味噌のカツオさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

味噌のカツオ

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まなみ100%(2023年製作の映画)

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なぁんとなく気になっていた作品。
他にも見たい映画はあったけど、それらを差し置いて見てまいりました。
正直 思ってた感じとはちょっと違ったけど、全然良かったです。これは刺さった…というよりも。

心に
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

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作りとしてはホラー映画のそれとも近いかな。
ジェイソンやフレディのような恐ろしい存在が、ここではヤク中のクマさんという感じで。

そうして次々と人が犠牲になっていくわけですが、所々でコメディ的な要素も
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

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難局からの~南極。


主演はケイト・ブランシェット。
あの『TAR/ター』における キャラクターが憑依したような熱演&怪演を経て、今度はどんな…と思いきや。

これ、製作は2019年なんですね。
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

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全般的に人間ドラマの緊張感を漂わせて。魚雷による海中戦の場面も度々描かれていて。
そういう意味でのドキドキはあるにはありましたが。

あえていうなら 海中での潜水艦同士のバトルや駆け引きは、見た目がど
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国葬の日(2023年製作の映画)

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現職のみなさんも、ラーメン代もらった高校生みたいな時代があったのかな。

コンフィデンシャル:国際共助捜査(2021年製作の映画)

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一般公開前ながら映画サイトでは非常に高評価をマーク。
言うても「愛の不時着」ファンという御贔屓筋のアレなんでしょ…と疑いつつでしたが。

騙されたと思って見に行ったら、物語が進むごとにハマっていきまし
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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“グランツーリスモ”のトッププレイヤーを対象として、実車のドライバーの発掘・育成をするという、2008年から2016年まで実施されていたプログラム「GTアカデミー」のストーリーを映画化。

ちなみにバ
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ほつれる(2023年製作の映画)

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映画の前半は 状況説明(説明セリフ)はなく。ついでに言うなら会話が聞き取りにくい箇所もあるんだけど。
そんな中から、観客は状況や登場人物の関係性を探っていくようになっていて。

綿子と木村の関係。文則
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春に散る(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「深夜特急」シリーズなどで知られる沢木耕太郎の小説を、瀬々敬久監督で映画化。
横浜流星は今作をきっかけにボクシングにのめり込み、プロボクサーC級ライセンスを取得したと話題になっていました。
元々が空手
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

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同名のハードボイルド小説を原作に、主演・綾瀬はるか、監督・行定勲で実写映画化。
普段は天然キャラっぽく見られてる綾瀬はるかですが、NHKのドラマでアクションとかもやってますので。意外性は無い…どころか
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バービー(2023年製作の映画)

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冒頭、何ともシュールな描写から始まりますが。それこそ映画ファンなら あの名作のパロディかよと、ちょっと驚かされます。

それに続いては 絵に描いたようなカラフルなハッピーな世界観が現出。
童心に帰って
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イノセンツ(2021年製作の映画)

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夏休みが明けて2学期が始まると、髪の毛が茶髪になってたり、パーマがかかってたり、変形学生服になってたりという「夏休みデビュー」なんて言葉がありまして。

ひと夏の間に妙な成長を遂げることは昔からあるの
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

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今作のトピックスとして語られるのが、クラウドファンディングで制作費を募り、世界中から約3億円を集めたというエピソード。
そうして完成したのが、こんな…エログロバイオレンスアクションであり、しかも18禁
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アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

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ちょっと気になるキャスティングとカラフルな雰囲気が気になって見てきました。
広告、CM、デザインに携わってきたアートディレクター・千原徹也の初監督作品。

川上未映子の『愛の夢とか』に収録された短篇小
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

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台湾のオリジナル版、わたくしも見ておりますが、メチャメチャ印象に残っている。かなり好きな作品でありまして。
当時の感想を見てみると、SFといっても“サイエンスフィクション”でも“少し不思議”でもなく“
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

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2022年のカンヌ国際映画祭でパルムドール『逆転のトライアングル』に次ぐグランプリを受賞した作品。

ルーカス・ドン監督の前作に当たるのが、2019年7月公開の『Girl/ガール』であります。
今思い
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ニモーナ(2023年製作の映画)

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女王殺しの濡れ衣を着せられ、身を隠すこととなったバリスターの前に、変幻自在に姿を変える少女ニモーナが現れます。
バリスターは王女殺しの真相に迫るために。ニモーナはそれをサポートしながら暴れるため(?)
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Pearl パール(2022年製作の映画)

