まさなつさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

HUSTLE ハッスル(2022年製作の映画)

3.7

無名の選手や弱小チームが、コーチとの出会いで強くなっていく、、、よくあるタイプの作品ですが、分かっていても、お約束でも熱くなりますね。結構好きです^_^

この作品も、まさにそんな王道な一作。これは、
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.5

見逃していたドラン作品。

それもこの作品は、ご本人も出てるという力の入れよう。

いつものドランさんであり、いつものドランさんではない感じ^_^

題材はまあ、いつものですね。出てくる人々とか映像と
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.4

レベッカ・ファーガソン様目当てで観ました^_^ ヒューさんとの再共演も楽しみです。

海面上昇で水没しつつある街。
過去を追体験できる装置がありました。

明日に希望が持てなくなってくると、人は過去に
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私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

3.5

お名前すら存じ上げなかったのですが、何やら先行して東の方の方々の熱い思いに気になっていた監督特集。いつの間に大阪に上陸しておりました。

監督の私生活を覗き見しているようで、監督からこちらを見られてい
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.3

撮影素晴らしかった、、、、、以上。


嫌な予感が当たってしまった、、^^;
「フラガール」大好きなんですよね。「悪人」は小説好きなんですが映画も悪くはなかった。でも、その後の作品は、、今回も、、^^
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

-

アフガニスタンで、普通に暮らしていた家族。ある日、父親がタリバンに連行されてから、家族がバラバラになる悲劇へと、、^^;

家族と離れ、ひとりでアフガニスタンからデンマークへと逃れた青年が語る話は、彼
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手紙と線路と小さな奇跡(2021年製作の映画)

3.8

その土地に行くのに道路はなく線路しかないのに駅はないというあまり聞かない特殊な村が舞台。韓国に実際にそういう場所があったらしい。そこに私設駅が作られたとか。

そういう特異な場所だからこそのファンタジ
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

3.6

話題になりながら見逃していた作品。

酪農、山、男二人、、、シチュエーションは確かに「ブロークバックマウンテン」に似ています。でも、当然それぞれの作品で印象は違います。

LGBTQ作品はたくさん観る
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.5

ダニエルさんは、ハリポタ以降、本当にチャレンジ精神旺盛でいろんな役をやりますね。これも結構ダメな奴。というかかなり変な奴。でも、彼がやると憎めない^_^ 役柄の選択、、ハリポタの反動?、、凄いですね^>>続きを読む

お吟さま(1962年製作の映画)

3.6

日本を代表する女優の田中絹代さんは、日本における女性監督としても先駆け的存在でした。シネ・ヌーヴォで特集を組んで頂けたました。

監督6作品の、これが最後の作品。残念ながらこれしか観られませんでした(
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.7

冒頭の不穏なインパクトある映像から一点した、ハッピーハッピーなお金持ちのホームウェディングのシーン。

緑の恐怖!

いったい何が起こっているのか分からないまま、地獄へ引きずり込まれる恐ろしい感覚^^
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

-

もしこの映画が、当初のタイミングで封切られていたら、もっと気楽に楽しめたのに、、、^^;

評価がめちゃくちゃ高いのに、分からなくはないのですが、ちょっと驚きました。

練習とか訓練は良いのです。実戦
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HERO(2007年製作の映画)

3.3

これ観てたっけ?で観てみたら、たぶん初鑑賞でした。

テレビドラマは何話か観た程度。楽しかった記憶はあります。硬いイメージのある検事室の軽くおちゃらけた感じと裁判所の硬派な感じのミックスが魅力でしょう
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

本当に人は外見では分からないもの、、。

この世の中、常識では考えられない様な人がいても不思議ではないですね。

そして、そういう人が実は身近にいても、、って、コワ!

心理の奥を巧みに突いてくる阿部
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.9

フォロワーさんが、この作品も「ファーザー」同様に擬似体験型作品と言われていましたが、まさにそんな感じ。しかも、経験者にしか分からない妊娠や中絶にまつわるという^^;

17歳の瞳に映るのは、、、理不尽
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.0

20数年ぶりに再鑑賞。最近は少し前に観た映画でもあっさり忘れてしまう(笑)ほどの記憶力の老化に悲しい思いをしているのに、この映画はハッキリクッキリ憶えてました。それほど初見時のインパクトが強烈だったと>>続きを読む

瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと(2022年製作の映画)

-

何とも説法臭くない説法!

