かわださんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.8

ベネディクトカンバーバッチの演技がすごい。
こういう厄介な男は現代でも確かにいる。けど、男らしさに縛られて生きるのは正直かなり息苦しいと思う。往々にして、フィルのようにどこにも行き場のないストレスの矛
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

機内視聴。
シンプルに超面白かったから3部作構成とかで続編が見たい!笑
パイレーツオブカリビアンとかLOTR、ナルニアやってた00年台のファンタジー冒険映画感があって、ストーリーやキャラもすごく魅力的
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インサイド(2023年製作の映画)

3.9

機内視聴。
絵画など芸術品専門の泥棒が、金持ちの芸術家が住む高層マンションの最上階に侵入して、閉じ込められてしまうスリラー映画。
この手の雰囲気の映画は個人的にぐさっと刺さる。
観る側に解釈を委ねるラ
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ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

4.0

失踪した公民権運動家を追い、ミシシッピー州の田舎町で捜査を開始する二人のFBI捜査官。
当然のように差別意識が存在し、黒人への暴力を黙認する街の白人住民たち。
背景にKKKがいることがわかってくるが、
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.6

前半はやや退屈、後半の戦闘シーンは面白い。
七人の侍とは7人のキャラクター設定も全く違うし、似て非なるものだった。
特に、七人の侍では見どころの一つである7人の刺客を集めるパートがあまりにあっさりしす
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

3.9

9/11
感想が変わったので追記。
ラスベガス発のグランドキャニオンツアーに参加して、途中アリゾナ州キングマンという寂れた田舎街を経由した。
かつてルート66の街でもあったキングマンは、モハべ砂漠の中
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

5.0

映画音楽の巨匠エンニオモリコーネ。
ニューシネマパラダイスやセルジオレオーネ監督の西部劇、皆の心に残る映画音楽の数々を作ってきた天才作曲家の人生を、ニューシネマパラダイスの監督がドキュメンタリーとして
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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

4.7

シンプルで無駄がなくて超面白いし心も揺さぶられた。

セルジオレオーネの映画、会話がほぼなくて、役者の表情の演技と構図だけで魅せてくるからほんとすごい。
悪役が感じる罪悪感を涙一つだけ、大切な人を失っ
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オーシャンズ13(2007年製作の映画)

-

アルパチーノの敵役があんまり悪党に見えなくて最後ちょっと不憫に思えてくる。

オーシャンズ12(2004年製作の映画)

-

11しか観たこと無かったけど、12が一番面白くて好きかも。

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

-

ラスベガスに行くことになったので再鑑賞。イケおじジョージクルーニーとチンピラブラピが超かっこいい。

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.5

切なくてボロ泣きした。人間愛に溢れる映画。ロバートデニーロ演技上手すぎる。

許されざる者(1992年製作の映画)

4.0

若い頃にエンターテイメント色の強い西部劇の主人公を散々演じたイーストウッド監督自身が、死や老いの重みを強調した西部劇を作ったという感じ。
続夕陽のガンマンがすごく好きだから、イーストウッド監督が演じた
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.7

夢の演出が面白かった。
最後の畳みかけがちょっと無理矢理な感じがして勿体無い。
今でこそ寝ている時の脳波を解析して生成AIによって夢を映像化する、みたいな技術が開発されつつあるけど、当時でこの設定はす
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.8

最後、アシスタントの正体がわかるシーンでちょっとうるっときた。
原題の通り、コンサルタントというより会計士。
ジョンウィック的なアクションの要素はあくまでエンタメ作品にするための味付けで、自閉症の人々
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バービー(2023年製作の映画)

4.3

最高だった笑
ゲラゲラ笑えるし、ほっこりするし、考えさせられる。
性別関係なく誰でも楽しめる。
ライアンゴズリングが超良かった笑

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.1

こっわ。そしてめちゃくちゃ面白かった。特に後半からゾクゾクしながら観てた。
デヴィッドフィンチャーの映画でセブン超えて今の所一番怖い映画かもしれない。見終わった今も胃がキリキリする。
主演女優の演技が
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.9

ブラックミラーのようなSFスリラーもので面白かった。
テーマは女性に対する男性社会の支配欲や抑圧なのだと思う。

ヒッチャー(1986年製作の映画)

3.8

80年代っぽくない映画。
ルート66をヒッチハイクで乗り継ぎながら同乗者を殺していく殺人鬼と青年の戦いの物語。
控えめな音楽と荒涼とした原野の景色も相まって、乾きが印象的な映画だった。
殺人鬼ジョンラ
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ラスト・アクション・ヒーロー(1993年製作の映画)

