みやりさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

臭いがしてきそうな半地下の家も立派でお洒落な家も、雨の降る感じも、映像が綺麗だった。

ストーリーも始めトントン拍子に上手くいってる時は小気味よく、不穏な方へと方向性が変わってから後も展開が読めず引き
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鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

3.8

特殊なストーリーで現実にはない話だろうけどリアルで面白かった。

お母さんのそもそもの顛末はまんまと最後まで騙されてた。ショックだったのは間違いないんだろうけど。

兄がほんとうはどんなことを考えてい
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.6

お金かけなくても映画作れるんだなって、ホラーじゃないブレアウィッチ日本のおばちゃん版みたいな感じ。

内容は、それなりにゆるいが流し見するにはちょうどいい。

いちごの唄(2019年製作の映画)

3.6

中盤まで、知的障がいがある人の話なのかなと思ってたら違ったのかな。純粋、優しすぎる人の話。

最終的に何となくハッピーな方向に行ったからいいか。

愚行録(2017年製作の映画)

4.2

面白かった。終わってからも余韻が残る。

小出恵介はあの事がなくてもエリートサラリーマンには見えないなー。

それぞれに何があったのか明かされていく過程が過不足なくて良かった。とはいえ謎が残った。兄と
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.2

感想が出てこない。つまらなくも面白くもなかった。数年後に見たら初見と思えるんじゃないかっていうくらい印象に残らなそう。
軽いタッチの雰囲気は良かった。
最後は面白かった。

さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.3

ローな空気感が妙にリアルに見えた。ローなだけに盛り上がりに欠けた。

ライブの時は別人、キラキラで盛り上がる!!だったらもうちょっと見応えあったかも。

曲はあいみょんなの?どっちの役でもいいから本人
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.8

観終わって、脳死について、どの選択肢が正しいも正しくないもないんだなと思った。家族が納得のいくようにするしかない。脳死は人の死だから使える臓器は別の人に使うのが命の有効利用だなんて当事者なら思えない。>>続きを読む

人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.5

素敵なご夫婦の暮らし。庭仕事や暮らしぶりはとても自分には真似できないけど、何でも自分達でこつこつと何でもやってしまう。雑然としているようでいて整った家。あの年齢になってもしっかり自分達で料理して家の事>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.3

たまたま吹替を録画したので片手間に流し見し始めたけど目が離せなくなった。
どこまで実話?怖すぎる。この人は死なないでしょう?って人が次々と死んでいく最近のホラー映画のようだった。
テロリスト側も洗脳さ
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旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

3.0

主人公の行動がいつレイプされても強盗にあってもおかしくない危うさ。

いちいちスマホで彼氏のチェックするのも、ショートパンツなのも、一人でフラフラ知らない国を歩いてるのも地元の人に嫌悪感いっぱいで対応
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バッテリー(2006年製作の映画)

3.6

原作小説もすごく売れてたしこの映画も話題になってて、そのせいで当時は手が伸びなかったけどテレビで偶然観た。サクッと観れる爽やかな作品だった。お母さんがちょっとステレオタイプすぎか。小学生の頃に観たかっ>>続きを読む

ブラック校則(2019年製作の映画)

3.8

最初の方はちょっと退屈だったけど途中から面白くなってきた。

男子の登場人物がみんな魅力的だった。

単なるヒエラルキーやイジメの構図じゃなくて良かった。みんなどこかはみ出してて、でも頑張ってて。
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.3

期待しすぎちゃったかな。あまり引き込まれなかった。

宮沢りえ良かった。

いつかギラギラする日(1992年製作の映画)

3.5

今の映画の方が色々と洗練されていて見やすいんだけど、銃をバンバン撃ちまくったり荻野目慶子のぶっ飛んでるキャラとか気になるところは色々あるけど、これはこれで勢いがあって良かった。大御所の俳優陣の若い頃に>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.6

ちょっとだけ世代違うけど中年ホイホイ映画で完全に引き込まれた。

関西人をステレオタイプ化し過ぎ。

ケンカのシーンとか葬式でとつぜんダンスしたりノリがちょっとついていけないところがあったけど韓国映画
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.5

これは原作を読んでから観たいタイプの映画でした。松坂桃李以外の若き天才達が戯れているだけに見えてしまった。もっと苦悩や葛藤があっても良かった。

演奏シーンや曲はどれも良かった。

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.6

不思議な話だった。もっとオシャレで軽い話かと思ってたら病んでしまう程誰かを思っているのに思い通りにならない様子が見ててしんどかった。

ストーリーを観進めていると笑えるところもあるし、常に不機嫌な変な
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.3

スタイリッシュ風の作りだけど成功してるんだろうか?

