MikiNさんの映画レビュー・感想・評価

MikiN

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プリティ・リーグ(1992年製作の映画)

3.7

時代もあるのかもしれないけど、若干物足りなさを感じる。とはいえ戦中の野球界を牽引した女性たちがそれぞれ個性あるキャラで描かれてて良い映画でした。

ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)

4.0

黒人社会の暴力の連鎖を描いた映画、といえば一言ですんでしまうんだけどディテールがとても良いです。最後のダウボーイの独白シーンは印象的です。一瞬希望も見えるんだけどそう簡単じゃないってことですよね。

ダウントン・アビー/新たなる時代へ(2022年製作の映画)

4.0

こちらもファミリーモノとしてはかなり良かったです。ある程度ユーモアの要素もあって面白いし。高貴な人たちがメインキャラなのに意外と共感できちゃうところも面白さの特徴かも。

みんな元気(2009年製作の映画)

3.9

ファミリーモノとしてはかなり良かったです。っていうか現代社会のファミリーってこうですよねっていうリアルさと、それでも、というか、だからこそ家族にとらわれる何かが描かれてました。単なるドロドロ暴露終了み>>続きを読む

Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007年製作の映画)

3.7

パーフェクトキラー系の映画。けっこうハラハラさせられます。殺人鬼に共鳴してしまう不思議な感覚ですね。ラストもなかなか良いです

いまを生きる(1989年製作の映画)

4.1

ロビンウィリアムズ最高ですね。男子校の閉鎖的な環境のなかで少しずつ殻を割って行く学生たちと若さに独特のこそばゆさとが入り混じります。教育とは何か考えさせられますね。

デリシュ!(2021年製作の映画)

3.9

いいわ〜料理もの映画好きにはもう少し料理エッセンスがあってもいいけど、主人公二人の距離間とか息子との関係とかフランスの革命直前の雰囲気とか全てが良いしユーモアもあってとても良い映画でした。

グレイト・ニュー・ワンダフル(2005年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ評価低いけどそこまで酷くはなかった。公開が2005年っていうとまだ911をこういう風に間接的にしか描けなかったと思うしその感じが今や逆にリアルで斬新な感じがしました。ちょっと断片的すぎてラ>>続きを読む

エブリシング(2017年製作の映画)

3.7

若干途中でラストが見えたとこもありましたが、若い男女のピュアな恋愛感情が素直に描かれていて良いです。

オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

3.9

史実に基づいてることもあり、なかなか面白かった。こんな工作があったんですねー。

ウォール・ストリート(2010年製作の映画)

3.7

タイトルに比して、あんまり金融系の話が詳しく出てくるわけではなく、どっちかというとラブサスペンス的なストーリーにプラス親子愛的な要素が入った感じでした。色んなテーマが入っててちょっとブレてる印象だけど>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

笑いのセンスはなんともいえないけど、戦争映画としてはかなり異色のシュールだけど胸にジワーッとくるストーリー。最初はただのブラックユーモア系のおちゃらけ映画なのかと思ったけど最後まで見たらしっかりした映>>続きを読む

ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021年製作の映画)

4.2

ビリー・ホリデイのなんともいえない翻弄された人生が素晴らしい音楽と共に描かれてる映画。ゴリゴリの活動家的な闘い方とは違う、すごい複雑な世界でリアルに生きてる様が生々しく大変良き名画でしたq

眠りの地(2023年製作の映画)

3.9

またまたAmazonオリジナルの社会派実話ベース系裁判映画。おもしろかったし、人種差別についてどんどんいろんな角度から問題が明らかになっていく様子も教育的で良かったです。ウィリーの強烈なキャラもいい。

PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.7

なんか頭から血どろどろのままブラブラしてるののがずっと気になってしまった。もっと自然とともに生きる的なテーマの映画なのかと勝手に思ってたら、どっちかというとサスペンスのような、都会の話でした。あと料理>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.9

見終わった瞬間、「おお、すごいすごい」となるようなサスペンス。すごくいさぎよくて、最後の方の一気に終わりに向かってく展開が気持ちの良いスピード感とうまい撮り方。KOBAYASHIしばらく頭から離れなそ>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

トムハンクス流石やんという映画。堅物のクソジジイなんだけど利他的な優しさを実は深いところに秘めている感じがじょじょにわかってきて、コミュニティとか現在のアメリカのハウジング問題も描いていて非常に良い映>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

面白い!映画作りをこよなく愛する少年の成長物語でありながら普通の家庭が抱えるリアルな混乱と複雑さも描かれています。さすがスピルバーグというか、普通にエンタメ要素が強くてちょっとスピリチュアル部分も入り>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

