mhさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(2052)
ドラマ(28)

戦争と人間 第一部 運命の序曲(1970年製作の映画)

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日中戦争をメインにした群像劇。
九時間越えの三部作のうちの最初のやつ。
WW1からWW2までの間、日本は何してたのかがよくわかる内容となってる。
富裕層(財閥一族)視点がメインだけど、労働者視点も盛り
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ぐらんぶる(2019年製作の映画)

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最初から最後までずっとコメディしてて、ちゃんとくだらない。
冒頭のループものパロディ良かった。
ジェンダー観とか価値観といったものが更新された結果これまでのセクシー路線はやりにくくなるんだけど、コメデ
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月光の夏(1993年製作の映画)

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歴史に埋もれていた「振武寮」という存在を明るみに出した同名小説と、その映画化プロジェクト。
「振武寮」は特攻からの帰還兵を世間から隠すための施設で、その存在はこの映画が公開する1993年まで公になって
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決戦攻撃命令(1952年製作の映画)

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エノラゲイ機長にフォーカスした原爆まわりの話。
十万人の命と引き換えに、戦争を終わらせて五十万の命を救うのかという、トロッコ問題の大規模版を突きつけられる主人公。
苦悩と重責で、夫婦の仲が険悪になるん
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あの日 あの時 愛の記憶(2011年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

強制収容所の中で始まった激しい恋はやがて……という話なんだけど、単なる戦争ものとは思えない重厚さがある。
失われた青春・情熱のようなものが戦争そのものにかかってる。
物質的・金銭的に恵まれたいまの生活
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戦場よ永遠に(1960年製作の映画)

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在米日系人にとってのWW2とサイパン戦。
日米開戦当時のアメリカで、日系人が差別・迫害されている様子や、マンザナー強制収容所や、442部隊についても触れてる。
補充兵として派遣されたハワイでは日系人の
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太平洋の地獄(1968年製作の映画)

5.0

無人島に流れ着いた敵同士がやがて……という話で一見、シチュエーションムービーだけど、本質はミニマムな構成で戦争を描くというかなりのコンセプチュアル・ムービー。
エンタメ映画好きなら文句があろうはずがな
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ヨーク軍曹(1941年製作の映画)

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実在した軍人の伝記映画とは知らなくて鑑賞。
無駄に射撃のうまい荒くれ者が、信心深い農夫となり、それからさらに兵士に志願、WW1西部戦線で大活躍、そして凱旋帰国までを描いている。
きれいごとでばかりで構
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大東亜戦争と国際裁判(1959年製作の映画)

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太平洋戦争開戦から東京裁判が終わるまでのダイジェスト。
山下大将「イエスかノーか!」、マッカーサー「アイシャルリーターン」など、名場面を再現しつつ、基本はナレーションベースでさくさく進む。
後半一時間
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翼に賭ける命(1957年製作の映画)

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エアレースが題材の人間ドラマで、原作はフォークナーとのこと。
「冒険者たち」の三人にもうひとり(新聞記者)が加わった感じの複雑な相関関係で展開する。
新聞記者→ヒロイン→飛行機乗りと、主人公がシームレ
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十字砲火(1947年製作の映画)

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戦争ものだろうと手にしたけど社会派サスペンスだった。
・人種差別
・軍隊生活をそれなりの楽しんでるものが社会復帰することの意味
このあたりがテーマ。
いやいやいくらなんでもその動機はありえんだろうと思
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太平洋戦争 謎の戦艦陸奥(1960年製作の映画)

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原因不明に瀬戸内海に沈没した戦艦陸奥を題材にしたスパイアクション。
描かれる海兵隊生活に特筆するものはなく、またそれはスパイについても同じだった。
取材をあまりしてなさそう。チープなスパイものだと割り
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コレヒドール総攻撃(1942年製作の映画)

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国策映画。従軍していたのであろう撮影スタッフが訪れた順のダイジェスト映像。
日米開戦直後のフィリピンという貴重なもんが見られる。
スペイン統治→アメリカ統治という経歴があるためか、数カットも映らない現
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空の神兵 陸軍落下傘部隊訓練の記録(1942年製作の映画)

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無声の国策映画。
落下傘部隊の訓練ドキュメント。
高千穂部隊なのかどうかはわからず。
かなり大掛かりな施設の中で訓練していた。
落下傘の畳み方が丁寧ですごい。
当時の風俗とか、実際の戦闘は映ってなかっ
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生れてはみたけれど(1932年製作の映画)

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いじめは生々しいけど、それは視座が現代だから。見ててそんな嫌な気がしないのは、当時は普通のことだったからだろう。
ユーモラスなところは声出して笑える。
市井の人々の小さな喜怒哀楽をうまく描いているあた
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地下水道(1956年製作の映画)

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アンジェイワイダの代表作とのことで購入。
ワルシャワ蜂起という複雑な出来事についての説明はほぼなし。
ただドイツ軍から逃げるために地下水道へ。
戦争前はなにもしてなかったというデイジーのキャラ造形がよ
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ハワイ・マレー沖海戦(1942年製作の映画)

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プロパガンダ映画。
宮城遥拝のやり方とか地味にわからないものを、ちゃんと映像で残しておいてくれてる。「宮城遥拝する。敬礼!」だった。
明転するとみんなで合唱するシーン、数分後に暗転。そんなことの積み重
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キング・ラット(1965年製作の映画)

5.0

シンガポールにあったチャンギ捕虜収容所が舞台。
大日本帝国が占領する以前のシンガポールはイギリス領なので、収容されているのはイギリス軍の兵士、オーストラリア軍の兵士がほとんど。
少数だけどアメリカ兵も
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太平洋航空作戦(1951年製作の映画)

