまりさを感じさせないくらい濃密な時間と物語を想像させてく
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96時間(2008年製作の映画)

3.9

評判聞いてたけど見逃してたのを折良くCSテレビにて。
確かにこのパパ・リーアム・ニーソンのキャラ最高! そりゃ続編いっぱい作られるわ。
引退した元特殊工作員が海外で誘拐された娘を助けるため
過去に培っ
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

4.2

超一流ダンサーの踊りをアップでしかも安価で堪能できるのは映画の醍醐味ですが、その点本作は踊りの時間もたっぷり確保され大満足。
冒頭から天才の孤独と恍惚と不安を見せつけるセルゲイがまだ20代なのがドキュ
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.9

いわゆる「現代日本の若者の心情をリアルに描いた映画」には駄作も多く確かに食傷してますが、これはとても良かった。石井裕也監督が大規模仕事を経て再度「川の底からこんにちは」にパワーアップして戻ってきた感じ>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.0

この映画が無事日本で公開されてよかった。日本兵が殺されまくるのは本当に見ていて辛いが、アメリカ側の視点、それも特にタカ派ではないそれが正直に出ている本作を今日本人が観る意味は大きい。
戦場のむごさは劇
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.5

サイタマノラッパー最終回からの流れで同監督最新作として注目。
クライマックスのネタは面白く退屈はしなかったが、細かい辻褄レベルで時々穴を感じなくもなく、殺人犯を持ち上げる人々の心理もわりとすっ飛ばし気
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ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

4.5

仕事をぶっちぎって金曜立川シネマシティ爆音にて。中学生だった自分にリアルタイムでこれだけのパフォーマンスと映像を見せてくれていたデヴィッド・バーンとジョナサン・デミに感謝。30年ぶりに見てもバーンの踊>>続きを読む

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

3.5

鋼鉄ジーグが出過ぎないのがカッコいい、イタリアン人情ギャングもの。いつジーグが出るかでハラハラできる至福はジャパニーズアニメっ子の特権だと思う。
物語や演出はベタで2時間ドラマぽくもあるけれど、海外ア
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.3

グーグルアースが大きな役割を果たす故郷探し物語、という設定だけで気になって情報シャットアウトして見ました。結果、大満足。元の実話がやはり凄いわけですが、前半の迷子のシーンの圧倒的な寄る辺なさの表現はた>>続きを読む

帝一の國(2017年製作の映画)

4.3

最高!メジャーメディアミックス系の座組がすべて吉と出た、面白くてかつ見応えある良作邦画。「バトル・ロワイアル」から20年近く経ってこんな映画が生まれ、「桐島、部活やめるってよ」のビターなリアリテイを突>>続きを読む

イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

4.0

友人の誘いで前後周辺の知識なく鑑賞したがとても楽しめた。ドニー・イェンのクール&エレガンスを堪能、彼がフレッド・アステアのように見える美しい瞬間が何度もあった。俺も何があってもキレない姿勢のくずれない>>続きを読む

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.8

レントンと同じ歳の自分。青春映画のその後、という困難なテーマへの挑戦を目撃するために見ました。前作に特に思い入れはないですが、ダニー・ボイルがこの20年ばりばりキャリア更新してるうえでのリユニオンだし>>続きを読む

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

4.5

スティーブ・カレルのたぶん映画史に残る名怪演。金持ちデュポンと不器用レスラーのマークがともに友達なんて一人もいなかった、と吐露して目線が合うシーンが強烈だった。(その時のデュポンの微笑み!!)
説明的
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ハードコア(2015年製作の映画)

4.4

まさに快作!最高!! こういう冴えたワンアイデアで全編押し切る娯楽映画は大好物。個人的には「チャッピー」より楽しめた。
この世界観にスカコアテイストの音楽ぶつけてくるセンスも素敵!
主人公の妻役が
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ドラゴン×マッハ!(2015年製作の映画)

3.8

タイ×香港てことでレイド1のようにタイトなアクションオンパレードを期待して行ったが、ドラマ部分もこってり描く人情アクションでした。個々のアクションシーンのキレさすがに凄いがクライマックスバトルまで溜め>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.5

見終わって数日経っても心に残ってる良作。リアルタイムで見てよかった。表面スタイル上で斬新なことは特にやってないがそんなことは映画にとってどうでもいいと思わされるほど映画的。フードバンクの衝撃シーンと、>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

この座組でこの題材、そして高い前評判と期待値maxだったが冒頭からどこかノリきれず。。。往年のミュージカル傑作と比較してはいけなかったのか。
プラネタリウム場面も特に感情追いつかず…。ラス前の別ルート
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.9

信仰、キリスト教についての関心が個人的に高まっている時期なのでここぞと観た。日本論映画としても見れ、その点十分満足。原作ものの宿命か脚本が駆け足気味なのがやや残念。窪塚洋介が印象的。ただ誰が演じても印>>続きを読む

ウォーリアー(2011年製作の映画)

4.0

少年漫画のような単純な物語だが全編目が離せない。冒頭がメインの兄弟どちらかではなく父親の場面から始まるのが本作を奥深くしたように思う。なぜ戦わなければならないか、をこれだけ徹底して丁寧に描いて共感させ>>続きを読む

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.7

「戦争」の形態が完全に変わりつつあることを生々しく伝えてくる最先端戦争映画。もはやここまで来ると、こういう題材を観客席という安全な場所からフィクションとして見物している自分はいったい何様なのか、という>>続きを読む

地獄に堕ちた野郎ども(2015年製作の映画)

5.0

キャリア後半からが真髄という凄みを堪能。メンバーみんなキャラ濃くてかっちょいい!

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.8

会議シーンの多さは意欲的で自分は買い。一瞬だけある国会前デモシーンも。自衛隊な弾一発、ゴジラの咆哮一つに重みがあるのは素晴らしい

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.5

元タクシー運転手の新聞記者マークラファロほか役者陣最高 アメリカの理想を捨てない大人たちを堪能できる

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.5

ひんやりとしたセットとエヴァの美しさ 音楽も心地良い エロティックファンタジーとしても上質

AMY エイミー(2015年製作の映画)

4.2

冒頭の子ども時代の歌声でもう泣けてくる これほど映像が残ってたとは… 立川シネマシティ極上爆音上映にて

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.2

ピュアさ溢れる中二賛歌。主人公たちの格好がデュランデュラン、キュアー、スパンダーバレエ、と次々影響受けまくるのが微笑ましい あとラストのアップ良い!

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.9

ヒトラーがネオナチをあんなのは本当のナチじゃないと批判して現代大衆の心を掴むところがリアルで秀逸。ただ空気感の演出やや図式的なのがもったいない

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