結婚するために南米からロンドンに帰国した貴族の末裔のトニーは、家を買い、有能な召使のバレットを雇う。
トニーの婚約者スーザンが微妙な感じでちょっと残念。
そして、メイドとして雇われるヴェラも「コケテ>>続きを読む
ジャン=ポール・ベルモンドの顔かたちや雰囲気があまり得意じゃなかったけれど、本作のジャン=ポール・ベルモンドは素敵だった。
『”デュロス”は隠語で帽子を意味する
だが警察や暗黒街でこの言葉が使われる>>続きを読む
ニルヴァーナの音楽がよく似合う
ゴッサムシティはいつも天気が悪い
ブルースの病んでいる感じを全面に押し出している雰囲気がずっと続くから、ちょっとお腹いっぱいになりかけた。もっと深みにハマる感じも欲>>続きを読む
最後(The end)の画がかっこいい!
そして、何回も流れる競馬のレース前のシーンが緊張感を増幅させる。
競馬場から200万ドルを強奪する計画を5人の男が実行する一部始終のお話。時間軸をバラバラに>>続きを読む
ジョージアのアブハジア自治共和国内にあるエストニア人の集落に住む、みかんの木箱を作るイヴォとみかん農家のマルゴス。
穏やかな毎日はまるで戦争とは無関係かのようだが、何かが違う。
ジョージアとアブハジア>>続きを読む
フランス映画らしく、感情を抑えたシンプルな作品だ。裏を返せば、過剰な演出がなく、日常を等身大に描いている。だからこそ、伝わってくる繊細な感情や行間のできごとに思いを馳せることができる。
先妻の息子シ>>続きを読む
途中まで、グレッグ役がジェームズ・フランコだと思ってた。「ジェームズ・フランコって今何歳なの?」と不審に思い、ようやくトミー・ウィゾー役がジェームズ・フランコだと気づいた。スパイダーマンの時より、年齢>>続きを読む
〈ドキュメンタリー〉
2014年 ウクライナのヤヌコーヴィチ大統領は、EU加盟の調印目前に採決を反故にしてロシアにすり寄る。
怒った市民は、大統領退陣を求めて、キエフで抗議デモを起こす。
市民は、宗>>続きを読む
両親を失い、老貴族のドン・ロペ(フェルナンド・レイ)の養女となるトリスターナを演じるカトリーヌ・ドヌーヴは17歳くらいの設定らしいけれど、明らかに無理がある。それとも、この時代の17歳ってこんな感じな>>続きを読む
中年のクリスは、死別した前夫を崇拝する妻に虐げられながらも、職場では信頼される出納係を長年務め、唯一の趣味である絵を描くことを楽しみに真面目に暮らしている。
奥さんの態度が理不尽過ぎて、見るに忍びない>>続きを読む
バッハ好きのコミュニスト ポール(ジャン=ピエール・レオ)は、流行歌手のマドレーヌ(シャンタル・ゴヤ)に猛アプローチの末親密な関係となり、マドレーヌのルームメイトと共に同居生活を始める。
若者たちの>>続きを読む
結構好きなやつ。
アンナ・カリーナ演じるナナは女優を夢見て夫と別れ、レコード屋の店員をつづけている。そこから娼婦へと零落する情景が「12景からなる映画」とされているように、12のページをめくるように>>続きを読む
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品
モノクロ作品は闇の美しさに惹かれる作品が多いけれど、本作は光と白の狂気に目が奪われる。
ナチス政権下で人気を博した女優のベロニカ・フォス。終戦後十年が>>続きを読む
ジャン=リュック・ゴダール初期の作品
わかってはいるけれど、ひたすらアンナ・カリーナが可愛い。いっつも髪の毛を梳かしているのが気になるけれど、これだけ可愛かったら世の中怖いものなしなんだろうな。>>続きを読む
うっかり寝落ちして、慌てて画面観ても相変わらずいつも砂漠が広がっている。どのくらい寝てしまったのかまったくわからない。 最初はそんな感じだった。
でも、砂漠の集落は何となくマッドマックスぽいし、尊大>>続きを読む
チャップリン✕ウェス・アンダーソンみたいな雰囲気。先日観た「フレンチ・ディスパッチ」でウェイターが上階に登っていく画そのままのシーンがあって思わずニンマリしてしまった。
作品は終始、古臭さを感じない>>続きを読む
タイムループの形を借りた、人種差別問題への強烈なメッセージ
そして、「やっぱり、歩み寄ることや分かり合うことが最も大切だ」と理解したつもりになっている私に強烈なパンチを喰らわす作品
翻訳家で独身の姉エステルと妹のアンナとその息子ユーハンは外国旅行からの帰りの汽車に乗っていたが、病気がちのエステルの体調が悪化し、途中下車して言葉の通じない異国のホテルに泊まることになる。
