toyさんの映画レビュー・感想・評価

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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.9

ずさんな捜査がまかり通っていた時代
初めから深刻な状況のはずなのに、決めつけで動く人たち、増えていく残酷な事件、だんだん壊れていく人間、あとで実際の事件も調べたけれどこの事件でいかに多くの人が関わって
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.9

ダンスを踊るみんなが心を通わせて、パフォーマンスがとても素晴らしくて楽しくて、観ている人たちの心を掴んで魅了して、だからこそ余計に胸が苦しい

沈まぬ太陽(2009年製作の映画)

3.4

ジャンボって響きとか社内のかんじとか当時を想像させる。原作未読なのでもっと墜落事故のこと中心に描かれていると勝手に思っていたら事故が起きる前と後で主人公が上の思惑に翻弄されながら理不尽に耐える映画だっ>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

頭が空っぽ状態でみておもしろかった。よくできたはなし。
多言語を扱う人たちはかっこいいな。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

自分の今までの状況からあまり他人事に思えなくて、いまの時代をどう生き抜くのか、意図せず問いかけられて胸が少し締め付けられた。

建物とか衣装とか人の感じもあの時代を想像できて世界観に入り込める。ヨーロ
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.8

ぎこちなさというかたまにあるチグハグ感も妙にクセになる映画
日常のなかに非日常がゆっくり入り込んで気づかないうちに逆転していくみたいなバランスがよかった

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.6

途中にある「世界は泥棒と芸術家のものだ」って言葉を探すためにもう一度見返した。

E.T.(1982年製作の映画)

3.9

子どもの頃にみたかったな〜
途中までは突っ込みたくなる気持ちがちょっとあったけど最後の方はわりとどうでもよくなり、充分ワクワクできた。あとぬいぐるみに埋もれて固唾を飲むETが可愛かった。

USJにま
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.1

目の前で繰り広げられる光景が凄まじかった。分かんないとこあっても面白かったからノーランはすごい。これはもう一回見た方がいいやつだ。次は全部拾う意気込みで見たい。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

冒頭で車かっ飛ばしてSeptemberが流れた時点で最高だった
2人の笑顔がとても良い、心に優しい映画

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.4

安藤サクラの死神が新鮮でした!
堺雅人、文豪役が似合う
夫婦の2人がほんわかしていてよかった
途中からアニメーション作品を見てる気分
もう少し黄泉の国を見てみたかったな〜

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

4.0

途中までぼんやり観てたけど最後に近づくにつれて目が離せなくなったしきつかった。今エグられた感覚が残っている。
似たような経験をしたわけじゃないけれど主人公が荒野やそこに向かう過程で得た感情、出会った人
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夏至(2000年製作の映画)

3.8

鶏の脚の皮を剥いでいるところ初めてみたし爪を切るところで少しドキドキした、そういうものなのかそうじゃないのか、、
鮮やかな色彩の映像に目が惹かれるけれど、鳥や虫の声、雨の音とかクラクションの音、音楽と
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ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

3.8

日本語字幕で見れず、英語字幕をめちゃくちゃなんとなくで……ニュアンスである程度わかるくらいにはたぶん見やすい短編

意図的な画面の美しさ
鮮やかで鈍い赤、そして青い何かを食す男と青い題字 終始不穏なか
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

伝える力が映画にはある
事実に基づく話
しんどくて、それでいてどこまでも雪は白い。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

謎めいたポスターに魅かれつつ、手を出すには何故か心の準備が必要でやっと見た作品
みる前の想像と少し違ったけどこの話の前後があるみたいで、それを観てみたいと思うくらい引き込まれた。博士の手慣れた動きに普
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ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆(2015年製作の映画)

3.8

最高峰の山、死生観が問われる。
いろんなことを判断し選択し続けないといけない中で、登る人にしか分からないことがあるんだろうなぁと思う。
山での会話は暖かくて苦しい。
さいご一瞬だけ仏像のように見えた。

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.8

映画〜!
展開、展開、展開、で見応えがあった
背景とか建物とか映画らしい美しさ
たどたどしい日本語が不思議なかんじでクラクラする。2人が2人ともそれぞれ魅力的だった
春画がめっちゃある……

WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

3.9

てんやわんや?のてんこ盛り
桁違いの木登り、景色が良い

良くも悪くも田舎で感情が忙しいなと思ったけど最終的にはなんとなくハッピーな気持ちになった。元気を貰いたい時に観たい。ほぼ三重弁。
「結果が出る
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.7

