切実な話なのにどこかコミカルに感じるのは何でだろう…特に言い合ってるシーンとか
alone is not alive
孤独は孤独なんだ 生きてるとは言えない
悲しみのど真ん中にいる人が、黙々と食べ物を食べる姿ってなんでこんなに色っぽいんやろう?
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身に覚えのある孤独と不安がずっとしんしんと続く…涙がポロポロ出れば楽なのに、なかなか出ない。青年シャロンが「知らないくせに」と涙を流すところだけ、涙がちゃんと出た。
音声と映像の微妙なズレとか、人が>>続きを読む
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画が美しい、しっとり湿度があるかんじ。
淡々と映画が進んでいくなかで、時折挟まる寄りのカットが生々しくてハッとする。
元々奉公に行ってた家で、次男がバケツに足を突っ込んでイタズラするシーンの寄りの画、>>続きを読む
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見始めはなんだか色んな要素がバラついてるような印象で、見ててしんどいかも、と思ったけど、終盤に近づくにつれて個と個を結ぶ見えない焦燥感/閉塞感が浮き上がってきてすごく良かった。
あと色が良い。
飛び>>続きを読む
この世では神の慈悲ではなく自力で生きねば。
生きていくことのままならなさ…でもなんでこんなに優しくてクスッとくるのか
ハリボテの聴衆の前で漫談するシーン、1番ぞわぞわした
恐怖より、切なさが優る
狂気も妄想も、案外すごく近い場所にあるよな 個人の中にも社会の中にも
なぜか勝手に恋愛モノだとばかり思っていたのが、恋愛はメインというより映画の要素の一部でしかなく、父親へのコンプレックスとか、兄弟間のコンプレックスとか…色んな要素があって本当にいい映画だった。
主人>>続きを読む
ずっとくすくす笑ってしまう。ラストシーンの口笛でやさしい気持ちになる…。
ユロ伯父さんのセリフが少なく、身体全体で演じてる感じ、もしかしたら、字幕なしでも何となく分かるのではとすら思った。すごいな。
娘を亡くしたおばさんが「ずっと喪に服していた」というシーン…
エンドロールで流れるチャールズ・ブコウスキーの詩が良かった。
本編が終わった段階では…うーん…。となったけどエンドロールがピリッと効く>>続きを読む
「バカげた革命よ」
「フランス革命の前にも皆そう言ってた」
ルイ・マルの映画に出てくる子どもがみんな無邪気でまっすぐ過ぎるからか、大人のやることなすこと全部コメディに見えてくる
時代と、時代を生きる人間とを描ききる映画が好きだ 戒厳令解除後たった2年でこれが公開されたのも純粋に凄すぎる