みっけんさんの映画レビュー・感想・評価

みっけん

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陰陽師0(2024年製作の映画)

3.5

観る前はキャストがしっくり来なかったけど、いざ観ると気にならなかった。山崎さんの背が高くてひょろっとした感じが、清明のどこか人ならざる雰囲気と感情表現の薄さにマッチしていた。

いろんな要素を入れた割
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トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)

4.0

トールキンの遺族や財団がこの映画を公式と認めないという声明を出したというニュースを見て、こわごわ観たけれどいい映画だった。幼少期〜青年期までが時間軸を行き来しながらまとめられていて、観やすい。戦場のシ>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

約3時間はやっぱり長い。話もサクサク進まないので家で観てたら挫折してたかも。ただその分、この世界をじっくり堪能することはできる。ストーリーの進行を優先するとそれはそれで観客置いてけぼりになっていた気が>>続きを読む

BURN THE WITCH(2020年製作の映画)

3.8

BLEACH世代には刺さりまくる。おすしちゃんかわいい。

アラジン(2019年製作の映画)

3.5

アニメ版からの改変部分は違和感ない。今の時代に作るならこうだよね。アラジンは王配ということになるのかな。
ジーニーはアニメ版に劣らず騒々しくて良かった。
ジャファーがちょっと小物っぽく見えるのが残念。
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

フェミニズム要素のある映画として、かなり踏み込んだ作品だと思う。ただ、フェミニズム映画とのみ捉えると認識を誤る気がする。確かにそういう側面はあるものの、いわゆる女性の強さを主張するエンパワーメント系作>>続きを読む

金の国 水の国(2023年製作の映画)

4.5

温かいおとぎ話だけど、現実的な問題も織り込まれていてなかなか油断ならない。単純に善悪で分けきらないところも好き。
ナランバヤルさん、これは好きになっちゃう人物造形ですよ。個人的にライララさん推しでした
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いわさきちひろ 〜27歳の旅立ち〜(2012年製作の映画)

4.0

彼女の作品には、優しさがありつつも、どこか哀しいような、寂しいようなものを感じていたのだけれど、これを観て人生の前半に起きたことが影響していたのではと思った。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.5

原作未読・ドラマ未視聴、あらすじを知っているだけ勢です。

良かった…!主人公2人の関係性もだけど、シロさんと母の関係描写も絶妙なバランス。仲良くするって、全部に同意しなくてもできる。家族の形や関係性
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355(2022年製作の映画)

3.8

口コミ評価が微妙だったので期待しないで観たけど面白かった。あのメンツの中に居て存在感負けないどころか若干食ってるのさすがファン・ビンビン様…。
最後のあれ、蠱毒じゃん。

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

オタク、特に同人をしたことがある人なら共感爆発の数々。
『これを本にして人に売る…?』同人オタクならみんな思ったことあるでしょこれ。
好きなもので繋がる年齢を超えた友情、止まらないオタクトーク、全部身
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シンデレラ(2021年製作の映画)

3.5

キャリアも恋も全部手に入れてやんぞ!!!なイケイケ感、一周回ってむしろ新鮮。結婚後に見ると刺さるものはある。
グウェン王女のキャラと衣装が好きだった。彼女のこと掘り下げたスピンオフ見たいくらい。
王子
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.5

昨今の凄まじい映像表現に慣れてしまっていて、技術の目新しさは三部作ほどは感じず。ストーリーの規模も小さめ。モーフィアスのキャスト変えなくても良かった気がする…(今回の方も良かったけど)。
思うところは
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シルヴィ〜恋のメロディ〜(2020年製作の映画)

3.5

日にちを置いて見てしまったせいか印象が薄い…。
人生うまくいかないよねって感じですが、婚約した相手がいるのに他の人と関係持ってしまうのは良くないと思うよ。

必殺! 恐竜神父(2018年製作の映画)

3.8

つめこみすぎ・唐突すぎ・恐竜の迫力なさすぎで草。
一番やばいのは主人公の家庭なんだけどそれ以上のツッコミどころありすぎて好き。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

ジョン・ウィック劇場極まれり。
約3時間、常に絶体絶命、ほぼノンストップに戦いまくる。息切れして生身の人間ぽさもあるかと思いきや地面に叩きつけられても生きてたり、殺しても死なないわこの人。
ドニー・イ
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.8

原作未読・ドラマ視聴済み。
ファンタジーと現実の狭間のような浮遊感は嫌いじゃない。人によって解釈が色々ありそう。
これみよがしにパリの観光地をあちこち出さずあくまでルーブルに焦点を当てた演出は好き。

