MitsuhiroTaniさんのドラマレビュー・感想・評価 - 3ページ目

MitsuhiroTani

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ブリーズ ~光と影~ シーズン1(2020年製作のドラマ)

4.0

いやあ、やはりインド映画は面白かった。
ダンスも歌もいらない。インドの普通のサスペンス。中盤の衝撃と、胸が締めつけられるラスト。
バンガルールという地名も、デリーも、訪れたことのある街も懐かしい。

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ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~ シーズン1(2022年製作のドラマ)

4.1

トムクルーズ版とは別物として楽しめた。
映画版でなくて良かったと思ったのは何故だろう。映画になれば、B級色が出るのかな。髪型にアウトロー感が無いのが残念。

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トップリーグ(2019年製作のドラマ)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

玉山鉄二主演最高傑作。
小林薫、陣内孝則の演技も素晴らしい。
そして何よりストーリーがいい。
大きな政治を実現する為に、清濁合わせ飲み、不退転の決意で国民政治を断行する政治家近藤。その実現には、国民が
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翳りゆく夏(2015年製作のドラマ)

4.1

渡辺篤郎、いい俳優になったなあ、と思い始めた作品。ミステリー的には推理のしようがない残念な部分があるが、渡辺が演じる主人公に寄り添いながら観れば良い。
菅田将暉と門脇麦が、数年後に別のミステリーで再開
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ミスター・メルセデス シーズン1(2017年製作のドラマ)

4.2

面倒臭そうな設定に思えたが、なかなか楽しめた。本作に登場する女性陣は皆、儚げな魅力があり、応援してしまう。
シリーズは2、3と続くそうだが、明後日の方に向かうらしいから、観るのは止めておこう。

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ミルザープル ~抗争の街~ シーズン2(2020年製作のドラマ)

4.5

シーズン1はインドの地方都市で視聴。今回は日本の自宅で視聴。観る環境でこれほど印象が違うなんて思いもしなかった。
前作の猥雑なパワーは無かったが、その分ドラマは深く、ドロドロとして、よりシリアスになっ
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ザ・チーム ヨーロッパ大捜査線(2018年製作のドラマ)

5.0

久しぶりに観た良質なドラマ。
言葉も文化も異なる欧州各国の警察が手を組むサスペンス大作。
国境を越えたグローバルな捜査は大陸的であり、単純に敵対視する訳ではない中東問題を絡めたストーリーは極めて欧州的
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ファミリー・マン シーズン2(2021年製作のドラマ)

4.6

もう、シリーズ3はいつ?と思わずにはいられない本作。完成度がどんどん高まり、スリルと残虐さ、グローバルな展開が凄い。そう、インドは西にも東にも向き合うグローバルな思考の国なんだ。
バンガロールの出張を
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ファミリー・マン シーズン1(2019年製作のドラマ)

4.5

インド製作ドラマのクオリティには毎回やられるが、本作も然り。
韓国映画よりもリアルに感じて堪らない。

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ノースライト(2020年製作のドラマ)

4.3

こういう穏やかなミステリーは、秋の始まりの今、静かに観るに相応しい。
西島秀俊、北村一輝、田中麗奈、そして宮沢りえ。日本にも素晴らしい役者がいるなあ。

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黒書院の六兵衛(2018年製作のドラマ)

5.0

吉川晃司の演技が圧巻。
COMPLEXの日本一心で聞いたBE MY BABYを歌う彼と同一人物とは思えない。

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分身(2012年製作のドラマ)

4.1

内容的に破綻なく、丁寧な展開で観易かった。クローンを題材にしながら徒らにテクノロジーに走らず、最後まで家族の愛が貫かれるストーリー。原作の優しさと強さが感じられた。

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ブラックジャックによろしく(2003年製作のドラマ)

5.0

青臭く、甘っちょろい主人公が、実力もないのに情熱と正論を振りかざす。なんてムカつく若造なんだろう。観ていて終始イライラしていた。しかし、最終話に至って、何かを手に入れた彼に、心からおめでとうと呟いた。>>続きを読む

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コールドケース3 ~真実の扉~(2020年製作のドラマ)

4.7

皆さんの感想を観ても、愛を感じる傑作シリーズ。やはり、本家を超えている。音楽の質も良く、大人の胸の奥を締めつける。
秋の夜長に、水割りでも飲みながら、再観するかな。

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コールドケース ~真実の扉~(2016年製作のドラマ)

4.7

私は本家以上に好き。
登場する俳優達の静謐たが深い演技が素晴らしい。
日本のドラマも、お金を掛けて丁寧に作れば、良作になる典型だろう。

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ホワイトチャペル 終わりなき殺意 シーズン2(2011年製作のドラマ)

4.0

今度はクレイ兄弟。内容的には普通だが、シーズン1に比べ、街並みのシーンが増えたことは、地元に詳しい人には楽しい演出。
主人公らの抱えるバックグラウンドが見えて来たことも楽しい。

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ホワイトチャペル 終わりなき殺意(2009年製作のドラマ)

3.9

金融都市ロンドンの銀行街CITYは最近変貌しつつある。2000年代、IT化と共に高層ハイテクビルはテムズ川沿いに並び、ロイズやガーキン以外は目立ったビルもなく、歴史地区化していたCITY。
ロンドン五
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ホワイトチャペル 終わりなき殺意 シーズン3(2012年製作のドラマ)

4.2

切り裂きジャックの暗躍した下町。ホワイトチャペルを舞台にしたドラマ。昔、リバプールストリートで長らく働いていたから、街並みがリアルで。
本作では、BRICK LANE BAKERY が出てきて笑った。
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リコカツ(2021年製作のドラマ)

