髭ゴリラさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

髭ゴリラ

髭ゴリラ

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セッション(2014年製作の映画)

1.0

各時代には

批判を受けながらも
繋ぎ目となって新しい映画の時代を
作る作品が現れる。

もしこの作品が
音楽とむきあう新しい時代の
作品として讃えられたとしても

私は絶対に認めない。

正解のない
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.5

初めて鑑賞したのは
13歳、反抗期&思春期のなか
母親と鑑賞してともに大号泣。
そして何故か母と手を取った記憶。

それほど自身が纏っているもの
すべて剥がされて無垢に感動させられた
作品だった。
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

この映画を言葉にすることほど
野暮なことはない。

だけど何か言葉にしないといけない
使命感に駆られてしまう。


人間に必要なのは
血の繋がりでも無ければ
親権ではない。

『愛』と『居場所』なのだ
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

2.0

雪原復讐系B級バトルロワイアル映画。

演技力は、ほぼ『中学生日記』
何名か後半は頑張っていたけれど。

白雪に鮮血と美少女。
美しく、リアルな人間模様を
若者のエネルギーを爆発させて
描こうとしたの
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

ビートルズへの愛と

ビートルズへの敬意が

深ければ深いほど

胸が熱く、溢れてくる映画。

ビートルズの曲が
ビートルズを知らない世界の人々に
初期衝動として伝わる設定とシーンには
とても興奮した
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.8

これぞ本格サスペンス!!

すべてが真実への伏線に感じる。

時間が経つにつれて
疲れ果てていく人間の様

一切の緩みを許さない
ヒュージャックマンの緊張感ある演技

話が進むにつれ
一体何と戦ってい
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パディントン 2(2017年製作の映画)

3.5

1作目を知らず
こどもたちが観てたのを一緒に鑑賞。

なにこれ、めっちゃ洒落てる!

テッド以降、こういったキャラもの
まったく世界観壊さず
ストーリー入る抗体出来てますよね。

イギリスっぽさという
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.7

バッチシ見応え有り!!

近頃のNetflixアクション
ホントに良い!

最近の銃アクションは
しっかりトドメ刺す。
しかもナイフや素手も
圧倒的というよりかは
泥臭く勝つ。

それがまた観る人を引
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.2

何度この映画を観ては
ダブリンに憧れただろう。

思い出が詰まり過ぎて言葉に出来ない。

映画の捉え方
カメラアングル
音楽
ストーリー

初めて鑑賞した時、
それまで無かった感覚を
教えてくれたのを
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.1

これが映画!

これが音楽!

ララランドは偽物。

全てのシリアスを乗り越えて
ハッピーに変えていく。

そのために音楽はある。
そのために恋があり、愛がある。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

毎年1回は鑑賞する。

その時の自身の出来事や
コンディションで
また感じるものが増えたり

初めて観た小学生の時の
感触を取り戻したり

もう私にとって
映画というより
肉となり血となった映画。
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午前3時の無法地帯(2013年製作の映画)

3.5

思い出し書き。

なんとなく眺めて
とても心踊った!
という記憶がある。

そして今になって
山下敦弘監督
今泉監督だと知り

やはりこの2人の作品は
ジャストミートだなぁと。
感じたので
思い出し書
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

こんな映画に出会いたかったんだ。

ずっと気になってたけど
このSTAYHOMEのタイミングで。


セリフなんて最小限で良い。

そしてそのリスクを凌駕する様に

自然
渇きと湿気
演者の表情と間合
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.8

そういえば見逃していた作品。

中盤まではまさに王道ミステリー。

セットや演技といい、
まさにスコセッシの代名詞。

実によく出来た内容。

後半は...悲しい。

スコセッシの民族に対してや
戦争
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嵐電(2019年製作の映画)

2.5

演者よりも
背景
漂う空気
そして過ぎていく電車
に見惚れる映画。

生活感や
流れやテンポが
リアルな生活リズムに感じた。

ただ、やはり肝は演者。

なんでこの人なのとか
アラタにこの妻はないでし
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パーフェクション(2018年製作の映画)

3.5

期待せずに何気なく観たけれど
これがすごく良かった!

いや、良かったというのは
よくまとまっていて驚いた!ということ。

「イーーーッ」と顔しかめてしまう
痛々しいシーンが多いのだが
また怖いことに
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.1

幼き日に観たあの恐怖...

いろいろ重ねて観ようとしたけど

これはまったくの別物とおもって
観たほうが良い。

AIのチャッキー
中盤まではコメディ感もあり
「現代版はこんなもんだよな」と
B級落
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.7

音と情景に泣けてきたのは久々だ。

そしてこの作品を
映画館で観なかったことを
とてもとても後悔した。

この作品を映像として表現するのは
とても難しかっただろうな。

美しさへの執着と
カメラの動線
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.6

あまり期待しないで鑑賞した故に
想像を遥かに超えて良かった!