映像に絵画みたいな雰囲気がある
父の言葉に結構凝縮されている気がする。
家族を背に暖炉へ向いている姿と表情を観て「うん、そうだよね」と思った。

パターソン(2016年製作の映画)

3.9

何か起きそうな予感はあるけれどその何かは起きなくて。でも毎日は変化してないわけじゃない、不思議な感覚の映画。ぼーっと見るのが心地よかった。映画館でみたらすごく贅沢な時間になるだろうな〜

その夜の侍(2012年製作の映画)

3.8

おもったより素直に見れた
他人から見たら奇行でも本人には意味があるし、なかったとしても意味のないこと自体に意味があったりする
世の中には変わることのない事実と並行して明解ではない何かや人間特有の揺らぎ
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

自然と共に暮らす様子が単純にすごいしその映像が美しい
ある種の理想的な生活なのかもしれない、だけどやっぱり森から出れば他の人たちは自分たちと異なる常識を持ち大きなコミュニティの中で生活しているわけで。
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

面白かった、メイキングも興味深かったです
ホラーに苦手意識あったけどこれは興味本位で見れた
可笑しいわけじゃないのに思わず笑ってしまうことが何回かあった… 音が自宅の窓の外から聞こえてきたのかと思っ
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.6

危なっかし〜、、、と思っていたらいろんなところに流されていった

妙に疲れたけど、最後大きな声で主人公が挨拶していて嫌なこともそうじゃないこともたくさん経験してここに行き着いたんだなと実感した
個人的
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花様年華(2000年製作の映画)

3.9

悶々としたずっと、悶々

見終わって、解説みてなんとなく整理できた。間借りしている家(部屋)の構造がよく分かってなかったのと頭の中で名前が途中ごっちゃになってたので一度目は雰囲気でしか見れなかった…二
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.8

クラブ?でふたりだけ同じプレイヤーからイヤホンして曲聴いて踊るのめっちゃいいな、あんなに人が居るのに本当にふたりだけの空間だった
留守電に自作したうたぶつけるのもかっこいい 他に誰もできないし、あと絶
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愚行録(2017年製作の映画)

3.7

見る前にどこかでネタバレを聞いたのか見たのか覚えてないけどなんとなくどうなるか知っていたから余白を答え合わせするみたいにみた

出来るなら関わりたくないくらいのいろんな人物の愚行だけど、わりと最終的な
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.9

タイトルだけずっと前から聞いたことあると思ってどんな話かも知らずに見始めたら軽く流せるようなもんじゃなかった
開始数分で一旦止めてあらすじを確認して心の準備を決めてもういちど再開

序盤衝撃で、徐々に
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.8

知らない間にじわじわと古傷をえぐられるような感覚
朝子の気持ちはわかるけど分かりたくない
キャラが絶妙だった。守られるかわいらしい女の子、陽気でお人好しな関西人、掴めない男の子、友達、コテコテの関西弁
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.7

台風が過ぎ去っていったような感覚
アニメーションすごい
音楽もいい

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.9

ドキュメンタリーを見てるみたいだった
よく出来てる
個人的にわりと今のタイミングで見れてよかった
世の中が今現在混乱している状況で浮き彫りになる問題と本質を見失わないように出来たらいいけど難しいんだろ
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

青年が悪魔に魂を売ったがその後ブン捕り返すみたいな話。圧と衝撃がすごい。
微かな動きで感情が見え隠れする口元がニクい。成し遂げられるんじゃないかと思う気持ちはわかる気がする、good jobに危険が含
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恋する惑星(1994年製作の映画)

4.3

すごい行動力だ…
これで気持ちが伝わるの奇跡だな〜と思いつつ、惹かれるのは必然のようにも思える不思議

印象的なアイテムが散りばめられていて楽しい、賞味期限が誕生日の缶詰(しかも彼女の好物だったパイン
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.1

名作ってこういうものをいうのかと実感
フォレストのいろいろありすぎた長くて短い半生を本人が語っているのがこっちも聞かせてもらってるみたいでよかったな。一生懸命考えて、時に考えずとも反射的に行動する姿が
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.8

ジムキャリーは楽しい人だった
人生が変わる選択肢も時にはあるだろうけど、たぶん、何とかなるしなるようになる
意思を持ってイエスと言えたらそれでいい、

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