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昨夏に公開された『X エックス』の前日譚。
その『X』公開時に今作の予告編も上映されたようなのですが。そちらが期間限定だったようで。

出遅れて鑑賞したわたくしは それが見られていなかったんですよね。
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探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

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タイトルやキービジュアルからは ちょっとハードボイルドな雰囲気で。往年の日テレでやっていた横浜が舞台の探偵モノを期待するのですが。
何やらあらすじを読むと「宇宙人を探す」とのことで。それはちょっとなぁ
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

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実写版の「東京リベンジャーズ」第2弾となる“血のハロウィン編”。2部作での公開となっていますが。
前編を見ていない方のために、現在は前編も後編も劇場でかかっています。

そこでシネコンでチケットを買う
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告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

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ジャンルとしてはサスペンス、スリラー。
2016年のスペイン映画「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」のリメイクということのようで。

とあるIT企業の社長に殺人の容疑がかけられて。
その事件の状況は密
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断捨離パラダイス(2022年製作の映画)

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『夜を越える旅』の萱野孝幸監督作品ですか。
そんなの見るに決まってんじゃん!! と鼻息荒く見てきました。

作品紹介を読むと『夜を越える旅』とは全く違う作風に思えますが。
『IT/イット “それ”が見
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

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試写の段階で高評価続出の今作。期待感アゲアゲで見てきました。
ちなみに より情報量を受け止めるべく、日本語吹き替え版をチョイス。

冒頭、崩壊する病院から(栄養補給をしたうえで)赤ちゃんたちを救う展開
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EXIT(2019年製作の映画)

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日本公開時に見てメチャメチャ印象に残った作品。Netflixで3年半ぶりに再鑑賞しました。

冒頭の20分は三文芝居感たっぷりのグダグダ展開。
このあたりは今作に限らずで、韓国映画にはわりと定番的な導
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小さき麦の花(2022年製作の映画)

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邦題は「小さき麦の花」ですが。
今作のタイトルには「Return to Dust」という英語表記があります。
「ゴミに帰る?」どういうこっちゃろ。

でもよくよく調べてみると“Dust”には 灰、土煙
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

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『クリード』のシリーズ第三弾。
さすがにここまでくると、取って付けたような過去エピソードが掘り起こされるカタチで、闘いに昇華していくことに。
まさに そのエピソード、二人の関係を思えば複雑な思いも理解
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最後まで行く(2023年製作の映画)

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先日オリジナルの韓国版を鑑賞して、めちゃめちゃ引き込まれたんだけど、そのリメイクですかと。こっちとしてもハードル上がっちゃってんじゃん…と思いながら。

ただし先に言っちゃいますが。岡田准一&綾野剛と
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私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

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チェコスロバキア最後の女性死刑囚であるオルガ・ヘプナロヴァー。
そんな彼女の半生を描いたドラマ。

13歳からうつ病を患い、睡眠薬を味見と称して(?)大量摂取するも一命をとりとめて。
そして母親からは
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TAR/ター(2022年製作の映画)

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正直言って、会話の内容はわかりにくいっちゃあわかりにくい。

音楽史であったり専門用語であったり。それぞれの立場や関係性のうえにある日常会話。
さらにはアーティストとしての主張や独特な言語センスもある
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劇場版 緊急取調室 THE FINAL(2023年製作の映画)

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公開1か月前にして、えらいことになりましたね。

公開延期どころか お蔵入りになってしまうかもしれませんよ。

パリタクシー(2022年製作の映画)

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キービジュアルにあるタクシードライバー・シャルルの笑顔から、ハートウォーミングな展開かと想像してたんだけど。

乗客であるマドレーヌの人生は 予想以上にエキセントリックなもので。
青い瞳が印象的で、身
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高速道路家族(2022年製作の映画)

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イメージ的に『パラサイト 半地下の家族』を連想もしてしまいますが、あちらは韓国の社会構造が問題点でもあり。
こちらは父親のギウが投資詐欺に巻き込まれる形で財産を失ってしまい、このようなことになったよう
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ジュリア(s)(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

昨今の映画界で良く用いられる“マルチバース”、いわゆる並行世界とはちょっと違って。
今作で描かれているのは「もしもあの時…」。違う選択というか、偶然も含めた ちょっとした“ズレ”で…ということもあって
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わたしの見ている世界が全て(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭、リモートでのカウンセリングのような描写があるんだけど。
ここで ちょっとしたシチュエーションの切り返しみたいなことがありまして。さっそく「おっ」と思わされます。

そして主人公・遥風(はるか)っ
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