mizseeさんの映画レビュー・感想・評価

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2999年異性への旅(2000年製作の映画)

3.3

キャスティングが豪華。
訓練どおりに攻略を進めては失敗する前半はコメディ、後半はハートウォーミングなドラマが中心。
結婚した二人の結びつきが強いように見えないのが難点。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.7

初めて鑑賞した時の、やばいものを見てしまった、という衝撃だけなら過去最高か。
レザーフェイス登場時の扉が閉まるシーンの絶望感はなかなか。
撮影時、かなり劣悪な環境だったらしく、追い詰められる役者陣の迫
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アンナと王様(1999年製作の映画)

3.6

ジョディ・フォスターはこうした役が合いますね。チョウ・ユンファも王様然とした気品が出ていた。
キスすらしない心の交流が美しい。

オーバー・ザ・トップ(1987年製作の映画)

3.3

アームレスリングなので、戦いに広がりがなく単調になってしまいますが、暑苦しい男達の熱演でカバー。父子の物語としても手堅く面白いです。この時期のスタローンなら何でもいけそう。

ザ・フライ2/二世誕生(1988年製作の映画)

3.4

続編には酷いものが多いが、これは及第点です。1作目よりもヒロインとの関係性が薄いためか、あっさりとした印象ではあるが、正統な続編として成り立ってはいる。
オチの後味の悪さもなかなか。
ダフネ・ズニーガ
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.9

悲しい愛の物語として十分成立する。
特殊メイクの凄さは言うに及ばないが、愛する人の変貌と、それに対してなす術のない悲しさが胸を締め付ける。
いけすかない編集長が地味に活躍する。

ダリル/秘められた巨大な謎を追って(1985年製作の映画)

3.8

封切時に気にはなっていたのだが、今さらながら鑑賞。
もっと硬派なSFかと思っていたが、ヒューマンドラマが中心。コンパクトで無駄がなく、なかなかの良作。
ブルーレイ化を期待します。

恐怖のメロディ(1971年製作の映画)

3.7

なかなかのしつこさで、中盤以降これでもかとデイブの生活を破壊していく。キレて悪態をつく姿は恐怖です。商談を破談にさせられるレストランのシーンが最高。
この時代にこの設定で作品が作られていたというのが凄
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エージェント・マロリー(2011年製作の映画)

3.1

豪華キャストに驚く。
しかし登場人物の関係性がわからず話に入り込めず。頭悪いのかなぁ。

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.3

ローレンスを狂気に導く前半パートが強烈過ぎて、善も悪もなく戦場の悲惨さを淡々と描く後半パートがやや弱いかな。
でも、まったりとした休憩シーンが一瞬に前線へ変貌していく場面は怖い。

フューリー(2014年製作の映画)

3.5

リアルな戦車戦は緊迫感あり。
心が通じ合ったエマが爆撃であっさりと餌食になる戦争の惨さ。

ダーク・スクール(2018年製作の映画)

3.1

予備知識なしで鑑賞。
ホラーだったのね。
中盤ぐらいまでの謎めいた空気は嫌いじゃないが、ホラー感が増してくるに従い面白くなくなってくるのが痛い。
邦題は間違ってはいないが、原題の方が良い。

こわれゆく女(1974年製作の映画)

3.6

ストレスフルな怪作。
常に誰かが苛ついていたり、怒鳴っていたり、絶えず薄氷の上を歩いているような居た堪れなさを感じるのがきつい。
こんなに楽しくなさそうな食事やパーティーはそうそうない笑

キューブ:ホワイト(2018年製作の映画)

1.9

これはいかん。キューブらしさを見せたのは序盤だけ。
謎解きも微妙で、双子が出てきたりして不要な混乱を招いてくれる。

ドリームランド(2019年製作の映画)

3.5

ドリームランドに向かう夢の時間は束の間、銀行強盗という現実が2人を引き裂く。
義父が足を撃たれてもなお、ユージンを守ろうとしたのは意外だった。
感情移入できる人物はいないが、危うい2人の関係に引き込ま
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ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)

3.7

巧みな策略で家族に侵食していく。
ペイトンの一手一手を楽しんでしまっている自分がおり、改めて人間とは残酷なものだと痛感。彼女の境遇もあり、途中まで彼女側に寄せて話が進んでいる面も影響しているとは思いま
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.5

まったくの予備知識なしで鑑賞。
怪奇現象を思わせる前半のくだりを、後半で丁寧に回収していくのは、説明不足で意味がわからなくなる映画が多い中、個人的には好印象。
格的にヘレン・ハントが主役かと思いきやそ
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トラック野郎 御意見無用(1975年製作の映画)

3.6

破茶滅茶ですが、今では到底出せないだろう昭和のパワーに酔いしれる。
雑で汚くて乱暴な、そんな時代でしたが、今よりも人々が生き生きしていたように思います。

最高の人生のつくり方/最高の人生の描き方(2014年製作の映画)

