Mcomさんの映画レビュー・感想・評価

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F1®/エフワン(2025年製作の映画)

3.8

とにかく滾る映画でした。
ストーリーは正直王道ですが、それを押し切るくらいの熱量でとにかく場面が持つのです。
手に汗握るレースシーンとそれを盛り上げる楽曲の数々。ハンス・ジマーの重厚な劇伴も相まってテ
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内定代行(2025年製作の映画)

3.0

何だこれぇってなりながらも45分なのであっという間に終わりました。
簡単に言えば企業の採用活動時に活かせるモンスター就活生への注意喚起ビデオ?的なやつです。
2つ目のエピソードはともかく、1,3エピソ
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小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜(2025年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ良かったです。
TVシリーズ1期は見ていますが、2期未視聴です。でもキャラクターを分かっていれば大丈夫そう。
完全新作となる本作、主軸に置かれるのはカンナ。家族愛とバトルが展開されます。
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LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族(2025年製作の映画)

3.5

27日公開の高橋悠也脚本2作目。
細々とティ・ジョイ系で上映していた「LUPIN THE IIIRD」(通称小池ルパン)シリーズがまさかの長編映画として公開されました。
まさか東宝系公開になるとは、、
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未完成の映画(2024年製作の映画)

3.6

ドキュメンタリー風に撮られた作品。
10年前に未完成に終わった映画を完成させようとする者たち。しかしそこにコロナウイルス感染症という未知のパンデミックが襲いかかり、彼らの作品づくりもストップする危機に
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ヴァージン・パンク Clockwork Girl(2025年製作の映画)

3.7

脚本の高橋悠也さん作品が2本同日公開というのもありなんとなく気になって観てみました。
梅津泰臣×シャフトのタッグがバチバチにキマっていました。
シリーズものの第一話ということで、序章も序章、世界観の紹
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ラブ・イン・ザ・ビッグシティ(2024年製作の映画)

3.6

テーマとしては割と重くなりがちなものですが、エンタメ作品として昇華させられていたと思います。
自由奔放なジェニと秘密を抱えたフンス。この2人が紡ぐ友情に感動しました。
最後まで安直に終わらせることなく
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リライト(2025年製作の映画)

3.8

上田誠×松居大悟が贈る時をかける少女への熱いリスペクトを感じました。
原作ありだそうですが、ヨーロッパ企画臭が凄かったです。
最初はよくあるタイムリープ物ですが、だんだん「ん???」という疑問が生まれ
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Mr.ノボカイン(2025年製作の映画)

3.6

痛みを感じない男が好きになった子のために無痛を武器に奮闘するコメディ映画です。
コメディとはいえ、R15+なので普通にグロいです。でもポップなグロ(個人的には)なので楽しめるんじゃないかなと思います。
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JUNK WORLD(2025年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

前作公開から約4年、待ちに待った第2章。
とても面白かったです。ただ、世界観は苦手な人もいるかも。
あれを少人数で作り上げているのは狂気の域。究極の個人制作映画です。
今作よりアニプレックスの資本が入
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秘顔-ひがん-(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

韓国発のエロティックスリラーです。
劇場はおじさんばかり。20代はおろか30代の人もおらずびっくりしました。
スペイン映画のリメイクとのことですが、原作は知りませんでした。
思っていたよりはあっさりし
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脱走(2024年製作の映画)

3.4

サクッと見られる快作です。
北朝鮮からの脱北を試みる軍曹と、それを阻止しようとする者たちとの攻防戦。
オチは正直見えてはいるんですが、テンポの良さであまり気にせず楽しめました。
あのBL要素はなんなん
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罪人たち(2025年製作の映画)

3.6

前半と後半でガラリと雰囲気が変わります。
本国での高評価を受けての緊急公開とのことで注目していた作品です。
前半は人間ドラマ、後半はホラーアクション。
ブルースとホラーとかいう不思議な組み合わせが妙に
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リロ&スティッチ(2025年製作の映画)

3.5

最近のディズニー実写化としては合格点と言える作品だと思います。
ストーリー展開は良かったですが、後半の展開は急ぎ過ぎに感じました。
ナニ役の方が結構好きでした。

名前、呼んでほしい(2025年製作の映画)

3.5

浮気、その行き着く先は、、、を考えさせられます。
田中麗奈と遠藤雄弥の2人が持つ絶妙な空気感が良かった作品です。
ラストシーンも良い終わり方でした。

forget-me-not(2025年製作の映画)

3.4

ガールズバーで働く3人の女子と、そこに来ていた客の自死をきっかけに進むお話。
人からどれだけ忘れられずにいられるか、自分では分かりません。実際にありそうな話ではあるので考えさせられます。
女の子とお客
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はるうらら(2024年製作の映画)

3.6

春と麗、二人とも精神的にはまだ未熟だからこその不完全さが短編ながらに残っていたように感じます。
思春期独特のいたずら心というか、そういう描写もあってすごく好きな作品でした。

We Live in Time この時を生きて(2024年製作の映画)

3.8

この手のテーマの作品、出尽くした感はあるもののやっぱり泣かされます。
過去と現在を行ったり来たりする演出は結構面白かった。
ただし、前フリ無しでシームレスに時間転換するので慣れるまで大変かもしれないで
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K-20 (TWENTY) 怪人二十面相・伝(2008年製作の映画)

