mistyさんの映画レビュー・感想・評価

misty

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twitterで呟いた感想の転載・まとめです。
2017年以降に観たものです。実話に基づく系が好きです。

映画(174)
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ブルー・マインド(2017年製作の映画)

4.0

幕開けの海、波、轟音でたちまち目が釘付けになる。心を置き去りにして体は変わってしまう、それはとても理不尽で残酷で悔しく悲しい、彼女ほど変わらなくても少女はみんな戸惑い内側では泣いている。けど変化で目覚>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

震えた。出自やセクシャリティ、名声がもたらす孤独の果てに、それでもパフォーマーであることを選んだフレディの偉大な軌跡であり、家族の形を守り続けた愛の深いQUEEN、彼らを取り巻く人々だった。クライマッ>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.8

おいそれと「わかる〜」とか言うのも憚られるほどの趣里の気迫。切羽詰まってぎりぎりでバキバキでしんどくて腹立って死にたくて、でも、何もかもが彩度が高い眩しくて鮮烈な世界。感情だけで生きる世界。たしかに本>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.8

引っ込み思案の高校生がエズラ&エマのエキセントリックな兄妹に出会って世界が開き、開いたことで手に入れたり傷ついたり、恋愛はこじれたり、どっちかというとビターな展開だけどこれをかけがえのない時間と呼ばず>>続きを読む

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.8

よかった。なまじ頭がいいゆえに全く融通が効かない、かつ相当こじらせているキャリー、でもあなたが言うことはめちゃくちゃ合ってる 合ってるからこそ周りから「大人になれ」と言われてしまう不条理 でも要は>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.5

激やばい。ガチこわい。でも超おもろしかった(語彙)FaceTimeやらfacebookやらyoutubeやらの映像だけで映画が一本出来てしまった。macとGoogleさえあれば支配できてしまうこの世や>>続きを読む

億男(2018年製作の映画)

3.5

お金が全てじゃない、お金の価値は人によって変わる、ごもっとも、でもお金が無いことには何も始まらなくない?ほんまにお金が無い人ってそんな悠長なこと言えんくない?と思う 3億円に振り回されてる佐藤健もご>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

3.5

身を焼くほどの氷の冷たさ、のような感覚がよぎる映画だった。冷たい空気に体は縮こまるけど、それが深く心にも及ぶ壮絶な抑圧の物語。テルマの姿はフロイト『ヒステリー研究』やデ・パルマ『キャリー』を思わせる。>>続きを読む

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.0

まさにタイトル通りの映画、なんだけど、こんなにも映像も、ヴィキャンデルもデハーンも青いドレスもチューリップの色も美しい、のになぜこんなことになっているのか意味がわからない 複合的な要因が重なった結果>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.5

何の前知識もなく、予告編の「悪夢版ララランド」てワードにデスメタルミュージカル映画かな?とか思ってたけどララランドが勝った人たちの映画とすればこのシルバーレイクはそこに辿りつけなかった残骸、現実逃避で>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.0

懐かしい コギャル全盛期に女子高生ではなかったのにこの感じが懐かしい 安室ちゃんの引退とも重なりなんだかめちゃくちゃ感慨深く、またひとつ時代が移ろうとしてるんだ…と、なんだかしみじみ でもこんな>>続きを読む

教誨師(2018年製作の映画)

4.0

めちゃ考えた 考えたけど考えるだけしんどくなった 理由のひとつは死刑囚たちの罪状が積極的には明かされないからだろうと思った 具体的にこの人たちが何をして死刑判決を受けたのかわからないままただ話だ>>続きを読む

散り椿(2018年製作の映画)

3.5

岡田くんの殺陣がキレッキレすぎて見惚れてしまう美しさ 立ち振る舞いが渋すぎてジャニーズとは…?を考えてしまう岡田くんがどこまでも無限大 椿を背景にした岡田・西島の殺陣シーンのために金払ったなという>>続きを読む

食べる女(2018年製作の映画)

3.5

美術がめちゃスタジオ感満載や…とか、その照明もう色飛んでますやん…とか、映画というかは小説の文法では…とか、思うことはいろいろあるけどでも世代もタイプも違う女性が集まって仲良くごはん食べて酒飲んで楽し>>続きを読む

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

函館の、眩しくもやわらかい光に包まれた映画だった。きっとこんなビル風とコンクリートがもたらす心無い、容赦ない暑さではなく、吹き抜けていく優しい風があって、目を細める一瞬の清々しさがある街なのだろうなと>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.2

よかった…マッケナ・グレイスめちゃくちゃ可愛くて彼女が笑えば嬉しいし彼女が泣けば泣いてしまう。才能がある子をどう育てるのか、親になったことはないけどそりゃ悩むよなあ。けど彼もメアリーの何故?に対してき>>続きを読む

若い女(2017年製作の映画)

3.3

ろくな社会経験もなく学歴もなく30超えて男に捨てられたらこうなるのか…恐ろしいな…ダメだな…と序盤は思うんだけど、仕事と住居を見つけてどんどんサッパリ、生き生き、笑顔になっていくポーラを最後は応援して>>続きを読む

累 かさね(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

待ち望んでた土屋太鳳が思う存分見れて、まずそれが最高に良かった。なぜこの人はこういう身体性が真っ先に求められるような映画に出ないのか、るろ剣実写を見てからずっと勝手に悔しがってたんだけど、その悔しさが>>続きを読む

