minさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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武士の献立(2013年製作の映画)

3.5

テレビで放映しているのをちょいと見たら最後まで見てしまった。

加賀藩の包丁侍の話。

美味しそうだった。
美味しい料理は人を豊かにする。

それにしても、饗宴の御膳が出てくるわ出てくるわ…足の踏み場
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.9

テレビで放映しているのを観た。見るのは2回目だったけれど、面白かった。
軽さは良かったけど、もうちょっと女性ならではの強かさみたいな描写があってもよかったかな、と。
でも、メットガラが舞台なのは素敵!

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

4.0

ロードムービーなんだけど、トントンと観てしまい時間が短く感じる面白さだった。配役も絶妙。私の中のダコダ・ファニング株が上がった。

ウェンディのリュックを見て「ははーん」な表情からのまさかのクリンゴン
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クルードさんちのはじめての冒険(2013年製作の映画)

4.0

今、BSで放送していたのを見た。最後まで見てしまった。面白かった。
ジブリ映画同様、キャラクターの動かし方が特徴的でリズムがとてもいい。
家族は地味なのに、周りがやたらカラフルなのも印象的だった。
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.5

途中で飽きちゃってスキップしてしまったところもあるんだけど、歌以外の感想だと、何といっても、ママピッグのピタゴラスイッチがお見事だった!

みなさんのレビューを見て、吹き替え版を見なきゃ!と思ってると
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真夏の夜の夢(1999年製作の映画)

3.0

懐かしい人たちが出演していた。
あまりにも有名すぎるシェイクスピアの物語だけれど、こんな話だったのね。

舞台で、塀役がド緊張から"Right and left."を”Right and sinist
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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.2

最初から最後まで「何か違う」感がぬぐいきれぬまま、イギリスの歴史も毎度本当にタフだなと思いながら見た。

結局、イギリスを統治したのはエリザベスだったけれど、それを継ぎ、現代のイギリス王室に脈々と受け
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ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

3.0

景色や衣装や調度品は本当に美しかったのだけれど、イマイチ心に響かなかった。
唯一、正直で善良なモハメドが気の毒過ぎる。あんなクレイジーな人の中にいたら普通なら病む。

ハリー王子とメーガン妃の転居先で
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無防備都市(1945年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

第二次大戦末期、タイトル通り「無防備都市宣言」をしたにもかかわらず(という解釈でいいのだろうか)依然ドイツ軍が制圧するローマで、ゲシュタポの追跡をかい潜り活動するレジスタンスを実話を元に描いたフィクシ>>続きを読む

アリス(1988年製作の映画)

3.5

Amazonプライムで何気なく再生。
シュールなアリスの世界。
こだわりの世界観が面白かった。
意外と原作者のイメージに近そう。
不思議の国のアリスも宮澤賢治の童話も一昔前の童話は実は人知ではどうにも
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.0

エディ・レッドメインどんだけ!!
どうしたらこうも演じきれるのだろう。

誰もが知るホーキング博士とその夫人を描いた作品なのだけれども、人間とは宇宙の片隅の惑星のじつにちっぽけな存在なのに、それでも生
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ザ・エージェント(1996年製作の映画)

3.6

ザックリ仕立て。
真夜中に放送しているのを見たら、最後まで観てしまった。アクションなしのトムが若い。そして、そのライバル役がいかにもで良かった。クライアントのアメフト選手といい配役が完璧。配役大事。
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神の道化師、フランチェスコ(1950年製作の映画)

4.0

イタリアの守護聖人の一人であるアッシジの聖フランチェスコのエピソードを描いた映画というわけで観てみたのだけれども、若干ドン引き、かつ動揺しつつ観た。

えぇ…えぇ…どういうことなのだ…

が頭の中をめ
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奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

3.5

1世紀も前に現代のブラックホールの研究に役立つ数式の発見とは、天才の中の天才。しかも彼の場合は直感型の天才で、結果が降りてきて、その証明にひたすら労力したタイプ。それは映画でも描かれていた。

その才
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旅猫リポート(2018年製作の映画)

3.0

泣いた。

原作を読みながらも泣いたし、NHKのラジオドラマ青春アドベンチャーで聴きながらも泣いた。そして映画を観ながらも泣いた。
ニャルムドールまではいかないまでもなかなかの猫だった。
映画では、何
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インフェルノ(2016年製作の映画)

2.5

これ以上「観てないの?」と言われるのもアレなので、「天使と悪魔」に続いて勢いで見た。舞台がフィレンツェゆえ黒死病をイメージしたけどそのとおり。キーはダンテの「神曲」。

映画と言うよりストーリーが面白
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バースデーカード(2016年製作の映画)

