mikoyan358さんの映画レビュー・感想・評価

mikoyan358

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シュザンヌの生き方(1963年製作の映画)

3.0

エリック・ロメールの「六つの教訓話」シリーズの2作目は「この女は自分にとってアンパイ」だと思っていた若造が見事に現実を突きつけられる話(笑)。まだこのシリーズ2本目だが切り取ってくる角度が本当に絶妙だ>>続きを読む

ビルとテッドの地獄旅行(1991年製作の映画)

2.5

前作が思いのほか楽しかったが、調子に乗って2作目を作ったら前作で耐性がついてしまって今一つ、というちょっと残念な状態に。主人公の2人がああなって...とかまさか○○が仲間になったり、などいくつかの場面>>続きを読む

追われる男(1954年製作の映画)

1.5

正義漢も悪役もどちらも似合う男、ジェームズ・キャグニーだからこそ説得力のある「元ワルだが真っ当な存在であろうとする」男を描いた西部劇。街を襲う無法者、ネイティブアメリカンとの関係など西部劇に欠かせない>>続きを読む

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

2.5

前作が存外良かったので引き続き。今回も、いつも自分色に映画を染め上げてしまうと感じるキムタクの元々の色と映画の舞台が合っていて、長澤まさみとの掛け合いも若干慣れた感はあるが楽しく、前回に続いて思ってい>>続きを読む

ビルとテッドの大冒険(1989年製作の映画)

4.0

まともに考えたものが負けなおバカムービーだが、楽しかったのでOK。頭のネジが数本いや全部取れてるんじゃないかと思うようなパッパラパー(笑)の2人が「タイムマシンで出来る事」の短絡的な発想でナポレオンや>>続きを読む

モンソーのパン屋の女の子(1963年製作の映画)

3.0

気になった女性を追いかける過程で毎日入る事になったパン屋の女の子にも手を出し、という、男から見ても若干気持ち悪いストーカー一歩手前の男が主人公という、エリック・ロメールの連作短編「六つの教訓話」の第一>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.5

「デジタル世界をアニメで描く」事の完璧な解法を持っている感じの細田守ならではのテイストがさく裂し、作画の面ではさしてアニメ映画に興味がない自分でも目を見張るものがあるし、臆病だった主人公が成長していく>>続きを読む

THX-1138(1971年製作の映画)

3.0

かのジョージ・ルーカスの監督デビュー作。2001年~のような未来感そして数々のディストピア作品の要素が詰まった「話としてはよくある」部類だが、何よりも低予算を逆手に取った白い背景による無機質な空気の強>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

2.5

観た後しばらくウニのお寿司を食べるのに躊躇した(笑)「ハンニバル」の激マズを忘れさせてくれる、好みとは言い難いもののしっかりと不気味さが伴ったサスペンスホラー。今回レクター博士は食欲もそれほど旺盛でな>>続きを読む

獅子座(1959年製作の映画)

3.0

莫大な遺産が転がり込んで浮かれポンチ(死語)になったものの...という普通の青年のジェットコースター、いやスキーのダウンヒルにも近い行程が描かれた、エリック・ロメールの長編映画監督デビュー作品。2時間>>続きを読む

100日間生きたワニ(2021年製作の映画)

3.5

リアルタイムで100日間並走してはいなかった勢だが、純粋に観ればこれまでの人生でいくつかの周囲の人々の死を乗り越えてきた自分の琴線にも強く響く、件の騒動が勿体ないくらいに死とそこからの再生をシンプルか>>続きを読む

揺れる大地(1948年製作の映画)

3.0

ルキノ・ヴィスコンティお得意の、一家の栄枯盛衰を映画という短時間の枠におさめながら圧倒的な映像の美しさで描き切った重厚な一本。漁村という小さなコミュニティでの隆盛、そして村八分状態からの再興とふたたび>>続きを読む

アメリカン・パイ(1999年製作の映画)

2.0

「そういう事しか頭にない」男子高校生が卒業までに「目標」を達成するために、というアメリカの青春映画の定番フォーマットに基づいたとってもおバカな映画(笑)。まあ悪戦苦闘して無理やり興味をひこうとするがそ>>続きを読む

ヴェロニクと怠慢な生徒(1958年製作の映画)

2.5

エリック・ロメール初期の短編シリーズ鑑賞キャンペーンの一環。あまり行儀も聞き分けもよくない少年とそれに勉強を教える家庭教師ヴェロニクのやり取りを15分べったり追いかけた作品。あれこれ屁理屈を並べながら>>続きを読む

ガーディアンズ 伝説の勇者たち(2012年製作の映画)

3.0

知人からのおすすめを受けて鑑賞。ドはまりするほどに気に入った、という感じではないが、でも大好きになる人がいるのがよくわかるような楽しい構成の映画だった。キャラクター造形こそ直感的に可愛いと思えるもので>>続きを読む

ベレニス(1954年製作の映画)

2.0

敬愛するエリック・ロメールの最初期の短編作品を時系列順に鑑賞。まだ後世の起伏が少ない明るいフランスの平原のような空気感と会話の積み重ねという作風とは全く異なり、エドガー・アラン・ポーの原作を用いたひた>>続きを読む

ブルックリン横丁(1945年製作の映画)

3.0

エリア・カザンのハリウッドでの最初の監督作品。ニューヨークの下町の小さなアパートを舞台にして、どこまでも夢見がちで現実離れした父親、そんな夫に冷ややかに接する母親、そしてパパが大好きな娘を中心とした家>>続きを読む

チャルラータ(1964年製作の映画)

