honeyhollowさんの映画レビュー・感想・評価

honeyhollow

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日記形式主義

Twitterでかかない分の補足したりしなかったり言い方変えただけだったり

ライオンは今夜死ぬ(2017年製作の映画)

3.5

即興の機微とか。アバンタイトルのカメラのパンしそうでしない感じ。緩慢さに支配された死生観。じくじくした達観の先の、それでも新たな別れの手触り。ちょっぴり泣いた。でもわりとどうでもいい

帰ってきた狼(1966年製作の映画)

2.5

話はおもしろかないけど、ひとの距離をとらえる姫田カメラよ。高品格最強。

競輪上人行状記(1963年製作の映画)

4.0

大好き。終始未亡人的淫靡さと図々しさとたくましさを併せ持つ南田洋子。ギャンブル狂の成れの果ての残滓の妖精みたいな渡辺美佐子。ふたりのインパクトに挟まれて、上人の安定してフラットな転落の暗さ惨めさに引っ>>続きを読む

ユキとニナ(2009年製作の映画)

3.5

併映「黒髪」「世界の質量」まとめて。前者の音と後者の陰影。抗いもなく静かに絡めとられていく不穏さを堪能。

ニューヨーク、愛を探して(2016年製作の映画)

1.0

いやー、平板の極致。確かに母と娘はいるけど、女はいない。親子はいるけど、母も誰かの娘であるといった連綿たるつながりはない。好みなので産科医のDave Baezの名前だけ覚えた

人間の値打ち(2013年製作の映画)

2.5

収まりがよくてなんだか好みじゃないな、と思ってたらエンドクレジットで冷めてしまった。テデスキがつけこまれる隙は悪くないんだけど、ゲスの扱い方がいまいち。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.5

松岡茉優も素晴らしいのだけど、黒猫チェルシー。ここぞのここぞまで自己酔いと顔筋笑いと勝ち目51%をのぞかせる嫌らしさが最高。ありきたりな人生破れ鍋に綴じ蓋に、ありえない付箋の湿り方。オタクだけど、オタ>>続きを読む

ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

2.0

グダグダとゆるゆるの相乗。これは誰向けに何のためにつくったの。疑似家族の画が何の切なさもないとこと結果が合致してるのはいいけど

ホームレス理事長 退学球児再生計画(2013年製作の映画)

3.5

美談に溺れてる計画なしのおっさんの世間との距離感、あのスナック的なスナックのお客さんしかいない強烈な営業の様子でだいたいOK。




NPOの記録も更新されていないし、池村監督も亡くなられていて、溜
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わたしたちの家(2017年製作の映画)

3.5

回り廊下に尽きる

伏線乞食になんじゃらほいと思うけど、そこを執拗に質問してた黒沢師匠 (トークにて)

はなされるGANG(1984年製作の映画)

3.0

聞き取れないことがデフォルトなら楽。回ってる観覧車×360°パンと足元の相澤の小さな輪の構造。真逆の台詞ミックスからの不協和音~混沌の落としへ。メタの青臭さを恥じない恥じらい。もっとアレかと構えたけど>>続きを読む

Sweet Rain 死神の精度(2007年製作の映画)

1.5

なるべく説明しないようにと配慮してるのが逆にうるさくなってしまっている感。犬の字幕とかダサくて倒れそう

心の指紋(1996年製作の映画)

4.5

てらいのない真っ向勝負。ナバホの馬と車の融合もさながら、心の通い合いの末に、かたや転がり落ちるウディ・ハレルソンと一方でアメリカの雄大な自然に抱かれるジョン・セダがシンクロするさまにゾクゾクする。>>続きを読む

レベッカ(1940年製作の映画)

4.0

デュ・モーリアはいつからデュ・モーリエになったのだ。フォンテインのイモっコぶりとレベッカ棟の天井の高さを余すところなくみせるカーテンと光はほんに素晴らしく

パラダイン夫人の恋(1947年製作の映画)

4.0

脚本がなんだか喋りすぎとか置いておいても、前後半の歪みにグレゴリー・ペックの訳分からん一貫性があるのが好き。ジュールダンの法廷における入廷&退廷シーンだけで飯三杯。散りばめたセクハラ判事や拗らせインテ>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