3.7

誰もが楽しめるファミリー映画。
ターミネーター2のT1000とかアマデウスのサリエリ本人が出てきたり、色んな映画へのオマージュがあった。

ヒート(1995年製作の映画)

3.9

アルパチーノの仕事漬けの警官役が良かった。
正義感に熱い男で、ロバートデニーロの強盗団のボス役も良かったけどアルパチーノの方が味のある演技で光ってた。
仕事一筋で生きてきた中年男の孤独や寂しさがテーマ
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ミラーズ(2008年製作の映画)

3.8

再視聴。
小学生の時に家で観てしばらく鏡を観るのが怖くなったトラウマ映画。でもすごく面白い。
個人的大トラウマのグロシーンのとこは今見返しても目を覆いたくなった。
鏡さえあればどこにでも出現できる悪魔
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.0

ミクロ経済学やると必ず出てくるナッシュ均衡のジョン・ナッシュの物語。

主人公のナッシュ博士は若くして統合失調症になり、陰謀論や幻覚に囚われて次第に仕事にも手がつかなくなってしまう。
苦しい中でも奥さ
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.8

好きな俳優二人がW主演の探偵ものなんて好きに決まってる。
普段物静かでアンニュイな役が多いから、お調子者ではっちゃけて声が裏返ってるライアンゴズリングがかなり新鮮で良かった。
チグハグな二人の掛け合い
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.6

日本のホラーは苦手だけどミステリ要素のあるホラーだからまだいけた。

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

3.8

この映画のテーマが素敵。それからカエル好きだからカエルになった二人ともとてもキュートだった。
アニメだからいいやと吹替で見たのだけど、後からオリジナルの曲を聴いたら日本語よりオリジナルの方がジャズって
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

安定して面白かった!今回は初の2部構成で完結せず終わったから、次が気になって仕方ない!

ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.8

難解。
第二次世界大戦の復員兵で、精神とアルコール依存症の問題を抱えた主人公が、新興宗教の教祖に出会い、絆を深めていく。
主人公の境遇はタクシードライバーの主人公トラヴィスと重なった。フォアキンフェニ
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アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

4.0

ジェイZのハートオブザシティを挿入歌に使った予告がカッコ良すぎて、ずっと気になってた映画。
NYのハレムに実在した黒人ギャングと麻薬取締捜査官のイタチごっこを描いた実話ベースの物語。
派手なマフィア映
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.7

ラッセルクロウのエクソシストだからもっと武闘派かと思いきや、最後の詠唱合戦が面白かった。

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.0

根深い分断と対立があるのに、簡単に人を殺す道具が手に入るアメリカやっぱり怖い。
父親を黒人に殺されたことをきっかけに、ネオナチに傾倒していく貧しい白人家庭の少年。
ネオナチのストリートギャングに仲間入
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フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

3.9

真面目に働いても報われない、チャンスさえ貰えない社会的弱者の怒りが多分テーマにある。
善良だけど、心の問題を抱えた主人公が奥さんから見限られ、仕事も失い、誰も手を差し伸べず壊れてしまったのだと思うとラ
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ゲーム(1997年製作の映画)

4.4

面白い!
セブンとファイトクラブの間に作られた、油乗りまくってた頃のデヴィッドフィンチャー監督の映画だった。
この監督、強迫症的な不安を抱かせる展開と演出が上手すぎる。
最後まで疑心暗鬼のままに終わっ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

基本的にいつもの宮崎駿ワールドなんだけど、暗い主人公や序盤のゴシックホラーなテイストは新鮮。
一見物静かなのに生意気で強かな主人公は割と好き笑
前情報なしで、あの不思議な世界を体験できるだけで観に行っ
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.1

こういうの大好き。ハードボイルドで熱い刑事のブロマンスもの。真犯人に迫るまでもしっかりミステリしていて超良かった。

街を牛耳っていたマフィアのミッキーコーエンが逮捕された後、後継者争いで混沌とするL
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キングダム・オブ・ヘブン(2005年製作の映画)

3.8

大迫力のリドリースコット歴史スペクタクルもの。

高校世界史勢にとってはすごく楽しめた。
敵に寛大なサラディンや癩病で仮面を被ったボードゥアン4世といった、十字軍の中で一番盛り上がる第3回十字軍の面々
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