みきぴんさんの映画レビュー・感想・評価

みきぴん

みきぴん

平均3点設定です😊
ジャンル問わずですがラブコメは苦手です😅✋️

映画(272)
ドラマ(0)

止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.7

今でも強力に
魅力的な閃光と匂いを発している
60〜70年代文化

その幻影を追いかけ
微かな残り香を掻き集め
触れるか触れないうちに置いてけぼりを食らった
残念な 年代に青春した私にとって
(歳
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

4.1

滅多に無いことだけど
ステキな 邦題の付け方だなぁと思った
原題は『국제시장 』(国際市場)

「国際市場」とは
韓国の釜山に有る商店街で
元々のルーツは朝鮮戦争で北部から避難してきた人々の開いた戦後
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まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

4.3

新宿 K's cinema にて復刻上映
やれ嬉しや😍💕雨の中 遠征

4Kデジタル修復版ってことで
50年前の作品とは思えない美しさ

というか…それ以前に
内容・脚本・映像そのものが50年前の
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.2

前日に原作本を読んで
居ても立っても居られない気持ちで
e席リザーブ❣️

草の葉の揺れる音
畳を擦る微かな足音
袱紗捌きの潔い響き
梅雨時の 命に溢れた強い雨音
秋の 静かな 土に沁み入る雨音
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

ユナイテッドシネマの試写会 にて鑑賞
11/9公開に先駆けて一足お先に 観て来ました

もうオープニングから
ワクワクが止まらない
ライブエイドの舞台裏から
ステージへと昇る階段
その向こうに広がる
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.6

小野不由美さんの原作小説が
怖過ぎて
禍々し過ぎて
読後、本を家に置いておくのも嫌なほど傑作ホラーだったので
(めちゃくちゃ 褒めてます❣️)

映画化された時は
観たいのと 観るのが怖いのと(色んな
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

3.9

『私たちが戦わなければならないのは
世の中を変えるためではなく
世の中から
自分を変えられないようにするためだ』

何の葛藤も無く
正義を正義として貫く事は
簡単では無い

不正を不正として嫌悪し
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シドニー・ホールの失踪(2017年製作の映画)

4.0

日本では劇場公開されなかったようで……勿体ない!

サスペンスと紹介されているけれど
鑑賞後は良質な文学作品を読んだかのような切ない余韻に浸る

突出した文章の才能を持つシドニー・ホールは
高校時代の
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.5

赤ん坊の時に誘拐されて
世間から隔絶されたシェルターで
育てられた25歳の青年が
警察に保護され実の両親の元に返される
というストーリーを読んだ時点で
🎦『ルーム』を思い浮かべたのだけど……
全く違
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.0

「ザ・スクエア」の不思議な空気感と
変な笑いが 気になって…
リューベン・オストルンド監督の作品🎦

これは好きだなぁ😅✋️

幼い子供2人と夫婦の4人家族
スキーに来て雪崩に遭遇するが
その時の夫の
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

4.0

胸糞映画の金字塔として
悪名高い 「ファニーゲーム 」

オープニングの映像に流れるオペラの曲からの
突然の ぶっ飛び

思わずビクっとなる
突然の「第4の壁」越え

いたたまれないほど場面が固まる
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

3.8

レバノンの首都ベイルートの
難民キャンプに暮らす
パレスチナ難民のヤーセルと
レバノン人で右派の「レバノン軍党」の熱心な党員のトニー

ひと言の謝罪で済む筈の些細な喧嘩から
マスコミや国を巻き込む大き
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.8

ヨーロッパにおける
難民受け入れ問題の厳しい現実
(どこの国にも居るネオナチのような 排他主義者たち)

けれど
大らかに目の前の人間を助けようとする人たちも確かに居て
彼らは弱者を当然のように受け入
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.3

画面では見えないところで
起きている何かの「音」が
やたら気になる

「今そこで、それ必要?」っていう
意味の分からない言動も多過ぎて
伏線かと思いきや
そのまま 丸投げ……

かといって 退屈な
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ローサは密告された(2016年製作の映画)

3.5

まず戸惑うのは
このローサたちの暮らしが
フィリピンという国の現状の
平均的な暮らしなのか
特殊な環境なのか

自分の無知に戸惑う

(実はこの一家のような貧困層は現在のフィリピンの 80%を占めるら
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シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます


2017年に ちくま文庫から刊行された「絶望図書館 」というアンソロジーの中の一編
李清俊( イチョンジュン )の「虫の話」が記憶に残り

その短編が映画化されていることを知って鑑賞

原作を読ん
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淵に立つ(2016年製作の映画)

3.7

コメント出来ない……😫

ずっとドキドキと動悸がして
胸苦しく
観終わって 溜息と深呼吸

人の心の淵に立って
とことん暗闇を覗き込む
崖っぷちから身を乗り出して
狂気の一歩手前で 覗き込む
暗闇…暗
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エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.5