母親とい>>続きを読む
闇の艶と、影のなめらかさと、光の揺らぎによって切り取られた画が息を呑むほど美しい。そして、白夜の空が窓から覗く夜の闇が、更に幻想的な画を作り出す。
海辺の別荘を訪れた小説家の父と精神分裂症を患ってい>>続きを読む
20分の短編でありながら、終始嫌悪を感じさせる圧力と緊張感に満ちている。
大きな社会問題を扱っていながら、残酷な昔話や童話を彷彿とさせる。
アメリカの新聞社の支社が発行する「フレンチ・ディスパッチ」誌。編集長の死により廃刊を迎えることになった同誌の追悼号にして最終号の4つのお話及びレポート。
オーウェン・ウィルソンが初っ端の掴みをばっち>>続きを読む
乾いた荒野をただただ前へと歩き進むお話。
いや、前へなのか後ろへなのか、はたまた意味のない方向へなのかはわからない。聞こえてくるのは幌馬車の軋む音ばかり。
西部開拓時代、1845年のオレゴンが舞台。>>続きを読む
ミシェル・ウィリアムズが少年のよう。
職を求めてルーシー(犬)と一緒にアラスカへ向かうウェンディ(ミシェル・ウィリアムズ)。所持金はわずかで、車は故障し、ドッグフードも底をつく。
住所不定、無職、厳>>続きを読む
「何やってんだよ」
「そんなわけないでしょ?」
「本当に大変だよね、うちなんか、、云々」
「ちゃんと調べてきたの?」
「そんなこと言うならお前が運転しろよ」
「お前が言い出したんだから、タバコばっか吸>>続きを読む
「theインディペンデント映画」っていう雰囲気がムンムンの作品。
「愛と犯罪と逃避行」じゃない作品。
リーの髪型が気持ち悪いし、コージーの踊りが気持ち悪い。でも、これって普通に散髪サボってる自然の>>続きを読む
「コーダ」→「エール!」の順。
もちろん、こちらが原作であるので大きな流れやそれぞれのキャラクターなどはほぼ同じ。
違いと言えば、フランスの作品ゆえなのか自然光に溢れていて、家族の職業も酪農農家とあ>>続きを読む
よくある「〇〇の押し売り」ではなかった。
障害者と健常者、家族愛、恋愛、友人関係、進路、社会、コミュニケーション、生きづらさ、チャンス、諦め、、、等々のエッセンスに溢れているけれど、決してどれかに重>>続きを読む
途中20分ほど寝てしまって、気付いたら破局してた。何があったんだ?
もともとレディ・ガガがあんまり好きじゃなくて、心を無にして観たけれど、田舎の趣味の悪いおばさん感が半端なくてやっぱりキツかった。で>>続きを読む
トビー・マグワイア(っていうかピーターだけど)がいい気になり過ぎて見ていられなくなって、あれほど好きじゃなかったキルスティン・ダンスト(っていうかMJ)がかわいそうになってきて、途中で観るのをやめた。>>続きを読む
相変わらずMJはその場しのぎで生きている気がする。チヤホヤされすぎて人の痛みに鈍感なのかもしれない。
アメイジングもそうだったように、本作もNWH鑑賞後に観たので、ぐっと親近感を持って観ることができ>>続きを読む
NWH鑑賞後に観たから、きっと見方も違っていたんだろう。前作よりすんなりと入ってきた。
そして、お話自体もごちゃついた感じが減って、多少の雑な感じは否めないとしても素直におもしろかった。
特に、エマ>>続きを読む
たっぷりと時間をかけた進行がとっても贅沢。
盛大なマルチバースなんだろうな、、と頭の準備をしておいたけれど、これはわかりやすくて正統派のマルチバースだった。
そして、前作からの繋がりが(前作のラス>>続きを読む
サム・ライミ版は、トビー・マグワイアとキルスティン・ダンストがあんまり好きじゃなくてハマれなかったけど、こちらを観た後となっては、サム・ライミ版の方がよくできてるなーと感じる。
お話の流れの根本は変>>続きを読む
キルスティン・ダンストの意地悪顔があんまり好きじゃないけれど、年齢を重ねてからの不思議な存在感にだんだん魅力を感じられるようになった。なので、若い頃の彼女にもそこまで嫌悪感は感じなくなった。でも、MJ>>続きを読む
レストランのお会計分が家財道具一式ってことかしら?
娘の年齢すら覚えていなかったんじゃなくて、たまたま18歳でピッタリだったわけか。かと言って、年齢を覚えていたとは限らないけれど。
何か意味のある>>続きを読む
終始アンソニー・ホプキンス目線で観てしまったので、これは何かのスリラーか、大掛かりなトリックにはめられているのかとさえ思った。
認知症を扱った状況を見る場合は、どうしても周りの家族や介護する人々の気>>続きを読む