mikicaviarさんの映画レビュー・感想・評価

mikicaviar

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モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

4.0

絵画のよう。好き。
あるときはフェルメールの色彩感。
またあるときはカラヴァッジョの陰影。
あえて手持ちで撮るカメラワークも良い。

表情が変わっていく登場人物たちに注目。
そして、音楽の力!
聞いて
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グレイテスト・サマー(2018年製作の映画)

4.0

夏生まれのサマーガールなので
昔から夏は最高!と唱えていますが 

これは本当に最高の夏の映画。
夏は人を狂わせるし、
ちょっと成長させる、と思う!

草間彌生∞INFINITY(2018年製作の映画)

3.5

アーティストの危うさと、表現への昇華。

芸術家・草間彌生は何者かを徹底解説するかんじ。ちょっと説明くさく余白がないけど、丁寧。わかりやすい。

自分も作り手の端くれともいえるけど、
なんて平凡なんだ
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パンケーキを毒見する(2021年製作の映画)

4.3

政治バラエティで、ドキュメンタリー。
新ジャンル!
自分が大名古屋狂詩曲という
ドキュメンタリーを作ったときに
やりたかったことを、この映画がやっている。

パンケーキを切る、音の演出…深い。

総理
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間奏曲はパリで(2013年製作の映画)

4.0

人の気持ちって本当に複雑、と
改めてわかった映画。

気まぐれだしわがままだし都合いいし、
でもたまに誠実だし。
わかったようなふりをしないようにしよう、
わからない前提で接しよう、と自戒。

タイタニック(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

とにかく長い映画をみたい気分だったから、
いま見られるなかで一番長そうだったこの映画を
数年ぶりにみた。

何度も観ている映画だけど、
自分が成長したのか、あるいは退化したのか、
とにかく見るたびに印
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

3.0

アニメーションだからなせる技。

ちょっと西側諸国の価値観に寄せすぎなのかな?
という気がしなくもないけれど。

それでも、生きていく。
というコピーそのものの世界観。

どこまで本当かはわからないけ
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.0

元祖ララランド。
とにかくオシャレ。
脳内BGM、常に夢見るシャンソン人形。

絵に描いたようなパリジェンヌのお話。
カトリーヌドヌーブがかわいい。
とにかくかわいい。

アルジェリア戦争への出征で
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

圧倒されました。
恐れずに、民主主義とはなにか?を
真正面から問う作品。

小川議員の
「それが事実に基づいていないものだとしても、
不安に対する間便な答えを国民が望んでいる」
「でもそういう社会が向
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

3.0

マスコミ関係者は全員みて、
改めて自分の報道の姿勢を検証したいところ。

わかっている、わかっているけど
こういう論調のニュースになってしまいがち。
特にテレビ。

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.0

ナイストライなんだけれど
原作の衝撃が凄すぎたもので…。
「映像化不可能」と言われてたものを
どう表現するか気になっていて。
テレビマンとしては「なるほどね、こうすればやれるわけだ〜」と思った。

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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.8

自分ランキングでは2020年最高傑作。
久々に心震えて、自然と涙がつたった。

押し付けがましい家族愛ものは苦手、
という人にもおすすめ。

いろいろ思うことはあるけれど、
ぜひ書き残したいのは「真っ
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.5

82年生まれ世代の女性が劇場にたくさん。
開始20分で、すすり泣きの声に包まれる…。

自分よりちょっと上の世代の生きづらさが
描かれているのだけれど、
海をわたった日本でも
こんなに同じ思いをしてい
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.8

ピュアなフォレストの目線でみる、
激動の戦後アメリカ史。

フォレストのフィルターを通すと、
ベトナム戦争はじめヤバい状況でも
BGMがポップ。

でも、フォレストなりに本当の愛を見つけると、
彼の表
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感染列島(2008年製作の映画)

4.0

実は公開された2008年(当時JKだった)に
劇場で観たもの。
今回のステイホームでもう一度鑑賞。

なんといっても、風評被害の描きかたが秀逸。
いまぜひみて欲しい。
人間のパニックとか人間の歪んだ正
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アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

パンデミック系を観るキャンペーン中。

コンテイジョンよりも古い作品だけど、
いまに通じるところがある。

他のパンデミック系映画よりも、
ヘリとか船とか使った予算カロリー高めの
ダイナミックなアクシ
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.2

未知のウイルスが流行するという、
どこかの世界と似たストーリー。
とにかくキャストが豪華。
「オーシャンズ」の監督だけあって
カジノの描写はさすがの華やかさ。

でも、話の展開はいずれも予想の範囲を
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

さすが美術がテーマだけあって、
色彩感の素晴らしさたるや…!
すすけたような中世の薄暗い画面の中で、
野菜や絵の具の色彩、真珠の輝きが際立つ。

フェルメールが少女に
ピアスホールを開ける瞬間、
少女
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.7

メンタルに与えられるダメージは
割と「完膚なきまで」レベル。

家族と恋人との関係に
悩み、疲れ、絶望していたダニーが
ミッドサマーの祭りに参加して、
(まあいろいろしんどいことはあったろうけど)
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

子どもの目を通してみる、WWIIの世界。

スーパー自己満だけど、
小学生のときアンネ・フランクの伝記を読んで
人生が変わり、ジャーナリストになろうという
気持ちが芽生えた。この手のストーリーには弱い
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

記者の視点で観てしまったかもしれない。
「誘拐犯は極悪人か」を問う。

観賞後、希和子に心が傾いている。

小豆島で過ごした希和子と薫の日常は輝き、
親子よりも親子らしく見え、幸せそうだ。

それもい
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悪の教典(2012年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

終盤、観ているのが辛くなる。
グロが苦手なわけではない。サイコな連続殺人が繰り返されるが、変化もなく、共感もできず、ついていけない。退屈、というか…。
最後まで、動機がよくわからない。それを何時間も見
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怒り(2016年製作の映画)

4.8

圧巻。
登場人物全員の演技が光る、俳優ってすごい。
ともするとメインのストーリーが霞むほどに、
サイドストーリーも骨太。
どの登場人物にも少しずつ共感できる気がする、
「そういうこと、あるよね〜」。
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

10代だったあの頃っていつ?なアラサーにはちょっとむず痒く、くすぐったすぎる。

といいつつ、絵が綺麗だわ音楽がいいわで3回も劇場で観てしまったのでいい評価をば。

おとぎ話のようだと考えるか、
自然
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.0

これを観て政治に興味を持ってほしい。

マスゴミといわれるけれど、
報道がゴミだからみんなが見てくれないのか、
見てもらえないからワイドショー化するのかは、
ニワトリ卵な部分もある…。

たかが一票だ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

アメコミだったということは、後から知った。
スピンオフだということなんてどうでもいいくらいに、ひとつの大作として存在感を放っている。

小さなすれ違い、ボタンのかけ違いが、
気弱な善人をモンスターに変
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

目に見えないものが、見える。

「格差」を水が浮かび上がらせる。
「匂い」が俳優の表情と仕草から類推できる。

ミステリーにありがちな、
最後回収するまで退屈な伏線の条件設定が
退屈じゃない。

もう
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