mikeさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

「女優」たちの三つ巴の演技合戦&ときめきしかない衣装、最高かよ~~~!

過去作に比べて格段にわかりやすい設定だけれど、ヨルゴス・ランティモス印の、不条理で滑稽な「檻」に囚われた人間の「さが」をあぶり
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.5

物語的にはデイミアン・チャゼル作品の中で最も好きかもしれない。抑制されたしずかな描写の中に充満する、死のにおいとリリシズム。淡々と描かれる偉業が非常に個人的な物語に帰結する構造は、『スポットライト』や>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.5

観客の好き嫌いを超越するような、圧倒的な求心力をもった映画。否が応にも集中を強いられ、画面から目を離せない緊張感と、「わたし!いま!映画を観てる!」というゾクゾクするような昂揚感。

ラストは、希望と
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前作のスマートさや鮮やかさ、爽快感はないけれど、これぞロッキーシリーズといった男汁と泥臭さ、がバッカゲン!
「敗れた側にも物語がある」という大好物な展開、さらにアドニスも、ロッキーも、ドラゴも、「そし
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.5

非の打ち所のない完璧な完結編。
みんなが観たかった太一の物語。

悠久の時の流れを感じさせる「かるた」に青春という瞬間全部をささげる登場人物たち。3作通して今しか真空パックできないような旬のキャストの
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.0

デップーは最高の男!

オープニングから惜しげもなく投入される小ネタの数々。執拗なまでのダブステップ推し こらえきれなかったwww ラストの展開には思わず涙しつつも、エンドクレジット後に超弩級の爆笑ポ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ものすごい曲者映画……!

理屈や正しさやモラルでははかれない愛、最果てからようやくスタートするかのような関係は、『ファントム・スレッド』を、夢から覚めて現実を走り出すラスト、東出さんをイチと二(もし
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.5

大好物の「青春の甘酢ときらめき」「モラトリアム/夏休みの終わり」映画でありつつも、あまりにも自分に近すぎて、古いかさぶたをはがされるようにも感じた。なつかしくてなつかしくて目が眩んだ。Wasted Y>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.5

女子のなりきり/ごっこ遊び魂を撃ち抜くような、チームものだなぁと思いました。

鑑賞後の画像検索までが映画です!!

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

神技のバランス!

白銀の世界で西部劇。
重厚で骨太なテーマとストーリーを可能な限りエンターテインメントにしてみせるキャスティングや科白量、目の覚めるようなアクションシーンや究極の制裁シーン。
陰惨で
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

2.5

「がんばりすぎなお母さんへのエール」という感想を見かけるけど、
そういった観客の感想を含めかるく絶望する、
完全に「またそこからですか……」案件でした。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

大大大好きな『ブレックファスト・クラブ』オマージュ最高〜〜〜!
現実世界とゲーム内のキャラ設定だけでもう勝負あり!

このメンバーを見ているだけで楽しい!
というところまでは予想通りでしたが、
思った
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

マニアックで、勢いで押し切るタイプの作品かと思っていたけれど、びっくりするほど万人受けする快作。

映画に関わった人たちがみんな成長した姿が自然に写し撮られていて、おそらく実際に「ひとつのものを創り上
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

4.0

冥府魔道な話だけど、アクション凄すぎて笑けてきた

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

フリークスがくれた感動と裏腹に、ヒュー・ジャックマンのキャラがどうしても許せなかった

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

まるで映画で、世の中の「奇跡」と呼ばれるできごとの実態を解き明かしてしまおうとするような試み。
『ハドソン川の奇跡』で描いた「プロは奇跡を起こさない」という面をさらに深く掘り下げて、「人生のすべての道
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.0

設定がちょっとうるさいけれど、基本的には王道の「青春成長譚」「親離れ子離れ」の話だと思うし、「人が生きるために必要な『物語』」の話だと思う。

はじめてのコーラ。はじめての映画。つながったネット回線。
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.5

“Choose kind."という臆面も無いストレートさは、ズバーンと心を撃ちました。少年/青年が脱皮するまぶしい瞬間を捉えた成長譚。

オギーだけでなく、「脇役・端役にまで注がれる愛情」と「登場人物
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