MitsuoYoshidaさんの映画レビュー・感想・評価

MitsuoYoshida

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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

まだ整理出来てないけども、間違いなく今年ベスト。生涯ベスト10にも入ってくる勢い。

全てが完璧に想像を越えたかと言われるともちろんそうじゃない。あのマンガを夢中で読んでた頃の、想像の中の流川のパスや
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.5

ムスコ7歳と二人で観賞。
レビューを見る限りシリーズのファンからは不評で、お話の部分で不満がある様子。
ただ僕のようなライト層やムスコのような恐竜ファンからするともう大興奮の夏休みブロックバスターには
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.9

けっこう高得点つけてるけどストーリーとか伝えたいこととかそうゆうのはまったくわからなかったです!
ただ、LAのローカルムービーとしては贅沢にできてるし、ポップカルチャーや監督の思い出とかを詰め込んだコ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「ドライブマイカー」
ハルキストじゃなくても3時間ずっと浸ってられるような独特のムード。映像美をことさらに押し付けるような映画じゃないけど、ハッとするほど美しいシーンもあったり
うまくサスペンスになっ
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マネーボール(2011年製作の映画)

4.0

大谷の活躍から目が離せないけどエンジェルスの体たらくに辟易してたので2度目の観賞。
スティーヴンザイリアンならではの、余韻をたっぷり残す詩的な脚本。ストーリーとしては「メジャーリーグ」の知的版ともいう
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

この作品に細かい事をごちゃごちゃ言う方が不粋。大味でいいじゃないか。チキンラーメン食べたくなるときあるじゃないか。という作品。インデペンデンスデイやアルマゲドンを観る時の心づもりで観れば問題ない。>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.5

Netflixにて。
ペーパーハウスでスペイン作品のハイレベルさに喰らったので、いっちょみてみるかと思ったらこちらも傑作。
シンプルな設定に現代への風刺が込められた刺さる作品。
飽食の日本でなにも考え
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

オスカー作品賞で黒人差別問題がベースにあるとなると骨太なイメージでなかなか手がつけられなかったが、大きな間違いだった。これは地上波とかでどんどん流すべきだしなんなら学校の授業で見せても子供も退屈しない>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.9

瞬間最大風速的に4.9をつけてしまった。そのくらい素晴らしい出来。
古き良き映画の典型的な話運びとトーン。文句のつけようがないくらいウェルメイドにもかかわらず、中盤の光州のシークエンスは腹にドスッとく
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EXIT(2019年製作の映画)

3.3

楽しい!短い!サクッと観れる!
笑えるしドキドキするし頭使わない!
こーゆーのもっと欲しい!シリアスなのばっかりじゃなくていいのよ!
休みの日にビール飲みながらこれよ!

Mank/マンク(2020年製作の映画)

-

神であらせられるデビッドフィンチャーの最新作なのでめちゃくちゃ楽しみにはしてたけどなんとなく「いままでのフィンチャーものとは一線を画する映画な気がするなあ」とぼんやり思ってたらやっぱりそうだった、とい>>続きを読む

盗聴者(2016年製作の映画)

2.5

フランス映画ならではの「間」だとかは大好きなので堪能したが、いかんせん話がつまらない。主人公が高齢なので派手なアクションなんか期待してないし、裏切りのサーカスみたいにじっくりと進む政治的な映画も大好き>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.4

いや、もう感想とか無いです、っていうのが正直な感想。
ほんとに何があったんですか監督。

トラウマ度でいったら史上最高レベル。
面白いか面白くないかでは言えない。
でも観た方がいいか観ない方がいいかで
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TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)(2016年製作の映画)

4.1

いくら築地といえど、市場のドキュメンタリーで2時間の尺は長いのでは?と最初は思ってた。15分くらいは。

とんでもない間違いで、すさまじく濃密な2時間だった。
構成・脚本が素晴らしく、市場としての機能
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.5

二回目の観賞。

実話に基づくってのが恐ろしい。ウエスタン映画で不当に扱われてきた時代からなんにも変わってないんだな。砂漠から雪原に変わっただけで、ネイティブへの迫害は未だに続いてるんだってのを見せつ
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サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

3.0

大好きなトニースコット先生の大味アクション。
オープニングのJAY-Zが全然合ってないところから始まり、特にカーチェイスがないのに無理やり作った車大破シーン、全然話に絡んでこない人質など、突っ込みポイ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

スターウォーズ8でファンから血祭りにあげられたライアンジョンソンの新作。
最高に楽しい映画。

推理ものっぽい英国っぽい美術や、謎が謎を呼ぶ展開、そこにホームズ風のダニエルクレイグ。シリアス過ぎずにお
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ロストマン(2014年製作の映画)

2.3

全然おすすめじゃないけど嫌いにはなれない。
なんかロバートロドリゲスのエルマリアッチに似た雰囲気が無くもないかも知れなくもない。

スリープレス・ナイト(2017年製作の映画)

2.8

役者は渋めのキャスティングですごく雰囲気いいんだけど…。
リメイクらしいのでオリジナルはきっと面白いんだと思う。
悪い作品ではないけど、観なくていいと思うよ!って感じです!

ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

4.0

全然派手さはなく、アクションもなく、泣けるわけでもなく、オスカーを獲るようなタイプの名作でもない。
でもスコアは4点つけたい。名作。
素晴らしい脚本だと思う。

絶対ギャラも安いし撮影も過酷そうなのに
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特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

3.4

相変わらず安定して落ち着いた冷たいムードのシリーズ。派手さはないけど手堅く欲張らない演出と、美しい撮影でフィンチャー好きにはたまらない。
内容は旧作よりもインパクトにかけるけど、実話を下敷きにしてるこ
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

もう充分面白いし野暮な批評はいらないんだろうけど、やっぱ日本語のセリフ入れるなら発音を完璧にするか日本人俳優使おうよ。ドラマ「ザ・ボーイズ」とかでもキミコの弟問題あったけど、あれがノイズになってのれな>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

新しい基準のウェルメイド。

恐ろしく高いクオリティで作られたブラックコメディ。

最初からあわよくばアカデミー賞獲得も視野に入れている作りだなと端々に感じるが、その余裕すら恐ろしい。

俺が観たかっ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

2.7

トムハーディのチャームでなんとか観ていられるものの、退屈だった。俺がスパイダーマン詳しくないからかもしれないが全然ワクワクしない。映像は素晴らしいけど、観たことあるアメコミヒーロー映画のシーンを繋ぎ合>>続きを読む

不夜城 SLEEPLESS TOWN(1998年製作の映画)

2.9

金城武が美しいが、日本語の演技は大根になってしまっていて残念。
演出に緊張感がまったくないのが不思議。役者もみんなシリアスに頑張ってるのにも関わらず全然ヒリヒリしない。

でも憎めなくて最後まで観ちゃ
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.8

映画音楽の歴史から最先端のトレンドまでを網羅しつつ、映画の名シーンがふんだんに盛り込まれ、超一流監督のインタビューも見れます。しかもジョンウィリアムスやハンスジマーのインタビューはがっつりボリュームで>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

小説を読んでいると、頭のなかで登場人物の顔や風景が次々と浮かんでくるあの感じ。
映画中、主人公は二つの部屋で電話するのみ。なのにハラハラドキドキ!
サスペンスフルでどんでん返しの90分。

さようなら、コダクローム(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1、エドハリスの魂の名演
2、エリザベスの力の抜けた好演
3、フィルムへの愛

良くある話しなはずなのに丁寧に愛情込めて作られてるからか、決して飽きずに最後まで映画の世界に没入できる。
楽屋での交渉が
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.3

凄い映画。
これこそ映画観てるって気にさせられる、最高日面白い“お話”。

アウトサイダー(2018年製作の映画)

2.8

Netflixがオール日本ロケで作った映画ということで、現在進行形でハリウッドで仕事してる監督が日本を撮ったらどうなるか楽しみだった。ブラックレインの大阪と、どう違うのか、とか楽しみにしてた。

まず
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ゼロダークサーティを観てからジェシカチャスティンのファンになってしまった。
今作も似たようなキャラなんだけど、それが観たかったのでむしろ最高でした。

最近流行りの「真実追求実録もの風」映画。スポット
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

重そうで辛そうでどうにも腰が重くてなかなか観れなかったがやっと観賞。

とてつもなく完成度が高い映画。
この地味なルックと扱ってる内容では制作も大変だったと思うけど、間違いなく名作。証拠に、こんな地味
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.2

「なんかアレでしょ?アンストッパブルをゾンビ映画にしたみたいな話でしょ?」「あの、軽ーく楽しく見れちゃうやつでしょ?普通にそれはそれで好きだから観るけどさ!」
、、、って思ってた。

まさか号泣すると
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.5

前半戦はつまらなすぎて一度停めた。マジでつまらなくて苦痛で眠すぎて次の日に改めて観たくらい。
この話のわからなさとつまらなさは異常。別に照明が凝ってるっつっても話が詰まんなきゃ観てらんない。

ところ
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