かなり面白い。最後までひたすらサスペンスが映画を牽引し続けていく。ヒッチコック系統サスペンスのお手本のようだと思ったら監督はバルカン超特急の脚本家らしい。「独裁者の死を知ってしまう」ってことが逃走/脱>>続きを読む
YouTubeにある再生回数一桁の動画みたいなカットの集積と、いつものVHS画質の映画サンプリング、そこに役者の演技。書物の引用などが重なる。あと音楽。HD比率をSDに変換して縦長なのはPrimeのバ>>続きを読む
長距離電話のカットが交換手から電線を伝ってLAに届くっていう繋ぎがおもしろい。
偶然警官に呼び止められてもそんなにハラハラさせられなかったり、『脅威の透明人間』では検問をあっさりすり抜けたりもしていた>>続きを読む
ドB級。表現主義感溢れる美術や、ミュータントが暴れるアクションシーンのサイレント映画感が楽しい。
周りがあたふたアクションすれば透明人間は存在するし、「空」との切り返しで会話は成立する。現代ならそこに少しのクロマキー合成とAfter Effects加えれば乗り切れそう。冒頭いきなり脱獄シーン始まっ>>続きを読む
省略の使い方は好き。演出に行き詰まったとき、いざというときの飛び道具として使える。本作でいうと「二人きりになる→キス」とか、「決闘で撃たれる→崖から落下後の死体」みたいな。コミカル。いきなり決闘になる>>続きを読む
魚眼っぽいレンズで捉えられた光が非ユークリッド幾何学的なんだけど、平面であるスクリーンに還元されると結局二次元の運動にならざるを得ない。こういう作品こそ3Dで見てみたい。3Dでこういうフォルマリスティ>>続きを読む
ピーター・パン的な子どものための世界
「上映時間20分でお願い」→じゃあボレロ一曲フルでやろうっていう大胆さ
再見。超傑作。
偽テレビ番組(実名出演)がトークショーで上映されていた映画内映画的なもので、さらにそれ自体がモキュメンタリー内の心霊ビデオで…みたいな何層ものメタ構造が改めてかっこいいなと。
「一見狂>>続きを読む
決して面白くはない。観念的な世界に突入し始めたときは正直笑ってしまった。でも、今自分は紛れもなく宮崎駿を見ているのだとしか言えない画面は幸福でもあった。もちろん不満も多く、今回の炎はこれっぽっちも熱そ>>続きを読む
脚本「人が楽しんでるのを邪魔するな」→本編「なんかお前分かってねえな」
原作「あんた、かん違いしてるわ、あんたが夏を愉しむのを誰もとめることなんてできないわ、」
すごく好きだ 頭の風通しがよくなる >>続きを読む
ただ嬉しいから撮ってる。商業から解放されている感じが好き。
「ガラス窓が汚れているなあと思った」。
年賀状を書くパートナーを捉えるシーケンス→ものすごく好き。
「この瞬間を捉えたので、このフィルムは出>>続きを読む
前半が退屈。運動皆無で言葉に頼りすぎ。
ボートのライター男も後の伏線だと分かると一気に萎える。あそこに因果がなければ最高だった。
冷蔵庫からお盆とコップが落下するとこは素晴らしい。
芸術やってます感、そのあざとさがやはり苦手。
完璧主義。いい意味で「いい加減さ」がない。
映画が通俗的な見世物であることを認めようとしない感じ。生真面目。
詩的な世界の創造のために映画を利用している。>>続きを読む