miyaさんの映画レビュー・感想・評価

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新聞記者(2019年製作の映画)

5.0

「この国の民主主義は形だけでいい」

「誰よりも自分を信じ、疑え」

フィクションと現実が手を繋ぐことができる数少ない日本映画。

政治に関心がなかった自分に考えるきっかけを与えてくれた。
そんな人は
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

5.0

ストーリー構成抜群すぎて、あとに何も残らない。
ものすごく気持ちのいい漫才の掛け合いを見ているかのようでした。

これだけ整理され作り込まれた作品が歴史になるのは当然だとおもった。
幼い頃に観て楽しみ
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

5.0

誰も不幸にならない映画。
こういう作品こそ生活に時として必要だと思う。

やりたいことをやりたいようにやってる人の姿は
ずっと見ていたくなる。

SNSのありかたとしてこうであってほしいと思う。
息子
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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

5.0

図書館ではない、図書館の姿をしたもの。という文言がすっと心におさまった。

民主主義とは何かをまざまざと見せつけられ圧倒された。
形だけの日本で生きているとなおさらで、ぼくらに何ができるだろうか考える
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チャッピー(2015年製作の映画)

5.0

・「心をもったロボット」を扱った作品のなかでもかなり突き刺さる命題。
人間の肉体とはなにか。そして価値があるのか。知覚と意識は宿る肉体を選ばない。この先の未来にこんな選択もあるかもしれないという妄想は
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

5.0

プールの水の揺らめきが綺麗に見える作品。
誰もが一度は思う妄想が良くも悪くも淡くしっとりと表出してた。
職場までの電車でみた。降りるとき、車内の景色をみるのだけれど、東京くたびれすぎです。カルヴィンの
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フィルス(2013年製作の映画)

5.0

オチがものすごくクール!
マカヴォイの最低で最高な演技力の賜物で、最後まで見れた。

スコットランドは蒸気機関車、ゴルフ、ウイスキー、ペニシリンを生み出した。すげえ!!

英国の映画は洗練されたオシャ
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

5.0

はじめてスターウォーズをみた。
今年の新作のためにみた。

アナキンがダースベイダーだということは知っていた。
ダールモールがちょうかっけえということがわかった。

アミダラが綺麗だということがわかっ
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

5.0

人生は長きにわたるワンカットの映画であると、監督が述べているように、まさにその通りだと。

年を重ねて、また向き合いたいと思った。
そして同時に若さに少しだけ苛立ちを感じた。
若さはきっと、無知と焦燥
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ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

5.0

映画は映画。
未来や過去や今を写す鏡でもあり、人知を覆す体験と価値観とインスピレーションをあたえてくれると囁く、そんな作品。

「これは本当の物語だ。なぜならすべて僕が想像したことだから」

このテキ
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

5.0

あきらかに僕の生き方を変えたであろう「インターステラー」から、マコノヒーさんに注目した。

彼のマスクはケビン・スペイシーやクリスチャン・ベイル同様、感情がまったくよめないとおもった。

弁護士にはう
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

5.0

誰しもある。

○プロダクトデザインのきめ細やかさと趣向に驚嘆して、暗号解読機械クリストファーの強烈な存在感は心踊った。

○ベネディクト・カンバーバッチの演技は、この作品ではじめてみた。
彼はチャー
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ファーゴ(1996年製作の映画)

5.0

初めてのコーエン兄弟の作品は『バーン アフター リーディング』
映画館へ観に行って、鼻で何度となく笑った記憶が。

決して大爆笑ではない。終始、鼻で笑うインテリ腐った乾いた笑い。

チェーホフの無感情
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トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

5.0

オプティマスプライム
『そうだ、話など骨格だけでいいのだ。いいかよく聞け、
クールに変身しダイナミックに駆け回り、火花を散らしぶっ壊れるまで戦え。

最後は全員集まって私が一言かっこいいこと言ってとり
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

5.0

ロケットかわいい。
手早く装置を扱う仕草、
ちょいちょいやってくるどアップのカット。
ニヤニヤせざるを得ない。

「ハムスターに指示された」

押井守さんを感じた。
ピーターのマスクのデザインやザンダ
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ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

-

印象的なカットも特になく、何の気なしにみて、ゆったり時間が流れていった。

ひたすらに洒脱。メモしたセリフはいくつかあった。

「初めて牛を解体する人間は、骨が飛び散り吐きそうになるが、やがて乗り越え
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ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

5.0

幼いころ、タートルズのオモチャで遊んでいたことを思い出しながら(敵のシュレッダーがドラゴンにチェンジするやつ、タートルズたちの秘密基地やビークルとか)みた。

・エイプリルとの初対面のシーン、トランス
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劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス(2014年製作の映画)

