MASAYAさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

MASAYA

MASAYA

映画(1980)
ドラマ(0)
アニメ(0)

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.8

野球映画ではあるんだけど、プレー・シーンが1秒もないという挑戦的な作品。

野球部とスタンドの同級生達の人間模様を描いているのだが、それぞれ葛藤を抱えており面白い。

野球部出身だから手前味噌だけど、
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

あけましておめでとうございます。
2022年の初映画は本作。

見逃したと思ってたけど、ちょうど上映中だったので行ってきた。

個人的には臭いものには蓋をするという心理は非常に共感できる。
知っても辛
>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.2

以下、3作品からなるオムニバス形式の映画。

■第1話『魔法(よりもっと不確か)』
■第2話 『扉は開けたままで』
■第3話 『もう⼀度』

どれも味があってよかったが、個人的には第2話が好き。
歳上
>>続きを読む

メトロポリス(2001年製作の映画)

3.9

「人とロボットの共存都市」メトロポリス。しかし実態はロボットが酷使される厳密な階級社会だった。。

映像も美しいが、何よりメッセージが美しい。

終盤のピークで涙腺崩壊。

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.8

星新一のショート・ショートのような感覚。

モニターを越しに2分後の自分から声をかけられ、気づくと周りも巻き込まれていく。。

未来と過去を知ることができながらも、時間の短さという制約が面白みを増幅さ
>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

4.0

なんとなく男子校っぽいアホさのある作品だった。(共学出身なので分からないが、、)

本当に個性的なキャラクターばかりで、共同生活大変そうだなと感じた。

一方でだかたこそたまに見せる、結束力が光る。
>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.9

美しい作品だった。

結婚となった場合、家柄を気にする人は多い。
当事者通しの意思が最も尊重されるべきだし、他人がどうこう言うことではないが、親としては心配なところ。

ラスト好きだな。

マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.7

ステータス大好き仕事人間の話。

・人生の目的とは
・幸せとは
・リモート/対面

などなど、偶然にも今にピッタリな話題の作品。

アナケン若い!!
ベラ・ファーミガエロい!!

メランコリック(2018年製作の映画)

3.9

東大卒コミュ障、引きこもりが社会復帰を目指しまずは銭湯でのバイトを始めるが、、、

想像の斜め上を行く作品で好きだった。

経験豊富なベテランの配慮も、初心者でもも一歩踏み出す勇気にも、どちらも感動し
>>続きを読む

グローリー・ロード(2006年製作の映画)

3.7

実話ベースのスポーツ映画。

当時白人至上主義の時代の中、田舎のバスケットボールチームを強くするため黒人選手を各地からスカウト。

様々な困難に遭いながらも、それをバネにし、立ち向かう。

実力で圧倒
>>続きを読む

ベガスの恋に勝つルール(2008年製作の映画)

3.2

彼氏にフラレたキャメロン・ディアスと仕事もプライベートもうだつの上がらないアシュトン・カッチャーが酔った勢いでベガスで結婚。

なんか『ハングオーバー!』を思い出させる展開。

ハチャメチャな離婚判決
>>続きを読む

最高の花婿 アンコール(2018年製作の映画)

3.3

つまらない訳ではないが、期待していた分、残念。

前回のような爆発力はなし。

それぞれの夫婦に一定の時間を割いた分、どうしても薄くなってしまった印象。

突発的な思いつきは良くないけど、やっぱりフラ
>>続きを読む

脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.8

脳内会議が行われる様子を擬人化した恋愛映画。

『インサイドヘッド』と似たものを感じた。

早乙女には非常に苛つくが、櫻井いちこという一人の女性の成長ストーリーでもあるように感じた。

「私はあなたが
>>続きを読む

マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

3.5

なぜマルジェラのタグがあの刺繍なのか。

当時はタグを見て「(○○(デザイナー)が作った服なのね」みたいな会話がされるのが嫌いだったとのこと。

他のデザイナー映画と同様、時系列に沿って功績にフォーカ
>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

3.6

黒木華が樹木希林からお茶を教わる話。

いわゆる理屈ではなく、感性の世界であるため、なかなか身についているという実感を得がたいらしい。

合う合わないの差はあるため、頭で考えるタイプの多部未華子とかは
>>続きを読む

(1960年製作の映画)

4.0

実話ベースの脱獄もの。

同じ部屋の囚人たちが外の世界を目指して穴を掘る。

叡智の集結という感じが堪らないのと、シンプルだが、引き込まれていく展開が見事。

気づいたら脱獄を成功させてほしいと祈って
>>続きを読む

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

4.1

3人兄弟の三原家と3人姉妹の野々宮家。
この両家、以下の組み合わせですでに結婚している。

・長男−長女
・次男−次女

そこで三男と三女もくっつけてしまおうとなるのだが、当の本人達はこれに抵抗するた
>>続きを読む

ポリスアカデミー(1984年製作の映画)

3.2

警官不足により採用基準を激下げ。

結果、個性的だが箸にも棒にもかからない人物ばかりが集められる。そんな彼らはポリスアカデミーでの訓練課程を修了し、立派な警官になれるのか、、

ハチャメチャな作品は嫌
>>続きを読む

ノンストップ・バディ 俺たちには今日もない(2014年製作の映画)