5.0

だいたい中年親父がキュンキュンして観るような作品ではないはずだが、満遍なく心の襞を撫でられ、魂を鷲掴みにされた。
綺麗な衣装を着た澄ました北川景子より、正面切って力説する北川景子の魅力にクラクラした。
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太陽は動かない -THE ECLIPSE-(2020年製作のドラマ)

3.8

映画に迫るクオリティを誇るWOWOW ドラマに対する期待は大きいが、本作もドラマとしては素晴らしい。問題は俳優陣。演技も素晴らしく、文句は無いが、既視感のラッシュに困った。
佐藤浩市、吉田鋼太郎、市原
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刑事ヴァランダー シーズン1(年製作のドラマ)

4.5

のっけから、完全にハマった北欧舞台の刑事ドラマシリーズ。
美しい風景と、落ち着いた街並み。そして、凄惨な事件。
これは止まらないなあ。

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刑事ヴァランダー シーズン2(年製作のドラマ)

4.5

大好きなシリーズ。
本作でもクルトの人間臭さが溢れている。何事も思い通りにはならないなあとしみじみ思う。

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刑事ヴァランダー 白夜の戦慄(2012年製作のドラマ)

4.7

大好きなドラマの3シリーズ目。
本シリーズでは、リガを舞台にした二作目が最高。
東欧の怖さと、そこにもある正義、そして切ないドラマが素晴らしい。

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刑事ヴァランダー ザ・ファイナル(2015年製作のドラマ)

5.0

最後のシリーズを観終えて、静かな余韻を楽しんだ。
北欧の静謐な風景と重厚なドラマ。自身と変わらない世代の主人公への共感。そして、シリーズの哀しくも穏やかな終焉。
ケネス ブラナーの最高傑作だと思う。

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4ブロックス シーズン2(2018年製作のドラマ)

4.6

騙し騙される展開は前作以上。
ラストに向けて疾走する諸行無常感はハンパではなく、傑作ではないだろか。
カルロス ゴーンの逃走先で有名になったレバノンのベイルートは、現代史においては危険な中東のイスラム
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4ブロックス シーズン1(2017年製作のドラマ)

4.5

ドイツを舞台にらしたドラマ。
アラブ人、トルコ人。
白人、黒人、アジア人的な分類しかできない日本人には分かり辛い世界。ターキッシュ、レバニーズ中東近辺の料理同様、見た目は分からないが、それぞれが異なる
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ステート・オブ・プレイ〜陰謀の構図〜(2003年製作のドラマ)

3.8

海外駐在あるある。仕事の英語、レストランのオーダーなんて何も困ることはなくても、テレビドラマは中々ハードルが高い。そうした中ではBBC物は比較的綺麗な英語で聴き取りやすい。本作も然り。
ドラマの展開は
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埋もれる殺意 ~26年の沈黙~(2017年製作のドラマ)

4.8

美しい田園風景、海辺の街ブライトン。カムデン、アクトン、いイーリング…。そして、バラマーケットにThe Shard。英国駐在経験者ならお馴染みの街、お馴染みの風景が堪らない。前作に比べ、映像がよりリア>>続きを読む

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埋もれる殺意 ~39年目の真実~(2015年製作のドラマ)

4.6

長らく暮らしていたからか、英国を舞台にしたミステリーが好きだ。本作は中でも特別。無駄に派手でなく、静かに力強く、そして情感のこもったドラマは見応えがある。
また、ハムステッドやリバプールストリート駅、
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監察医 朝顔2(2020年製作のドラマ)

5.0

監察医である主人公の活躍を描きながら、一つの家族の、いわばファミリーヒストリーを切りとって描いているところが素晴らしい。本作を観ていると、ふと自分が近い親戚か、いや、亡くなった母親の目線でこの家族を、>>続きを読む

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252 生存者あり episode.ZERO(2008年製作のドラマ)

3.5

同じようなドラマで見たことのある俳優達による、熱いドラマ。ただ、適材適所もここまで極まると、既視感のみが画面に満ち溢れ、災害の恐怖が感じられなかった。

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教場Ⅱ(2021年製作のドラマ)

5.0

昨年と異なり、木村拓哉は逆境に置かれていない。
ジャニーさんの逝去、山口、山Pの不祥事、そしてマッチの没落。嵐の活動休止と長瀬の退所。そして、コロナ禍やBTSの席巻。まさに内憂外患。ジャニーズを取り巻
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真犯人(2018年製作のドラマ)

4.2

まとまった休みが取れないと、50分×6本は辛い。
コロナ禍のによる帰省キャンセルで、出歩くことできず、有り余った時間には適当と判断し、ソファーを陣取って観た。
ほんの些細なことで運命の歯車が転がり、事
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悪魔が来りて笛を吹く(2018年製作のドラマ)

3.9


結局、悪魔は人間の心の中に生まれ、人間を支配するということ。
横溝正史、金田一耕助といえば石坂浩二、市川崑と考える私にとっては、西田敏行や渥美清、そして古谷一行ですら邪道に思えてしまう。
そんな中、
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獄門島(2016年製作のドラマ)

4.1

長谷川博己のトンガった金田一耕助に痺れる本作。
自宅パソコンに、以下のメモあり転記。

横溝正史好きとあらば、金田一物を見逃す訳にはいかない。そもそも僕ら映画好きは、どこか二時間ドラマを馬鹿にするとこ
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東京裁判(2016年製作のドラマ)

5.0


日本、オランダ、カナダ、オーストラリアの合同制作。
街に出ることが憚られる厳暑の夏。撮り溜めていた本作を観た。
NHK発案ながら、あえて日本に寄り添わず、可能な限り中立的な立場で歴史的裁判の舞台裏を
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