mikeさんの映画レビュー・感想・評価

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星の子(2020年製作の映画)

4.0

完璧なキャスティング!感じ悪すぎる岡田将生(最高!)、『朝が来る』でも感心した蒔田彩珠さん、高良健吾と黒木華の並びはキマりすぎていて思わずふいてしまった。そしてやはり下手すると現実離れして見えてしまう>>続きを読む

ジェニファー・ロペス ハーフタイム(2022年製作の映画)

4.0

『トップガン マーヴェリック』でトムの生きざまにぶん殴られて泣いたように、これを観てから『ハスラーズ』を観たらもっともっと食らうだろうな……と思った。
あのタンブラー(欲しい!)、会社に置ける女になり
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.5

「ルッソ兄弟だからアレかな…?」と友だちに気を遣わせてしまう程度にはエンドゲームの恨みが根深いわたしですが、楽しかったです!要素盛り盛り幕の内弁当な内容で、何ひとつ意外なことが起こらないという安心感。>>続きを読む

たちあがる女(2018年製作の映画)

3.5

ポスターからは絶対に想像できない角度のおもしろさ!強い信念がもたらす顛末に謎のさわやかさと感動がある。映画全体に流れるグルーヴ感がくせになる!

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.0

つまり最高。タイトルが示すとおりに一面では語れない人間讃歌。自分/誰かが最悪だと思った人間も、自分/他の誰かにとって最高たり得る。ほぼ前情報なく観たのだけれど、監督はLvTの甥なのかー!
『僕の狂った
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.5

PTAってふしぎな監督だ。『TWBB』や『ザ・マスター』、『ファントム・スレッド』など息苦しいほど濃密な空気の映画を撮るかと思えば、こんなに軽やかでスカスカな、多幸感にあふれた作品も見せてくれる。『パ>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

ここ15年くらいわたしの心の中の「亡くなったら一番悲しい俳優」はずっとトム・クルーズなので、IMAXでこんなん観せられたらさ……。トムの生きざまに全力でぶん殴られて泣きました。

マーヴェリック(=ト
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

サム・ライミも魔術も大好きなので、ダークなファンタジアみたいな映像は楽しかった……けどストーリーは無理すぎて、正直ずっとワンダ勝て!こんな世界は滅びろ!と思いながら観てしまった。That Doesn’>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

とにかく撮影がすばらしかった。世にもうつくしいホームビデオのよう。
「そのひとのすべてを理解する」ことをあきらめるということ、そのうえで「対話する」ことをあきらめないということ。内容がblah…bla
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

ファーーービュラス!!!エマ・ストーン最高!!!
次から次へと繰り出されるファッションと合わせてかかりまくる大ネタにアガらざるを得ない!思わず赤いマニキュア塗ったよね…!
「母という呪縛との死闘」とい
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ボディ・ホラーや身体損傷描写が苦手なので、「これは無理そうだな……」とあきらめていたのですが、観逃さないで本当に良かった。
観客の好き嫌いを超越するようなすさまじさと「観たことなさ」。頭の中は「!?!
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

徹底的な子ども目線の 狭い範囲で描かれる世界、にぎゅっと詰まっているもの。世の中の不条理や分断や暴力。でもたしかにある日々のかけがえなさや生きる喜び。半自伝的な作品だけあって、とてもちいさくごくごく個>>続きを読む

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

4.5

シンプルすぎる物語で、ストーリー運びもちょっとちぐはぐだったりするんだけど、それでも最高ポイントだらけで加点してもしきれないくらいだった。正直、ド頭の母娘が向かい合ってミルクシェイクを飲むシーンからも>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

ずっと暗い!最高!ゴッサムシティのエルロイみ!
そしてこんなにかわいいバットマンいる!?2年目設定とキャスティングは絶対にオタクの所業!ポール・ダノとバリー・コーガンがマブとか!?

白人大富豪として
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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.5

思った以上に全部乗せ幕の内弁当な映画だった。あまりの展開の速さと無理ゲーぶりに笑ってしまった。
ジョン・マクレーンなハ・ジョンウ×チートキャラで『アルマゲドン』なイ・ビョンホンとか反則だろ…。白頭山は
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キャンディマン(2021年製作の映画)

3.5

めっちゃジョーダン・ピール!風刺とアート性を効かせつつ、きちんと不気味。そしてすこしの笑いともの悲しさと大きな怒りが感じられる。

呼んではいけない名前を絶対に呼びたくない派とふざけて呼んでしまう派が
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0

風格がちがう!この撮影と演出にかかれば、どんな話だってごちそうになっちまわぁ……。

もともとダンスを観るのが大好きなので、群舞は本当に楽しかった。計算し尽くされた鮮やかな色彩配置と複雑なフォーメーシ
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.5

鈴木亮平がやばすぎて、ヤクザ映画というよりもはやスラッシャーホラーとして観てしまった。虹郎が直面する数々の胃痛地獄案件が気の毒すぎて泣きそうになった。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.5

