みきぴんさんの映画レビュー・感想・評価

みきぴん

みきぴん

新しく観た映画✨今迄に観たもの✨平均3点設定です😊
ジャンル問わずですがラブコメは苦手です😅✋️

映画(257)
ドラマ(0)

ローサは密告された(2016年製作の映画)

3.5

まず戸惑うのは
このローサたちの暮らしが
フィリピンという国の現状の
平均的な暮らしなのか
特殊な環境なのか

自分の無知に戸惑う

(実はこの一家のような貧困層は現在のフィリピンの 80%を占めるら
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シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます


2017年に ちくま文庫から刊行された「絶望図書館 」というアンソロジーの中の一編
李清俊( イチョンジュン )の「虫の話」が記憶に残り

その短編が映画化されていることを知って鑑賞

原作を読ん
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淵に立つ(2016年製作の映画)

3.7

コメント出来ない……😫

ずっとドキドキと動悸がして
胸苦しく
観終わって 溜息と深呼吸

人の心の淵に立って
とことん暗闇を覗き込む
崖っぷちから身を乗り出して
狂気の一歩手前で 覗き込む
暗闇…暗
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エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.5

病院から一人の精神科医が失踪する
最後の目撃者は 直前まで医者と同室に居た患者のマイケル

失踪の手掛かりを掴もうと
院長がマイケルに真実を探る

若く美しい問題児のマイケルは
嘘と真実を織り交ぜ、は
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.5

韓国 光州事件 を扱った「タクシー運転手 」を鑑賞してからの 今作🎦

光州事件から 七年後
ソウル大の学生が警察による拷問死を遂げ
隠蔽、捏造を繰り返す国家権力と
それに立ち向かう検事、報道、
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.3

皆んながそれぞれの事情を知り尽くしている閉鎖的な田舎町ならではの
善と悪
不正と正義
怒りと許し

なぜか質の良い西部劇を観ているような気分だった

「怒りは怒りを来たす」

…かと言って
怒りを呑み
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まともな男(2015年製作の映画)

3.9

居るなぁ…こ〜いう人😅
とりあえずその場を丸く収める為だけに
その場しのぎの嘘の積み重ね

我が身の保身だったり
いい顔したい為だったり
自分ではそれが「優しさ」だと勘違いした 小さな嘘の繰り返し
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.2

黄色いシャツを着たソン・ガンホの満面の笑み
「タクシー運転手〜約束は海を越えて」というタイトル

誰だって
ほのぼのと泣かせるヒューマンドラマかなと 思うじゃありませんか

サクッとポスターを観てスル
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.7

ベタなストーリーで
先が読める展開で
ありがちなキャラで
分かりやすい泣きのツボで…

なのに
思うツボのところで泣かされて
愛おしく
観続けていたいと思わせるのは

きっと誰もが
置き忘れて来た「あ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.1

劇場公開時に見逃してレンタル待ちで 鑑賞

ウェス・アンダーソンの進化が止まらない

このストップモーションアニメという手法は
同監督の2009年の『ファンタスティック Mr.FOX』でも
すでに度肝
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.3

ポロリとネタバレが耳に入る前に観たいと思いつつ
やっとで鑑賞

映画館で声出して笑ったのは久しぶり🤣

映画としての完成度とか
なんだとかかんだとか言う前に
この溢れんばかりの熱い映画愛に
終わって
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消された女(2016年製作の映画)

3.2

「精神保健法 第24条」
保護者2人の同意と精神科専門医1人の診断が有れば、患者本人の同意なしに「保護入院」という名のもと、強制入院を実行できる。

……という耳を疑うような法律が存在し、それを悪用し
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.7

すき焼き屋のシーン
何度観ても 何度観ても
ホロホロとホロホロと泣く

その時々の年齢で
感じ方が違うかもしれないけれど
それぞれの年代に
おすすめしたい 隠れた名作
(別に隠れてないけれど)
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汚れたミルク/あるセールスマンの告発(2014年製作の映画)

3.6

正しい使用法や
使われる環境を考慮せずに
ただ利益の追求の為に
販売拡大だけを目指す
世界最大の多国籍企業

勧められるがまま
何の疑問も抱かずに受け入れる
発展途上国の人々

そして犠牲になるのは儚
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.4

前作、前々作に比べて
皆さんお歳を召した分
派手な バイオレスシーンは無くなり
大声での恫喝も 抑えられ
そういう意味では
物足りない…と言えば物足りない

でもその分
静かな凄みが増して増して…
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孤島の王(2010年製作の映画)

3.6

『銛を3本打っても死なない鯨がいた
丸一日生き延びた
その鯨は衰弱していた
体は過去の戦いの傷で覆われていた
下船真近な甲板員がいた
彼は6年間真面目に働き
ついに陸に上がる』

約100年前のノルウ
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.5

ラスト…
唐突に断ち切られ
いきなり始まる無音のエンドクレジット

静寂の間、なんとも不安で居心地悪く

さて
この映画は 笑うべきなのか
怯えるべきなのか
隠された比喩を探るべきなのか
ヒタヒタと狂
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.5

NY行きの通勤電車の車窓から見える
平和な住宅地と
平和に満たされた住宅のバルコニーから見えるNY行きの電車と

こちら側から見る風景と
向こう側から見る風景は
まるで違っていて

豊か過ぎる想像力の
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.7

オープニングで心臓❤︎鷲掴み(まさに💦)