3.7

安定のダイアン・キートン。こんな素敵なお婆様はなかなかいない。
マイケル・ダグラスが予想外に良かった。
リアに恋をした辺りからの雰囲気が抜群。

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

3.4

実父訴訟の件と、その娘が狙われる意味合いがあまりはっきりしていない感じがして唐突な印象を受けてしまいます。
コビー・スマルダーズは良かったです。

やくざの墓場 くちなしの花(1976年製作の映画)

3.3

主人公が破天荒過ぎて、ついていけない。
常に誰かが殴られている感じ笑
警察側に癖のある面々が揃っている。
団地でのハードロック、いい画だなぁ。

ソウル・フード(1997年製作の映画)

3.9

たまに観たくなる作品。
関係性は異なるけれど、自分の母がちょうど3人姉妹で、昔はその実家に集まっていたので、ついついそれを懐古してしまいます。
キャスティングが良い。
それにしても黒人って格好よく見え
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西部の無頼人(1968年製作の映画)

3.3

暴漢5人が暴力的過ぎて、最後には自滅するのが笑える。
妹を殺されている割には淡々としている主人公。そんな時代なのかな。

誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)

3.3

裏切りのサーカスといい、私の頭にはヨーロッパ舞台の渋いスパイものはすんなり入ってこないのね・・・
フィリップ主演ということで楽しみにしていたのですが。

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.1

人生折り返し地点を過ぎている私ですが、この手の作品は涙腺を揺さぶられるとともに、自分は人生を楽しんでいるか、と自問してしまう。
ジャック・ニコルソンの一癖ある役柄があってこそ成立しているストーリー。
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黙秘(1995年製作の映画)

4.2

地味だが、上質なサスペンスと難しい親子関係等が丁寧に描かれていて、見応えあり。現在と過去の切り替えが秀逸。
キャストに惹かれて、昔DVDを購入したがブルーレイ出して欲しいな。
親父が嫌な奴過ぎて呆れる
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サボテンの花(1969年製作の映画)

3.9

個人的には、イングリッド・バーグマンの映画。
お堅い看護婦が徐々に変化を・・・ってところが楽しみ方だと思うが、出てきた時点からすでに魅力的笑
私が歯医者なら10年間も放置できませんわ。
レコード店で最
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

3.7

舞台のような斬新なセットが、人間の醜さを曝け出す。
神がかり的なニコール・キッドマンの美貌が、村の中での異物感を浮き立たせ、この物語を成立させている。
最後まで押し付けがましいインテリ然としたトムの言
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

ディカプリオはやっぱりお上手。
秘密検察局の捜査官のフリをする立ち回りは惚れ惚れする。
ドラマで仕込んだ付け焼き刃の知識でも何とかしてしまうのが面白い。
エンドロールで、作品がガラリと違う顔を見せ、救
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シャロウ・グレイブ(1994年製作の映画)

3.7

3人ともルームメイトの面接を利用して楽しんでいるような下衆な面々ですし、行動がいちいち破綻しているので、感情移入はできず、傍観者として眺めている感じ。
ユアンとケリーって顔の系統が似てるよね?

ドーベルマン(1997年製作の映画)

3.9

劇場で見て、レーザーディスク買って、DVDも買った、それなりに思い入れのある作品。
久しぶりに見たら当時の興奮は冷めておりました。
癖のある面々に焦点の当たった序盤の方が好き。後輩はクリスチーニの暴走
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

4.0

たまに見たくなる作品。
マッチョな風貌ながらシステマティックな戦術を使うのが好き。
ペルシア軍のゲームキャラのようなビジュアルも画質とマッチしている。

お早よう(1959年製作の映画)

4.0

時代や環境は違っても、人間の下世話な心の動きは普遍。
昔なら、がたがた言う子供には鉄拳制裁で黙らせそうなもんだけど、みんな優しいのね。

大停電の夜に(2005年製作の映画)

4.0

綺麗ごとではないそれぞれのストーリーが、美しい蝋燭の灯りの下、絶妙に進行していく。停電という非日常な状況が、普段なら目を背けたくなる現実的な問題に、人を寄り添わせる。
宇津井健を見直しました。
原田知
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ブラックサイト(2008年製作の映画)

3.0

設定や舞台はいいのですが、FBI側の動きが受動的すぎるというか、のんびりしすぎ。
犯人の動機と、あそこまで手の込んだ装置を作り上げる猟奇性がマッチしていない気もする。(犯行を楽しんでいるように見えます
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ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

3.2

封切時に劇場で見たが、久しぶりに鑑賞。
今ひとつ感情移入が出来ないのと、中盤以降がやや冗長なのが難。
ジャスティンが色々と不憫で可哀想。