3.7

弟のマサオが本当にいい存在だった。
マサオ、君、最高だよ。

天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.5

久しぶりに映画を観ました。なんだかバタバタしていて本当に映画を観られてなくて。

一昨年のアマルフィに続き、今年の1月にローマに行って「えっ、映画見てないの?」と現地で言われるシリーズ第2弾。

あぁ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

のっけの高速渋滞で歌って踊ってが、いきなりすぎるし長いしでギブしかけたけれど、最後まで観てみました。

むーん…私には主人公の2人が大人の選択をしたというより、恋している自分に恋していたように見えた。
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

超大作なんだけど、長さを感じさせない映画。久々にうわーっ!と感じる映画を観た。映画冒頭の年寄りが砂嵐を語る映像や主人公の家の娘の部屋で起こる怪奇現象が、終盤になるにつれ「あぁ、おかえり!」と心に込み上>>続きを読む

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ザックは本当にこういう役がよく似合う。

主人公が一歩を踏み出すシーンの構成がよく出来ていて、物語に効いている。

ほんと、17歳をやり直す主人公のような心持ちで最初から生きられたなら、人生がさぞや濃
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アマルフィ 女神の報酬(2009年製作の映画)

3.1

先月、アマルフィに行った際に「この映画、観てないの」と言ったら「帰ったら観なよ!」と言われたので観てみたら、行ってきたところだらけで軽く懐かしい気分。

織田裕二はもう生涯ワイルド公務員役なのだと思う
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

3.9

超絶バイオレンスなのにほのぼの系。

BSでディレクターズカット版を放映していたので、録画して再見。

タランティーノの脚本は、この頃が一番面白い気がする。
それにしても、ド天然のアラバマ嬢にかなうも
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.9

NHK BSで放送していてなんとなく観てしまった。

ロールプレイングで何度も何度も繰り返しては別のルートを探す感が面白かった。
こういう役を張らせたら、まずトム・クルーズというぐらい見事にはまってま
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グレイ・ガーデンズ 追憶の館(2009年製作の映画)

4.0

J・F・ケネディの妻、ジャクリーン・ケネディの叔母ビッグ・イディと娘リトル・イディの凋落、荒廃した晩年の暮らしをドキュメンタリータッチで描いた話。

とにかく主演女優二人の演技が凄い。見ていて心が痛く
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前情報をまったくなく見始めて、最初は若いのに若さを感じない母親と5歳になったばかりの息子2人の生活に軽く違和感。
シェルターにでも入っているかのような、全く外気に触れない生活にどういう設定なのかと思っ
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ギフト 僕がきみに残せるもの(2016年製作の映画)

4.5

有楽町のヒューマントラストシネマで鑑賞。ALSを発症したヒーローのドキュメンタリー。

この映画を契機にALSという病を多くの人に知ってほしいと願わずにいられない。

今から生まれてくる、そして生まれ
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.1

なんの気なしに見始めたら涙なしには見られないいい映画だった。尊厳死についてよりも、尊厳死を選択するほどの苦悩についてとても考えさせられた。

「あと1センチの恋」でも同じように感じたけれど、イギリス映
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夜明けの祈り(2016年製作の映画)

4.3

信仰とは父に似ている。最初は父の手に引かれ安心だが、その手を離さなければならない時が必ずくる。どんなに準備をしていても迷い打ち砕かれる時は来て、誰しもが背中の後ろにそうした十字架を背負っているのだ>>続きを読む

くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ(2012年製作の映画)

4.6

たまたまついていたNHKのBSで見たら、なんと素晴らしい作品。
地上世界に住むクマ社会と地下世界に住むネズミ社会、いがみ合う両者の間で社会のはみ出し者同士が種族を超えた友情を描く物語。

絵本を読んで
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スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年製作の映画)

4.1

予想以上に面白かった。

ガテン系カーク船長の奮闘に、後半は手に汗握りっぱなし。そしてスポックの目にも涙。私の目にも涙。

これぐらい未来なら、都市にもシールドぐらいはれるでしょ!とツッコミたいところ
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ある日どこかで(1980年製作の映画)

3.7

「私のところに帰ってきて!」

タイムトラベル&ロマンスかと思いきや、まさかのホラー。

でも、気になって最後まで見てしまいました。つまらなくはなく、むしろ面白かった。タイムトラベル系はハッピーエンド
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ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声(2014年製作の映画)

3.8

「ボーイソプラノは神様から借りた声」というセリフが印象的で、心が洗われる歌声に癒される。

普通にいい映画だった。
少年が出会う人が良き大人に恵まれていて本当に良かった。

それにしても、ダスティン・
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THE WAVE ウェイヴ(2008年製作の映画)

3.7

「独裁」をテーマとする実習がとんでもなく衝撃的すぎる結果となるまでを描いたドイツ映画。

日本の教育現場における「いじめ」という社会問題も異質なものを排除するという独裁に通じるところがあると感じた。ゆ
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

4.4

ついに満を辞して観た!

ジェシーが「必ず戻るとはかぎらないかもしれない犬」に成長していた。
Sunset のラストの未練タラタラな様は、まるで哀れな子犬だったのに(笑)

あー、面白い。面白すぎる。
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