mikoyan358さんの映画レビュー・感想・評価

mikoyan358

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10年近く活動していた鑑賞メーターから引っ越しました。
基本的に毎日レビューを追加しています。
(可もなし不可もなし=2.5点として採点)

好きな映画監督:フランク・キャプラ、ビリー・ワイルダー、ジャック・ドゥミ、アンジェイ・ワイダ
自分的ベスト5:素晴らしき哉、人生!、ロシュフォールの恋人たち、バック・トゥ・ザ・フューチャー、ラ・ラ・ランド、アパートの鍵貸します

青い春(2001年製作の映画)

4.0

世界観も自分が通ってきた高校時代と全く異なり、一見すると自分には全然合わなさそうな雰囲気ばかりだったが...今だと思い出して笑ってしまうような、狭い世界の序列や苦悩が世界の全てだと思っていた「あの頃」>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.5

2017/10/19鑑賞
以前に何となく観てぼんやりとした感想しか持てていなかったが、最近「元々食わず嫌いなジャンルに色眼鏡をかけて観ていた」ことを反省しいろいろ観直している中で再度トライ...したら
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

2.0

「パターソン」に感銘を受け、改めてまだ観てなかったジム・ジャームッシュの代表作ともいえる一本を遡って鑑賞。個人的にはある特定のシーンを小さなオムニバス形式で描くという手法は決して嫌いではないのだが、そ>>続きを読む

ブロークン・アイデンティティ(2012年製作の映画)

2.0

人間がすべて生物学的に管理されている近未来で、どの記録にも合致しない謎の男が現れ...何となく「ボーン・アイデンティティ」に近未来要素を混ぜて1万回くらいシェイクしたらこんな映画になったという感じ(笑>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.5

以前テレビのドキュメンタリーで見ていた奇跡の実話。サルーが故郷から少しずつ確実に遠ざかっていく様子、20年前だったら絶対に見つけられなかった故郷の街を技術の進歩の力を借りてくじけそうになりながら執念深>>続きを読む

ベルサイユのばら(1979年製作の映画)

2.5

恵比寿ガーデンシネマにてジャック・ドゥミ作品特集上映にて初めての鑑賞。そもそも漫画もアニメも観たことがなく完全初見がこの映画というのはおそらくやってはいけないパターンなんだろうが(笑)、そのせいか原作>>続きを読む

マジェスティック(2001年製作の映画)

4.5

お勧めを受けて観たが図らずも感涙してしまった...調べてみたら監督フランク・ダラボンで超納得。亡くなったはずのかつての街のヒーローに間違われた主人公が、画面に一度として登場しない(でもマット・デイモン>>続きを読む

ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

2.5

ケネディ暗殺直後のジャクリーン夫人にスポットをあてた一本。実際に衝撃と喪失感を経験する年代ではなかったしジャクリーンも映像の向こう側の人でしかなかったので、ある意味正当にこの作品を受け止められる立場で>>続きを読む

捜査官X(2011年製作の映画)

3.0

強盗を撃退した男のただならぬ戦い方に「こいつ何者?」と疑念を深めていく捜査官。タイトルからすると金城武演じるこちらのほうが主役に見えるが、実際のところはその捜査対象となる男を演じたドニー・イェンの独壇>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.5

ハッピーエンドを好む能天気?な自分としてはビターな余韻しか残さない作品や監督はあまり得意でないのだが、ここまで心理をえぐり決して説明的な表現をしていないのに「愛が強烈過ぎることで生まれる軋轢」を映像で>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

5.0

2017/10/9鑑賞
出先の店でふとテーマ曲の「Forever Friends」を耳にし(しかも聴いたのが房総のロケ地のすぐ近く...)居ても立ってもいられず帰って速攻でDVD引っ張り出して鑑賞。こ
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セルラー(2004年製作の映画)

4.0

先に香港のリメイク版「コネクテッド」から観てしまったので遡る形となるが、粗削りながら極めてテンポ良いスピード感と緊張感のクレッシェンドが結末を知っていながらも楽しめる、これを観ると確かにリメイクしたく>>続きを読む

さらば青春の光(1979年製作の映画)

2.5

お笑い芸人の名前でしか認識していなかった作品(笑)。60年代のいわゆる「モッズ」と呼ばれた若者たちのモヤッとした怒りや不満といったものを炙り出す...自分の世界では幅を利かせていても普通の世の中では、>>続きを読む

魔術師(1958年製作の映画)

3.5

噛めばじわじわといい味がずっと染み出すが、噛めるようになるまでに相当時間がかかる硬すぎるスルメのようなベルイマン映画(個人的感想)の超哲学的作品群の中で、これは珍しいほどに判りやすくシニカルで軽快だっ>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

ハルストレム、カウリスマキと並んで世界3大優しい巨匠と勝手に(笑)思っているケン・ローチの最新作。仕事にも就けず保護も満足に受けられず、その手続きからしてまともな人として扱われていないようなダニエルと>>続きを読む

ズーランダー NO.2(2016年製作の映画)

2.0

ベン・スティラーがまさかのカリスマモデル、という設定に驚かされたあのズーランダーに、まさかの続編(笑)。しかも前作から15年経ってだいぶ歳取ったベンやオーウェン・ウィルソンなどおなじみのメンツに加え、>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.0

タイトルだけ見て純愛的なものかな?と思って借りて観てみたが重さに面食らった...妻を事故で亡くした夫が精神を崩壊させ劇中の家のごとく粉々になるまで自らを破壊し、そして再びその粉をつなぎあわせて復活しよ>>続きを読む

オール・ザ・ウェイ JFKを継いだ男(2016年製作の映画)

