ようさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.5

スペイン産の漂流サバイバルもの。


臨月の妊婦がコンテナで漂流ってのは新鮮。

コンテナだからいつ沈んでもおかしくない。
臨月だからいつ出産してもおかしくない。
この2つが重なった状況ってのに緊迫感
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ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.5

ガル・ガドット主演のスパイアクションもの。というだけで観たくはなる。

ワンダーウーマンシリーズ3本目がポシャっちゃってガッカリするほどには、彼女主演のワンダーウーマンには好印象を持っている。


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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

福山雅治版ガリレオ、なんだかんだと全作見てる。


明確にほぼ黒の容疑者がいて、彼を殺したいほど憎んでる人物がたくさんいてってなると、どうしてもアガサ・クリスティのあの作品を連想しちゃう。
その作品と
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エクソシスト(1973年製作の映画)

4.5

超有名だけど実はちゃんと観たことない映画の一つ。
大体のストーリーとか、どういう怖いシーンがあるのかとかも知ってるけどね。


さすがにめちゃくちゃ面白かった。


まず冒頭。
マックス・フォン・シド
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次元大介(2023年製作の映画)

3.5

ルパン三世の次元大介を主人公にしたスピンオフ実写化。

玉山鉄二さんが同役をやってる実写版『ルパン三世』はほぼ未見。


原作およびアニメにどれほど近いかっていう興味は自分はほぼないので、そこはあんま
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エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

3.5

(再鑑賞)
かつてテレビ放送で見たことあるけども、忘れてるところも多かった。

強すぎるアメリカ大統領が活躍するアクションもの。
やたらパンチが強くて、銃も撃てて、飛行機の操縦もやれちゃう。
インディ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

評判の高さは聞いていた。遅まきながらついに鑑賞。

高校卒業したばかりの女子2人の殺し屋によるアクションもの。


アクションのキレと細かい構築がまずもって魅力的。

主に、序盤と終盤における伊澤さん
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ねじの回転(2009年製作の映画)

3.0

古典幽霊屋敷話。
原作小説は5年前に読んだ。
映像化はいくつもあるようだけど、おそらく映像作品は自分にとっては初。

原作小説を読み終えた時は初めは好い意味でキョントンだった。
何かが明らかにされぬま
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ワルキューレ(2008年製作の映画)

3.5

ヒトラー暗殺とナチス政権崩壊クーデター計画を描いたアメリカ映画。


この当時は特に気にしてなかったけど、今となっては、アメリカ映画でアメリカ人がドイツ軍人主人公を演じるってだけで少しモヤモヤな感覚に
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

原作の漫画のほうは、アトロクでトミヤマユキコさんがオススメしていたので知ってたが、未読。
映画版のほうも評判がよさそうで、鑑賞した。


高齢者と高校生のだいぶ年の差のある2人の友情を描くシスターフッ
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.5

観たかった作品。

対話メインで、地味めでドスンとくらう作品なんだろうなと構えながら、やっと鑑賞。
そのとおりの味わいだけど、思ってた以上に未来に開かれた、希望を感じさせる終わり方で、すごいよかった。
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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

3.0

河井継之助。
司馬遼太郎原作で、それで有名になった人物とのこと。


なるほどたしかに、戊辰戦争当時にここまで先見性のある人物というのは魅力的ではある。
絵がうまい若者に「サムライの時代は終わるのだか
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355(2022年製作の映画)

3.5

各国のスパイエージェントたちがチームを組むアクションもの。


イマイチな評価らしいけども、楽しめた。

まあ話や見せ方に真新しさはないとは思うけど、このキャスト陣がチームを組むだけでもいいと思える。
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.0

なんとなく気になっての鑑賞。

ネオン世界観のカラフルさとアクションがいい作品ではある。


主演のカレン・ギランに加えて、ミシェル・ヨー、アンジェラ・バセットらが出てきた時は「お」っと前のめりに。
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.5

完全なる仮面ライダー弱者。
自分にとっては、ノリダーとかSDチックにかわいくなったゲームとかの、パロディ的なやつでしか触れてない仮面ライダー。

例のドキュメンタリーの件が騒がれすぎてて、自分は見てな
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X エックス(2022年製作の映画)

3.5

評判がいいということで鑑賞。
三部作とのこと。それの一作目。


前半は割とのんびりだけど、撮り方と編集のちょっとした工夫でちょいちょい不気味さを醸し出してくれる。
後半はスプラッター映画の型へ。
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

4.0

いつかアトロクで村山章さんがオススメしていたので。

尺も短くて、内容としてもサクッと鑑賞できて、「これぐらいの規模の作品も観たいもんだよね」と思わせてくれる。
性別問わず楽しめる今どきな戦争モノ。
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.0