4.0

「オプー三部作」は一通り観ていたインド映画の巨匠サタジット・レイの作品だが、ストーリーの美しさと切なさそして描き方の奥ゆかしさという点を加味すると、この作品も彼の最高傑作の一つとみなしてよいのかもしれ>>続きを読む

あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

2.0

前から気になっていた、自分が実験台となって「砂糖を摂り続けるとどう変化していくのか」を追った「スーパーサイズ・ミー」的なドキュメンタリー。とはいえ最初から徹頭徹尾「砂糖は悪である」という結論ありきで作>>続きを読む

愛すべき夫妻の秘密(2021年製作の映画)

2.5

第二次大戦後、「君の名は」レベルで爆発的な人気を博したテレビ番組で夫婦役を演じていた、実生活でも夫婦である2人を追ったドラマ。ちょうどその頃に猛威を振るっていた赤狩り旋風も交えながら自らの芸能人生の崖>>続きを読む

ポンペイ(2014年製作の映画)

1.5

まあ「バイオハザード」の監督だからすんなりと街の歴史を描くものではないだろうなと想像はついていたが、ポンペイという街は最後の色付け程度にしか使われず、基本はグラディエーターと女性との障壁多き恋の物語で>>続きを読む

Summer of 85(2020年製作の映画)

2.5

フランソワ・オゾンらしい、そして彼の原風景ではないかと思えるような、性別の垣根などを取り払った瑞々しくも悲しい恋の物語。この種の恋愛描写には「ゲイという設定だからこそ耽美に見えて許されているがこれが異>>続きを読む

シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち(2019年製作の映画)

2.0

観始めて「あれ、これ見た事あったっけ?」とつい気になるほどに「シンク・オア・スイム」と近い感じだが、あちらがメタボのオッサン(笑)達のシンクロなのに対してこちらはゲイの水球チーム。まあ美しくないという>>続きを読む

EXIT(2019年製作の映画)

3.5

毒ガスで地上に降りられなくなった大ピンチをさして戦闘力が高くない男女2人が切り抜けていくという設定にゲーム性が非常に高く(笑)、最後までハラハラしっぱなし。それにしてもこのヒロイン可愛いな...と思っ>>続きを読む

総理の夫(2021年製作の映画)

2.0

最近何でもかんでも田中圭が使われててそれだけで食傷気味なのでハードル上がってしまった中だが...中谷美紀が日本初の女性総理、というのには何の違和感もなくさすがという感じがするが、その夫としての自覚がか>>続きを読む

妖怪大戦争 ガーディアンズ(2021年製作の映画)

1.0

三池崇史の作品に期待するのはもう4000年前に諦めたので、スキップ程度でも越えられそうなハードルを設定して観始めた...のだが、え?その高さでもつまずくの?!という感じ。CG使いまくって食傷気味だし妖>>続きを読む

VHSテープを巻き戻せ!(2013年製作の映画)

2.5

主だった映画を一通り観てしまいVHSしかソフト化されていない映画に手を出している自分もまだまだお世話になっているので、VHSを愛するヲタ、いや熱心な愛好家(笑)がその魅力に関して溢れんばかりの想いをぶ>>続きを読む

デッドマン(1995年製作の映画)

1.5

ゴールドシップのように「ムチ入れないまま数馬身ちぎる圧勝」的な名作と「いくら押しても後方追走が精一杯」の全然ハマらない映画が毎回ガチャのようにランダムに登場して処理に困る(笑)ジム・ジャームッシュ作品>>続きを読む

ホームワーク(1989年製作の映画)

2.5

現実と虚構の隙間をうまく駆け抜けていくのが十八番のアッバス・キアロスタミにしてはやや珍しい、ガチなドキュメンタリー。最終的に家族も手伝わなければならないような過度な宿題、というイランの文化に対してどう>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.0

主人公である母と息子の一見ありえないような壮絶な生き様なのだが、一見現実離れしていそうな世界観の随所にコロナだったりどこかの上級国民だったりという要素を散りばめ、ちょいちょい自分のいる世界とリンクさせ>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

2.5

不況で沈んだ街の底辺にいる少年達が被写体だが、完全第三者視点のドキュメンタリーではなく彼ら自身が自分たちを被写体としていくというかなり主観的なもの。ところどころに再現ドラマ的なシーンが見られはするもの>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

本来ストップモーションが大の苦手なので「激レアさん」を観てなければ絶対触れなかった作品だが、これは好き嫌いを越えた名作!正直1つ1つのシーンを止め画で観るとかなり気持ち悪い部類に入るのだが、ユーモアと>>続きを読む

トラベラー(1974年製作の映画)

3.0

首都テヘランで行なわれるサッカーの試合をあまりに観たい少年があの手この手でスタジアムへとたどり着こうとするドタバタを描いたもの。いたって普通だった少年が、偽の写真撮影で金儲けしたり勝手に他人のものを売>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

3.0

認知症になった人物を客観的に描いた作品は多々あるが、こうしてファーストパーソンビューで描かれると...50の大台に乗り一段と物覚えが悪い自覚が増してきた(笑のち泣)自分にはほんと恐怖でしかない。最初何>>続きを読む

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

2.5

裏社会のトラブルに巻き込まれる戦闘力の低い(笑)男、そしてそれがもしかしたら作家の自伝なのでは...という謎を引っ張りながら進む。結局最後まで「こういう事でいいんだよな?」という感じで明確な答え合わせ>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

2.5

機内で鑑賞。世間であれだけもてはやされたこのシリーズに正直3作観ても全く乗れていなかったが、でも触れておかないと話についていけないから嫌だな...程度の興味で観始めたが、惰性で観ていたシリーズが4作目>>続きを読む

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