miyukickさんの映画レビュー・感想・評価

miyukick

miyukick

映画(393)
ドラマ(26)
アニメ(0)

Winny(2023年製作の映画)

3.7

映画の建て付けはさておいて
金子勇さんのような人が
私は大好きなんだなと思った。
最後のエンドロールで泣けました。
くだらない警察の絡みが憎々しい。

闇・光・闇(1989年製作の映画)

3.5

目、耳から始まる人間の成り立ち

人はあらゆる器官から情報を得て伝達する
やがて、全ての器官が整うと
ランプの光でさえ情報過多となり
苦痛を得る

そんな感じでしょうか

アリス(1988年製作の映画)

3.6

ただただ埃っぽい
退屈な日常の中で起きる
ちょっとした悪夢のような
冒険奇譚

夜中にこれを観て寝たら
翌日頭痛の一日だったのは
偶然なのか
はたまた…

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.0

バイオレンスが苦手なので、ためらいながら映画館へ。

大好きな作品だった!

二トラムでのケイレブ・ランドリー・ジョーンズがすごく気になっていたし、犬たちの集団行動がとにかく統制が取れていて、観ていて
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

ヴィジュアル、サウンド、プロット、キャスト、全てが素晴らしい作品

アート的な側面が強いと思いきや、しっかり本質的な部分も伝わって来る。

妥協なく制作している熱量も感じられて、圧倒されました。

>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.3

デジタルネイティブ世代からすると、異世界なのかもしれないけれど、携帯がない時代って、割とこんな風に淡々と毎日を過ごしていた気がする。
たまに、あの世界に戻りたいと思う。
テープやレコードを何回も何回も
>>続きを読む

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.6

勧められて見た。

正直そんなに期待していなかったけど、面白かった!

TSUTAYAの賞をとったということを後で知ったけど、この賞とる作品はハズレがないんじゃないかな。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.7

最初のビルボードのシーン
素晴らしい発想だ!

演技も素晴らしく、見応えのあり
る作品だった。

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.5

最後のオチがw

戦争や自然破壊がもたらしている不穏な世界。
今の空気にピッタリはまっていて怖い。


実に群青色が効いている作品で、もっとも好きな色なので、そこがとても気に入った。
どこかしらにクラ
>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.5

男性社会からの脱出劇。
ガラスの天井に押しつぶされる、不思議の国のアリス。

最初SFなのかと思ったら、社会派寄りの物語だった感じ。

フローレンス・ピューのヘルシーな魅力!
ラップのシーン、最高でし
>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.9

何の前情報なく鑑賞。

度肝を抜かれました…
人を不安のどん底に突き落とす感じがとても良かった!
『骨』も好き。なるほど、アリアスター監修なんですね。

コロニア・ディグニタの事を知り、Netflix
>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

4.2

久々に邦画で心が震えた。
この事件の事は全く知らなかった。
この映画で知れてよかった。

それぞれがそれぞれの「教育」を受けた結果なのか。

確かに讃岐の行商役の言葉が聞き取りづらく、最初はこの先この
>>続きを読む

観察 永遠に君をみつめて(2007年製作の映画)

3.5

緒川たまき目当てで鑑賞。

まったりした流れながらも、時々ピリっとしたカットがあって面白かった。

最後のトンネルでの少女の足の動きとか。
何だろう、不思議な間ー

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ママが強い

エスターが成長していて私は良かったと思う。

小説家の映画(2022年製作の映画)

3.4

なんといいますか、みている最中のモヤ感がいいのかどうかよく分からなかった…
多分、自分の感覚のピッチが作品と微妙に違うんだと思う。

ただ、あの唐突なズームは好き。

怪物(2023年製作の映画)

4.1

視点の違いで展開する物語
誰にも怪物が棲んでいるというテーマで展開される。

ミセス・ノイジィをもう少し複雑にして、同じシチュエーションの趣きが詩的な分、見応えがありました。

特にトロンボーンとフレ
>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

元気が出る映画だった!!

80年代の音楽や映像もたっぷりフィーチャーしながら、小気味いい会話が続いてあっという間だった。
アメリカンな言い回しというかジョークも、自分にちょうど良いくらいのテンション
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

これは観た人にしかわからない面白さがあるので、見るしかありません👀

石のシーン、よくSNSで画像を見てたのですが、こういう事だったのか!!!
最高です。

赦し(2022年製作の映画)

3.5

松浦りょうさん目当てで鑑賞。

全体的に独特な雰囲気。
なんていうんだろう…
インディーズっぽい不安定な空気。

父親の部屋に飾ってあった酒をテーマにしたヨーロピアンなポスター群が素敵でした。

最後
>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.6

こういう一癖ある役がハマる有村架純を見たくて見た。
やっぱりハマり役でした。

今泉監督作品は、自分の周波数に合う時と全く合わない時がありまして、今回はピッタリ合ったので最後まで面白く鑑賞。

全員が
>>続きを読む

マリリンとアインシュタイン(1985年製作の映画)

3.6

『マリリンとアインシュタイン』
という邦題は、わかりやすい。
しかし!想定外に哲学的で社会派、そして演劇作品のような映画だった。
コメディタッチでありながら、女性差別や原爆問題、夫婦のあり方、人生の栄
>>続きを読む

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.5

あまり期待しないで観た。
結構面白かった!

シャーロット・ランプリングに目が釘付けでした。
なんかレイヤーが彼女だけ別だった。

>|