音楽
効果音
カメラワーク
登場人物
すべてが美しくて不穏で
不安でストレスフル
という
奇妙な空気に終始
前のめりで画面に釘付けになる

これは……あの怪
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127時間(2010年製作の映画)

3.6

オープニングから映像がスタイリッシュで
CM 映像のような
青空 岩場 赤い大地 を
テンポの良い音楽に乗って
車で 自転車で 軽やかな足取りで
爽やかな笑顔と共に疾走する

そんなノ
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.7

一歩間違えれば
愛憎入り乱れたドロドロドラマになりそうな話を

こんな言葉少なに
余計な説明も無く
視線だけで紡いでいく

スペイン映画独特の
空気感がゾクゾクする

ピンクのコスチューム少女の
映画
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ロスト・チルドレン(1995年製作の映画)

3.8

緑と赤と黄金色&ハチミツ色の
渦巻く街に

サーカスの怪力男
小人の美女
蚤の曲芸
身体のくっついた双子

他人の「夢」を乗っ取る怪人は
悪夢しか見れない

映画そのものが一夜の夢のような
ジャン・ピ
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しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

3.5

大好きなサイモン・ペッグが出ている事と
どストレートなタイトルに惹かれて鑑賞💦😅

精神科医のヘクターが
「幸せ」とは何か…を見つけるために
中国・チベット・アフリカ・アメリカと旅をして

*幸せとは
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デトロイト(2017年製作の映画)

3.6

胸苦しくて緊張し続けた140分

実話ベースであること
そして最初の暴動シーンからもう
ニュースやドキュメンタリーかのような映像の連続

それらがハンパ無い臨場感を醸し出し
観ているこちら側にも身体の
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木洩れ日の家で(2007年製作の映画)

3.8

匂い立つ木々の緑
はちみつ色の木洩れ日
年月を経て波打つ窓ガラスを通して射し込み溢れる輝くばかりの陽の光・光・光

ワルシャワ郊外の森の中
寂しげに古びてはいるが
住み心地の良さそうな一軒家

この映
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.7

「勝つ」という目的の為に
何でもやっちゃいます

卑怯と言われようが
人の心を踏みつけようが
引くほどエグい手段だろうが
自分のキャリアを潰そうが
お構い無しの
まさに 仁義なき戦い

でもそこ
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ベルヴィル・ランデブー(2002年製作の映画)

3.8

ほぼセリフ無しなのに
ストーリーは どんどん膨らみ
ツールドフランスから
マフィアの銃撃戦から
素敵な3つ子のショータイムまで

有り得ないほどデフォルメされた
キャラクターたちが
緻密に描かれた街の
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落下の王国(2006年製作の映画)

4.0

『汝 落下を畏るるなかれ
この美しき世界を仰ぎ見よ』

時は1915年
無声映画のスタントマンをしていたロイは撮影中の大怪我で入院
自暴自棄になっていた

骨折で入院中の好奇心旺盛な5歳の少女と出会い
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ヤコブへの手紙(2009年製作の映画)

4.3

盲目のヤコブ牧師
終身刑から恩赦で出所したレイラ
自転車でやって来る郵便配達人

3人だけの静かな静かな映画

誰かを救う為にしていた事が
実はそれによって
自分が救われていたと
気付いた瞬間

自分
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人生、ブラボー!(2011年製作の映画)

3.5

サクッとあらすじ読んだ感じで
呑気なコメディだと思っていたら
結構なヒューマンなハートフルな
ウルウルな良作だった

親子って命を繋いでいくって事なんだなと改めて実感

「自分の子どもにとって
ヒーロ
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赤い影(1973年製作の映画)

3.5

しょっぱなから
思わせぶりで意味深な映像と音楽にジワジワと 絡め取られ

オフシーズンのベネチアの
人通りの無い夜の 街並みや
不安をそそる 暗い水路を
ペカペカと光る赤いコートが見え隠れする

少女
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松ヶ根乱射事件(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

オープニング
真っ黒の画面に字幕

「…もとは作者の見聞きした実話であったことを
あらかじめお断りしておきたい」
から映像が始まる

真っ白に広がる雪の上に
真っ赤なコートの女が倒れている
カメラはそ
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サーミの血(2016年製作の映画)

3.9

北欧と言えば
戦争も無く 美しい自然と調和の取れた社会…という勝手なイメージしか無くて
こんなにもあからさまな民族差別の歴史が有った事など全く知らなかった

「あなた達の脳は文明に適応出来ない」
「街
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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

3.7

1984年
不況の続くイギリスで
厳しいサッチャー政権による
20ヶ所の炭鉱閉鎖案に抗議する炭鉱夫たちによるストライキが続いていた

炭鉱夫たちを支援する為に動いたのがゲイの若者たち

LGSM(炭坑
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スプリット(2017年製作の映画)

3.4

解離性同一性障害について
自分に正しい知識が無いので
いちいち驚く‼️

アレルギーが出たり引っ込んだり
糖尿病の数値が出たり引っ込んだり
人格の交替に伴って生理的な反応も変化するって本当に多少は有る
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦直後
デンマークの白砂の広がる美しい海岸線には
ナチス・ドイツが埋めた200万個以上の地雷が残されていた

そしてその除去作業に当てられたのは大半が15歳から18歳のドイツ人少年兵だった
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