mimagordonさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

リアム・ギャラガー ネブワース22(2022年製作の映画)

4.0

ライブ映画というより、リアム・ギャラガーがいかにして最高のフロントマンであり続けているかを、歴史的なネブワース公演を軸に切り取った映画。最高のフロントマンであることに黄金の方法や理屈はない。ただ、ステ>>続きを読む

バスケット・ケース3(1992年製作の映画)

3.6

ベリアルとイヴの子供が産まれるぞ!頼れる叔父さんの元へ修学旅行だ!最早コメディ。ユニークな人たち、みんなかわいい。一人ひとり性格も違うしなんか癒されるなぁ...楽しそうにしてるときは。でもヘネンロッタ>>続きを読む

バスケットボール・ダイアリーズ(1995年製作の映画)

4.4

かなり遅れてレオ様誕生祭(11/11)その1

今の貫禄あるレオ様も大好きだけど、『タイタニック』より前の「レオちゃん」な時期が好きな私。目から♥️出ちゃうね。なんて呑気なことは言ってられないかなり暗
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バスケット・ケース2(1990年製作の映画)

4.2

フランク・ヘネンロッター、きっと真面目な性格なんだろうなぁなんて。世間は「フリークス」と呼ぶけど、ルースおばさんは「unique individuals」と愛着を込めて呼ぶ。同じ生き物なのに、見た目だ>>続きを読む

デュラン・デュラン:ハリウッド・ハイ(2022年製作の映画)

4.8

デュラン・デュランにとってアメリカ、及び世界進出の足掛かりとなったLA。煌めくネオンの背景がこんなに似合うバンドは他にいないだろう。パフォーマンスのキレも衰えない。新曲から往年の曲までバランス良く、で>>続きを読む

ウルフマン リターンズ(2004年製作の映画)

5.0

「ジンジャー スナップス」三部作二作目。1の続きから始まるので『ジンジャー スナップス』の鑑賞が必須。
作風は前作の青春ホラーから打って変わってダークなモンスターホラーとなり、雰囲気も終始暗く重い内容
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バスケット・ケース(1982年製作の映画)

4.0

80年代らしいチープさとなんとも言えない切なさ。今も昔も、インディペンデント・ホラーにはスタジオものとは違う味わいがある。ベリアルが「モンスター」になっていく過程をしっかり描いているし、スラッシャー映>>続きを読む

All Too Well: The Short Film(原題)(2021年製作の映画)

5.0

4部構成。2部目「The First Crack In The Glass」が特に響く。恋人同士の日常で決して珍しくはない、けれどすごく大きな一瞬。そのガラスに入ったヒビを修復するのは、すごく難しい。>>続きを読む

ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド(2020年製作の映画)

3.6

ビートルズのドキュメンタリーというよりは、たまたまその場に居合わせた一人の若者の目を通して、ビートルズがアシュラムで体験していた日常からの解放、瞑想仲間として共に内面を見る中で目にしたビートルズの多彩>>続きを読む

ジンジャー スナップス(2000年製作の映画)

5.0

生涯で最も好きな映画の一つ。とにかく好き。キャラクター描写がすごく繊細で、特に母親の立ち位置がいい。ジンジャーとブリジット姉妹の絆、最後涙が出る。これも何度観たことか。言葉にならない感動にまた震えてる>>続きを読む

テリファー(2016年製作の映画)

4.2

2023.6.18 再鑑賞 動画配信サービスにて
評点 4.0→4.2

原題の「Terrifier」は「怖がらせる者」という意味で、まさにアート・ザ・クラウンは観る者を怖がらせるし、それに徹している
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ザ・ビートルズ:Get Back(2021年製作の映画)

5.0

三部構成となったドキュメンタリー、これでも物足りないというくらいの傑作だった。
『サージェント・ペバー~』でビートルズという枠を越える巨大なバンドを作り上げ、「ホワイト・アルバム」で各々の才能が完全に
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オープン・ユア・アイズ(1997年製作の映画)

4.6

自己の内面を探る旅。コンプレックスと、それを補う自尊心。しかしそれは常に壊れてしまう可能性を秘めている。その壊れてしまうことへの不安と壊れた後の自棄っぱちの絶望。心の内の葛藤を、外見や夢といったわかり>>続きを読む

ビリー・ジョエル:ライヴ・アット・ヤンキー・スタジアム(2022年製作の映画)

5.0

2022.11.16
Blu-rayにて鑑賞
評点変更なし

90年にVHSとLDでリリースされた旧エディットは、2001年にDVD化されて以来幾度となく観てきた。今回家庭のテレビ画面とステレオで観て
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バーニング・ムーン(1992年製作の映画)

4.0

ジャーマン・ゴアの代表作としてその残酷描写の生々しさはすごい。特殊効果だからこそのものがある。
物語もかなり深い。「あなたたちの中で、罪を犯したことのない者が
この女に、まず石を投げなさい」。個人の思
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プロムナイト(1980年製作の映画)

4.0

80sスラッシャーとしてはかなり面白い方だと思う。ただ、本筋に関係ない登場人物が多いのと、子供時代と高校になってからのキャラも顔も似てないので、誰が誰だかわからなくなるのが難点。

トゥルー・ノース(2022年製作の映画)

4.6

ノルウェーの雄大な自然とそこに根付く文化から生み出されるa-haという名のケミストリー。映像も音楽も素晴らしかった。

ビートルズ/レット・イット・ビー(1970年製作の映画)

4.0

そんなにダウナーかな?このくらいのいざこざバンドならどこでも起こってる気がする。不仲説とかゴシップに煽られて、あるいはそれを逆手に取って利用する形で最後のビートルズの姿として編集したのかもしれないけど>>続きを読む

アルファヴィル(1965年製作の映画)

5.0

最初から最後までとにかく美しい映画。
ゴダールよ永遠なれ。

Blood ブラッド(2009年製作の映画)

3.2

耽美なダークファンタジーといったところか。杉本彩に負けずとも劣らない要潤の色気が一番の見どころ。こういう世界観嫌いじゃない、というか、好き。
その昔銀座シネパトスに『イエスマン』を観に行ったときのトラ
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

4.6

ミステリ要素が強くて引き込まれる。そしてめちゃくちゃ怖い。気になってる点があるのでたぶんスルーしちゃったキーポイントだと思うけど、もう一回観ようとは思わない...。原作読んでみようかしら。

レディ・イン・ザ・ウォーター(2006年製作の映画)

5.0

シャマラン最高傑作。
自分と他人を信じること、愛すること。曇った眼鏡で決めつけず、受け入れること。それが団結。小さなアパートからでも、世界は変えられる。シャマランがミステリーやスリラーの形で現在に至る
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ザナドゥ(1980年製作の映画)

4.2

音楽とダンスとマジック。他に何がいる?
オリヴィアとジーン・ケリーは今頃ザナドゥで一緒に踊ってるのかな。
R.I.P. Olivia Newton-John.

セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)

4.2

この上なく残虐であるということを除けば、至極真っ当な社会派ミステリーだった。社会主義から資本主義への移行、マチズモと「理想の家庭像」、富める者が貧しき者から「搾取(=ポルノ)」するというメタファーで切>>続きを読む