病院から一人の精神科医が失踪する
最後の目撃者は 直前まで医者と同室に居た患者のマイケル

失踪の手掛かりを掴もうと
院長がマイケルに真実を探る

若く美しい問題児のマイケルは
嘘と真実を織り交ぜ、は
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.7

韓国 光州事件 を扱った「タクシー運転手 」を鑑賞してからの 今作🎦

光州事件から 七年後
ソウル大の学生が警察による拷問死を遂げ
隠蔽、捏造を繰り返す国家権力と
それに立ち向かう検事、報道、
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.3

皆んながそれぞれの事情を知り尽くしている閉鎖的な田舎町ならではの
善と悪
不正と正義
怒りと許し

なぜか質の良い西部劇を観ているような気分だった

「怒りは怒りを来たす」

…かと言って
怒りを呑み
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まともな男(2015年製作の映画)

3.9

居るなぁ…こ〜いう人😅
とりあえずその場を丸く収める為だけに
その場しのぎの嘘の積み重ね

我が身の保身だったり
いい顔したい為だったり
自分ではそれが「優しさ」だと勘違いした 小さな嘘の繰り返し
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.2

黄色いシャツを着たソン・ガンホの満面の笑み
「タクシー運転手〜約束は海を越えて」というタイトル

誰だって
ほのぼのと泣かせるヒューマンドラマかなと 思うじゃありませんか

サクッとポスターを観てスル
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.7

ベタなストーリーで
先が読める展開で
ありがちなキャラで
分かりやすい泣きのツボで…

なのに
思うツボのところで泣かされて
愛おしく
観続けていたいと思わせるのは

きっと誰もが
置き忘れて来た「あ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.1

劇場公開時に見逃してレンタル待ちで 鑑賞

ウェス・アンダーソンの進化が止まらない

このストップモーションアニメという手法は
同監督の2009年の『ファンタスティック Mr.FOX』でも
すでに度肝
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.3

ポロリとネタバレが耳に入る前に観たいと思いつつ
やっとで鑑賞

映画館で声出して笑ったのは久しぶり🤣

映画としての完成度とか
なんだとかかんだとか言う前に
この溢れんばかりの熱い映画愛に
終わって
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消された女(2016年製作の映画)

3.2

「精神保健法 第24条」
保護者2人の同意と精神科専門医1人の診断が有れば、患者本人の同意なしに「保護入院」という名のもと、強制入院を実行できる。

……という耳を疑うような法律が存在し、それを悪用し
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.7

すき焼き屋のシーン
何度観ても 何度観ても
ホロホロとホロホロと泣く

その時々の年齢で
感じ方が違うかもしれないけれど
それぞれの年代に
おすすめしたい 隠れた名作
(別に隠れてないけれど)
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汚れたミルク/あるセールスマンの告発(2014年製作の映画)

3.6

正しい使用法や
使われる環境を考慮せずに
ただ利益の追求の為に
販売拡大だけを目指す
世界最大の多国籍企業

勧められるがまま
何の疑問も抱かずに受け入れる
発展途上国の人々

そして犠牲になるのは儚
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.4

前作、前々作に比べて
皆さんお歳を召した分
派手な バイオレスシーンは無くなり
大声での恫喝も 抑えられ
そういう意味では
物足りない…と言えば物足りない

でもその分
静かな凄みが増して増して…
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孤島の王(2010年製作の映画)

3.6

『銛を3本打っても死なない鯨がいた
丸一日生き延びた
その鯨は衰弱していた
体は過去の戦いの傷で覆われていた
下船真近な甲板員がいた
彼は6年間真面目に働き
ついに陸に上がる』

約100年前のノルウ
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.5

ラスト…
唐突に断ち切られ
いきなり始まる無音のエンドクレジット

静寂の間、なんとも不安で居心地悪く

さて
この映画は 笑うべきなのか
怯えるべきなのか
隠された比喩を探るべきなのか
ヒタヒタと狂
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.5

NY行きの通勤電車の車窓から見える
平和な住宅地と
平和に満たされた住宅のバルコニーから見えるNY行きの電車と

こちら側から見る風景と
向こう側から見る風景は
まるで違っていて

豊か過ぎる想像力の
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.7

オープニングで心臓❤︎鷲掴み(まさに💦)

音楽
効果音
カメラワーク
登場人物
すべてが美しくて不穏で
不安でストレスフル
という
奇妙な空気に終始
前のめりで画面に釘付けになる

これは……あの怪
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127時間(2010年製作の映画)

3.6

オープニングから映像がスタイリッシュで
CM 映像のような
青空 岩場 赤い大地 を
テンポの良い音楽に乗って
車で 自転車で 軽やかな足取りで
爽やかな笑顔と共に疾走する

そんなノ
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.7

一歩間違えれば
愛憎入り乱れたドロドロドラマになりそうな話を

こんな言葉少なに
余計な説明も無く
視線だけで紡いでいく

スペイン映画独特の
空気感がゾクゾクする

ピンクのコスチューム少女の
映画
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