エーコさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

アニマル・キングダム(2010年製作の映画)

3.5

スローモーションの多用も相まって正直、感傷的な時間が長く感じられるが、外堀の埋め方が巧いのでサスペンスの緊張感はなかなか見物。ジャッキー・ウィーヴァー扮するグランマが本性を現すところからが本番であり、>>続きを読む

引き裂かれた女(2007年製作の映画)

4.7

ここまでくると洗練が行き過ぎていて何かおかしなことになっており、それが面白い。

赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

4.8

人工的過ぎる気もするが、とにかくあっという間に終わる。気がついたら目の前で凄いものが通り過ぎてゆく。

暗黒街の弾痕(1937年製作の映画)

4.4

二人が対面する鉄格子越しの切り返しがすげー怖い。

ゲームの規則(1939年製作の映画)

4.5

人間業とは思えないほど複数の人間、ドラマが一つの画面内を動き回る。ストーリーも冷たく、「さっきまで動き回っていたものが倒れて動かなくなる」という簡潔な死の表現もあっけらかんとしている。

愛の勝利を ムッソリーニを愛した女(2009年製作の映画)

4.5

カメラにしても俳優にしても、なんというテンションの高さと外連味。