みずきちさんの映画レビュー・感想・評価

みずきち

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聖なるイチジクの種(2024年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

典型的なイラン体制批判映画だが、ストーリーも構成も登場人物の設定もすべてが素晴らしい映画だった。

聖なるイチジクの種とは「ひとりひとりの自由と信念と平和」的な、現体制に抗い求めることそのものである。
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人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版(2022年製作の映画)

3.0

山野井泰史さんのドキュメンタリー。
クライミングのこと以外ほんとに考えてないんだなぁとわかる、質素で必要最低限な生活。本人の飾り気も良くもない率直な姿勢。
そしてこの人が体験してきた死生観は、一般人が
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スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ(2026年製作の映画)

5.0

いつも大金の動きが香るスパイダーマン。今回も巧妙にMCUの世界を繋ぎ合わせつつ、スパイダーマン作品単体の新章としても完成度高く次を楽しみにさせる作りだった。文句なしに素晴らしかった。

新章のピーター
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パニッシャー:ワン・ラスト・キル(2026年製作の映画)

3.0

致死量(いろんな意味で)のジョン・バーンサルを浴びれる50分間。ほぼ彼1人の咆哮とブチ殺しで50分保っているのすごい。

フランクはいつ観ても痛々しく可哀想で胸が張り裂けそうになる。海兵隊のときの経験
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F1®/エフワン(2025年製作の映画)

4.5

負け犬たちがリベンジロードを駆け上っていく物語で、トップガン マーヴェリックを観ているかのような、正統派で直球で王道で光100%って感じのストーリー。文句を言わさない面白さ。レースそのもののエンタメ性>>続きを読む

スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー(2026年製作の映画)

4.0

SNSで流れてくるマンダロリアンとグローグーが気になりすぎて我慢できなくなり、ドラマをシーズン2途中くらいまで観れるところまで観て映画館にダッシュ。
ハッピーに明るく観ることができてとても楽しい時間だ
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ナポレオン:ディレクターズ・カット(2023年製作の映画)

3.0

訓練されたリドリースコット信者なのでディレクターズカット版まで観ないと作品をきちんと視聴したことにならない。
キングダム・オブ・ヘブンなどと違って拡張版を観て新しい解釈を得たり評価が変わることはなく、
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悪の法則(2013年製作の映画)

2.0

なんとも反応に困る映画。
ノーカントリーの作者が脚本をしていると聞いて納得。小難しく哲学的で説教臭い。この会話回しの世界観を「なんかちょっとこういう雰囲気カッコいいよね」と感じるタイプの人でないと楽し
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ハウス・オブ・ダイナマイト(2025年製作の映画)

4.0

ハウス・オブ・ダイナマイトどころかハウス・オブ・ニュークリアで暮らす我々の滑稽さを描いた作品で、緊張感あり構成も面白かった。

核を扱うプロセスは高度にシステム化されており、それを扱う者たちは役割も細
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チャイルド44 森に消えた子供たち(2015年製作の映画)

3.5

息のつまる良いサスペンス。もう少しシリアルキラーの背景を知りたいところだったが、話の軸は殺人ミステリーではなく、スターリン体制の恐怖に置かれている。こっちもかなり怖い。こんなのみんな狂うよね。

おそ
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.0

緊迫感あって面白かったが、いちいち哲学臭くて小難しい。

この世の不条理の前には、自分の決断なぞ大して重要ではなく、運命に身を委ねるしかないぜっていう超冷笑的提案?

レッド・オクトーバーを追え!(1990年製作の映画)

4.5

名作。

まず冒頭5分が重厚で格式高く素晴らしい。
凍てつくソビエトの凍土に、覚悟を決めたショーンコネリーの貫禄ある目元と軍服、「今朝は一段と冷える」「出発の時だ」からの、フルオーケストレーションと共
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プロジェクト・ヘイル・メアリー(2026年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ライアン・ゴズリングらしい、ハートフルでポップでそして骨太なSFだった。

ストーリーはいろいろとご都合展開なのだが、「先は何が現れるのか?このバディは次にどうやって状況を変えていくのか?」と、細かい
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.0

事前知識ゼロで今さら鑑賞したので、もっと気楽に観れるものと思っていたら、こんなにコテコテに世界観作り込まれたSF古典でびっくりした。
原作の圧倒的な世界観を媚びることなく真剣に映像化しましたという映画
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エディントンへようこそ(2025年製作の映画)