3.0

ケネディ暗殺の混乱の中で副大統領から昇格し、公民権法制定というアメリカの歴史のターニングポイントに大統領として立ち会ったリンドン・ジョンソンの伝記。ベトナム戦争を拡大させた張本人、そしてケネディ暗殺の>>続きを読む

アニエスの浜辺(2008年製作の映画)

3.0

ヌーヴェルヴァーグを代表する(と言ってもまだ個人的に一本もその作品を観ていないのだが)女性映画監督アニエス・ヴァルダの自伝的作品。個人的にはヴァルダ自身より夫である(好きな監督ベスト3に入れている)フ>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

5.0

2017/9/30鑑賞
待ちに待った「ラ・ラ・ランドinコンサート」にてもう7回目の鑑賞(笑)。生演奏が完全に映画の歌声にシンクロした精緻な技術をベースに、包み込むようなライブサウンドによって「映像の
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ドリーム(2016年製作の映画)

5.0

2017/9/30鑑賞
東宝シネマズ日本橋にて。5月に国際線の機内で観てあまりの出来の良さに公開を心待ちにしていた一本。邦題をめぐるドタバタで色物的な見られ方をされかねないところだが、とにかくこの映画
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海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

3.0

尊厳死が法的に認められていないスペインで、手足が動かない障がいを背負った男が自分の死期を選ぼうとする、という実話ベースの映画。非常に重いテーマだが、死に至るまでの行動が主人公ラモンの視点から優しく描か>>続きを読む

パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.5

価値観的(そして性別的)に今までかすりもしてこなかった西原理恵子作品。とにかく普通な人を探すのが難しいような濃すぎる登場人物に最初どうなるかと思ったが、カシマの件(途中から何となくそうじゃないかな?と>>続きを読む

ファブリックの女王(2015年製作の映画)

1.5

フィンランドを代表するブランド「マリメッコ」の創業者、アルミ・ラティアの半生を描いた伝記映画。個人的にも嫌いではなくヘルシンキの店で買い物した経験もあるだけにその考え方や頭角の現し方に大いなる興味があ>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.5

ヒューマントラストシネマ有楽町にて。今まで自分に合った試しがなかったジム・ジャームッシュの新作を意を決して観に行ったら、意外にも心に刺さり初安打達成(笑)。特別なことがほとんど起こらずほぼ同じ形で繰り>>続きを読む

浮き雲(1996年製作の映画)

4.0

十数年前に観て以来のご無沙汰で内容をかなり忘れていたアキ・カウリスマキの代表作。登場人物は誰一人クスリとも笑わないし彼らが陥る状況は悲惨の一途をたどっているはずなのに、何故かこみ上げてくるじわじわとし>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

5.0

2017/9/24鑑賞
恵比寿ガーデンシネマにて5時間14分の完全版を鑑賞。個人的にもこれまでで一番長い映画にもなり果たして間延びしたりしていないか?と気になっていたが、そんな考えが失礼にあたるほどに
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.5

東宝シネマズ新宿IMAXにて。事前にIMAXで観るべき!と聞いての鑑賞だったが、確かにこの映画は劇場特に音響に優れたシアターで鑑賞することで価値が高まる映画かと思う(ので点数はIMAXの迫力分も加味)>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.5

耳が聞こえないことで激しいいじめを受ける女性と、そのいじめを主導したがためにやがて自分も...という男性。何が良くて何が悪いかを作品の側から断言するのではなく、登場人物たちが自分からどうあるべきかを判>>続きを読む

はなればなれに(1964年製作の映画)

3.5

友人から紹介され「女は女である」に引き続いてこの作品を観たが、この2本で今までジャン=リュック・ゴダールという人に抱いていたイメージががらりと転換した(笑)。お金を奪い取るというサスペンス要素は一応あ>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.5

2017/9/21鑑賞
最近多い、久々に観たくなってDVD棚から引っ張り出してきた一本。自分が住みそれなりに愛着もある街東京は今日も普段と変わりないように見えたが、同じ景色が「異文化」の視点を通すとこ
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デルタフォース2(1990年製作の映画)

2.5

横綱白鵬vs平幕、いやどっちかというと巡業の時の白鵬vsちびっ子を見ているかのような安定感抜群のチャック・ノリスが今回も不死身の大活躍。今度は相手が麻薬組織に代わりちょっとイッちゃってるなかなか曲者の>>続きを読む

天使の涙(1995年製作の映画)

4.5

2017/9/19鑑賞
主題曲と言ってもよい「Only you」をたまたま聴いて発作的に観たくなりDVD棚から引っ張り出してきた。もう観るの何回目だろう?あの時代の香港の街並みを背景に描かれた登場人物
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女は女である(1961年製作の映画)

4.0

ゴダールの映画というと必然的に防御態勢に入ってしまう自分だが、本当にこれが彼の作品?と思うほど肩の力を抜いて楽しめ、それでいながら映像の端々にやっぱりゴダールの息吹を感じてしまうという不思議な作品。個>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.0

クスリに溺れた母親に愛情を受けられず孤独な中、秘かに同性に思いを寄せる主人公。周囲の登場人物のバックボーンなどを豪快に割愛し、こちらが吐く息ですら傷つけてしまいそうなほどに繊細な主人公が青年となる過程>>続きを読む

オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.0

東宝シネマズシャンテにて。以前セルビア奥地の映画村まで行ってしまったほど好きなエミール・クストリッツァの待望の新作を公開初日に鑑賞。故郷ユーゴの内戦をモチーフとし、動物たちにいつも以上に雄弁に状況を語>>続きを読む

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