mhさんの映画レビュー・感想・評価

mh

mh

ラ・マルセイエーズ(1938年製作の映画)

-

フランス革命に参加した庶民たちの群像劇。
富裕層の鳩のため、市民が殺されそうになる一件からスタート。
会話と展開のテンポがいい。
このあたりは映画も少なく、まったくわからなかったので、けっこうググった
>>続きを読む

将軍様、あなたのために映画を撮ります(2016年製作の映画)

-

北朝鮮に拉致された韓国の映画監督シン・サンオクと映画女優チェ・ウニの事件(1978-1986)についてのドキュメンタリー。
拉致されて映画を作らされたというウソみたいなホントの話。原題の直訳は「恋人た
>>続きを読む

HARUKO ハルコ(2004年製作の映画)

-

在日一世のかたが過ごした激動の半生記。
「在日(1997)」というドキュメンタリー巨編にも登場した、金本春子さんをさらに掘り下げている。
長男が朝鮮総連で映画を制作しているとのことで、母親の記録映像が
>>続きを読む

ベトナム激戦史1967 〜攻防ケサン基地〜(2005年製作の映画)

-

IMDBには「Duong thu」で登録されてる。英題は「Letter Way」。
戦地と故郷を結ぶ手紙の重要性を通して、ベトナム戦争を描いてる。
さらに北ベトナム軍視点というレア設定ずくしではあるん
>>続きを読む

エイセス/大空の誓い(1991年製作の映画)

-

アイアンイーグル3。
2のエースパイロットは出てこない。
このシリーズはチャッピー/ルイスコゼットジュニア/黒人の退役軍人が主人公なんだけど、3までやってようやく主人公らしい扱いに昇格。
将軍の地位か
>>続きを読む

セデック・バレ 第二部 虹の橋(2011年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

度肝を抜く終わり方した前編の続き。
後編は一転、凡庸な反日ドラマが戻ってきてしまう。
前編のラストにスライドテキストくっつけといてくれたら済んだ話を2時間以上かけてやってくれる。
・なにかにつけやり方
>>続きを読む

大河のうた(1956年製作の映画)

-

サタジット・レイの三部作の二作目。
半生記的な内容のついでにインドの社会状況も描くという野心的な試みもあった前作に比べて、こちらはストレートな親子ものに収まっている。
わかりやすいけど、ちょっと物足ら
>>続きを読む

あなたは遠いところに(2008年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

戦争に歌は間違いない取り合わせのはずなんだけど、どういうわけか面白くならなかった韓国製戦争映画。
押し付けられた結婚。夫には別に恋人がいる。妻のプレッシャー逃げるため夫はベトナムへ。行くといって聞かな
>>続きを読む

メキシコ 地獄の抗争(2010年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

現代のメキシコを舞台にしたエンタメマフィアもの。
中盤までは冴えない男が組織内で成り上がっていくサクセスストーリー。終盤は壮絶な復讐劇と、実質、東映任侠映画(それも黄金期)みたいなもので、これを面白が
>>続きを読む

アメリカン・レポーター(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

アフガニスタンを取材する女性ジャーナリストのロマンティックコメディだと思ったら、まさかの原作ありだった。
タリバンとの戦闘行為や、イスラム教原理主義者の厳格な性別分離などえぐい話が多いだろうに、最初か
>>続きを読む

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

デモ行進に参加した大学生が、そのままシリア内戦・アレッポ包囲戦に巻き込まれていく五年間を綴ったリアルタイムドキュメンタリー。
ナレーターである母=いまではすっかりジャーナリストになった女性が、生まれた
>>続きを読む

フィアーズ・オブ・ウォー(2001年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ベトナム戦争から生還した兵士たちが再度ベトナムを訪れるという趣向の反戦映画。
仲間にいるところに向けて爆撃を要請した、当時の記録映像が残っていて、その謎を解くというドキュメンタリー番組制作のため、かつ
>>続きを読む

