mistyさんの映画レビュー・感想・評価

misty

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twitterで呟いた感想の転載・まとめです。
2017年以降に観たものです。実話に基づく系が好きです。

映画(127)
ドラマ(0)

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

『誰も知らない』10年ぶりくらいにもう一度観てみる。むしろよく4人も産んで育てたな…と思い、なんか最近同じこと考えたような…と思ったらロシア映画『ラブレス』だった。誰も知らない事態に陥らないためにはど>>続きを読む

地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)

4.5

どうやったら、なぜ、こんな映像が撮れるの…?と圧倒しかない2時間半 狂気にまみれた2時間半 これはもはや映画を超えてひとつの長い詩だ 川を上れば上るほど深淵が迫り、人間の力を超えたところで人間が>>続きを読む

ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

3.9

あの日、たまたまあの場所と時間に居てしまったせいで爆発に巻き込まれ両足の切断を余儀なくされ、ただ生き残っただけなのに行き過ぎたヒーロー扱いをされ、そのギャップに苦しみ悩み絶望したジェフが「生きたい」と>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.5

1980年に韓国で起きた民主化運動の果ての軍部弾圧を平凡な一市民であるタクシー運転手とドイツ人記者の目で体験する映画。映画としては演出過剰かもと思うけど、後半の軍虐殺や病院のシーンは息を呑む気迫と切実>>続きを読む

無伴奏(2016年製作の映画)

3.5

映像がめちゃくちゃに合成っぽくてこれが2時間続くのか…?と思ったけど慣れる。セリフもそのまま本から出してきました!な感じで違和感凄まじいが慣れる。この白々しさがすごい池松壮亮と悪魔の化身のごとき斎藤工>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

4.0

見た目も中身も冴えないおじさまとアスペルガーっぽい不思議女性が夢の中では鹿になり同じ時間を過ごすという、あらすじだけ読むと「???」だけどすごく静謐でゆるい慈しみに包まれた映画だった。型通りじゃなくて>>続きを読む

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.5

業が深い映画。強烈に光を浴びた人にはそれだけどす黒い影が焼きつく。ライバル襲撃事件、オリンピック出場権剥奪をめぐる謝罪会見、世間から叩かれる材料を揃えに揃えたトーニャだったけど、トリプルアクセルをアメ>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

釘付けになる映画。燦々と降り注ぐ太陽と瑞々しい緑に溢れ、水はきらきら光る。音楽と教養、多様な言語に囲まれた世界。そんな世界で、そんな一生ものの、心すべての恋ができたなんて、よかったねとただただ言いたい>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ちょっとでも続投してくれた凛子ありがとう!!ジョン・ボイエガがあのクソデトロイトをサヴァイヴしてくれたおかげで今地球が救われたんだよ…よかったよ…生きててくれてありがとう…!あとはメカニック寄りのアマ>>続きを読む

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.3

アップライジングと続けて観ると感慨もひとしお!凛子の髪型真似したいじゃんかわいいじゃんそしてイェーガーズ、デルトロの個性もちゃんと出ててちゃんとかっこいいじゃん…操縦システムにGガンダムみを感じずには>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.0

チャプター分けがされているところから面白かった。みんなくるくる流れるようにいろんな言語の間を行ったり来たりしてて、それがいちばんたまらない!政治的に頭のおかしい人たちを少数精鋭兵たちが信義も何もあった>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ居心地が悪い。何でも「インスタレーション」と言ってしまえば許されてしまうのか、思いやりを持ちましょう誰もが平等です、言われたらふんふん納得するけど実際ホームレスや物乞いの人を見たら手を差し>>続きを読む

帝一の國(2017年製作の映画)

4.0

これぞ菅田将暉!誰が誰が全くわからなかったけどとりあえず菅田将暉!細い身体をめちゃくちゃにして叫び散らかす菅田将暉!エンジン振り切れた菅田将暉!そして爽やかでボコボコに殴り散らかす竹内涼真!思わずとき>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.5

すっっっごい面白かった。近年稀に見る面白さだった。計算され尽くされた展開、痛快な逆転劇。今起きてることがハプニングなのか仕込みなのか、ジェシカ・チャスティン以外には誰にもわからない。最後までわからない>>続きを読む

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

4.2

黙って安室透だけ観てろという強い意志しかない2018劇場版
日本の女はみんな安室透の女ということでよろしいのでは?!今年もありがとうございました(合掌)

ボーナスステージがなかったら劇場版史上最もし
>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

フィクションなのだけど手持ちカメラのブレがドキュメンタリーぽさを出しており、決して他人事でもなく事実から着想を得た物語なのだと強烈に訴えかけてくる映像だった。ダイアン・クルーガーの、何をしててもただ溢>>続きを読む

ラブレス(2017年製作の映画)

4.5

よくまあ口を開けばこんなにも文句ばっかり全部人のせいにできるもんやなあと感心してしまった。どこの世界でも起こり得る、終わらない承認欲求と身勝手に満ちた物語だけど、音もなく降る雪や乾いた川辺の質感はロシ>>続きを読む

娼年(2018年製作の映画)

3.5

大学生にしてすでに無の境地に至ってしまったリョウくんがコールボーイ業を通してさっぱりしていく物語。お客さまもそれぞれ色んな人がいる…と感じ入るし、世界にはこれだけの、無限の体位が…おお…みたいな謎の感>>続きを読む