久々にのめり込んで鑑賞できたな。

良かった点は・・・

・松本と鍋丘が知らない俳優であること

・とくべつうまい役者ではないはずなのに
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ドッグマン(2018年製作の映画)

3.7

他レビューにもある通り
「ジャイアン&のび太」の様。

久々に目を背けたくなるほど
リアル且つその関係性や環境設定。

終わらせたい主従関係のはずが
幾度となく訪れる絶好の機会さえ
その弱さで逃してい
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ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

3.5

凄くいい。
カッコいい。

テンポが良く入り込みやすい。

前衛的なCMやMVをつぎはぎしたかの様な
芸術的作品に感じた。

子役たちの演技、セリフの言い回しは
テンポと装飾と音楽でいい意味で
誤魔化
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楽園(2019年製作の映画)

3.9

これまでの瀬々監督の作品の中でも
とにかく演出が素晴らしい。

起伏の激しくない場面も
役者の目、セリフの言い回しだけで
物語が膨らんでいく。

「この役はこの役者がやるべき」が
完璧にハマっている。
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僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.0

とても美しい静寂と画を観せてくれた。

是枝監督と同じ分福出身の監督だけに
演出の技法、こどもの自由度が
とても似ていた。
そして父になる、ワンダフルライフに
近しい感覚。

ただ、
深みのある静寂、
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.7

どうしてこの作品で池松壮亮も蒼井優も
アカデミー賞ノミネートされないの?

こんな体当たりな演技、久々に観た。

特に池松壮亮は今までの積み上げてきた物
全て捨てて臨んだかのような演技。

最高に無様
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レベル16 服従の少女たち(2018年製作の映画)

2.7

暗く、薄気味悪い屋内の中で
綺麗な少女たちが何故か管理されている。

大きなアクションは無いが
きっと少ない予算の中で
少女たちの存在感を引き出しながら
うまく作られていると思う。

わたしを離さない
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サムライせんせい(2017年製作の映画)

2.6

評価60作品目は
WOW WOWで何気なく見てしまった作品

タイムスリップ
幕末ものには
心を奪われやすいのだが

やはり粗が目立ち、心まで届かず。

市原隼人の演技は確立されており
サムライ役には
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ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.1

ドタバタスプラッターコメディ映画。

ストーリー性度外視しながら
わちゃわちゃ展開するので
90分ゴロゴロしながら楽しめた。

ほんとに暇で何も考えずに観るなら
お勧めします。

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.8

やっぱり面白い!

2本ともなるべく続けて観るのがお勧め!

映画にしても音楽にしても
セカンド作品は萎むものが多いが

むしろ表現の幅が広がり
カメラワークや映像効果も多様して
実に楽しいコメディホ
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.2

見てはいけないという設定。

かなり厳しいなぁ。さすがに。

そのスリルさによって

ハラハラドキドキさせることで

観ているこちらもハラハラしたり
はたまた、ストレス感じたり。

だけど、全体的に綺
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.7

これは面白い‼️
そしてなんだか新しい‼️

途中までは、なんとなく先が読めちゃう
展開だなぁ。。
と思いきや・・・後半が良い‼️

ホラー映画?なのだろうか。

パーティ&ボーイミーツガール
青春コ
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エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

4.4

アルバカーキの乾いた空気。

あの世界観に再び出逢えただけで
もう泣けてくる。

ブレイキングバッドの後日談。

亡きウォルターホワイトと共に
積み上げてきたものが崩れ去り
その代償に追われながらも
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来る(2018年製作の映画)

3.6

霊的な恐怖と人間的な恐怖の
ハイブリッド作品。

日本古来からの妖怪と現代の闇を絡めた
実によく出来た作品。

とても怖かった。

人間の表と裏。
世の中の内面を曝け出したら
こんなにも暴力的なのか。
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ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

2.7

実話を基に作った映画だから...と
言い聞かせればなんとか最後まで
観れたけれど

逆に言い聞かせなければ
途中飽きてしまったかもしれない。

でもほんとのサバイバルは
その対象も戦い方もこういうもの
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

2.0

こどもが観たいというので鑑賞。

原作も知らずに
アニメやゲームにも全く疎く
それでも評価すると・・・

全体的にスベってる。

どこに向けての作品なのかが
まったく理解出来なかった。

福田監督のド
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

こんな映画だったとは。
どんな想像をしてもこの展開は
予測出来ない。
してやられた。
そしてなんだろうこの不思議な余韻は。

終始静かなる美しい描写で進む。

謎の飛行物体とのやり取りから
あらゆる展
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.1

周囲でも賛否両論の
ストップモーションアニメ。

この世界観を好きな人は好き。
嫌いな人は出だしから嫌いであろう作品。
評価する言葉も様々思考するのに時間がかかった。

個人的には傑作でした。

映画
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