ザさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.2

30代のモラトリアムがびっしり描かれており、身につまされる思いで見た。何者にもなれないが、恵まれていない訳でもない、でも終始ふらふらしているユリヤが等身大で、まさに現代の映画といえる。自由度が高くなっ>>続きを読む

渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

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最高。あゆ、この時からDIVAだったのね。ドンジャラでもやるか?というパワーワードを聞けたので満足です。

ベイビーティース(2019年製作の映画)

4.2

良い意味で予想を裏切られた。ものすごく雑に言えばレディバードmeetsリコリスピザという印象(最高でしか無い)。これをラブストーリーと言うのは正しいかはわからない。ただ、決して美化されてはいけない様な>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

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何者にもなれない、行ったり来たりを繰り返す2人の一瞬で終わるような恋だけど、永遠に目に焼き付けていたい…となった。無限に繰り広げられる会話劇も楽しく、ハイム一家はじめ、脇を固める人たちもアツい。ブラッ>>続きを読む

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

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常にない事にされてきた側の、不可視化されてきた側の日常を主題に置くことで、こんなにも圧倒的で残酷的なものが浮かび上がるのかという驚き。同時にむしろ現実世界では彼女のような立場の人間がたくさんいるのにこ>>続きを読む

友情にSOS(2022年製作の映画)

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ここ最近見た中である意味1番怖かった。同じ人種の中にもさまざまなレイヤーがあること、彼らがとった選択は間違ってもいるし正しくもあるという複雑性、黒人に向けられる脅威と同時に期待というプレッシャー、人種>>続きを読む

モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

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開始1時間でやっとリトルフィンガーと気づいた。ここでも悪さしてるな

シニアイヤー(2022年製作の映画)

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最高じゃん。あのプロムのダンスシーンはロミーとミッシェルの場合のオマージュ?

パリ13区(2021年製作の映画)

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ラストの展開はセリーヌシアマ!と言う気持ちになった。現代パリの若者のリレーションシップのあれこれをあの3人に託したのが正解すぎるし素晴らしかった。特にルーシーチャンに拍手。

ビバリウム(2019年製作の映画)

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アメリカの中流家庭がカリカチュアライズされることでそこにある残酷性が浮き彫りになるとても怖い話。ジョーダンピール的な不気味さと風刺がとても好みだったし、ここで描かれている奇妙な世界よりも奇妙なイモージ>>続きを読む