katomさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

4.7

彼の作品には、他者との間にある境界線が曖昧になり、歪んだ愛情を相手に抱いてしまう不器用なキャラが登場する。
そういう性質は程度の差はあれど人間誰しもが持っているもの。
人間のそういう歪んだ、程度によっ
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

4.3

小屋にタイヤとエンジンがついた家型の車はハウルの動く城みたいで、森の中に住んでる夫婦はヘンゼルとグレーテルの魔女みたいだなって思った。

終盤、二人の作った夢の車は燃やされて、屋根やら棚やらふっ飛ばさ
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パリ、ジュテーム(2006年製作の映画)

4.0

2年ぶりの再観賞。
ほのぼのしていて心地よいので、永遠見てられるかも。
パリの上空からふわりふわりみんなのラブストーリーを覗き見してるかのような感覚。

パンケーキを毒見する(2021年製作の映画)

4.0

周りの人の反応がありありと伝わってくるという点で映画館でみれて良かった。
色んな人とみるからこそ価値のあるコンテンツだと思う。

スケルトン 237(2018年製作の映画)

4.8

昼間は働き、夜は酒浸りの主人公の男。
彼は毎晩仕事帰りにスケルトンを見るようになる。
更には、同僚までもがスケルトンに見えるように。
スケルトンはまるで、会社の歯車になり血肉の無くなってゆく主人公の未
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良いビジネス(2017年製作の映画)

4.6

「銃を渡せば勝手にお互いを殺し合って絶滅する」 的な台詞は正に生き物の愚かな側面を表している。
5分という短さで表されていたのは、人間、エイリアンの営み含めた自然の摂理そのものなのかもしれない。