この方、お話は楽しいし、人を惹きつける魅力をお持ちですね。

私生活も全く変わらないお姿です。時に悟りの境地に行き着いた仙人の様だったり、時に駄々っ子の様だったり^_^
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

カラータイマーのないウルトラマン。
シュワッチのないウルトラマン。
すぐに正体がバレるウルトラマン。
着ぐるみでないウルトラマン。

あ、そうか、これは「シン」だった^_^

庵野版ウルトラマン。エヴ
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.2

森林消防隊が山火事に挑む映画かと思ったら、、、^^;

確かに山火事のシーンはありますが、そこが主役ではなかったですね。

陰謀ものかな?でも、その背景はよく分からない。

森林消防隊より警察官の妻!
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運命のイタズラ(2022年製作の映画)

2.8

金持ちの別荘に忍び込んだ男。運悪く持ち主夫婦に出会し、、。

ほぼ別荘内の三人芝居。

犯人と監禁された被害者の関係性の変化と言えば、ストックホルム症候群がありますが、この作品はその変形といった感じで
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.5

バットマンに続き、暗い暗い闇に沈むパディンソン君^^;

荒れ狂う海、絶海の孤島で二人っきりの灯台守。それも上司が超曲者デフォーさんなら、そりゃあ、狂ってもしゃあないですね^_^

灯台下暗し。

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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.1

クルドという宿命。
ニホンという現実。

国を持たない民であるクルドの人々にとって、国は目に見える土地ではなく、心の中にある。

彼女の瞳の先に、日本の風景はどう映っているのだろうか、、、胸が詰まりま
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ラムスプリンガ 〜僕の未来を探す旅〜(2022年製作の映画)

3.1

アーミッシュとラムスプリンガ。

アーミッシュのことは「刑事ジョンブック」で知っている程度。
ラムスプリンガは全く知らなかったです。

ラムスプリンガとは、アーミッシュで生まれた子が16歳になったら、
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死霊館(2013年製作の映画)

3.8

ジェームズ・ワン流幽霊屋敷!

記念すべき1作目ですよね?おっかなビックリ初鑑賞。

ホラーなのに実話に基づくって、どうよ^_^

ホラーというより、懐かしのオカルト風ですね。それでいてモダンな感じも
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その瞳に映るのは(2021年製作の映画)

3.6

第二次世界大戦中、ナチスドイツの支配下にあったデンマーク。

戦争はあらゆる種類の悲劇を引き寄せてしまいます。これもそんな話。当然、知らなかったです。こういうのはなんとも複雑で切ないです。

でも、こ
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息子の面影(2020年製作の映画)

3.8

静かな静かな、、、現実。
静かな静かな、、、残酷。

アメリカとの国境に近いメキシコの地。アメリカへ行くと言って出かけたまま、連絡が途絶えた息子を探し彷徨う母親。

途中で、久しぶりに故郷に帰って来た
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僕の中のあいつ(2018年製作の映画)

3.7

ヤクザな若社長といじめられっ子の高校生。

いわゆる入れ替わりものは、対象となる二人の立場やキャラが違えば違うほど面白くなるのですが、これもそんな一作。

入れ替わる前と入れ替わり後のギャップをどう演
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.0

実の父と育ての父。

いろんな作品で描かれてきたけれど、どちらかが悪いとかではなく共にいい父ちゃんなんですよね、、この作品の雰囲気や関係性がとっても良かった。

豊川悦司と古館寛治という対称的な父ちゃ
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.9

新型ウィルスが蔓延して絶滅の危機にある人類、、、コロナにそこまでの致死率はないものの、今の閉塞感に繋がりそうな作品。久しぶりに再鑑賞。

「ブラジル」からこの作品ぐらいまでは、テリー・ギリアム節が効い
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.8

「大人はわかってくれない」なのか、「子供はわかってあげない」なのか?

「子供はわかってくれない」なのか、「大人はわかってあげない」なのか?

どっちもあるよなぁ〜大人でも子供でもコミュニケーションは
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静かな雨(2020年製作の映画)

3.2

冬はやっぱり、たい焼きですね^_^

夏ならアイス、春ならチーズケーキ、秋ならモンブランかなぁ〜あ、どうでもいい事でした、、、笑。そんな事を考えてしまうほど、静かな映画でした。

静かな、、と言えば癒
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.3

うーん、ちょっと疲れました^^;

なんだろなぁ〜全編、アニメチックなCG画像の連続で、、、マルチバース、、、忙しくって、、、何だか分かったような分からないような、、、。

ワンダ?スカーレット・ウィ
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火まつり(1985年製作の映画)

3.7

柳町光男監督傑作選の2作目がこれ。熊野を舞台に原作の中上健次が脚本も書いた作品。

山と海。林業と漁業。

いかにも中上健次作品っぽい神話性とそれに抗い翻弄される人間の業、そしてエロ^_^力強さは感じ
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さらば愛しき大地(1982年製作の映画)

3.8

シネ・ヌーヴォで柳町光男傑作選をやってます。80年代に評価の高かった監督ですが、一作も観てなかったんです^^;

北関東の農村地帯。短気で暴力的でどうしょうもないトラック運転手の男が、周りに迷惑をかけ
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THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

-

フィクションの様なノンフィクション。

嘘みたいな本当の話。

よくもまあ、あの国にスパイとして乗り込むとは!特殊な訓練を受けたわけでも、腕に自信があるようにも見えない、ごく普通の人なのに。結婚して奥
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.5

前作劇場で観たので、これも劇場に行きたかったのに行けなかったのでNetflixで。少しでも集中して観られるように家族が寝静まっている早朝に監視。

基本は同じシチュエーションなので、後はどれだけプラス
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