ニハルさんの映画レビュー・感想・評価

ニハル

ニハル

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.5

1作目好きだったので鑑賞。

悲壮眼力53万のカンドンウォン、敵対側の小物ふたりのどんぐりの背比べのような醜い争い、最後のマッドマックスといい、完全に約束された韓国ゾンビ映画でした。
韓国映画おなじみ
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カポネ(2020年製作の映画)

3.7

トムハ目当てで鑑賞。

自分で自分のことができなくなった人がたどる道を、これでもかってくらい露悪的に描いていてどっちかといえば憐れみより自分の両親を思い浮かべながら見てました。
トムハは実在人物何度か
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シークレット・ラブ: 65年後のカミングアウト(2020年製作の映画)

5.0

サムネで気になって鑑賞。

約70年も同じ相手と添い遂げてきた人生、紆余曲折あったであろう歳月の積み重ねがふたりの顔に表れててとてもよかった。
関係を隠し続け嘘をつき続けたふたりの境遇に同情するととも
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.5

SNSでの評判が良かったので鑑賞。

とにかく「視線」が印象的な映画。マリアンヌとエロイーズの感情を代弁する視線の交錯、息遣いや肉体の触れ合う音、自然音などがあわさって画面に釘付けでした。
ふたりとも
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.2

ヘイリーベネット好きなので鑑賞。

終始眉間にシワ寄せながら鳩尾がきゅーっとなりそうな心地で見てました。
異物を飲み込んだときのヘイリーベネットのあの恍惚とした表情。異物で得る肉体的苦痛より、自分を見
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.8

今ノリにノッてるスナイダー監督作品なので鑑賞。

スナイダー監督はアメコミものしか見たことなかったんですが、あの作風とゾンビか組み合わさるとこういうふうになるのかーという印象。
初めてデイヴバウティス
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マーティン・エデン(2019年製作の映画)

4.2

ルカマリネッリ主演ということで鑑賞。

構図だけ見ればダンテとベアトリーチェなんだろうけど、ダンテのように一方的な神聖視でもなく教養をきっかけに結ばれたふたりが愛だけじゃうまく行かないね、ってことに気
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ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)

3.8

廃れニコールに惹かれて鑑賞。

死にたがってる人の映画って結局は「やっぱこの世界も悪くないかも」とかいう結論に行っちゃうことが多いけど、これのニコールはやることやってある意味悔い無く終われたんじゃない
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.8

何気に見たことない名作映画のひとつだったのでテレビ放送の機会に鑑賞。原作未読。

男同士の友情って女のわたしにはいまいち共感しきれないところがあるし、今見ると引っかかる点も多々あるけどアメリカ人の郷愁
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ヒトラーに盗られたうさぎ(2019年製作の映画)

4.0

ジャケ借りで鑑賞。

この家族の周りの人間を通してヒトラーのしたことを描いている点では、他のナチス映画と違って面白かった。中流階級、父親が知識層と他のユダヤ人家庭より恵まれたところはあったにせよ子ども
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シンクロニック(2019年製作の映画)

3.8

マッキー主演なので鑑賞。

時々人種差別ネタ挟んだりKKKっぽい奴らも出てきたりしてたけど、テーマ的には差別より生と死が主題なのかな。親友だからって何でも話せるわけじゃないのが逆にリアルで刺さりました
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ナタ転生(2021年製作の映画)

4.2

サムネで気になって鑑賞。

ハリウッドのエンタメ映画のいいとこ取りだけど、要素要素を渋滞させずうまく痛快活劇ものに昇華できている感じ。キャンベルのヒーローズジャーニー理論を真正面から行ってる作品が面白
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ウルフズ・コール(2019年製作の映画)

4.2

オマールシー好きなので鑑賞。

ソナー音を分析するシーンとかは緊張感があってよかった。けど、確かに主人公のセックスシーンいらないしほとんど事故みたいな感じで大麻吸っちゃってるし、女を敵にする演出はあん
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スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

4.2

ジャケ借りで鑑賞。

奉仕の精神って簡単に言うけど、実際にできる人はほんの一握り。ブリュノとマリクに出会えた子たちは幸せだろうな。わたしにはとても真似出来ない……。そういえば自閉症児の子たちは実際に施
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

4.2

図書館関係の仕事に就く者として外せないと思い鑑賞。

ワイズマンのNYPLドキュメンタリー映画を見たときに「公共の福祉」についていろんな視点から学んだけど、本作はそのセーフティネットから弾かれた人々を
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アンノウン・バトル 独ソ・ルジェフ東部戦線(2019年製作の映画)

3.8

T-34からの戦争映画マラソンの一環で鑑賞。

ソ連から見た独ソ戦ってなかなかないから目新しさがあって面白かったです。
どうしてもアメリカ万歳的なハリウッド戦争映画ばかり目にする機会が多いから、ロシア
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

5.0

DCFU好きなので鑑賞。

完璧なヒーローがより人間的な選択肢を取ることによって弱くなっていくけどその弱さは強さとも表裏一体で弱いまま強くもなれるのが人間なんだよ〜、っていう話かな。
個人的にはバーバ
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フェアウェル(2019年製作の映画)

4.0

オークワフィナ好きなので鑑賞。

家族といるときはまだ安らぎを得ているようだけど、アメリカでも中国でもどこか疎外感を感じている風に見えるオークワフィナの演技がいい。
アイデンティティの不安定さが一番良
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シンデレラ(2015年製作の映画)

