MikiNさんの映画レビュー・感想・評価

MikiN

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テトリス(2023年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白かった!テトリスがソ連で生まれたとは知らなかったし契約と普及の背後にこんな歴史があったとは。
ただ今の時代になってもアメリカ人が日本語を話すシーンはこのクオリティなのねとそこだけめっち
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史上最高のカンパイ!〜戦地にビールを届けた男〜(2022年製作の映画)

3.9

ラッセルクロウにビル・マーレイにザック!超豪華キャスト!ベトナム戦争の全然異なる愛国と反戦という二つの側面を見事に描き出しててめちゃくちゃ良い映画でした。最初はちょっとふざけた感じがあって微妙と思った>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.9

ディカプリオのダメ白人っぷりの演技が最高です。
いわゆるネイティブ・アメリカンものとはだいぶ違う、石油で儲かってるというバックグラウンドがあって、でも根本的な差別はよりリアルに存在してて、なかなかすご
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ザ・バンカー(2020年製作の映画)

4.0

史実に基づいてるとは!普通の黒人差別や公民権運動系の映画とは違う、というか当事者たちの切り口がそもそも全然違うので、不動産や融資という世界のある意味お金だけが回す世界で戦う黒人のストーリーでめちゃくち>>続きを読む

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

3.9

ビル・マーレイの演じるキャラの中で一番イメージ通りかも。ソフィアコッポラとのタッグだからかーと納得。
こんなお父さんいたら大変だろうからおじさんくらいの位置にいてほしい!夫婦仲の話でもあり親子の話でも
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ステフィン・カリー アンダーレイテッド(2023年製作の映画)

3.8

カリーかっちょ良すぎる。高校時代からの貴重な映像と大学バスケでのドラマがしっかり描かれてるのと同時に、出身大学での学位取得というサイドストーリーまでが並行に走ってて面白くみれました。

復讐者たち(2020年製作の映画)

3.8

意外と評価低いけど史実として興味深かったし、今のパレスチナ情勢を視野に入れて観るとより色々考えさせられる内容です。復讐って人間のモチベーションを支える最も強い力の一つかもしれませんね。

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.5

なんかよくわからなかった笑。登場人物が多いし、集中してみててもいまいち構図が捉えられず。独特のヒッピーカルチャーの雰囲気とちょっとサイケデリックなシーンがユニークではありました。

プレステージ(2006年製作の映画)

3.9

マジックものとしては凡庸じゃなくちょっと異彩を放ってる映画です。後半で「まさか、、、」となってからが、めちゃくちゃ面白い展開になっていきます。ユニークすぎてネタバレ必至であまり詳しく書けない!

メリー・コルヴィンの瞳(2018年製作の映画)

4.0

超良いドキュメンタリー。こんなすごい戦場ジャーナリストがいたとは。当時のシリアの状況とか全然知らなかったけど、ものすごい暴力が横行する中で、世界に伝えようと奮闘してた人がいたんですね。一方で他のメディ>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.9

料理もの映画がもともと好きなんですが、これはそもそも全編ワンカットという超レアな映画。すごい臨場感。レストランで起きるさまざまなトラブルがワンカットで描くことでなんかまとまりを感じさせます。

陪審員2番(2024年製作の映画)

4.0

人間のモラルが揺さぶられる瞬間をフォーカスした実にイーストウッドっぽい作品。法廷ものもこんな面白く作れるんだと改めてリスペクト。陪審員が中心となってるところも一味違くて大変面白かったです。

アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

3.3

本当に最強に捩れた家での話でした。エンタメとしても、美的にも、ミステリーとしても若干中途半端さはあるものの箸休め的な感じで見るのにはアリかも。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.9

甘酸っぱい〜けどけっこうリアルな旅先で出会った男女のコミュニケーションが中心の映画。正直、日本的価値観とはだいぶ遠いところにある気がするけど、評価がこんだけ高いってことはみんなどこかでこういう甘酸っぱ>>続きを読む

誘導尋問(1995年製作の映画)

4.0

恐ろしや、アメリカ〜な実話を元にした法廷映画。めちゃくちゃ良い。歴史的な事実が凄すぎるのでストーリーはもちろん大変興味深いんですが、映画としても無駄にキャスト増やさず重要な事実関係を追っていきやすい構>>続きを読む

運命の瞬間/そしてエイズは蔓延した(1993年製作の映画)

4.0

めっっちゃくちゃいい!エイズ蔓延の背後でこんな色んなことが起きてたのかと勉強になりました。政治と科学が交差するとことにフォーカスを当てた良き映画です。

リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

3.9

マシューマコノヒーかっちょいいでやんす。これで終わりか?と思うとまだ続くような感じでけっこうハラハラドキドキ展開です。法廷ものの要素もけっこう良くて、楽しくエンターテイニングな映画でした。

ブロウ(2001年製作の映画)