3.0

コロナをきっかけに様々なすれ違いが引き起こされ、複雑に絡み合って取り返しのつかない事態になっていく…
予想できない展開と、滑稽さ&シュールさに目が離せず終始引き込まれた。
常識と狂気を併せ持ったシェリ
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リモノフ(2024年製作の映画)

2.0

パンク精神と、少しの退廃的な雰囲気にあふれたあっという間の2時間半。
映画の演出がおしゃれでちょっとクレイジーなので誤解されそうだが、彼の原動力だった孤独や怒りといった感情は、誰しもの心に響くのではな
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雪風 YUKIKAZE(2025年製作の映画)

1.0

邦画商業映画のクソなところを全部詰め込んだ作品。

ジュラシック・ワールド/復活の大地(2025年製作の映画)

4.0

「あの頃のジュラシック」に思い入れが強い人は厳しい意見になるのはわかるが、私はとても楽しく観れて大満足だった。ストーリーもソツなかったしハラハラできたしキャラクターも良かった。大きな感動も無い代わりに>>続きを読む

スヘルデの戦い(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

3人の若者の群像劇。みなそれぞれの信念や葛藤をもって必死に戦っており、言葉少なく静かで暗くて辛くてとても良かった。
リトアニアで撮影されたようだが、オランダの地理的特徴の平たさ、水の危険性などその恐ろ
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

フィルたちカウボーイの世界観を支配する男性的思考こそが、本作を象徴する「パワーオブザドッグ」である…と見せかけて、ピーターやばすぎないか。彼の残忍で冷酷で、おそらくホモセクシャルで、(実の)両親に対し>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

ウッと思うところはたくさんあり、一部界隈ではこのあたりが受け付けられないんだろうなぁというのは理解できたが(PRと資本の香り、いろいろな形の社会的弱者の描写、日本的美徳の押し付けなど)、総じてあたたか>>続きを読む

教皇選挙(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「確信」は身を滅ぼし、「野心」は周囲に露呈する。

コンクラーベの話で2時間ももつのだろうか、密室殺人事件サスペンス的にするのだろうかと思いきや、心理描写と会話オンリーで波を作り、どんどん引き込んでい
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ファンタスティック4:ファースト・ステップ(2025年製作の映画)

3.5

母は強し、スーは最強。

マーベルにとって非常に大切なチームであるファンタスティック・フォー。彼らへの愛や先行作品へのリスペクトを多く感じられた。作品内の人類の価値観もファンタスティックフォーを中心に
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ザ・コンサルタント2(2025年製作の映画)

1.5

うーん?微妙すぎないか?
ストーリーがすべてにおいてよくわからないし、弟の無理矢理なコメディ要素も浮いている。ベンアフレックとジョンバーンサルのタッグでの銃撃戦を見れることくらいしか良いところしかない
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.0

天才会計士、凄腕スナイパー、体術もいけますそして高機能自閉症…属性盛りまくったベンアフレックのモシモジ演技がたくさん観られる映画。
主人公の繊細な精神世界を描くフレームワーク描写がどこも美しかった。特
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誰もがそれを知っている(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

すごく面白くて怖い話だった。

婚姻などによって没落した地主一族に潜む、悪意のない構造的暴力。パコが使用人家系から懸命に発展させた土地とそのお金は、結局元の主の一族に返上するような形になってしまったの
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彼女が消えた浜辺(2009年製作の映画)

4.5

ファルハディ作は別離に続いて2作目だが、この人は唯一無二で天才なんだなと確信した。これもジャケット写真から感じる地味さの不安を見事に裏切ってめちゃめちゃ面白かった。
背景にある構造的男性優位は少しだけ
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シリアナ(2005年製作の映画)

2.0

アメリカの中心思想がクソっていう話。そのせいで、優秀な指導者からなんの罪もない低下層労働者まで簡単に犠牲になる。

4つの視点が動いているのと(しかもうちひとつ、パキスタン青年の話は他とは一見は絡まな
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.5

正義感と正常な倫理観をもつエミリーブラントが受け取る混乱、恐怖を観客も同様に受け取り、そして置いていかれる。ベニチオ・デル・トロ、スイッチが入ってないときは様子のおかしいオジサン、スイッチ入ると凄みの>>続きを読む

ファンタスティック・フォー:銀河の危機(2007年製作の映画)

3.0

チームとしての結束、末っ子の成長、ヴィランの葛藤など、前作より面白かった。