minorityhubさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.2

ある青年が女性型ロボットへのテストに協力する中で起こる出来事を描いた映画。

この映画に出てくるAIは、最近何かと話題のディープラーニングを、更に進化させる事により開発可能なのではないかと思うと同時に
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SPY/スパイ(2015年製作の映画)

3.0

冴えないおばちゃんが主人公っていう時点でもう既に、スパイ映画としての限界を自ら作ってしまっているに等しいと感じてしまう。

確かに今までのスパイ映画とは路線が違って目新しい感があるが、それ以上でもそれ
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシア(2015年製作の映画)

3.6

宇宙世紀における歴史映画とでも言おうか。

オリジン1作目に引き続き観たのだが、未だにイマイチ登場人物の顔と名前が一致せず。ガンダム初心者が初見で普通に理解するのは難しいかとさえ思う。
とはいえ映像の
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.9

日本は土葬の習慣が無い上に銃社会でも無い為、以前はゾンビ映画がヒットする風土ではなかったとの見解がある。
しかしそのハンディを乗り越え、更に日本らしいゾンビ映画として昇華しているのが今作ではないか。
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.7

『上の句』とは打って変わって『下の句』では個人戦に焦点が当たっている。
劇中で「個人戦こそ団体戦だ」と仲間の大切さが示唆されている中で、仲間が居らずともカルタに凜として臨むクイーンの姿がカッコイイ。
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.2

モテない岡田と高嶺の花ユカとの恋愛模様を描いたストーリーからの…

サイコホラーとラブコメ、両方いけるクチの人は絶対観たほうがよい。

同じく古谷実の漫画原作の実写化映画である『ヒミズ』への興味をそそ
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.1

本編とは別の話、
バブルを予見したマイケルが、今新たに投資対象としているもの、それは水。

そう遠くない未来に、世界の人口の50%が水に困るようになるだろうと言われている。

ウォーターファンドなるも
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機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)

3.5

オリジンを楽しむ為にファーストガンダムを復習しておこうということで鑑賞。

映像のクオリティは低いけど、人物描写にリアリティが感じられ、大人も楽しめる内容になっている。
ロボットアニメというよりむしろ
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ライムライト(1952年製作の映画)

3.3

チャップリンが初めて素顔で出演したトーキー映画。

シリアスなストーリーとコメディなシーンが楽しめる。

最期を迎えようとしているチャップリンに見守られながら、ヒロインが舞台でバレエを踊っているシーン
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時間離脱者(2015年製作の映画)

4.2

それぞれ別の時代を生きる二人の男が夢を介して繋がり…というタイムリープ映画。

『バタフライエフェクト』が好きな人には是非オススメしたい。

『シックスセンス』的なラストのつじつま合わせの見せ方も、観
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サウスポー(2015年製作の映画)

4.3

人生における大切な場面での意思決定は奥さんに任せていたボクサーの、波乱万丈の物語。家族愛に重きを置いたスポ根映画とでも言おうか。『ナイトクローラー』のガリガリのサイコ役から一転、今作ではマッチョなボク>>続きを読む

ラブストーリー(2003年製作の映画)

4.2

過去と現在のふたつの恋愛が交互に展開される映画。
韓流映画にハマってない人でも普通に楽しめる。

ビンタが拍手を誘ったシーンは久しぶりに大笑いした。ラストの展開は驚いたと同時にウルっときた。
笑いと涙
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.7

観ていて、高校時代に古典の授業の一環として百人一首(かるた)をさせられた事や部活で青春していた事を思い出した。
みんなで勝つぞっていう感じの、チームの一体感は特に懐かしく思う。

上の句だけでも一本の
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

4.1

本編とは別の話、
ラスベガスみたいな街とバチェラーパーティーの習慣が、日本にもあればいいのに。

以前から日本にはカジノ構想なるものがあったが、来たる東京オリンピックに向けて改めて構想が盛り上がってい
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

3.5

子供は勿論、大人も楽しめるテーマ性の高いクレヨンしんちゃん映画。

国民的アニメだけにR指定映画とは対極的な描写が多々あり、最近お目にかかれていない感じで逆に新鮮だった。
イエスタデイワンスモア。この
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モヒカン故郷に帰る(2016年製作の映画)

3.9

売れないバンドマンが自分の彼女を連れ、久しぶりに故郷に帰った先で起こるドタバタ劇を描いた映画。

看取りがテーマにも関わらず、程よくコミカルに仕上げているところが見所。

別にアイドルは好きじゃないけ
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.6

毒舌のヒーローという設定が斬新で面白い。

観ていて往年のジム・キャリーを思い出した(笑)

映画ネタはほぼわからなかったけど楽しい雰囲気は伝わってくるし、ストーリーもしっかりしていて面白い。特にヒー
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.2

白血病の少女の無垢な願いから巻き起こる、不幸の連鎖を描くサスペンス映画。

日本文化へのリスペクトが随所に垣間見られる。

予測不可能な展開も然ることながら、映像として見せずに想像力を掻き立てる手法が
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.2

