スローモーションの多用も相まって正直、感傷的な時間が長く感じられるが、外堀の埋め方が巧いのでサスペンスの緊張感はなかなか見物。ジャッキー・ウィーヴァー扮するグランマが本性を現すところからが本番であり、>>続きを読む
ここまでくると洗練が行き過ぎていて何かおかしなことになっており、それが面白い。
人工的過ぎる気もするが、とにかくあっという間に終わる。気がついたら目の前で凄いものが通り過ぎてゆく。
人間業とは思えないほど複数の人間、ドラマが一つの画面内を動き回る。ストーリーも冷たく、「さっきまで動き回っていたものが倒れて動かなくなる」という簡潔な死の表現もあっけらかんとしている。
カメラにしても俳優にしても、なんというテンションの高さと外連味。