二宮くんの顔が幼なすぎてどうもしっくりこなかったけど、取り調べで犯人に超長ゼリフで詰め寄るところは迫力あった。

食事のシーンが印象的。キムタクの
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

特別面白いという感じもしなかったけどつまらなくもなかった。まとまってた。

記憶なくしたり、入れ替わったりして別の自分になって上手くいく話はよくある。フェイスオフとか菅田将暉が総理大臣になるドラマとか
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.4

モリカケをワイドショーで連日見てたので、前半の内容はありそうありそうと思って特に驚きも感動もなかった。

後半は動きがあって面白かった。

妻役の本田翼はちょっとワザとらしくてウザかったな。もっとはつ
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.5

割と早めの途中からストーリー完全に見失ったけど、面白かった。ワイヤーアクションは重力を感じてイマイチだったけど、殺陣はキレがあってカッコ良かった。

綾野剛とトヨエツは色気があるねー

エンドロールの
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.0

Your Songは好きだけど他の曲はよく知らないしエルトン・ジョンのこれまでの人生について興味を持ったこともなかった。

天才なんだな。Your Song作るところ凄く感動した。エルトン役の人歌上手
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長いお別れ(2019年製作の映画)

4.0

いい家族だなぁ。切ないし全く人ごとじゃない。親に何かあった時にどう家族がひとつになれるか。映画の中では介護はそこまで大変そうには描いてなかったし、家族は互いに思いやって助け合ってた。実際自分の身に起き>>続きを読む

パラダイス・ネクスト(2019年製作の映画)

3.0

俳優好き、雰囲気好き、だけど退屈。ずーっとなーんにも始まらないから途中で飽きてきた。トヨエツなんか喋ってよー!たまに喋ったと思ったら「お前誰だ?」「お前何なんだ?何をした?」って何にも分かってないし。>>続きを読む

ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(2018年製作の映画)

3.4

もっと盛り上がりが欲しかったな。

ダンスが美しかった。でも撮り方なのか編集なのか、なんか物足りなかった。せっかく実在のバレエ団のプリンシパルを起用してるんだからもっと肉迫するダンスシーンを見たかった
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劇場版めんたいぴりり(2018年製作の映画)

3.7

三丁目のような雰囲気で、クサイけど良かった。博多華丸もハマり役。富田靖子が上手い演技で全体を引き締めてた。

博多大吉の存在はイマジナリーフレンド?謎だったけどまぁいいか。

斬、(2018年製作の映画)

3.2

セリフや行動がリアリティがあるようで、無い。
テンポや画面の暗さ、空気感が野火に似てる。

なんでそうなる?!悩める侍の世界はよく分からん。

ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.5

森、宿、馬で移動、会話。この繰り返しと内容が渋過ぎて後半から少し飽きてきた。

説明は無いので関係と目的が分かりにくくて途中であらすじ読んだ。

俳優陣がいいので最後まで観ようと思ったら途中から劇的な
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泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

4.0

キャストが豪華。将棋の事はニュースで見るのと、聖の青春を観たのと3月のライオンを途中まで読んだ程度。あまり知らなかったけどアマとプロの境界線ってそういうことだったのか。

静かな感動が押し寄せてきた。
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(2018年製作の映画)

3.2

ちょっとダルいなー。テンポ悪い。学食で気軽にタバコ吸ってるけどこれは何年の設定なんだろう。

村上虹郎は魅力的な俳優だと思う。まだあどけなさが残ってる。今後大人の男としての演技が楽しみ。

純文学っぽ
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.6

分かりやすい成り上がりストーリーで調子乗っちゃって。ドラッグは時代的なものもあるのかな。騙すようにクズみたいな株売って度を超えたセックス&ドラッグ三昧で悪いことばかりして馬鹿みたいなんだけど、どこか痛>>続きを読む

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.0

思ったよりキリスト教の話だった。
タイトル見れば当然だけど。
もうちょいポップなテイストかと思った。

教師が好きになれなかった。大熊君のためにお祈りしようとしないささがわ君に「お前大熊がこのままいな
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.5

不思議な話〜。鶴太郎の家に行ったあたりでどういうこと?って思って他の人の感想見てストーリーが分かった。

何となく耳なし芳一、雪女、鶴の恩返しを思い出す。

名取裕子の二の腕が細くて柳腰が美しい。
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