ダーク・スティール(2002年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ロス市警の腐敗をテーマにしたクライム・サスペンス。
原作はジェームスエルロイで面白さは保証付き。それをデイビットエアーが脚本化。主演は円熟期のカート・ラッセルと万全な布陣。
冷酷な手口のコンビニ強盗か
>>続きを読む

マルタ島攻防戦(1953年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

WW2マルタ包囲戦(1940年6月11日–1942年11月20日)が題材のイギリス製戦争映画。
・イタリア・シチリア島にほど近いマルタ島は当時イギリス領。
・マルタ島が登場する戦争映画はほとんどない。
>>続きを読む

日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人(2020年製作の映画)

-

ながらく注目されてこなかったフィリピン残留孤児についてのドキュメンタリー。
軍票を乱発し、過度の徴収含む長年の搾取をしてきた旧軍=日本人が、フィリピン市民にめちゃくちゃ嫌われていたために、起こった悲劇
>>続きを読む

太陽のない街(1954年製作の映画)

-

共同印刷争議(1926年1月-3月)を題材にした小説の映画化。
活動家でもある映画監督山本薩夫が描く労働運動なので面白くないわけない。お金かけすぎて、後半に行くに従い金策大変だったとの関係者インタビュ
>>続きを読む

メタル・ブルー(1988年製作の映画)

-

アイアン・イーグル2のこと。
開始早々カセット式のウォークマンきたー!と盛り上ったのに、1の主人公は五分で退場。ドラマ版「特攻野郎Aチーム」のシリーズはじめの特番でヒロインが交代するのと同じ手口。
>>続きを読む

ケドマ 戦禍の起源(2002年製作の映画)

-

イスラエルを目指すユダヤ人難民の話。
B級戦争ものみたいなジャケだけど、アカデミックなヒューマンドラマ。
会話から登場人物の置かれた状況を推察するしかない構成になってるためか、よくしゃべってくれる。
>>続きを読む

エリート・スクワッド(2007年製作の映画)

-

ブラジルで大ヒットした社会派アクション。
スラムクリアランスにあたるBOPE(特殊警察作戦大隊:Batalhão de Operações Policiais Especiais)が題材。
組織図的に
>>続きを読む

SAWADA 青森からベトナムへ ピュリツァー賞カメラマン沢田教一の生と死(1996年製作の映画)

-

戦場カメラマン沢田教一にまつわるインタビュードキュメンタリー。
取材は徹底的で、関係があった人すべてに話を聞いてまわっている。
奥さんはもちろん、ピュリッツァー賞を受けた「安全への逃避」の被写体家族の
>>続きを読む

ソルジャーズ・オブ・フューリー(2014年製作の映画)

-

ソ連視点のベトナム戦争映画。
ベトナム戦争にソ連は参加してないため、活躍するのは特殊工作員=主人公。
密命を受けてベトナムに潜入するんだけど、観客サイドはなんのために潜入したのかわからない仕様。
その
>>続きを読む

復讐少女(2012年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ボスニア紛争のさなかに起きていたジェノサイドレイプ(Rape during the Bosnian War)をモチーフにしたクライムスリラー。
誘拐監禁されて性的奉仕を強要されている女性たちという見方
>>続きを読む

映画 太陽の子(2021年製作の映画)

-

NHK制作の戦争ドラマ。
日本でも行われていた原子力爆弾の開発を題材にして、そこにドラマを乗っけたエンタメ映画。
お金かけてるし、いい役者揃えてるし、みどころいっぱい。
・京大が最先端みたいに描いてる
>>続きを読む

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

-

タイトル通りの内容。
映画音響の歴史や進歩、その効果なんかをダイジェストでやってくれるので、映画の楽しみかたが重層的になるという得しかない内容。
長大なドキュメンタリーをぎゅっと縮めたような構成で「富
>>続きを読む

北爆 ホーチミン・ルート 〜ベトナム黙示録〜(1985年製作の映画)