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すでにパブリックドメインになっているせいなのか、再生したDVDの画質がやばかった。「フライング・タイガー」もひどかったけど、ここまでじゃなかった。開始40分頃、amazonprimeに同タイトル見つけ>>続きを読む

上海の伯爵夫人(2005年製作の映画)

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上海租界のキャバレーを舞台にした恋愛もの。
平和な狭い世界(上海租界)と不穏な世界情勢(日中開戦直前)の対比やら、ロシアの没落貴族やら設定が面白かった。これらはカズオイシグロの脚本のおかげなのかテーマ
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フライング・タイガー(1942年製作の映画)

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日米開戦以前の日中戦争で、アメリカ義勇軍が中国国民党軍に加担、日本相手に戦っていたとの設定だが、ググると多少食い違いがあることがわかる。
「フライング・タイガース」と呼ばれるアメリカ義勇軍が存在したの
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タイガーランド(2000年製作の映画)

5.0

「勇気なんて恐れの裏返しだよ」

敵が出てこないという戦争映画の変わり種。
タイガーランドとは新兵訓練の最終過程を実施する施設の名前。
軍隊組織に反抗的で、抜けたい仲間には退役方法をアドバイスするとい
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学生(せいがく)やくざ(1974年製作の映画)

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いきなり続編タッチだけど、前作はない。
任侠もの×不良もの×空手もの×労使闘争もの×学生運動もの×ポルノものとごった煮の全部入り。
スケバンたちはやくざたちにレイプされるなどエロがどぎつい。
それでも
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エリート養成機関 ナポラ(2004年製作の映画)

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ヒトラーユーゲントの話だと思ってたら違った。
ナポラとはいまでいう高校にあたるギンナジウム(寄宿学校)のことで、ドイツのあちこちにあったとのこと。
給料の出る士官学校ではないんだけど、学費は免除。制服
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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

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実話部分に文句があろうはずはないんだけど、創作部分が無理だった。
ドイツ人夫婦の俗物っぷりとか、ラッキースケベばっか狙ってるナチス親衛隊とか、誤解を解かない主人公とか、息子の愚かな行動とか、余計なスト
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東京上空三十秒(1944年製作の映画)

5.0

「なぜそんなに美しい?」
「こんなステキな男を射止めるためよ」

トランボが書いたプロパガンダ映画。
謎のミッションに借り出される新婚の軍人さん。覚悟して臨むとそれが日本に対する初めての空襲で、その前
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

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幻想的な文学作品みたいな戦争もの。
WW2ではドイツからも連合軍からも空襲を受けた、かつて存在した国家ユーゴスラビアが舞台。
身近なコミュニティがパルチザンになり、内戦が激しくなると、武器商人として暗
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ガダルカナル・ダイアリー(1943年製作の映画)

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従軍記者のナレーションで最前線の様子をお伝えするというていのプロパガンダ映画。
いくつかのカットはカラーで、いわゆるパートカラー作品。
捕虜にした日本人がまるで子どもというシーンで、彼らはほんと子ども
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英霊たちの応援歌/最後の早慶戦(1979年製作の映画)

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タイトルから「ラストゲーム 最後の早慶戦」とほとんど同じ展開を予想するも、その映画が90分かけてやった部分を30分でちゃちゃっと済ませる。
その後は学徒出陣+海軍+神風特攻隊ものへと移行する。
大学生
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ミニヴァー夫人(1942年製作の映画)

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WW2開戦前後のイギリスを舞台にしたファミリードラマ。
絵に描いたような幸せの絶頂にある家族と、残酷な戦争が身近に迫ってきてるので気を引き締めてこ?というのがまぜこぜになってる。
最後までみれば身もふ
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マッカーサー(1977年製作の映画)

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どうしたって1970年「パットン大戦車軍団」と比べてしまうが、きっとこの映画もそれを意識して作られてる。
こちらは極東陸軍司令官マッカーサーの半生記。
コレヒドール島の撤退からダイジェストでサクサク進
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バハールの涙(2018年製作の映画)

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2014年が舞台とつい最近。
ISと戦う過酷な運命を経てきた女性だけの戦闘部隊。その隊長バハールを、隻眼の女性ジャーナリストが取材する。彼女もまた戦争の被害者だった。
4wdに乗った武装した連中がバス
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レマゲン鉄橋(1968年製作の映画)

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戦車すごかった。
爆破もすごい。逃げ遅れた子どもの手をひっぱったくらいのタイミングで後ろの建物が倒壊とかいまじゃ絶対できないやつ。
WW2西部戦線末期の、機能不全起こしてるドイツ軍と、進軍レースで先を
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友よ、風に抱かれて(1987年製作の映画)

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コッポラの戦争ものなので手を伸ばす。
ベトナム戦争まっただ中、アメリカ国内にいる兵隊さんたち(第3歩兵連隊第1大隊はワシントンD.C.に駐屯し、通称The Old Guardと呼ばれる儀仗兵部隊である
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さよなら子供たち(1987年製作の映画)

5.0

戦争ものくくりで映画見てて、あれ、なんでこれ借りたんだっけ? とよくわかんなくなるほど、序盤は戦争の匂いがしない。
途中で空襲警報が鳴ってようやくそれとわかる。
「親独義勇兵」「ババリア人(バイエルン
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アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場(2017年製作の映画)

5.0

フィンランド軍視点の戦争もの。
冬戦争の決着からソ連へのリベンジ、そして継続戦争の終わりまで。
森林戦、降雪地帯の戦闘の火薬量がすごい。
「敵は人間じゃない」と自分に言い聞かせて戦ってる。戦車をつぶす
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