くだらないけど、くだらなさすぎる前作よりよかった。ストロングのために。テイタムの似合わなすぎる紳士姿にまた期待。酒好きとしてはウイスキーネタで笑うんだけど、ジェフ・ブリッジス出てるだけで許しちゃうのも>>続きを読む

MR.LONG/ミスター・ロン(2017年製作の映画)

3.5

ご都合主義も倫理観も超越して、チャンチェンが訳も分からず真摯に料理してるだけで個人的に価値あり。希望と絶望を描写する空の切り取りかた、よかった

サボタージュ(1936年製作の映画)

3.5

料理取り分けシーンの禍々しさはいうまでもなく、正義を大義名分にしない個人の図々しさと都合のよさが清々しい。

救命艇(1944年製作の映画)

3.5

限定劇ながら状況を飽きさせない小物の扱いよ。必要のなくなったブーツ、アイデンティティのカルティエ。みんなぞんざいにされてからのやけくそ暴力。人間っていいな。

今年の恋(1962年製作の映画)

3.5

年始にみられてよかったラブコメ。両家の廊下の佇まいの表情豊かさもさながら、後から押しつけがまさなく攻め&埋めてくる四代目円遊と浪花千栄子夫婦の鷹揚さに気持ちよくくるまれる

バルカン超特急(1938年製作の映画)

4.0

何回みても群像のちりばめとサスペンスの語り口のバランスの塩梅がすばらしいな。ミニチュアの車ガタゴトの愛らしさがかわいいアクセントにすら。

さらば荒野(1971年製作の映画)

4.0

意識朦朧なのに砂漠に膝をついてキャンディス・バーゲンの子宮を撃ち抜くジーン・ハックマン。サディズムと面子を肥大させた末の執拗な狂気をみた。三人の構図。桃瓶巡ってキャッキャッやってた女と男とその親友はや>>続きを読む

三十九夜(1935年製作の映画)

4.0

年の差夫婦宅の食卓の目線づかいがとにかく好き

第3逃亡者(1937年製作の映画)

3.5

ラブストーリーに比重が置かれているものの、自白が取って付けたものでなく、クレーンカメラから焦点をとらえて追い詰めていくさまをありありと描き収束させるバランスの取り方。やんちゃで小生意気な弟たちの母親代>>続きを読む

下宿人(1926年製作の映画)

4.0

スクリーンでみると、仔犬みたいなアイヴァー・ノヴェロの巨大なキス顔に思わずロマンチック盛り上がって目をつぶってしまいそうになった。靴音が透過する最初の照明ぐらぐらももちろんいいけど、メロドラマを黙示さ>>続きを読む

皆殺しの天使(1962年製作の映画)

4.5

これみると同じく饗応ものでもニェメツの「パーティーと招待客」のいかにもな時代性や直截的な青臭さがこっぱずかしくなる

砂漠のシモン(1965年製作の映画)

4.0

求道者のストイックぶりやすり寄ってくる輩の滑稽さビンビンながら、ダダ漏れする願望、キリスト教拗らせてるブニュエルのかわいさくらいかわいい

ブルゴーニュで会いましょう(2015年製作の映画)

1.0

畑の遠景はきれいだったけど、テレビの地方発ドラマと相違なかった。古典的手法を選ぶ根拠も弱いし。退屈。

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.5

このままでは太賀がこじらせ女子の好きな男ランキング(NFK)で上位にいってしまう。やだ!

ギャンブラー(1971年製作の映画)

4.0

乾坤一擲を逸したケチで見栄っ張りのウォーレン・ベイティの、己の尻拭いというには立派すぎる、やむにやまれず白銀の中を右往左往する小物っぷりが泣ける。忘れたころのレナード・コーエンの滲みいりかたの絶妙。ど>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

2.5

フォースこじらせのルークがレイに散々いけずしたわりには、そうだ!それがフォースだ!とかいう緩急ともいえないあっけない展開にずっこけてから二時間弱(適当)。こじらせ語るわりに男性キャラ全般の直情的&単細>>続きを読む

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