(再鑑賞)

「このヒーローを演じるのはこの人しかいない」というガル・ガドットと「このヒーローといえばこの曲」というテーマ曲が揃ってるだけで、もう合格。
この2点が揃ってるアメコミヒーロー映画、いくら
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

(後日追記あり)

当初は観るつもりがなかった。
例のバーベンハイマーの件のせいではなく、バービーそのものに馴染みがないから。
『トイ・ストーリー3』に出てきた人形っていう認識しかない。
ただ、例の件
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クリフハンガー(1993年製作の映画)

3.5

BSでふと見かけての鑑賞。

けっこう面白かった。
スタローンが半袖で雪山登ったり、氷水に潜り込んだり、いろいろやってる。
悪役がホントにゲスいヤツなのもいい。

台詞のウイットさというか、ジョークな
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.5

(再鑑賞)
かなり久々に観てみた。
スティーブン・キング原作✕フランク・ダラボン監督の映画2つ目。
『ショーシャンクの空に』が好きなんだからそりゃ観るでしょって観たのを記憶してる。
ホラーにミステリー
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

4.5

(再鑑賞)


殺人の予知夢を見ることができることを利用したSFサスペンス。
トム・クルーズとスピルバーグの初タッグ作品。


銀残しによるザラついた画質。
これがサスペンスフルな作品トーンと重なって
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

今年一番楽しみにしてた作品。

オープニングから、どのくだりだろうとハラハラ。
今作、各勢力が一か所に集まってチェイスや化かし合いをやってて、いちいち面白い。
特に新キャラのグレースが各所でいい味を出
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.5

インディー・ジョーンズ、最後の冒険。

久々の劇場鑑賞はこれと決めてた。
なんだかんだ好きなシリーズ。
インディー・ジョーンズが村井國夫さんということで、吹替で観た。

今作だけは監督がスピルバーグで
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亡国のイージス(2005年製作の映画)

3.5

(再鑑賞)
割と好感持ってる作品。
自衛艦がテロリストに乗っ取られた中で主人公が奮闘する、日本型『ダイ・ハード』的なやつ。


真田広之さん演じる主人公、先任伍長。
彼はこの艦に詳しくて、テロリストた
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決戦は日曜日(2022年製作の映画)

3.5

政治風刺コメディ。
議員事務所の主人公が世襲候補者の秘書として奮闘する話。


政治家とその秘書にまつわる小ネタが満載。
汚職を秘書の責任にしたり、スキャンダルが北朝鮮ミサイルのニュースでうやむやにな
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

原作未読。
原作小説の名は知っていて、どんな話かなあと。


〈湿地の娘〉というレッテル。
偏見と蔑視の中で生き抜く主人公という要素にはすごく前のめりになった。

けっこうロマンス要素も強い。
ここで
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海街diary(2015年製作の映画)

5.0

(再鑑賞)
テレビでやってて、ついつい見ちゃったパターン。


瑞々しい4人による画力がまずすごい。
その上、樹木希林、大竹しのぶ、風吹ジュンというベテラン勢も出てきて、オールスター映画感まで醸し出し
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

3.0

ディズニー実写版の主人公キャスティング問題があって、その流れでアニメ版を観てみようかと。
金ローでやってたし。

アニメ版観たら、アリエルってほんのり浅黒い肌なのね。人種が特定できない感じ。
「イメー
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犬王(2021年製作の映画)

3.5

原作未読。
猿楽師の犬王をモデルにしたミュージカルアニメ。
知らなかったけど、犬王って一応実在した人のようで。


アニメーションが自由かつ艶やか。

まずは犬王のデザインの奇っ怪さ。
目の位置がそう
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ビースト(2022年製作の映画)

3.0

ライオン対お父さん。


多くのシーンをワンカットで見せている。
登場人物の近くにカメラがあって、あんまり画として引かないぶん、急にライオンが現れるのがショッキングになる作り。
この手法で、緊張感を生
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.0

なんかタイトルは聞いたことあるけど観たことないなあ作品の1つだった。
原作・脚本がピーター・ヘッジズ(ルーカス・ヘッジズのお父さん)。


これもヤングケアラーものになるかな。
主人公には知的障害の弟
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

4.0

(再鑑賞)
何度も鑑賞してるけど、金ローで放送してたのを最後のほうだけ見た。
アカデミー賞後に見ると、キー・ホイ・クァン演じるショーティとインディーがハグしてるとこ、とても感慨深い。


シリーズ2作
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