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.0

尊い〜〜〜!!!!
同性愛がテーマではあるものの、それはあくまで要素の1つで、二人が自然に愛し合ってるのがとても良いてすね。毎日チャットしあってるとか付き合う寸前のカップル感が堪らんし、階段で抱き合っ
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

フェミニズム映画ではある。でも、それに寄り過ぎず且つ男性を決して敵とはせず、フェミニズム要素のある映画の中ではかなりバランスの良い作品なんじゃないだろうか。
このストーリーを作りそして2時間で描き切る
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.0

今回も安心して観られた実写。王騎は王騎に見えるし、紫夏は紫夏に見える。
幼少期の政を吉沢さんが演じるのは無理がないか…と思ったけど、意外と違和感はなかった。見かけは確かに大人なのだが、現在の政と繋がっ
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

この映画の肝は、バリの美しさ、そしてジュリア・ロバーツ&ジョージ・クルーニーコンビの安心と信頼の掛け合い。細かいことに突っ込むのは野暮というもの。普段南国に興味ない身でも、バリに行ってみたいと思った。>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.5

あの『新感染』の続きと思わなければ面白い。前作の凄さは列車という密室内でゾンビと人間ドラマを両立させたところなんだけど、今回は密室ではないからなぁ…。ちょこちょこマッド・マックスとワールドウォーZ混ぜ>>続きを読む

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

4.0

「ムーミンの作者トーベ・ヤンソン」というより「芸術家トーベ・ヤンソン」にフォーカスした作品。劇的な描写は抑えめで、出来事などが小道具等の演出で示される。だからこそ何か起きた時の印象が深くなる。出てくる>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

・まさにフィナーレという作品。  
オカルトと歴史ロマンは違うというのが自論だけど、今作はしっかりとインディらしい後者だった。インディが、歴史好きなら一度は思うであろう「〇〇をこの目で見てみたい」を叶
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レディ・マクベス(2016年製作の映画)

4.0

キャサリンの行いは全く人道的ではないけれど、もろに男尊女卑な時代にここまでやるといっそ清々しい。
感情描写が抑えめなことで、キャサリンが単に気狂いではなく冷静な思考を持っているとわかる。

でも一番の
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.0

子どもたちの成長がテーマの一つなのかな。3作目がありそうな感じだけど、どうまとめていくんだろう…。

ディオールと私(2014年製作の映画)

4.0

ディレクターだけではなく、お針子さんなど普段はスポットの当たらない立場の人たちも出てきて、メゾン全体の足跡として見応えがあった。モノづくりの裏側を見るのが好きなら観て損はない!

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

4.5

北欧神話、ヴァイキング、魔術…好きな要素しかない作品。観る前に期待値上げすぎて不安になるくらいだったけど、容易で超えてきた。ここ数年のベスト3に入る。

習俗や小道具、セットの作り込みが見事。しかもそ
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.5

DCの知識はほとんどなく、「女性キャラがチームで悪に対抗する話」と勝手に思っていたら、それは最後だけだった。終始ハーレイクインがぶっ飛んでて好き。男社会のアレコレにうんざりした時に観るとすっきりする。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

これは3Dで観たほうが良い。言われている通り映像美はさすがで、パンドラが本当に存在していると錯覚してしまう。

とはいえ、時間が長過ぎる。わかってはいたけれど、ここまで長く感じるとは思わなかった。スト
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モービウス(2022年製作の映画)

4.0

天才的頭脳を持つハンディキャップのある主人公、親友とのアレコレなど、オタク的には古典芸能なストーリーライン。海外では一部酷評されているようだけど、コメディ色のない一貫してダークな世界観含めて私は好みだ>>続きを読む

僕の巡査(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

セリフ、演出など、素敵だと思う点がたくさんある映画だった。のだが…ストーリーとしては、う〜ん…という感じで。
セクシュアリティで差別されることがあってはならない、というのは大大大前提。
だからこそ、ト
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

4.0

現実はそんなトントン拍子にいかないだろうが、映画として観るにはストレスがなくて良い。主人公周りの人間関係に決着をつけすぎないところで虚実のバランスをうまく保っていたと思う。

物語りの始まりは悲しいが
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少女バーディ ~大人への階段~(2022年製作の映画)

4.0

中世イギリスを舞台にしたコメディ。
歴史物というと固い!重い!というイメージだけどこれはそんなこと全くなく。

女性の立場が今よりもはるかに低い時代。とはいえ人間自体はそうそう変わってないので、中には
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

コスチュームプレイだが「時代劇」という感じはなく(フィルムの効果?)、今の時代と温度が近い感覚があった。画家が絵を描く工程がわかり、作業の手元を見るのが好きな身にはたまらない。

話運びは想像よりスロ
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