-

ソビエト・ベトナム合作のスタンダードサイズ(というよりテレビ映画?)の作品。レンフィルムもモスフィルムも関わってないのでクオリティは推して知るべし。画面には全編にわたって黒い縁取りがあり、それが斜めに>>続きを読む

バルト大攻防戦(2002年製作の映画)

-

エストニア独立戦争(1918年-1920年)が題材の青春群像劇。
ウェイウェイした学生たちがウェイウェイしたまま義勇兵をやることになる。
占領していたドイツが去ったのち、ロシア(白軍とボルシェビキ軍の
>>続きを読む

火龍(1987年製作の映画)

-

愛新覚羅溥儀の半生(特に「ラストエンペラー」のあとの人生)が題材の映画。
これまでの奥さんや妾を捨てて、新しい奥さんを得る。そのあたりをコメディタッチで描いてて、正直よくわからんバランス。
離婚よ!→
>>続きを読む

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

-

実話をもとにした戦争もの。ISISの拷問や、一時期話題になっていた人質の処刑動画なんかが題材。
故障した体操選手がカメラマンという天職を見つけるところからやってくれる。
ハリウッド映画によく登場する存
>>続きを読む

デンジャー・クロース 極限着弾(2019年製作の映画)

-

変わった(ひねくれた?)戦争映画が多いという印象があるオーストラリア製戦争映画なんですけど、これもちょっと変わってた。
ベトナム戦争・ロングタンの戦いが題材。
砲兵大活躍のリアルな戦闘、最前線の慰問公
>>続きを読む

1941 モスクワ攻防戦80年目の真実(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

モスクワの戦い(1941年9月30日–1942年1月7日)が題材の最新ロシア映画。最新といってもウクライナ戦争が始まる前だけど。
・ポドリスク陸軍士官学校は、1938年9月に設立されたポドルスク砲兵学
>>続きを読む

自由への闘い(1943年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

完全に埋もれちゃってるけど反戦映画のマスターピース。
どのくらいマスターピースかというとチャップリンの「独裁者」に次ぐレベル。だと思う。ほんとに。
・独創的なストーリー。
・魅力的なキャラ造形。
・「
>>続きを読む

少女ムシェット(1967年製作の映画)

-

不幸になっていく少女ムシェットのお話。
「クリスチーネf」レベルの転落なのだろうと覚悟して再生したら、けっこうゆるくて助かった。
・撮影がきれい。
・主人公が魅力的。
・キャラ設定が凝ってる。
・説明
>>続きを読む

標的の島 風かたか(2017年製作の映画)

-

沖縄基地問題が題材のドキュメンタリー映画。
「辺野古」「オスプレイ」というキーワードがある種の社会現象となってた頃に作られておりその即時性も特色。
ググっているとこの頃の論戦のあとがいまだにネットのあ
>>続きを読む

激動の昭和史 世紀の爪跡/太平洋戦争史 世紀の爪跡(1967年製作の映画)

-

ニュース映画を編集してできた太平洋戦争の総括。
ナレーターがいて、東京裁判の進行にあわせて展開する趣向なんだけど、日中戦争からやってくれるので先の大戦の流れをつかむにはもってこい。
びっくりしたのは空
>>続きを読む

シビル・ガン/楽園をください(1999年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

アン・リー監督(のブレイク前)のアンチウェスタンかつ南北戦争もの。
Revisionist Western/アンチウェスタン/修正主義西部劇は日本語に訳されてないみたいだけど、要するにヘイズ・コードに
>>続きを読む

ストップ・ロス/戦火の逃亡者(2008年製作の映画)

-

軍隊側が除隊を延長できるアメリカのストップロス制度についてのエンタメ映画。
序盤にリアルで緊迫感あふれる市街戦がある。仲間は死ぬし、大怪我するしで、命からがら戻ってくる。
故郷に凱旋するも、昔懐かしい
>>続きを読む

>|