Kalafina 10th Anniversary Film ~夢が紡ぐ輝きのハーモニー~(2018年製作の映画)

3.5

まどマギとfate/zeroで止まってるし、歌はちらほら聴くけどどういう人たちなのか正直全く知らなかった、ことに気づいた。でもKalafinaさんかて生きてるし人間だし、何より練習風景が見れたのすごく>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

いきなりタイトルがドーンと大写しになるオープニングのインパクト。議会が狭くてみんなで騒がれるとすごい迫力になる。満を持して登場するチャーチル、完全にオールドマンではなくチャーチル、初登場の初発言からチ>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

NYタイムズに最高機密文書をすっぱ抜かれたワシントンポストがこっちも文書の追加掲載に踏み切るかというぎりぎりの選択を迫られるメリルストリープの芝居から一瞬でも目を離せない。夫に先立たれて事実上の経営者>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

途中まではあまりピンと来ず、思ってたより歌わないな…と思ってたのだけど終わる頃には死ぬほど泣いててびっくりした。軽やかなスペイン語のアクセント、楽しくも哀しいギターの響き、死んでいるのに極彩色、すごい>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.7

音楽のチョイスが意外に渋い映画だった。いきなり見覚えのあるハンドルマーク出てきてんっ?と思ったらスバルが爆走してる 超絶運転だけの映画かと思ってたらベイビー本人の身体能力もまた高すぎて途中から完全に>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

どうせ地球侵略系の映画ちゃいますのん…とあまり興味もなく敬遠してたのだけど試しに観てみるととても良い意味で予想を裏切られた。言語そのものにときめきを覚える人には薦めたい映画。シナリオにもうまいこと騙さ>>続きを読む

マザー!(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

観てよかった映画、いい映画だったとはあまり思ってない。けど、ジェニファー・ローレンスのプロ意識に圧倒されてしまったり(舞台裏映像でわかる)計算し尽くされたカメラの動き、もちろん重要になる家そのものの設>>続きを読む

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.7

狂乱と酩酊のサイケデリックアンデルセン。オープニングからとても可愛くて、鮮烈。人魚の姉妹ふたりが人間と出会い、恋をしたり食べたり歌ったり踊ったり。台詞を音楽に乗せているというよりも、音楽はそれぞれ独立>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

3.5

すごい実験的試みに溢れた映画だな〜という感じ。誰かがすでにやってそうだなと思いつつも、意外にありそうでなかった映画かも。10分後にその10分間の記憶が消えるという設定をそう生かすのか!そう組み立てるの>>続きを読む

ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.7

色がきれいな映画だった。マリーナのお洋服がどれも可愛くて、特に靴が可愛くて、それほしいなあ…と思いつつ観てた。彼女への誹謗中傷しんどくて言葉の暴力だけじゃないのも辛すぎてでも彼女はウワーッて泣いたりせ>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.3

イーストウッドがスポーツ映画を撮るとこんな感じになるのか…淡々と、ウオー!と燃えることもなく(燃えてるんだけど)落ち着いて進んでいくのにやっぱり手に汗握って見入ってしまうのにはイーストウッドの手腕を感>>続きを読む

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

3.5

夜に観ると罠に嵌る魅惑のスイーツ映画だった。ビジュアルにステータス全振り、史実の人だろうとレッツマイウェイ、ソフィア・コッポラ。シンセサイザー入った音楽でアントワネットを観るのも新鮮な体験。隔絶された>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.5

しんどくてややこしい家族と人の心の形を変えるSNS。私生活もそうだし、それは撮ってる場合じゃないでしょうと言いたくなる場面もネタのひとつでしかない。イザベル・ユペールはやっぱりきれいだしエヴ役の子もめ>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.0

怖い。何もかも怖い。何をどうしたいのか、どう終わらせたいのかが全く予想がつかなくて1秒先も怖い。常に背後斜め上からの病院廊下の長回し、甲高い弦ともはや楽器不明の爆音、全く意味がわからないセリフ、病の進>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

4.0

久しぶりに観た。瀬戸くんそんなでかい声で喋っとったらうるさいとか言われへんのかなめっちゃ遠慮なく声出すやん(好き)そりゃ菅田将暉大阪の人やから当たり前かもしれんけど関西弁良すぎる。鼻筋が美しすぎる。池>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

オフェリアのおとぎ話。どんなに現実が過酷でも、見たくないものに溢れていても、そしておとぎ話の中のひとたちも醜い姿だったとしても、そばにあるだけで心を守ってもらえることがある。オフェリアは現実に心を閉ざ>>続きを読む

28日後...(2002年製作の映画)

3.5

何かに感染したチンパンジーが発端で英国総ゾンビ化ムービー。が、序盤のキリアンマーフィーのサービスすぎるサービスショットで観る側も強制的にチンパンジー並に知能下げられてからゲームスタートみたいな最初から>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.5

実話に基づく映画を撮り続け、ついに事件の当事者をそのまま配役する境地に達してしまったイーストウッド。スペンサーさんの軍隊生活を追いかけ、3人と一緒にヨーロッパ旅行をエンジョイして例の電車に乗ってハイ事>>続きを読む

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