とてもで情熱的で、誠実で、エレガントな映画であった。
きらびやかなファッションの世界の物語というより、一人の芸術家の物語だ。
数ヶ月後も別の着方が出来る服
半年で飽きない服
持ち主と一緒に成長し>>続きを読む
一見普通のどこにでもいる人に見えても、あるレッテルをはられると途端にそのようにしか見えなくなることは誰にでもどこにでもあることで、この映画ではそれが『元受刑者』というだけ。
…だけなんだけど、やはり同>>続きを読む
うう~なんだかとっても抉られる……。
自分の中で妄想ばっかり膨らませて物事を決めつけて、他人のことも同じくらい傷つけてるくせに自分ばかりが傷つけられたような顔して生きてる。
勝手に育てた妄想に振り回>>続きを読む
私、このシリーズ大好きなんですが、ストーリーはあってないようなものだと思っていつも鑑賞しています。
北海道の空気を味わいつつ、肩肘張らずに昭和レトロな人情劇を気楽に楽しめる、それがこの映画の良さだと思>>続きを読む
初ホドロフスキー監督作品鑑賞。
はじめから理解しようとして観ていない。
理解できる感性が私にあるとも思えない。だが、「とにかく生きるのだ。意味なんてない。自分の人生をとにかく生きるのだ」という強い>>続きを読む
鑑賞前に事件についてあらかたの知識を入れておいて良かった。でなければ私はきっとストーリーを追うのに精一杯で???ハテナがいっぱいだっただろうから。
私のような素人が申し訳ないのだけど、あと2~3回磨>>続きを読む
「アズミハルコは行方不明」で太賀くんを知り、そのあまりの憎たらしい役のはまり具合に彼自身までもを嫌いに思っていたけれどそれは彼の演技力が抜群ということで、今回、あぁやっぱり彼は本当に演技が上手いのだな>>続きを読む
草刈民代さんの存在感、上手さに感動しました。
さすがバレリーナ、何をしていてもどんなにだらしのない動きをしていても体幹がしっかりしているのがわかる。
庭で足を洗っている姿、なんてことのないシーンなのだ>>続きを読む
沼田まほかるさんの小説が映画化!ということで観賞。
色々と思うことはあるんですけれど、
「ユリゴコロ」というタイトルのうまさにまず唸りました。
「ユリゴコロ」…意味はわからないにしても、きれいな響き>>続きを読む
良い映画だった。
まず、村上虹郎くんの竹のような若々しさと恐れを知らないまっすぐさがとくに印象に残った。
幼い頃経験した出来事により、いつもどこか渇いている。
もう一度、あのときのような恐怖と生の実感>>続きを読む
良かった~!元気がないときに観ると元気が出るところ、さすがディズニー。よく作られてる。
途中、マッドマックス?っていうところがあったりするので頭の中で「モアナ~怒りのデスロード~」なんて考えててちょ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
上映早々、冒頭のミュージカルシーンに感動が沸上がって来たのは、チャゼルがこの作品を撮りたいがために「セッション」を製作し、10年もの歳月をかけていたと聞いたからだった。
チャゼル、良かったねぇ良かっ>>続きを読む
はい、私全然わからなかったです…。
なんていうか……良い映画だってことはわかるのだけれど難しくて、頭のなかに❓がいっぱい浮かんで間違えて帰り道反対方向の電車に乗っちゃった。てへ。
正直観終わったあと最>>続きを読む
レイトショーで鑑賞。
田舎から出てきた女の子(エル ファニング)が
その美貌でトントン拍子にモデルへの成功の階段を駆け昇っていくのだけれど、彼女、メイクによって本当に顔が変わる。
エル ファニング>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『戦争映画と言っても、日常生活がメインだから大丈夫だよ』。
戦争ものが苦手な私に友人はそう言った。
私は、こどもの頃にたくさんの戦争の本や映画を親に見せられた為戦争ものが苦手だ。
原爆ドームにも連>>続きを読む
えっ?!今知った!!
観たい!早く観たい!
初めてDVDで観たとき、疾走感に胸がドキドキしたなぁ。
そして、すぐさまunderworldのCDを買いに行ったっけな。
4月が楽しみ♪
これ、すごく好きな映画。
アニメーションが入るのもアクセントになっていいし、何よりジゼルが可愛い。
カーテンでドレス作っちゃうところとか、天真爛漫に歌い踊るところとか。
どんな辛くても生きてりゃ>>続きを読む
痛い痛い……痛い!!