ある意味でホラーなんだけど、誰もが将来、経験するかもしれない世界なんですよね、、、めちゃくちゃリアルというか、認知症の人の混乱した世界ってこういう感じなのかなぁとけっこうゾワゾワするし、だからこそ思い>>続きを読む

オー・ブラザー!(2000年製作の映画)

3.8

コーエン兄弟節炸裂だけど割とダークさ少なめ。人生についてのある種の真実を散りばめた、しかし一貫した大きなメッセージがあるというよりもディテールにこだわった作品(この作品に限ったわけじゃないけど笑)。

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.0

今更見たけど最高じゃないですか!こどもたちの視点から回想パターンっていうのも今では良くあるパターンではあるけど、これは特に、非日常的な恋愛とその背後に存在する日常と家族との相互関係が強く見えてとても良>>続きを読む

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

4.0

痛快系といえばそうなのかもだけど環境訴訟系の中ではかなり真面目な方といえばそうかも。登場人物のパーソナリティが良くて、戦う主人公に頑張れ〜ってなります。インド映画よりあたしゃこういうので応援鑑賞したい>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

タランティーノワールドはやっぱよくわからない笑 でもなんかすごい映画ってことだけは伝わりました。シュールすぎてついていけないとこがあるんですが、そこが良いのかなぁ。

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.8

台湾の話題作。思いのほかスコア低いけど私はけっこう良いと思いましたよ。実際の検閲の歴史とホラーフィクションの融合で、最後は「おお〜そういうメッセージ、、、か、、、?」となりました。つまり色んな解釈に余>>続きを読む

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.9

これまたイーストウッド的世界炸裂な映画。本人出てなくてもいろんなところから滲み出る。憎しみのや疑念の連鎖を描くのがやっぱうまい。ショーンペンも良いですね、こういうちょいワルな役も板につくんですね。

トゥルー・クライム(1999年製作の映画)

3.8

設定と展開に難ありでイーストウッドにしてはなんか甘い気がしたけどやっぱり黒人の冤罪問題とかを前面に出して訴えたかったんだろうなぁ。あとやっぱ細かいユーモアが良い。

許されざる者(1992年製作の映画)

3.9

イーストウッド節炸裂ですね。静かな正義と激しい悪の表裏一体というか。あと人を殺すことに対する重みとリアリティ。西部劇へのアンチテーゼというのもよくわかる映画でした。

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

4.0

実話訴訟系の中ではかなり良かった!「頭は良い」けど学歴とかがないっていうアメリカ的な背景をベースに、公害問題という単一のテーマじゃなくて、エリンの頑張りとか親子とか恋愛とかある程度ソフトなテーマも入り>>続きを読む

ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

3.5

多様性を育むことの重要さを描いてるし環境やこれからの農業、人間と動植物双方の健康を考えたらもちろん素晴らしい話なんだけど、多額の資金が投入された背景とか初期の資金調達のプロセスまで知りたいかなぁ。結局>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

#metooの背後にあったジャーナリストたちの奮闘とメディアの可能性をしっかり描いてる希望に満ちた映画。絶望もちらつくんだけど、強い信念とチームワークの団結力に感動します。

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.0

語りベースなので最初はよくわからないんだけど、後でどういうことなのかちゃんと説明があるのでじっくり焦らず見ることをおすすめ。すごい映画でした。単なる宗教批判じゃなくて、むしろ信仰の本来のあり方を考えさ>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

3.8

やっと見ました、、、(飛行機で)。長かったしストーリーの展開がすごいし見てて疲れるけど、インド独立運動の歴史とラーマヤーナの知識とか少しでもあると大変興味深い。(逆になんも知らないで植民地史とかの知識>>続きを読む

ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)

4.2

ずっとみたかった映画、飛行機に入ってたのでラッキー✌️大好きな料理系映画の中でもかなり上位!ていうか超有名なmeme(メリル・ストリープが、食べるの大好き!we are so good at it!と>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.9

ラテンのノリに最初なれるまで謎の違和感があったものの最後の方はミュージカルなのにけっこう入り込めました!(←ミュージカルちょっと苦手な人)ラテン系移民の苦悩と文化的豊かさ、愉しさが描かれた映画。「小さ>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ良い。水俣のことは多少知っていてもそもそもなぜ知ってるのか、あの有名な写真を誰が撮ったのかについては正直この映画が出るまで知りませんでした。世界中に存在する企業による公害汚染の被害、改めて>>続きを読む

マイ・バッハ 不屈のピアニスト(2017年製作の映画)

3.9

本当にこんな数奇な人生を送ったピアニストがいたの!?と純粋な驚き。映画を超える現実。速弾きのシーンは気持ちが良いです。

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