城戸さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

城戸

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クロコダイル(2000年製作の映画)

3.5

面白かった!ごまかしごまかしの連続だけど、アイデア豊かに見せ場たっぷりなのでまったく嫌味がない。恋人の死を聞かされた女性が対岸にいるワニへと冷静に視線を移すような瞬間がさらりと撮られていてカッコイイ!>>続きを読む

ANON アノン(2018年製作の映画)

4.6

主観映像が本当に面白くてずっと見てられる。何よりもアマンダ・セイフライド。寂れたルックや妙に傾いたカメラは苦手だがお約束なんで…。

ザ・コントラクター(2022年製作の映画)

2.0

ドラマすぎてつまらんかった…。棒立ちでキビキビノソノソ歩くクリス・パインをもっとキャッチーに演出するくらいの色気があってもいいんじゃないかね。あと連続性を損なうようなへんてこな編集もピンとこなかった。

トランサーズ/未来警察2300(1985年製作の映画)

4.1

職人チャールズ・バンド、本当に面白いし、見ていてまったくストレスがない。何より空間と位置関係をキッチリ見せてくれるのが嬉しい。そりゃ完璧な出来ではないだろうが、特に文句のつけられそうなところが見当たら>>続きを読む

さよならみどりちゃん(2004年製作の映画)

4.5

画面外から色んなことが聞こえてきて、自然とみんなの声を覚えてしまう。本作に限った話じゃないしうまく言えないのだけど、映画の画面に映っている人物が、画面内の鏡にも映り込んでいるとき、俺と鏡に挟まれた映画>>続きを読む

昼も夜も(2014年製作の映画)

3.0

開き直っているようなキツさが俺にはまっすぐにキツい。特に会話、ジャルジャルの「芯からおもんない奴」を思い出してしまった。犬にポークと名付けるセンスなんかいかにも「オジサンの考える自由な若い女性」そのも>>続きを読む

先輩と彼女(2015年製作の映画)

4.5

チョー好き!センスがいいよね。ギャグセンもそうだし、歴代の試験の過去問を集めたファイルを先輩伝説と呼ぶのも洒落てる。何より風に舞った答案用紙に書かれていた名前で志尊淳の好きな人が分かってしまう(しかも>>続きを読む

ハニーレモンソーダ(2021年製作の映画)

2.0

110分使って機嫌が悪くなったり良くなったりを繰り返すだけ。さすがに舐めすぎじゃないの!

ウォリアーズ(1979年製作の映画)

3.0

ヒル印の活劇っていうよりいかにもアンセムっぽい感じであんま好みじゃないんだが「いま何かが欲しい。短い一生の間に」って超禿同、、、。大人同士、いま互いにキスをしたいと思ったときに、しない理由は何だろう、>>続きを読む

キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

3.9

横並びのGReeeeNに対して多用される縦構図。踏切で菅田将暉が泣いて走って電車2台とかシャーペンとかまっとうに感動したけども、キセキ聞いて救われる平祐奈のエピソードとかいらないよ。人の役に立ち合戦じ>>続きを読む

危険な女(1959年製作の映画)

4.0

おもしれー。ピシッピシッとしててこういうの大好き。めちゃキュンキュンした~

恋と嘘(2017年製作の映画)

3.5

政府が個人の結婚相手を斡旋するという狂ったシステムを受け入れるどころか待ち望んでいる人たち。プロパガンダ的なハリボテっぽさに、この手のジャンルが元来少なからず抱えているそれが乗っかって、メタ的な批評性>>続きを読む

ほんとにあった!呪いのビデオ67(2016年製作の映画)

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『奇怪な過去』が怖いのはそうなんだけど、何より、合唱コンクールの映像の終わりに出るあの顔なに?チョーびびったんだけど!

ヒッチハイク(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ふつうに面白く見てたけど、時空を超えていることが判明した途端すべてどうでもよくなった。時空を超えて一体なにになる?まっすぐ悪魔のいけにえでいいじゃないか。こいつら時空超えてるのに双子で金髪で包丁持って>>続きを読む

ほんとにあった!呪いのビデオ66(2016年製作の映画)

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『声』傑作!超怖い。ついに自撮り棒の登場する時代になったか。あと『樹海』、証明写真機の上にいたのと似てて怖かった。幽霊の目が動くのが俺ムリっぽい!あと意図的になのだろうけど、仮にも心霊・オカルトを追っ>>続きを読む

となりの怪物くん(2018年製作の映画)

2.9

ドラマすぎるというか、すべてに理由と起源があって疲れる。現在というものがない。彼らは皆、人間というより、過去を克服する装置が作動しあっているような状態で、作中で”怪物”と謳われる菅田将暉が最も自由で、>>続きを読む

ほんとにあった!呪いのビデオ65(2015年製作の映画)

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映像はどれもすごい良いんだけど、メインシナリオ『MEMORY』がいくらなんでも冗長すぎる。せめて図で説明してくんないと俺わかんない!

未成年だけどコドモじゃない(2017年製作の映画)

3.1

「鳴らしたら永遠になっちゃうよ?」で泣きそうになっちゃった。電気をつけたら離婚届があるから電気を消して泣く、っての、切ないね、、、、。しかし金持ちが自立のために貧しい暮らしを送るという話はちょっと引く>>続きを読む

あのコの、トリコ。(2018年製作の映画)

3.1

題材からして難しいんだろうけど、素人の吉沢亮がモデル・役者として人の目をひく理由に「見た目が良いから」以上のものが見せられないのは寂しい。中盤、長回しの中でシュートを(下手とかじゃなく運みたいなもので>>続きを読む

センセイ君主(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

竹内涼真が笑った瞬間、俺もヤバかった……。あれだけ善良な前振りのなされた合唱コンクールは、竹内涼真と、浜辺美波にとって恋敵である新川優愛との思い出の曲を、ふたりの指揮と伴奏に挟まれながら歌うという異様>>続きを読む

ほんとにあった!呪いのビデオ64(2015年製作の映画)

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「トイレ」超怖い!スケープゴートやっと終わったなあ、カットバックは燃えたけど、ずっと何が何だかわかんなかったんだよね。

チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

4.0

派手なグロゴアがあるわけではないけども、細かなアイデアの連続する80分の小品。特に舞台となるチャッキー工場のセットをフルに活かしたゴージャスな最終決戦が最高。あと追っかけっこするときの夜間の撮影がめっ>>続きを読む

PとJK(2017年製作の映画)

4.9

奥に開けた道を徒歩なり自転車なりで進んでいく人間の背中を捉えた移動撮影を見るといつも「ウォーキングのひむ太郎だ」と思ってしまうんだけど正式に何というんだろう。全編、人間ではなく空間が主役になっているよ>>続きを読む