とにかく痛い。
私、あんな怒られ方したら当分浮上出来ないだろうな…。
うん、自信ある。
向いてない。
身も心も削り全てを捧げるほどに打ち込めるものがあるのは幸せなことだろう。>>続きを読む
自分の価値は自分で自由に決めることが出来る。
自分の価値を低く見積もる必要はない。
どんな重いものを抱えて生きていようと、それは価値に影響しない。
登場人物たちはみなそれぞれに重いものを抱えて生きて>>続きを読む
『ウィル・スミスが出ている映画はウィル・スミスが一番カッコ良いところを持っていくよ』説を唱えている私であるが、今回は超個性的なジョーカー様が持っていったかな?
でも、ヒーローらしいヒーローの立ち位置は>>続きを読む
宮沢りえ演じる主人公『お母ちゃん』がみんなに愛されるのは《素直》だから。
素直にひとにぶつかって、受け入れていくから、みんな心を開いていく。
誰かと対峙するとき、どちらが先に心を開くのか。
先に開く>>続きを読む
なんだろう、不思議な映画だった。
『そこのみにて光輝く』の佐藤泰志文学だけれど、監督が変わると雰囲気も変わっておもしろい。
ただ、根底に流れる、現状へのやりきれなさや逸脱感、そこはかとない未来への希望>>続きを読む
普段アニメは観ないのだが、何の抵抗もなく物語の世界に入り込むことが出来た。
むしろ、映像の美しさに引き込まれ、アニメっていいなと思うほど。
この世界に生きて、誰かと出逢うことは、そのひとつひとつにち>>続きを読む
『凶悪』で、人間の泥沼のような悪を描いた白石監督には本当に驚いた。
と、同時に嬉しくもあった。
こんな映画を観られるなんて、と。
『凶悪』は、好きすぎて4回観に行った程だ。
だから、今回、大好きな綾>>続きを読む
大泉洋が出ているからコメディだと思って気軽に観ると……ホラー系が苦手な方は要注意。
テンポよく進む展開と、本格的で迫力のあるゾンビの姿に釘付けになっているうちに、あっという間に経つ約2
時間。
ゾ>>続きを読む
私は、私の愛する人がこのような苦しみをもっていたら、どうするだろう。
そう考えながら観賞した。
異性として愛しあいたい自分と、心の性の自分として生きたい『彼』。
ほんとうは、彼の子どもがほしい。>>続きを読む
安顕、大人の男の色香が増してきましたね~!
名脇役、亀岡拓次。
彼は、自分の人生でも常に脇役だ。
いきつけのスナックで、ロケ先の居酒屋で。酒を飲み、仕事をたんたんとこなし、また酒を飲む。
アル中か>>続きを読む
字幕が終了していたので、吹き替えで鑑賞。
パディントンの声がとてもハンサムで、これはきっと今人気のアイドル声優さんがやっているのかなーと思っていたら、なんと松坂桃季。
イケメンは声もイケメンなのであ>>続きを読む
3Dは苦手なのだけれど、この映画は3Dで観てこそだと思ったので観賞。
世界最高峰、エベレスト。
エベレストと自然の前に、人間は、ただひたすら小さく、弱い。
目の前に堂々とそびえて、絶対に媚びないから>>続きを読む
初の台湾/中国映画。
何か知らないけど、ピアノの上手い盲目の少年がコンクールを目指すお話…だと勝手に思ってました。
違う違う!
大学生になって、お母さんの見守るなか、1人立ちしていく過程で出会う友>>続きを読む
先日観賞した『あん』で、樹木希林の凄さに感動したので、こちらをチョイス。
樹木希林は痴呆がすすんでいく母を演じているのだけれど、限られた撮影期間の中で、あれだけの変化をみせてくれる彼女は、おそろしい>>続きを読む
まるで、しかけ絵本のような映画。
二人が築いてきた思い出が、わくわくするようなカメラワークで描かれる。
小道具も可愛くて、全編通してポップ。切なさを含んだポップ。
人生は出会いと別れの積み重ね。>>続きを読む
小学生の時に観た『ジュラシックパーク』その最新作ってなもんだから観る前から期待は高まる高まる!
迫力満点!リアルな映像!
高まりきった期待は裏切られる事はなかった。
なかったけれど、大人になったんだ>>続きを読む
風のざわめき、木の葉が風にそよぐ音がこんなに気持ちいいとは。
ひとがひとと出会って、誰かを思いやること。過去の自分を省みること。
今こうして存在して、自由に生きていられることの素晴らしさ。
樹木>>続きを読む
ミッションインポッシブル最新作!!
トム自身がスタントを使わずに飛行機に掴まって1500メートル飛ぶとか、危険なカーチェイスとか、6分間息を止めていたとか、公開前から派手なアクションの話題で持ちきり>>続きを読む
感情をテーマにした映画、という事で、子供向けというよりはある程度深く考えられる大人向けなのかなー?と思っていたら、案の定、退屈したのか泣き出したり途中で退場する子供連れが何組か。しょうがないよね内容な>>続きを読む