シリーズ作品予習が必須の映画。
アベンジャーズ同士の特殊能力のぶつかり合いが面白い。それぞれの特徴が上手く絡み合い、ならではのアクションに仕上がっている。
対立するアベンジャーズ双方の主張に、ヒーロー
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恋人たち(2015年製作の映画)

4.1

境遇が異なる三人の主人公を描いた人間ドラマ。

それぞれの主人公が自分の境遇を受容していく様が観る者に、元来人間に備わる強さみたいなものを再認識させてくれる。

人生の酸いも甘いも経験した大人にこそ、
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あやしい彼女(2016年製作の映画)

4.1

ある日、若い体になってしまったお婆さんの話。
多部未華子の演技を、変に婆さんに寄せない方が良いと思った。どうしても違和感がある。だがわざとらしくて寒いと思いながらも観ていて涙が出てくる不思議な感覚。
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モダン・タイムス(1936年製作の映画)

3.3

チャップリンのラブストーリーは初めて観た。
と言ってもラブストーリー一辺倒ではなく、時折風刺も交えながら展開していく。
個人的には今まで観たチャップリン映画の中でこの作品がダントツ面白い。

歌とロー
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

3.0

夏秋を観たことだしせっかくだからコッチも観ておこうという事で鑑賞。

橋本愛演じる農ガールの四季に合わせた生活の様子が楽しめる。

フードコーディネーターの監修により、原作に忠実な料理シーンが再現され
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.6

「恐らく、これは俺の最高傑作と言えるだろう」
あのタランティーノがこんな事言ってるって聞いたら映画ファンは観ずにはいられないよね。

前半は少し退屈な感じがするが、後半からは巧妙な仕掛けが怒涛の勢いで
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大脱出(2013年製作の映画)

3.5

気軽に観れるアクション映画。

シュワちゃんとスタローンの共演と言えばエクスペンタブルズシリーズが印象的だが、今回はそれとは違う一対一の本格的共演。

難攻不落の監獄からの脱獄という設定が非常に興味を
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.3

岩井俊二監督の映画は3作目の鑑賞だけど、どれもユルフワな雰囲気でクセになりそう。

タイトルまでも見事な伏線として有効活用するところが凄い。

贈り物をエサに七海の引越し先を掴んだ安室は、どうせまた彼
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.2

国境麻薬戦争を描いた映画。
自分の中の善悪のボーダーラインが限りなく揺さぶられる映画だった。きっと主役のケイトも自分が信じていた世界がひっくり返るような感覚を覚えたのではなかろうか。
今回、戦争地帯を
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ルーム(2015年製作の映画)

4.3

事件の解決で終わりにせず、被害者達のその後の生活にまでフォーカスしているのが秀逸。
序盤はルームを閉ざされた空間ながらも比較的ポップに、ラストの再訪時は無機質に見せることにより、痛々しい犯行現場として
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.2

カトリックの神父による児童への性的虐待の事実を、ブン屋が暴いていくというノンフィクション映画。
こういう映画によって、実際に被害に苦しんでいる人の存在を知ることが出来るし、社会の問題として皆で議論する
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.2

映画の序盤から、愛し合う美男美女夫婦のやりとりに、観ていてボルテージが上がってしまう。
しかしそれからの展開が、辛そうだったり苦しそうだったりで高低差ありすぎ。
個人的にはゲルダとハンスの距離感にハラ
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

4.3

マイケル・ジャクソンの幻となったライブのリハ映像が楽しめる作品。
マイケルが好きな人はもちろん、ダンスを見るのが好きな人も絶対観ておいた方が良い。

そして彼がダンスのスキルと歌唱力以外にも天才ぶりを
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独裁者(1940年製作の映画)

3.0

ヒトラーを風刺した内容の、チャップリン初のトーキー映画。

ラストの彼のスピーチが当時のものとは思えない内容で、先見の明に感服させられる。

ただ、VFXに慣れた世代からすれば映像的に物足りない感じが
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.0

エドガー・ライト不在の為にコルネット三部作には数えらていないが、サイモン・ペッグとニック・フロストが脚本と主演を務めているSFコメディ映画。

過去の有名なSF映画のパロディ満載らしいが自分は1ヶ所(
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

3.0

田舎で自給自足の生活をしている一人の少女の生活やご近所付き合いの様子などを描いた映画。

料理に興味が無い人は観ていて退屈かも。その代わり、見る人が見れば目からうろこかも。
眠さと戦いながらの鑑賞だっ
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.3

レオナルド・ディカプリオの演技に目が釘付けになること間違い無し。

美しい風景と無情な現実のコントラストがハンパない。

この映画の様なナチュラルなCGの使い方も好き。

エール!(2014年製作の映画)

3.2

聴覚障害者の両親と弟を持つ主人公の高校生の女の子は、家族の中で唯一の健常者。彼女が歌の才能に目覚めていく中で成長していく様子を描いたフランス映画。

耳が聴こえない人にとっての歌の存在とは…
個人的に
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