5.0

はじめてムーミンをみた。

登場人物全員、全力のツッコミ待ちだった。
ナチュラルな質感の映像はだいすきでした。

個人的にハウスオブカードにいま全力を注いでいて、映画を観れてないのだけれど、その合間だ
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シン・シティ 復讐の女神(2014年製作の映画)

5.0

・新ジャンル、
バイオレンスコメディポエミーアクションの傑作第二弾。

・プロローグ、マーヴのモノローグとともに前作から健在なガラスをぶち破ってから登場。それからはじまって荒唐無稽なアクションからのカ
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シン・シティ(2005年製作の映画)

5.0

中学生のころ観て、若干トラウマを抱えさせられた一本。

・当時は斬新な手法とストーリー構成に驚きながら、めくるめくオーバーキルにおののきました。

・潔いほどのVFXが気持ちいい!
フィンチャーさんや
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

5.0

ヘッドホンをつけて観た。

とても長くかんじる90min
CGの真髄をみせてもらえた。

ジョージ・クルーニーはどの映画でもオプティミスト!
これはもう運命か。

いまぼくはどこから観ているのか。
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

中学生のときはじめてみて、高校生でまた観て、大学にはいってまた観て、4年生になってまた観た。

ときは変わって僕も変わる。当然だけど。

初めてみたとき、HALに恐怖心はなくって、スペーススーツやユニ
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コンタクト(1997年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

インターステラーから知った作品。

さりげないCGがすきな監督ということで観た。
やはりさりげないCG!

フォスター、そしてなによりマコノヒー!
映画映えするフェイス。

ベガからの信号を初めてキャ
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かけひきは、恋のはじまり(2008年製作の映画)

5.0

ジョージ・クルーニー的オシャレ感満載です。
これがやりたいんだって、クルーニーのは伝わってくる。
ウィットな会話はおなじみ。
ぼくも好き。

ブリジット・ジョーンズの日記みよう〜

トランセンデンス(2014年製作の映画)

-

トランセンデンスする前に切った。
もうそれがある意味超越。

怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

台本執筆中にみた。
良いリフレッシュになった。

人間ここまでできるんだすげえ。
こういうのは滅多にみないけど、インスピレーションをもたらしてくれました。

ミニオンが超かわいいです。
一つ目でハゲで
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

まるでチェーホフのフィンチャー版。
原作を読みたくなった。

パンフレットにはめまいをオマージュとしてとあるけどもまさに。
オチの質感が似ていました。背中を氷の刃でぶっ刺された感覚。
「人間とはこうい
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寄生獣(2014年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

これほどシアターでふざけた態度で鑑賞した映画はないだろう。
まあ、内容もふざけてたのでプラスマイナスゼロ!

VFXすごい!デビルマンを思い出します!
デビルマンよりはすごい、もちろん。

水族館での
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オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ジャケットにもなってるけども、トランクからでてくるところカッコいい。

ところどころどこかチープなのも、面白かった。
シナリオの動機も含めてぼくにはコメディな印象だった。

ハンマーで殴っても血は出ま
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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これまで歩んだ道のりと、これから歩む道のりとが心地よく繋がってさらに僕のこれまで出会ってきた映画とこれから出会う映画の数々のなかでおそらく不動の地位を確立しちゃった。

ノーランさんの作品たちは時間を
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ローマでアモーレ(2012年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

台本の執筆期間、久しぶりに映画をみた。
煮詰まったときに男女のくだらなくも愚かしい会話を眺めるのはけっこう癒し。
なぜつまらないことで人は深く悩んでしまうのだろう。
人間なんてたいしたことないさと鼻で
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

やっと観た。
これまで何度も途中で投げ出してきたことを後悔した。

ヴァーバルとフェンスター以外のキャストに魅力を感じられなかったこと。

現実と回想、信用ならぬ語り手とは何ぞやと教えてくれる。
しか
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から、流砂のようなアクションシーンに引き込まれて、マネーペニーがサイドミラーなんかいらないというセリフを鼻で笑いながら、まさかのミスショットで吹き出し、超カッコいいソール・パスの3Dバージョンみた>>続きを読む

ぼくを探しに(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ちょっとしたインセプション!しかも超簡単!
ティー&マドレーヌだけで!!

もはやティーセプション!

真実が判明したときの、ツインズの伯母さんたちに鳥肌が立った。ある種ホラー映画。押しつけは良くない
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

もう何回観ただろう。

ミルクと床下からはじまってカギ十字でおしまいは忘れもしない。

SSの悪名高さが半端でない!
全てお見通しみたいな目つきと仕草、不敵な笑みと甲高い笑い声が、かなりの悪寒を走らせ
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

2時間と17分、見終えるまで3日かかった。マジでかかった。
ラストのセリフまで随分片手間で見終えた。

「モンスターとして生きるか、善人として死ぬか」
ダークナイトのあのセリフみたい!なるほど〜

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