くろさんの映画レビュー・感想・評価

くろ

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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.5

映画館で観た方がいいと聞いて。
とにかく終始手に汗握るとどのレビューにも書かれているのを知っているからか、始まる前から手汗がすごかった。
ストーリーの展開そのものはお決まりという感じではあるが、後出し
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.1

病気のシングルファーザーが息子のために里親を探す映画。
すでに里親探しは始めており、数組の候補家族との面会が淡々と進んでいく。父子の一見普通の日常も映し出されており、親子間の愛が描かれている。
必死に
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.9

BGMも派手な演出もユーモアも全くなし。
ユダヤ人虐殺計画についての議論のみで展開される映画だが、とても引き込まれた。
議題の残虐性はさておき、規模の大きな計画とそれに対する現実的な問題点、自身の管轄
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.8

心温まる素敵な映画だった。
自分だったらこんな爺さんが近所にいたら、割と本気で引っ越しを考えるか極力交流を避けると思うから、この映画のご近所さんたちの人柄の良さを尊敬する。
人の優しさや一生懸命さが感
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ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

3.4

実話ベースの共同馬主のはなし。
感動的で綺麗にまとまっていた。
困難があっても実際にそれを乗り越えるために一番苦労しているのは調教師や馬自身だと思うが、馬主側の描写にフォーカスしているため、ちょっとあ
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25年目の弦楽四重奏(2012年製作の映画)

3.3

もっと音楽に焦点を当ててるのかと思いきや、管弦楽団メンバーのドロドロな人間関係が中心のお話だった。美しい音楽を楽しみにしていたので少し残念。いい歳して情けない振る舞いをする登場人物が多くモヤモヤ。いく>>続きを読む

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.8

女性の権利のために闘った実在の女性弁護士のお話。フェシリティ・ジョーンズは意志が強く知的な役柄がよく似合う。それでいて雰囲気が可愛らしいのでギスギスしていなくてとてもいい。前例のないことをするというの>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

何度もうるうるした。主人公を取り巻く人間もピックアップしてるのがよい。心が温まる映画。

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.8

やっぱり恐竜はかっこいい。そして初代が最高。何度観ても同じところでハラハラしてしまう。先日観た「ようこそ映画音響の世界へ」でもピックアップされており、今回は違った視点で楽しめた。最近はラプトル味方だっ>>続きを読む

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.3

映画館で映画を観たくなる映画。映画館は高いので圧倒的にオンライン派だったが、これからはなるべく映画館に足を運ぼうと思う。音響の歴史、音響担当がどう分かれているのか、どうやって音を作っているのかはもちろ>>続きを読む

彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

3.9

静かな時間の流れがとてもよかった。音楽も物語に溶け込んでいてとても素敵。実際にいたらかなりイカれた奴だと思うけど、映画の雰囲気のおかげで上手く緩和されていたのかな。外国のケーキは甘すぎて口に合わないの>>続きを読む

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.9

八方塞がりでどうしようもない、ギルバートの心情を思うとすごく胸が締め付けられた。自分がギルバートの立場だったらとっくに家を出ているんだろうな、と終始思いながら見ていた。なかなか重めのシーンが多いけど、>>続きを読む

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.5

久々に見たくなって視聴。ブルーがとにかくかっこ良すぎる!スタッフたちの短絡的な行動や後手後手の対応には、普通に考えてあり得ないので苛立ちしかなかったが、そこは映画なのでご愛嬌ということかな。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.8

3,4回目の鑑賞。以前鑑賞した時に目を背けたくなったシーンはどうしても観る気になれず、少し飛ばしながら観た。酷い現実とピアノの優雅な旋律の対比がすごくやるせない気持ちにさせる。バラード1番を弾く場面、>>続きを読む

マイ・バッハ 不屈のピアニスト(2017年製作の映画)

3.9

七転八起の人生に勇気を貰える映画。正直主人公に訪れる苦難は自業自得な部分があると感じたが、普通なら絶望するところを、今の自分に何ができるか必死になって探り挑戦する姿は素晴らしかった。バッハ以外の名曲も>>続きを読む

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

3.4

Firmarksのオンライン試写会にて鑑賞。
映像も美しく、要所要所で様々な音楽が使われているのが印象的だった。一方、社会問題がテーマだからか、終始厳しい雰囲気が続く。映画に入り込むには少し知識不足だ
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パターソン(2016年製作の映画)

3.4

雨の詩がよかった。特に大きな出来事が起こるでもなく、静かに時間が流れる映画。アンニュイな気分の時にいいかも。

コーヒーをめぐる冒険(2012年製作の映画)