3.5

個人的に好きな部類の邦画。
子供の頃映画館で観てめちゃくちゃ楽しんでた記憶があります。
今の日本映画ではあんまり見れないような派手な演出もあったりで、まだギリギリ元気だった頃の邦画を楽しめる良い作品だ
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怪盗クイーンの優雅な休暇(2025年製作の映画)

3.4

人気児童小説のアニメ映画化第二弾となる本作。
原作は全くの未読ですが、それなりに楽しめました。
ところどころ気になるシーンはあったものの、全体的には良かったです。
イルマがめちゃくちゃ好き。

Underground アンダーグラウンド(2024年製作の映画)

3.4

作家性の強さに驚きました。
久しぶりに見ましたこういう作品。
映像はめちゃくちゃ良かったんですが、作品の内容そのものは考えながら見ないと難しさを抱くかも。
静かな映像に対して迫力ある音が迫って来る対比
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初恋(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

あの頃の三池崇史が帰ってきた!と叫びたくなるくらい濃い映画でした。
あっという間の2時間です。
個人的には好きな部類の作品です。
ちょうどコロナに入りだした時期に公開されたため、見逃した人が多いであろ
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ジェームズ・ガンがなんの制約もなくアメコミ映画を撮ったらこうなりました!って感じのぶっ飛び映画で楽しかったです。
登場するヴィランが比較的マイナーなキャラクターが大多数を占めているということもあり、あ
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眉村ちあきのすべて(仮)(2019年製作の映画)

3.2

これはなんと言ったらいいものか、、、
眉村ちあきの脳内を映像化したらとんでもない作品が生まれました的な笑
もともとエキセントリックな方ですが、この映画を通してやっぱりすげぇ人だなと感じた作品。

ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.9

人生のTOP10に入っています。
同名の中国映画を韓国でリメイクした作品。中国オリジナル版も凄く良いんですが、僕はリメイク版の方が好きかも。
出会いの瞬間から、言葉にしなくても通じ合える。そんな奇跡み
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ビューティフル ドリーマー(2020年製作の映画)

3.3

小劇場でやってそうな雰囲気の作品です。
インディペンデント系作品ですが、なんと本広克行監督作品。
あんまり映画っぽい脚本じゃないので、演劇で見てみたかったなぁと思います。
押井守の「うる星やつら ビュ
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俺たち ポップスター(2016年製作の映画)

3.6

まさにアメリカンで最高にくだらない作品です。
僕はとても好き。 
音楽ドキュメンタリー風のモキュメンタリー。
終始コメディチックに展開。だけどポップミュージック業界の浮き沈み、過剰なマーケティング、S
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Kalafina 10th Anniversary Film ~夢が紡ぐ輝きのハーモニー~(2018年製作の映画)

3.5

Kalafinaファンならまず満足できると思います。
今年再結成しましたが、当時解散するというニュースが流れたときは驚いたものです。
まどマギやFateなど、ダークなアニソンを歌ったら一級品のグループ
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ライフ・ウィズ・ミュージック(2021年製作の映画)

3.3

好きか嫌いかで言えば微妙な作品でありますが、独特な感性を持って作られた作品だということは理解できます。
シーアの音楽が好きな人なら、ああ、これはシーアだ。とわかるビジュアルと音楽演出。
色彩豊かで、感
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不思議の国のシドニ/日本のシドニー(2023年製作の映画)

3.4

東京国際映画祭で鑑賞。
イザベル・ユペールと伊原剛志を生で見ることができました。
ファンタジックな世界観を持ちながらも、心の奥にずっと引っかかっていたような感情にそっと触れてくるような作品です。
演出
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放課後アングラーライフ(2023年製作の映画)

3.8

予告を裏切ることなく、めちゃくちゃいい作品でした。主人公の過去は暗くて陰惨ですが、田舎ののんびり放課後ライフ!って感じ。落ち着いた気分で楽しめました。
メインキャスト4人についても演技で気になるところ
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.6

二度と見たくないけど、名作です。
今は数多くの作品に出演している山田杏奈の初主演作品。よくこの作品を選んだなと。
というのも、主人公の復讐シーンがとにかくしんどい。その前のいじめの描写からも不穏な空気
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

何気なしに観に行ったのに、めちゃくちゃ感動した作品。
三組の恋愛模様を描いたオムニバス風の作品です。
この作品が恋愛映画なのに凄い良いと感じた部分は、「生きること」や「死にたい気持ち」といった重いテー
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ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ(2014年製作の映画)

3.5

ゴッドタンの人気企画「キス我慢選手権」をスケールアップし、映画化した作品の第二弾。
今作も劇団ひとりはストーリーを知らされず、全編アドリブで演技しています。
そしてキャストも前作より豪華に。伊藤英明、
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

素晴らしい音楽映画でした。
もはや映画、ドキュメンタリーなどではなく、一つの芸術作品として成立している気がします。
デビッド・バーンによる同名アルバムを舞台化したもので、それをさらにスパイク・リーが映
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

ほんっとに大好きな作品。
2024年公開作品どころか現状の人生TOP10に入る作品。
物静かで内気な主人公コットが、母親の出産の期間に親戚家族の家に預けられるところから物語が始まります。
そこでの時間
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