3.6

銀行員と銀行員強盗による逃亡コメディ。

銀行強盗が人質として一人の銀行員を誘拐。しかしその行員、一見真面目そうに思われたが、酒を飲むと豹変。。。

マフィア相手に物怖じしない姿がカッコよかった。
>>続きを読む

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ笑った。

堤真一のキャラクターがノリよくて好き。

ヤクザの抗争を実録映画にしようとする試みもぶっ飛んでるし、登場するキャラクターもだいたいヤバい。

二階堂ふみと星野源若いな。

悪人伝(2018年製作の映画)

3.7

ヤクザの組長と刑事というあり得ない2人の利害関係が一致し、タッグを組んで連続殺人犯を追う。

無差別殺人とはいえ、マ・ドンソク兄貴を襲ってしまったのが運のツキ。

誘拐の部分はピンとこなかった。
裁判
>>続きを読む

ザ・バンク 堕ちた巨像(2009年製作の映画)

3.6

金融の要素は薄かったが、サスペンス映画として面白かった。

世界第5位の国際的な商業銀行である“IBBC(International Bank of Business and Credit)”が、ミサ
>>続きを読む

ハリウッドがひれ伏した銀行マン(2014年製作の映画)

3.6

映画へのファイナンス・スキームを確立させたフランズ・アフマンというオランダの銀行員のドキュメンタリー。

①配給会社に作品をPre Saleし、完成後はこれだけの収益が見込めることを提示。(完成後は配
>>続きを読む

レッド・サン(1971年製作の映画)

3.1

アラン・ドロン
×
チャールズ・ブロンソン
×
三船敏郎

という豪華キャスト。

日米修好条約を締結するためにアメリカに訪れた日本国全権大使一行。
しかし道中で日本の帝から大統領に贈呈する予定だった
>>続きを読む

コラテラル(2004年製作の映画)

3.3

珍しく悪役のトム・クルーズを見られる作品。

平凡なタクシー運転手(ジェイミー・フォックス)が殺し屋(トム・クルーズ)を乗せてしまったことから、犯罪に付き合わされることに、、

終盤は男と男の意地の戦
>>続きを読む

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.2

20世紀の未来の話。
情報省という上意下達のエリート官僚の世界で働く主人公が、周りの世界に辟易とし、一歩踏み出す。

夢で見ていたのは現実世界への暗示だったのか。

SF作品としてあまり楽しむことはで
>>続きを読む

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.7

とある田舎道で迷子になった1人の男性と2人の女性。
一体3人の共通点とは、、、?

そんな非現実的なことあり得るか?途中で気づくのでは?というツッコミも入れたくなるが、発想が天才的。

登場人物少なめ
>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.7

緩い。しかしそれが癖になる。

小林聡美がフィンランドに日本料理の食堂を開き、ひょんなことから知り合った日本人旅行者等と、その食堂を支えていく話。

登場人物がそれぞれ個性的で良い。
特にもたいまさこ
>>続きを読む

そらのレストラン(2019年製作の映画)

3.2

北海道で農業に携わる人たちの話。

主人公の大泉洋はチーズ工房を営み、師匠の味に辿り着けるよう道半ば。

町の農業関係者とのほのぼのとした日常が描かれる。

個人的にツボだったのは岡田将生が外資戦コン
>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

3.6

Fukaseの怪演が◎

殺人現場を目撃した漫画家が一気にリアリティ溢れる作品を書けるようになるが、、、というシナリオ。

殺人犯と漫画家が表裏一体となっていく展開が良い。

一方で『ミュージアム』の
>>続きを読む

花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.8

殺人事件なんてタイトルに付くから物騒なイメージあったけど、ゆるっとした青春ものだった。

転向してきたアリスが引きこもりだった花と、ユダという人物をストーキングする話。

花はユダに好意を寄せており、
>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

『千年女優』との2本立て。

凄まじく恐ろしい作品。背筋が凍った。
“あの”アイドル衣装はマジで狂気、、

トラウマになりかねないくらい良くできている。

千年女優(2001年製作の映画)

3.8

『PERFECT BLUE』との2本立て。

「その愛は狂気にも似ている」

発想が天才的。

一人の女性のとある男性への恋を過去、現在、未来の視点から描く。

女優としての映画の世界と、記憶がリンク
>>続きを読む

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.4

30年後の未来では未知の生物によって人類滅亡の危機に晒されるため、タイムマシンで過去に戻り、発生原因を根幹から食い止める話。

SFものとしては特段目新しくはないストーリー。

クリーチャーのインパク
>>続きを読む

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.5

高校生のとき話題になっていた作品。

ディカプリオの演技と豪華な衣装に惹かれた。

お金があっても心は満たされないが、本当に好きなひとといると、それだけで幸せということ。

ある意味良いラストだったの
>>続きを読む

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.3

素晴らしい胸糞映画(褒めてる)

しかしながら生理的に受け付けられないシーンもちらほら、、、

両親と喧嘩別れし、シングルマザーとして娘と息子を育てて来たが、ある日両親から孫に会いたいと言われて、姉弟
>>続きを読む