もうみんなが口をそろえて言ったことだろうけど……、とにかくジェームズ・ガンの本領炸裂!実際観たら、身に染みてわかりました。ここのところMCUに感じがちなモヤモヤが一切なくて、ぐっときた。

不謹慎ギャ
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.5

すべてがちょうどよかった。マブリー主演だからというのもあるのか、この手の韓国映画にしては重すぎず暗すぎずひねりすぎない、絶妙なお茶の間感。
サイコパスについては「こいつのこともっと知りたいな…」という
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.5

これはちょっともったいないのでは……!個人的には最高ポイントでは5億点でてるんですが、冷めポイントもわりとクリティカルな感じで…。

良かったのは、とにかくアニメ表現でしかできない映画表現。キモとなる
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.5

『すばらしき映画音楽たち』もとてもおもしろかったし、シリーズどんどんつくってほしい!

映画音響のデザイナーたちは、映画音楽家よりもさらに職人気質…というかオタク気質な人が多くておもしろかった。
名作
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.5

定点観測だいすき…。まちがいさがしのような前半の繊細な描写が一番どきどきしたかもしれない。

一番ぐっとくるのは、二人の言葉が通じないのは最初から存在した要因で、どちらかが変質したからではないこと。「
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.5

常識とか倫理とか家族とかとっぱらって、みんなが一個人として「御心」のままに行動したら、それは「きもちわるい」ことになってしまうのかも?と、笑いながらもちょっと考えさせられてしまった。みんなの欲やずるさ>>続きを読む

パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

3.5

ずっとウォッチリストに入れていたのを、主人公『SKIN』のダニエル・マクドナルドか!と気づいて鑑賞。
よかった!自尊心が下がりそうな生活環境や周囲の言葉を食い止めてくれる、おばあちゃん、ツレ、そして何
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

4.0

短編でヘイトの連鎖とレイシズムの根深さを鮮烈に描き出した先に、長編ではヘイトをどう克服するのかということが描かれる。

まさに皮膚を剥ぐような痛みや犠牲と共にもがく主人公の転向を助ける、ダリルの存在に
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.5

そら資金もオスカーも獲るわ…というキレッキレの内容。ヘイトの連鎖と因果応報の極みを限りなく端的に描いてみせる。

道徳的にどんなに最低な親でも子にとっては…というバランスが周到で、レイシズムの根深さが
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

神は細部に宿る!話運びがうまいとは言えないんだけど、それを補って余りある狂気と愛おしさ!キン・ザ・ザでデルトロでヤン・シュヴァンクマイエル!

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

4.0

監督と同い年だからか、本作に散りばめられた「カワイイ」「スキ」に「わかる……」ってなった。登場人物の心情に合わせてサイダーがはじけるように変化する風景…かわええ~~~!
ストーリーはちょっと弱いとは思
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his(2020年製作の映画)

2.5

今泉監督作も役者陣も大好きなのに、登場人物の心の動きがつかめず、全くのれなかった。何回「いやいやいや…」と言ってしまったことか。今泉監督が得意とする心のひだ描写のリアルさと、見え隠れする妙にファンタジ>>続きを読む

狂乱の日々 デス・ロードの戦い(2017年製作の映画)

4.5

まさに不屈!長期にわたって紆余曲折あったことは知っていたけれど、まさかここまでとは……!映画より映画な現実。そしてマックス役がヒース・レジャーに内定していたなんて…悔やんでも悔やみきれない。

無事に
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.5

だいすきなクリストファー・ランドン監督!あいかわらずなんて器用で手際が良いんだ!数々の名作ホラーオマージュに入れ替わり、喪失からくる家族の機能不全、そしてジェンダーギャップや男性性の暴力性みたいなもの>>続きを読む

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.0

いつもの吉田恵輔監督らしからぬ、ストレートなボクシング愛が響く映画。三者三様にボクシングに取り憑かれた男たちの生きざまを描くことで、言語化できないリングの魔力が強く深く伝わってきてぐっとくる。

とに
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.5

絶対映画館で観たかったけど、どうしても都合がつかなかったやつ。

本来関わらないはずの事件が全然有機的じゃない感じに絡んでいくへんな映画。 
テイラー・シェリダンにしては隙が多いつくりではあるものの、
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ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

3.5

なにげにパク・ソジュンとチェ・ウシク共演してるじゃん!と思い、鑑賞。

『神共』と同じで、厨二全開でスタイルおばけにエクソシストやらせたら楽しいの確定。終盤は『コンスタンティン』×『ジョン・ウィック:
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.0

おもしろかったー!わたし『黒革の手帖』がたまらなく好きなんですが、策略がスパパパパーンと決まっていくさまに同じツボを押されていた気がする。キャスティングがバチバチに決まっているのも気持ちよかった。>>続きを読む

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