3.7

ツイてない青年の1日。モノクロの映像やBGMの助けで終始アンニュイな雰囲気が漂うが、結構シビアな現実を突き付けられる。ただのお洒落映画ではなく、なんだか文学的な作品でした。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

設定はいいし、落とし所も納得のいくものだったけど、どのキャラクターも魅力がイマイチだったかも。ビートルズはあまり詳しくないけど、使われてる曲を聴いてこれもビートルズだったのか!となることが多かった。本>>続きを読む

赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

3.8

ホロドモールのことはざっくりと知っていたし、動物農場は読了してたのでストーリーは頭に入りやすかった。若干記者の鈍臭さ?にイライラしながらも展開は楽しめた。報告後のジョージオーウェルとのやり取りが少し意>>続きを読む

パヴァロッティ 太陽のテノール(2019年製作の映画)

3.9

パヴァロッティがどんな人か全く知らないまま鑑賞。いい意味でも悪い意味でも、とにかく純粋だったのかな?という印象。彼の歌を生で聴くことはもう出来ないけれど、コロナが収まればオペラを聴きにいきたいと思える>>続きを読む

小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

3.9

グッドウィルハンティングがよかったので似たような作品をと思い鑑賞。ショーンコネリーがかっこいい。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.8

才能があるのにその道にいこうとしないことを宝くじの換金に例えていたのは良かった。理屈も大切だけど自分がどうしたいか素直な気持ちになることも重要だと改めて思った。

希望の灯り(2018年製作の映画)

3.7

最後の20分くらいまで特に何が起こるわけでもない淡々とした映画だが、その中にも危うさのようなものを感じた。クスッと笑えるところもあるが哀愁漂う映画だった。

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.5

大きな出来事はないけれど、いろんな出会いが少しずつ噛み合っていくのがほんわかしてよかった。キラキラしてる三浦春馬君がこんなに冴えない役もできるなんて、今更演技の幅の広さに気付かされました。それでも笑顔>>続きを読む

17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン/キオスク(2018年製作の映画)

3.2

フロイトの考えを奥深く聞けると勝手に期待していただけに少し残念。話を通して少年の成長を見られたのはよかったものの、もう一度見たいと思うほどではなかった。ブルーノガンツの演技はさすがでした。

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

3.8

この時代のフランスのコメディ初鑑賞。特にホームパーティーのシーンはハイテクやモダンをコケにしてるシーンの連発で面白かった。最後の方に出てくる車の色合いがとてもポップで可愛かった。

軽蔑(1963年製作の映画)

3.5

ゴダール初鑑賞。昔に 女は女である、を途中まで観て苦手かなと思ったけど、今回は結構受け入れられた。女心は難しい。ブリジッドバルドーのかわいさと映像のおしゃれさがいちばんの魅力だと思う。

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.1

とても心が温まる話だった。
カウリスマキは、街のあかりを見たことがあるだけで、癖が強く、シュールでどんよりとしている印象が強かったが、こんな映画も撮っていたことに驚いた(シュールには変わりないが)。
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昔々、アナトリアで(2011年製作の映画)

3.7

正直さっぱり分からなかったが、他の人の考察を読んで納得。手に汗握るようなシーンはなく、ずっと静かな映画なのに不思議と引き込まれた。
エンドロールが検死の音と子どもたちの声というのがまた味わい深い。

あこがれ(1958年製作の映画)

3.4

大人は判ってくれない と共に鑑賞。
原題は悪童なのに、邦題があこがれ、なのが面白い。
作中の女性は確かに健康的な美人で、子供目線で描かれた彼女の魅力はイヤラしい色気がなくてよい。
彼氏と戯れて追いかけ
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.8

本当のことを言っても信じてもらえない。
とても悲しい言葉だと思った。
信じてもらえないなんて、大人になっても辛いのに、子どもにとってはどれほど辛いことか。
帽子を被れば大人に見えるだろう、発言は笑えた
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僕のピアノコンチェルト(2006年製作の映画)

3.9

音楽系が好きなので鑑賞。
正直両親の良さはイマイチ理解できない。おじいちゃんの存在にすごく救われた。
主人公の幼い頃の子役が天使のように可愛い。

日曜日が待ち遠しい!(1982年製作の映画)

3.6

ずっと気になってたトリュフォー初鑑賞。
ストーリーそのものは展開が予想できるが、出てくるファッションやらがいちいちお洒落で観ていて楽しい。サスペンスものだからかもしれないが、同時代のゴダールよりも話の
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みかんの丘(2013年製作の映画)

4.8

いい意味で期待をここまで裏切られた映画は今までなかったのでは。登場人物も少なく、美男美女も出てこない。なのに展開には目が離せない。作中話されている言語がわからないのが本当に悔しいと思った。観る前にジョ>>続きを読む

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