4.0

リチャードマッデンマラソンの一環で鑑賞。アニメ未見。

誰でも知ってるトップオブ夢物語のシンデレラ。ありとあらゆる美徳を詰め込んだキッラキラのマッデン王子と、素朴さと可憐さが争わずに同居できるリリージ
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2067(2020年製作の映画)

3.5

主演のコディ君好きなので鑑賞。

うーん……SFの世界観に真実味をもたせるのに必要不可欠なガジェットもいまいち、脚本もいまいち。コディ君はいいけど他が映画を損なってる感じ。
プリデスティネーションとか
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ファンタジー・アイランド(2020年製作の映画)

3.0

ジャケ借りで鑑賞。

個人的なんでこの仕事受けたのオブザイヤーを授与したいキャスト多数。まあその理由は大概「この人と一緒に仕事したかった」とかいう理由なんでしょうけどね。
揃いも揃って浅い動機、短慮な
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We Can’t Live Without Cosmos(英題)(2014年製作の映画)

4.2

おすすめ短編アニメツイートから鑑賞。

例の法律があるロシアでもここまで踏み込んだ表現ってできるもんなんですね。
製作者のバックグラウンドが全くわからないから推測の域を出ないけど、例の法律で不利益を被
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

4.2

SNSで評判良かったので鑑賞。

人種、性別、経済状況(まあこれは少し重なるかも)など、わたし自身がふたりと重なる属性がほとんどないので想像することしか出来ないけど、チンピラたちにひどい言葉を投げつけ
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スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち(2020年製作の映画)

4.2

同じ女性、そしてアクション映画好きとして外せないと思い鑑賞。

安全を期して危険を冒すスタントの歴史はスタントウーマン達の歴史でもあり、性/人種差別と戦った歴史でもあったんですね。
数人の監督のインタ
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

5.0

アカデミー賞ノミニーに惹かれて鑑賞。

生まれながらの特権を持つ白人と持たざる黒人。日本向けに漂白された海外ニュースしかやらない報道番組よりよっぽど現実を突きつけてくれる。なんで被差別側が差別側に歩み
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サンダーフォース ~正義のスーパーヒロインズ~(2021年製作の映画)

4.0

主演ふたりに惹かれて鑑賞。

コメディ映画はギャグセンスが合わないと苦痛な時間になるだけだけど、これはなんとか冗長に感じず見れました。ボビーカナヴェイルは明らかに性格がトランプのクオモだし対立候補はま
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ヒーローキッズ(2020年製作の映画)

3.8

豪華役者目当てで鑑賞。

まあストーリーは大人からすれば絵に描いたようなニコロデオン的子ども向け映画なんだけど、昨今のヒーロー映画の定石より一歩進んだ感じ。生きてる人間にはレジェンドは使っちゃだめなん
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.8

RDJ好きなので鑑賞。
レックスハリソン版・エディマーフィ版未見、原作未読。

トマト腐ってもオーディエンススコアが高い映画は名作って決まってるので普通に楽しめました。
RDJのチャーミングさが映画の
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アドリフト 41日間の漂流(2018年製作の映画)

3.6

パケ借りで鑑賞。

漂流モノはいくつか見てきたけど、伏線は何回も出てたのに最後のアレは全然予想してなくて見ながら思わず声が出ちゃいました。
生きるか死ぬかの壮絶な体験をしてもなお、また同じ場所に戻る人
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冬時間のパリ(2018年製作の映画)

3.8

パケ借りで鑑賞。

映画的表現とはいえ成熟した議論を交わすための教育を受けた人たちの議論を見てるだけでもこんなに頭使うんか、とびっくり。
どっちかというと不倫より出版の話の方が興味深かったけど、男女の
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.8

アレクサンドルペトロフ目当てで鑑賞。

美人女スパイの映画自体は飽和アンド食傷気味な昨今、本作ではじめましてのサッシャルスのPVとしてはかなりいい映画なので豪華な脇役も含めて楽しい作品でした。
本命の
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.2

マブリー目当てで鑑賞。

ヤクザとかマフィアの長って、「こいつのどこがそんなにヤバイの?」って感じの奴が多いけどマブリーは完全にヤバイ側の人間なのがひと目でわかるからすごい。
後半の方で、パイプに押し
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ソン・ランの響き(2018年製作の映画)

4.2

多分初ベトナム映画。

80年代、サイゴン、カイルオン。どの要素もすごく繊細に作られていて、受け手としてちゃんとメッセージを受け取れたか心配になるほどパーソナルな映画のひとつになりました。
リンフンが
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暗数殺人(2018年製作の映画)

4.2

ジフニとユンソクさん好きなので鑑賞。

人を食ったような態度のジフニも、曖昧模糊としたジフニの話の中から真実を見つけようとするユンソクさんもすごい良くてあっという間に見れました。
刑務所のドキュメンタ
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.2

今まで何回も見てるけど久しぶりに地上波で見れる機会だったので鑑賞。

原作も映画もシリーズで一番好きなアズカバン、かつ一番好きなキャラのシリウスおじさんが出てくるので当時は狂ったように繰り返し見てたな
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.8

主演の4人とも好きな俳優なので鑑賞。

エキセントリックな天才をやらせたらピカイチのベネ、本作でも鼻につく傍若無人ぷりが堂に入ってました。トムホとニコホル君もベクトルの違う情熱の持ち主をうまく演じてて
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