去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んで、これをどうやって映画にするのか全く見当がつかなかったけどその手があったか!という感じ 脚色や改変もしつつ原作を壊してない、かつ補完してくれるよくできた映画だった 伏線回収はめちゃくち>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.5

人がたくさん出てくるし当時の社会情勢にも疎いので序盤は何が何やら分からないまま進んでいくのだけど、出てくる人たち誰しもにそれぞれの人生があるのだなとふと思った途端に涙が溢れた 映像も音もいい、みんな>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.2

圧倒的な自然に支配される世界で人間が狂気に落ちていく。雪にちらつく真っ赤な血の美しさ、吹雪明けの青空の美しさ、寒さもまた美しさであり、荘厳だった。アメリカ社会の闇を告発する映画なのに、たとえ保留地とい>>続きを読む

大人のためのグリム童話 手を失くした少女(2016年製作の映画)

4.0

シンプルな画面、すごく省略が多い絵なのに少女の心のざわめき怒り生命がビシバシ伝わってくる 極限まで削ぎ落とした表現に生身の感情がむき出しになっている 夜の帳に揺れる蛍光色の青や黄色がとても美しかっ>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

誰もが一度はやってみたいなと頭をかすめるものの映画の後々のことを考えたら…ていう「良心」みたいなものが働いて結局誰も撮らずにいたネタについに手をつけた、みたいな映画だなと思った。タブーに切り込んでしま>>続きを読む

銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

前作に引き続き原作未読につき何がどう脚色されたのかどこまでが原作の筋なのか一切わからないまま2時間終わってしまったが正直マンガの実写としては満点なのでは?と思った。
堤真一や窪田正孝あたりの役にいたっ
>>続きを読む

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.0

「想像の倍以上(ペンギン)おったな」「それな」という話をしながら帰っていく人を見て、それなというかんじ 原作はもうちょいのんべんだらりな哲学夏休みだったけど、映画の子たちはもっとアクティブキラキラ夏>>続きを読む

エネミー・ライン(2001年製作の映画)

3.0

父の勧めで観賞。派手な演出とカメラの手ブレ感で臨場感は出てたけどすごいステレオタイプというかザ!アメリカ!みたいな映画で終わる頃には食傷気味…あといくらなんでも主人公気の毒すぎでは…というのと謎ジャー>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.8

とりあえずサンドラとケイトが最高すぎて最高だった。ケイトの衣装がいちいち格好よい、そんなスカジャンとか豹柄ジャケット着こなせる方そんないない…それでバイクまで飛ばされたらもう惚れるしかない!ケイト結婚>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

超フォールどこまでもフォール 観ているこっちが死にそうになる何故生きているんだこの人たちは?!(混乱)面白く観たけど、色々もうシャレにならんというかキマってるトムクルーズ氏御年56歳そのサービス精神>>続きを読む

2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

4.0

エロスとタナトス紙一重。あっ全然大丈夫〜と思ってるうちに全然大丈夫じゃなくなってきてもう超絶に怖かった。女性の性的二面性よりも、精神分析という行為や根源的な人間に対するグロテスクみたいなものに目が行っ>>続きを読む

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.6

映像が超キュート!アンヌの髪型もお洋服(ミニスカ!)もインテリアも超かわいい!超かわいいけど夫(ゴダール)くそめんどくさい何個メガネ割るねんお前やかましいわ構ってちゃんもええ加減にせえぶっ飛ばすぞ!な>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

4.5

ドチャクソに面白かった。皆大真面目に笑えないことを言い合ってるのにそれがますます個々の小物感を際立たせてしまう。スターリンの葬式の裏側で、そのうち何を見せられているのかわからなくなるほど権力関係が秒単>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.8

キャラ萌え映画になりつつある。期待過剰だったのか、別に悪くはないんだけど全体的にライトな印象でアツさで言えば前作はやはり圧倒的だった。が、人のエゴや醜さ、遺伝子工学に対する倫理問題を突きつける今作もま>>続きを読む

フジコ・ヘミングの時間(2017年製作の映画)

4.5

80代にしてものすごく聡明で、雄弁で、オシャレで、健脚なヘミングさんだった。自分だったら心が折れると思うことの連続な人生で、手放さなかったピアノの音色がどこまでも澄み切っていた。ほぼフル収録のラ・カン>>続きを読む

焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

3.5

舞台の映画化とは知らなかった。まあよくしゃべり泣き笑い怒り、一心同体で生きている家族。混み入った生い立ちや人間関係、濃い!2時間だった。男は昼から酒を飲み女は昼からブチ切れツケも払われることなく過ぎて>>続きを読む

世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

4.0

正直ぜったい大したことはなくない?と思ってたんだけど全然とてもよかった 周りにただの1ミリも影響を与えず生きられる人間なんていないし、その人自身がいなくなっても必ず何かが世界に残る どんなにささや>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

4.0

夢に溢れた演出…!そして絵に描いたような仲間たち…!原作読んでないけど佐藤健と神木隆之介のキャストは逆でもよかったんではと最初思ったけどサイコーがたけるで最高だった ペン殺陣が夢すぎて最高だった、神>>続きを読む