3.6

ジョニーデップとペネロペのコンビなんて最高すぎる。と思って見たらあんまりペネロペに関しては良い役じゃないので少しガッカリ。実話が元になってるそうですが、盛者必衰とはまさにこのことって感じですね〜

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

3.7

初回作よりも恋愛観や結婚観が変化してます。規範が変わってきたことが映画からよくわかるっていうのも時代ごとの比較ができて面白いかもしれないですね。「ブリジッド・ジョーンズから紐解くアメリカにおける恋愛と>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.7

古き良きアメリカンラブコメって感じ。何の捻りもないっちゃないんだけどそこが良い。ブリジッドのキャラが良いんでしょうね。ストーリーの展開もそこまで劇的じゃないとこがいいのかも。

ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ良かった。しかも実話が元になってるなんて!歴史好きの人たちのある種の熱狂って自分には理解しがたいけど、信じて探究し続ける精神は今の簡単にフェイクニュースに踊らされたり逆に陰謀論にいっちゃっ>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.9

天才が抱える苦悩の物語という体裁なんだけど、実際は友情と、勇気を出して一歩踏み出すことの話。いつぶりかわからないけど再度見たらやっぱロビンウィリアムズの役めっちゃいいわー。最後の方の二人の対話がめちゃ>>続きを読む

キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

4.0

迫真の演技とリアルな時間経過にマジでビビりました、、、これが実話だなんていうこと自体が信じられないし、アメリカの闇ですよね、、、黒人差別だけじゃなく精神疾患についての不理解もよく描かれてて、見終わった>>続きを読む

スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

4.0

最初は割とありがちな認知症を扱った映画かなと思って見てたけど、後半に行くにつれて大号泣。高齢のゲイカップルが認知症と向き合っていく映画なんだけど、ゲイだであること自体は自然な描かれ方でそこも良かったで>>続きを読む

コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ良かった。ただの法廷ものだと思って見始めたら、戦時中の話にまで広がって、途中からストーリーがグッと深みを増してます。実際ありそうなリアリティがありました。歴史修正主義に抗う重要性を改めて感>>続きを読む

ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人(2008年製作の映画)

3.8

こんな稀有な方々がいたんですね。活動自体が非常に尊いしカップルとしてこんなに仲良く二人で歳取れることも素敵すぎる。クリストがインタビューで長めに出てきたのが個人的には良かったです。

離ればなれになっても(2020年製作の映画)

3.9

単なる友情物語と言って仕舞えばそれまでなんだけど、若さと老いをどちらも素晴らしく描いてるし、めちゃくちゃイタリア的なセンスがよくわかる映画でラストもめっちゃ良かったです。

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.8

言わずと知れた名作。確かにラストに向かって特に描写が美しく、素敵な映画なんですが、おそらく自分の感覚が若すぎてこの時代のリズムについていけず、、、ここでシーン変わるの!?的な。でも名作とされる所以はよ>>続きを読む

ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

3.9

曲はけっこう知ってるし好きだけどボブマーリーのことを全然知らなかったので単純にジャマイカの歴史と合わせて触れる機会になって良かったです。もう少しラスタファリズムとの関わりを濃いめに取り上げてくれても良>>続きを読む

Apple Original Films『ウルフズ』(2024年製作の映画)

3.8

ブラピとジョージクルーニー、どっちももうだいぶお年ですがカッコいいですね。二人のかっこよさを愛でる映画として十分価値あるけど、描き方がコミカルでけっこうクスッとなるエンターテイメント性もある映画です。

教皇選挙(2024年製作の映画)

4.0

めっっっちゃくちゃドラマチック!!静かに進んでいくのに手に汗握るサスペンスで最後の最後まで気が抜けない映画で久しぶりに良い意味で疲れました!

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.6

ガガ様好きとしては、ミュージカルとして美しいしまあまあ楽しめるんだけど、オリジナルジョーカーの強烈なインパクトを残念ながら減じさせてしまった感じでやや期待外れでした。狂った感じもへっちゃってるような。

ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.7

911の背後で起きてた被害者遺族の保証の問題を扱ってる映画。これが現実をベースにしたものだからこれ自体はこれで良いんだけど、もっとえげつない「命の価値の計算」が描かれているのかと期待してたので若干期待>>続きを読む

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.0

最近流行りのThe family we choose系の映画と言っていいかも。
アメリカ学園ものだけど、クリスマス休暇中というイレギュラーなセッティングでこれまたシチュエーションがリアルで面白かったで
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スコア(2001年製作の映画)

3.8

エドワードノートンがつくづく良い俳優ですなと改めて感じた錠破りの映画。ドキドキハラハラ系ですが、爽快感のあるあんまりダークな感じはない(でも全くないわけでもない)強盗ストーリーでした。

イマジン(2012年製作の映画)

4.0

もう者を扱った映画の中ではかなりハイスコアでした。主人公のキャラも良いし、すごくリアルだし、だけどそもそも、何がリアル?っていうリアルがあって、とにかくめちゃくちゃ良かったです。これ見た後にダイアロー>>続きを読む